グランドジオウのヒーローアカデミア   作:通りすがりのヒーロー

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今回は個性のお話です。おさらいみたいな感じなので。


第41話 個性の話

僕はオールマイトに呼ばれて今仮眠室に来ている。

 

「話ってなんだろう…」

 

「出久〜」

 

「ソウゴくん!?どうして?」

 

「俺も呼ばれたからだよ」

 

「え…?」

 

ガラッ

 

「良かった、2人とも揃っているね」

 

「あの、オールマイト!ソウゴくんも呼んだんですか?」

 

「あぁ、そうさ!時乃少年も秘密を共有する者として話は聞かなければならないからね!」

 

「そ、そうなんですか」

 

「さて、とりあえず中に入ろうではないか!」

 


 

「あの、それで話って?」

 

「まず、ヒーロー殺しに血を舐められたと聞いたが」

 

「はい、血を採り入れて相手の自由を奪うという個性でした」

 

「2人とも個性を譲渡する時に言ったこと、覚えているかい?」

 

「「食え。」」

 

2人は口を揃えて言った。

 

「違う、そこじゃない!覚えてないかい?『DNAを取り込めれば何でも良い』って」

 

「え、つまりヒーロー殺しにワンフォーオールが!?」

 

「え、無いよ。分かっているつもりだと思ってたんだけど…」

 

「まぁ勝手に取られるんなら、ヤバいからね」

 

「ワンフォーオールは持ち主が『渡したい』と思った相手にしか譲渡されない。無理やり奪うことは出来ないってことさ。無理やり渡すことは出来るけどね」

 

「は、はぁ」

 

「特別な個性なのさ、その成り立ちも」

 

「成り立ち…」

 

「ワンフォーオールは元々あった個性から派生したものだ」

 

「元々あった個性ですか?」

 

「その個性の名はオールフォーワン。他者から個性を奪いおのがものとし、他者に渡すことが出来る個性だ」

 

「いやいや、ヤバすぎるでしょ。その個性」

 

「「・・・」」

 

((君に言われてもなぁ。))

 

そう思った出久とオールマイトであった。

 


 

それから俺達はオールフォーワンが社会を支配し、それを止めようとした弟に与えた『力をストックする』個性と誰にも気付かれなかった『個性を与える』個性が混ざりワンフォーオールが出来たことを聞かされた…

 

「私の代で遂に奴を討ち取ったはずだった…しかし奴は敵連合のブレーンとして再び動き出している。ワンフォーオールはいわばオールフォーワンを倒すため受け継がれた力。君にはいつか巨悪と対決しなければならない時が来るだろう。酷な話になるが…」

 

「頑張ります!オールマイトの頼み何がなんでも応えます!あなたが居てくれれば僕は何でも出来る!出来そうな感じですから!」

 

「それに、俺だって力になりますよ。そんな話聞かされて逃げてちゃあ、ヒーロー失格だからね」

 

「…ありがとう、話は以上だよ」

 

「あ、その前に、出久に宿ったもう1つの個性。あれって?」

 

「あ、そっか。まだちゃんと言ってなかったね。あの個性は・・・」

 

「…なるほど、今まで個性が発現しなかったのはそういうことだったのか。そのアークとやらはオールフォーワンと関わりがあるのかい?」

 

「いや、そのようなことは聞いてないです」

 

「ってことはアーク復活を目論んでる奴は別で行動してる可能性もあるね」

 

「うん。なんにせよ、この個性とワンフォーオール。2つの個性を使いこなさないと!」

 

「個性届とかの件は私に任せたまえ。個性名は希望あるかい?」

 

「…そうですね、『善意の戦士(ゼロワン)』なんてどうでしょう?」

 

「分かったよ、じゃあそういう風に色々しとくね」

 

「「じゃあ、失礼しました。」」

 

俺達は仮眠室を出て、支度をして帰った。




今回は出久の個性名決めでした。次回から本格的にテストに入っていくと思いますのでよろしくお願いします。
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