グランドジオウのヒーローアカデミア 作:通りすがりのヒーロー
3日間の筆記が終わり、演習試験の日となった。
「それじゃ、演習試験を初めていく」
「なんか、先生多いな」
「諸君なら事前に情報を仕入れていると思うが…」
「入試みてーなロボ無双だろー?」
「花火!カレー!肝試しー!」
「残念!諸事情があって今回から試験内容を変えるのさ!」
石像のように動かなくなる上鳴と芦戸。
「変更って?」
「これからは対人戦闘、活動を見据えたより実践に近い教えを重視するのさ!という訳で、諸君等には2人1組でここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!」
「「!!」」
「なお、ペアの組と対戦相手は既にこちらで決めている。動きの傾向や親密度、諸々踏まえて独断で決めさせてもらったから発表していくぞ」
それから対戦相手及びペアの発表がされていく。
「ペアは以上だ」
「すいません、まだ時乃くんが発表されていません!」
「落ち着け飯田。まだ
「「えぇーーー!!」」
「対戦の順番は1番最後だ、分かったな」
「いや、無茶苦茶すぎんだろ!?1人で、しかもオールマイトだぞ!?」
「安心しろ、まだ説明は終わってない。まずルールの説明だが、どちらか1人がどこかにあるゲートをくぐり抜ける。もしくはカフスをかけるのどちらかだ、制限時間は30分だ」
「でもこんなの逃げの一択じゃね?って思っちゃいますよねー。なので私たち、サーポト科に頼んでこんなの作ってもらっちゃいました!」
『超圧縮お〜も〜り〜!』
(え、良いの?良いの、それ?よくよく考えたら雄英って著作権に触れるかどうかのラインを常に行ってるんだよな。まぁ、原作知ってるからもう当たり前だと思うことにしよう!)
「これを装着すると体重の約半分の重量がかかる品物さ。古典的だが、ハンデとしては申し分無い…意外と思いな、これ」
「だとしてもよぉ!時乃1人は変わらずキツいでしょ!?」
「いや、そうでも無いよ」
「え?」
「オールマイトは2戦連続でする。つまり疲労が残ってる、それに重りだ。それでバランス取ってるんですよね?」
「そういうことだ。対戦までの時間はチームで作戦を考えたり対戦中のチームを見たり好きにしろ、以上だ」
(まあ、俺はもちろん…)
「さて、今日は激務になりそうだね」
俺はモニター室で見学することにした。
「ソウゴくんも見学なんだね」
出久と麗日が入って来た。
「1人だからね、それに幾ら作戦を立ててもオールマイトならすぐ水の泡になりそうだし。」
「でも戦闘訓練でオールマイトに勝ったじゃん!」
「あれは不意を突いたから出来たんだよ。今回はそう簡単に出来ない。だから、他のチームを見て参考に出来る部分は参考にする、それが1番だと思ってね。2人は作戦組めない感じかな?」
「そう、僕とかっちゃんは話をしようにもアレだからさ…」
「青山くんは話が通じない感じで…」
「2人とも大変だね」
こうして俺たちはモニターでみんなの戦闘を見ていた。
「あ、百の番だ」
『轟、八百万チーム演習試験Lady Go!!』
俺はモニターで見ていた。
(原作だと、体育祭で負けたことで自信がなくなってたんだよな)
ところが…
「あの2人凄い!相澤先生を捕まえた!」
「相澤先生も十分に強い個性だけど、轟くんと八百万さんのチームワークの方が上だったんだ!」
(その心配は無さそうだね)
『轟、八百万チーム条件達成!』
それからどんどんチームが対戦していく。そして遂に…
『緑谷、爆豪チーム演習試験Lady Go!!』
(遂に僕たちの番だ。かっちゃんにちゃんと伝えないと!)
「かっちゃん、この試験は先生がヴィラン役で僕たちがヒーロー役という設定で、つまり戦闘能力をかんがみて戦うか逃げるかを選択する訳だけど僕らの場合ヴィランはオールマイトで、戦うのは危険というか愚の骨頂だと思うんだ。だから…って待ってよかっちゃん!」
「付いてくんな!」
「ま、真っ直ぐ進めばオールマイトが待ち構えているはず!ここは迂回して…」
「なんで逃げなきゃなんねーんだ?ぶっ倒した方が良いに決まってんだろーが!」
「戦闘は何があっても避けるべきだし!」
「終盤まで翻弄して、疲弊した所を俺がぶっ潰す!」
「オールマイトに勝つなんて無茶だよ!」
ドカッ!
「うぅ…」
「これ以上喋るな!ちょっと調子が良いからって喋んなムカつくから!」
「待ってよかっちゃん、試験に合格するために僕は言ってるんだよ?聞いてってかっちゃん!」
「だーかーら!テメェの力なんざ合格に必要ねえって言ってんだろ!」
「怒鳴らないでよ!それでいつも会話にならないんだよ!」
その時…
ブォォォォ!!
「街への被害などクソ喰らえだ。私はヴィランだ、ヒーローよ。真心込めてかかってこい!」
今回は以上となります。次回、出久&勝己チーム対オールマイトの決着がつきます!お楽しみに!!