グランドジオウのヒーローアカデミア   作:通りすがりのヒーロー

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前回の続きです!原作と展開をすこーしだけ変えます!


第44話 対オールマイト・中編

「正面戦闘は不味い!逃げよう!」

 

「俺に命令すんじゃねえ!」

 

ビュン!

 

閃光弾(スタングレネード)!」

 

ピカァ!

 

「クッ!」

 

「『かかってこい』だぁオールマイト?言われなくてもはなから…」

 

ガシッ!

 

「はにゃえろー!」

 

ドカドカドカドカドカドカ!

 

「痛たたたたた!」

 

ドカッ!

 

地面に叩きつけられる勝己。

 

「カハァ、ハァハァ」

 

「そんな弱連打じゃあちょい痛いだけだがな。そして…」

 

ビュン!

 

「なっ!」

 

「君も君だ、緑谷少年。チームを置いて逃げる(・・・)のかい?」

 

「!!」

 

その時、ヒーロー殺しの顔を思い出した。

 

(なんでヒーロー殺しを思い出す!?)

 

ピョン!

 

僕はオールマイトから距離を取るように後ろに跳んだ。

 

「おっと、そいつは良くない」

 

「どけ、邪魔だ!」

 

「かっちゃん!」

 

ドカッ!

 

僕とかっちゃんは空中でぶつかった。

 

「かっちゃん!」

 

「どけ…」

 

「正面から行って勝てる訳無いだろ?」

 

「黙れ、勝つんだよ。それがヒーロー(・・・・)なんだから!」

 

「!!」

 

(そうだった、かっちゃんは小さい頃からオールマイトの勝つ姿に憧れてた。だから逃げるなんて選択肢はない。なら今の僕がすることは!)

 

「…分かったよ、かっちゃんはあくまでも戦うつもりなんだよね?」

 

「ったりめーだ」

 

「なら僕も戦う。それで文句無いでしょ?」

 

「だから俺はテメェの力なんざ借りねえ!」

 

「いい加減にしろよ!かっちゃん1人でハンデ付きとはいえオールマイトにかなう訳無いだろ!」

 

「敵の前で話し合いとは随分余裕だね!」

 

「「!!」」

 

TEXAS(テキサス) SMASH(スマッシュ)!」

 

ブォォォォ!!

 

「クッ!かっちゃん来て!」

 

僕はかっちゃんを運んで路地裏に逃げた。

 


 

「離せ!」

 

ドカ!

 

「うわ!」

 

「テメェの力借りるくらいなら、負けた方がマシだ」

 

グッ!

 

気が付いてたら僕はかっちゃんの胸元を掴んでた。

 

「そんなこと、君が言うなよ!諦める前に僕を使うくらいしてみろよ!勝つのを諦めないのが、君じゃないか…『最後に必ず勝つ』子供の頃からそう言ってた君が諦めるなんて…」

 

「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!」

 

ドカーン!!

 

「テメェさっき『戦う』っつったよな?なんかあるんだろうな?言っとくが、半端な攻撃は効かねえのはさっきの連打で分かった。そのうえでの作戦を言ってみろ!」

 

「うん、まず・・・」

 


 

(緑谷少年たちを見失ってしまった!さっさと探さねば!)

 

「おそらく、ゲートの方に向かってると思うが…」

 

バッ!

 

「こっちですよ!」

 

「背後だったか!」

 

オールマイトが背を向けると…

 

『Attention freeze!フリージングベアー!"Fierce breath as cold as arctic winds."』

 

「ごめんなさい、オールマイト!」

 

ピキピキ!

 

オールマイトの足は氷で身動きが取れなくなった。

 

「こんなもの…」

 

「俺が溶かしてやるよぉ!」

 

『僕がオールマイトを翻弄するからかっちゃんはその篭手使ってゼロ距離で最大火力、その後ゲートに向かう。これしか思い付かない。』

 

(癪に障るが、勝つにはこれしかねえ…!)

 

ドオォォン!!

 

(次はこれだ!)

 

『プログライズ!Fly to the sky!フライングファルコン!"Spread your wings and prepare for a force."』

 

ビュン!

 

「急ぐよ!」

 

「んなもん分かってるわ!いちいち言うんじゃねえ!」

 


 

僕たちは作戦通りにゲートに向かって行き、ゲートが見えて来た。

 

「もうすぐだ!脱出ゲート!」

 

(なんか無駄に可愛い!)

 

「オールマイト追ってくる様子ないね……まさか気絶しちゃったんじゃ…」

 

「テメェ散々倒せる訳ねえっつっといて何言っとんだアホが。あれでくたばるはずねえだろクソ。次もし追いつかれたらもう1つの篭手で吹っ飛ばす」

 

「うんうん、それでそれで?」

 

「!!」

 

ドカドカッ!

 

オールマイトは一瞬で篭手を破壊した。

 

「何を驚いてるんだ!?」

 

「速すぎる…!」

 

「これでも重りのせいで全然トップギアじゃないんだぜ?さぁ…くたばれヒーロー共!!」

 


 

そこからオールマイトは足でかっちゃんを抑え、片腕で僕の腕を掴んで身動きを取れないようにした。

 

「最大火力で私を引き離しつつ脱出ゲートをくぐる。これが君たちの答えのようだが、その最大火力(・・・・)も消えた」

 

「うるせえ…」

 

「!?」

 

ボオォォン!!

 

「ぬう!?」

 

「ブッ飛ばす」

 

「え!?」

 

「スッキリしねえが今の実力差じゃまだこんな勝ち方しかねえ」

 

「ちょ待、まさか」

 

「死ね!」

 

ボン!!

 

「痛つ〜!」

 

(マジか、かっちゃん…でもこのまま!)

 

New Hampshire(ニューハンプシャー) SMASH(スマッシュ)!」

 

オールマイトは空中でスマッシュを打って移動して来た。

 

グキッ!!

 

僕の背中から鳴ってはいけない音が鳴った気がする…

 

「篭手は最大火力をノーリスクで撃つ為だ。バカだったぜ、リスクも取らずあんたに勝てるはずなかったわ。行けデク!」

 

ドカーン!!

 

(体育祭での最大火力!)

 

「早よしろ!ニワカ仕込みのテメェより俺のがまだ立ち回れんだ!役に立てクソカス!!」

 

ゴッ!!

 

「寝てな爆豪少年。そういう身を滅ぼすやり方は悪いが(先生)的にトラウマもんでね」

 

ボン!

 

「った!?」

 

「早よ…行けやクソナード…!折れて折れて自分捻じ曲げてでも選んだ勝ち方で、それすら敵わねえなんて────…嫌だ……!!!」

 

(…かっちゃん!)

 

「っと、行かせんぞ緑谷少年!」

 

「どいて下さい、オールマイト!!」

 

イ ン パ ク ト

 

(5%デトロイト…)

 

「スマッーシュ!」

 

ドカッ!

 

「ゴホッ!」

 

僕はオールマイトに右手で一撃を与えた後かっちゃんを担いでゲートに向かった。

 

(気絶してる………ごめんよかっちゃん、僕ってやつは)

 

そのままゲートをくぐった。

 

『緑谷、爆豪チーム条件達成』

 


 

俺はゲートに向かった出久たちを見て、試験会場へと向かった。

 

(久しぶりにあれを使うか)




今回はここまでです。変更といっても基本的には変わりませんでしたね。次回はオリジナルです!お楽しみに!!
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