グランドジオウのヒーローアカデミア 作:通りすがりのヒーロー
期末テストが終わり、数日後…
ドヨーン
「みんな…土産話っひぐ、楽しみに…うう、してるっ…がら!」
「まっまだ分かんないよ、それもしかしたらどんでん返しがあるかもしれないよ…!」
「緑谷、それ口にしたらなくなるパターンだ…」
「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補習地獄!そして俺らは実技クリアならず!これでまだ分からんのなら貴様らの偏差値は猿以下だ!!」
「落ち着けよ、長ぇ。分かんねえのは俺もさ、峰田のおかげでクリアはしたけど寝てただけだ。とにかく採点基準が明かされてない以上は…」
「同情するならなんかもう色々くれ!!」
ガララ!
「予鈴が鳴ったら席に着け」
シーン
「おはよう、今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。したがって…林間合宿は全員行きます!」
「「どんでん返しだあ!」」
「筆記の方はゼロ、実技で切島・上鳴・芦戸・砂糖、あと瀬呂が赤点だ」
「行っていいんスか俺らあ!!」
「元々林間合宿は強化合宿だ。赤点取った奴こそここで力をつけてもらわなきゃならん。合理的虚偽ってやつさ」
「「ゴーリテキキョギィイー!!」」
「しかし全部が全部嘘じゃないさ。赤点は赤点だ。お前らには別途で補習時間を設けてる。ぶっちゃけ学校に残っての補習よりキツイからな」
「「─────!!」」
「じゃあ合宿のしおりを配るから後ろに回しておけ」
結局全員行けることとなり、休みの日に買い物に行くことが決定した。
「着いた着いたー」
俺たちは木椰区ショッピングモールに来ていた。
(ここ、デートした場所だ。気が付かなかったな)
みんなで来たのは良いものの…
「ウチ大きめのキャリーバック買わなきゃ」
「ピッキング用品と小型ドリルどこに売ってんだ?」
買いたいものがバラバラであった。
(ちょっと待て、ピッキング必要あるか?)
「みんな目的バラバラだし、時間決めて自由行動すっか!」
切島の提案により自由行動となった。
(確かこの後、死柄木が来るんだよな…)
「出久、一緒に行動しよ」
俺はポツンとぼっちになってる出久に声をかけた。
「良いけど?」
「じゃあまずはシャツを買おう!」
「え、別に必要ないけど…」
「そのよく分からんシャツじゃなくてちゃんとしたやつ買うよ」
俺は無理やり出久を服屋まで向かわせた。
「こんなのなんてどう?」
「うーん、よく分かんないなぁ」
「全く、少しはオシャレを意識しなよ」
「…うん」
とりあえず俺が選んだ服を購入した。
「次はどこ行く?」
「そうだね…」
俺たちが話していると…
ガヤガヤ
「うわ!なんだこの人混み…」
おしくらまんじゅうのような状態となってしまった。
「って、出久が居ない!早く探さないと!」
俺は人混みを抜けて、出久を探しつつ電話をかけた。
プルルル、ガチャ
『どうしたんだい、我が魔王?』
「ウォズ?実は今クラスのみんなで木椰区のショッピングモールに来てるんだけど…」
『そういうことだね。分かった、すぐに警察に連絡するよ。』
「ありがとう」
ピッ
「よし、急ぐぞ!」
僕ははぐれたソウゴくんを探していたら、死柄木に捕まり、話を聞かされていた。
「ヒーロー殺しと俺の何が違う?緑谷」
「少なくともあいつは壊したいが為に壊してたんじゃない。徒に投げ出したりもしなかった。やり方は間違ってても理想に生きようとしてた……んだと思う」
ゾワ
「!?」
「ああ…なんかスッキリした。点が線になった気がする。何でヒーロー殺しがムカつくか…なんでお前が鬱陶しいか、分かった気がする。全部オールマイトだ」
「ハッ…」
「そうかあ…そうだよな結局そこに辿り着くんだ。こいつらがヘラヘラ笑って過ごしてるのも
ギチ!
「ゔっ…!」
「救えなかった人間など居なかったかのようにヘラヘラ笑ってるからだよなあ!!」
ギチチ!
「ぐっ…」
「っと暴れるなよ!死にたいのか?民衆が死んで良いってことか?」
「───…!!」
僕が苦しんでいると…
「ハァハァ、やっと見つけた」
「ソウゴくん来ちゃダメ!大丈夫だから!」
「なんだ連れがいたのか、ごめんごめん」
パッと出久の首から手を離した。
「追ってきたらここの人間を殺す」
「オールフォーワンは何が目的だ、死柄木!」
「さあな」
そう言って死柄木は人混みに紛れ込んでいった。
「やっぱり死柄木だったか、警察はもう呼んである。出久、大丈夫?」
「うん、ありがとう」
その後警察が来て、俺たちは事情聴取を受けてそのまま帰った。
今回はここまでにしようと思います。次回も宜しくお願い致します。