グランドジオウのヒーローアカデミア 作:通りすがりのヒーロー
俺たちは非常階段の踊り場で出久たちが戻って来るのを待っていた。
「みんな、大変だよ!」
戻って来た出久たちから状況を聞いた俺たちは…
「オールマイトからのメッセージは受け取った。俺は雄英校教師であるオールマイトの指示に従い、ここから脱出することを提案する」
「飯田さんの意見に賛成ですわ。私たちはまだ学生、ヒーロー免許も無いのに戦う訳には……」
「なら、脱出して外にいるヒーローに……」
「脱出は困難だと思う。ここはヴィラン犯罪者を収容するタルタロスと同じレベルの防災設計で建てられてるから」
上鳴の提案に対してメリッサは『難しい』と告げた。
「じゃあ助けが来るまで大人しく待つしか……」
「上鳴、それで良いわけ?」
「どういう意味だよ」
「助けに行こうとか思わないの?」
「おいおい、オールマイトまで捕まってんだぞ!オイラたちだけで助けに行くなんて無理すぎだっての!」
上鳴に代わり峰田が答えた。
「俺たちはヒーローになるために雄英に入ったんだ」
「ですが、私たちはまだヒーロー活動を……」
「だとしても、何もしないのは後悔する気がするんだ」
「ソウゴさん…」
「ヴィランと戦う気かよ!?」
「いや、俺だってなるべく戦いは避けたい。かつみんなを助けたい」
「僕もソウゴくんと同じ気持ちだよ」
「USJで懲りてないのかよ、緑谷!?」
「大丈夫だよ、峰田くん。あの時とは違うから!」
(調整だって出来るようになったし、いざとなればゼロワンの力を使えば…)
「I・アイランドの警備システムはこのタワーの最上階にあるわ。敵がシステムを掌握してるなら、認証プロテクトやパスワードは解除されてるはず。私たちも設定変更出来る。監視を逃れ、最上階に行くことが出来ればみんなを助けられるかもしれない」
「メリッサさん……」
「監視を逃れるって?」
「現時点で私たちに実害はないわ。おそらく警備システムの扱いに慣れてないと思う」
「戦いを避けて、システムを元に戻すってことですね」
「そうよ」
俺の質問にメリッサさんは答えた。
「それなら行けんじゃね?」
「だよね!」
上鳴の発言に耳郎が同調した。
「デクくん、行こう!」
「お茶子さん!」
「私たちに出来ることがあるのに、何もしないでいるのは嫌だ。そんなのヒーローになるならない以前の問題だと思う」
「うん、困っている人たちを助けよう。人として当たり前のことをしよう!」
「緑谷、俺も行くぞ」
「ウチも」
「轟くん、耳郎さん!」
「これ以上無理だと判断したら引き返す。その条件が飲めるなら、俺も行こう」
「そういうことであれば、私も」
「よっしゃ、俺も!」
「委員長!百!それにZも!」
「だから何だよそれ!?ウルトラ気になるぜ〜!」
(…わざとではないんだよな?)
みんなが覚悟を決めていく中、峰田も嫌がりながらも…
「あーもー、分かったよ!行けばいいんだろ、行けば!」
「ありがとう、峰田くん!」
こうしてA組全員は行くことが決定した。
「私も行くわ。この中にシステムの設定変更が出来る人は居ないと思うし私はアカデミーの学生、役に立てると思う」
「分かりました」
「ソウゴくん!?」
「大丈夫だよ、メリッサさんは真剣だ。それにここに置いていくのも良くないし」
「…分かったよ」
「じゃあ、行こう!」
「待て」
俺がみんなに呼びかけた瞬間、誰かが声をかけてきた。
「…あなたは?」
そこにはスーツを着ていて、手にはパビリオンで見たショットライザーを持っていた。
「俺は、不破
最後はこの章でのゲスト的な感じの方に出てもらいました!それとお気に入り350件でした!ありがとうございますm(_ _)m