グランドジオウのヒーローアカデミア 作:通りすがりのヒーロー
「ハァハァ・・・」
(急いで洸汰くんの所へ行かなきゃ!正直緊急時だから使うしかない!)
「変身!」
『フライングファルコン!』
(一気に昇る!)
『洸汰聞いてた!?すぐ施設に戻って!私ごめんね、知らないの。あなたがいつもどこへ行ってるか・・・ごめん洸汰!!助けに行けない!すぐに戻って!!』
マンダレイのテレパスは洸汰に届いていた。しかし彼は施設に戻らなかった。いや、目の前に居る大男に怯え戻れなかったのだ。
「見晴らしの良いとこを探して来てみればどうも資料になかった顔だ。なァところでセンスの良い帽子だな子供、俺のダセェマスクと交換してくれよ。新参は納期がどうとかってこんなオモチャつけられてんの」
「うぁ・・・」
「あ、オイ」
洸汰が逃げようと後ろを向いた瞬間、大男が高速で回り込みその顔が月夜に晒された。
「景気づけに一杯やらせろよ!」
「お、おまえ・・・!!」
洸汰はこの男と会ったことは無い、しかし知っていた。ニュースで見た自身の両親をあの世に送った張本人、血狂いマスキュラーだった。
「パパ・・・!ママッ・・・」
恐怖により動けなくなってしまった洸汰にマスキュラーの一撃が迫る。だが、それは1人の少年により守られた。
『ライジングホッパー!』
「ぐっ、っつ・・・」
ドン!ゴロゴロ・・・
「んん?おまえは・・・誰だか知らねえけど、俺の攻撃を避けるとはおもしれぇ」
「ハァハァ・・・」
(どうする、今の衝撃でスマホが使いもんにならなくなった!それに途中までソウゴくんが着いてきてくれたけど正確な位置は伝えてない・・・。1人だ、僕1人でこのヴィランを!!洸汰くんを守りつつ・・・やれるかどうか・・・・・・)
出久が涙を流してる洸汰の方を見て決意を固めた。
「大丈夫だよ、洸汰くん。必ず救けるから・・・!」
「・・・っ!その声、おまえ・・・」
「必ず救ける・・・って?はぁははは・・・流石ヒーロー志望者って感じだな。どこにでも現れて正義面しやがる。じっくりいたぶってやっから、血を見せろ!」
(来・・・)
DOM
たった一瞬で出久を壁に叩きつけた。
「あ、いけね。そうそう知ってたら教えてくれよ。爆豪ってガキはどこにいる?一応
(かっちゃん!?)
「よ!!」THOM
「ぐっ!」
次の攻撃は何とか避けられた出久。しかし疲労とダメージがかなり動きを鈍くしている。
(目的はかっちゃん?何で・・・・・・)
「答えは『知らない』で良いか?いいな?よしじゃあ・・・遊ぼう!」
「・・・!!??」
そこから最悪の流れになった。マスキュラーが攻撃し、出久が何とか回避又は受け身を取るという完全に向こうに主導権を握られていた。
「どうした、その程度か?」
「・・・そんな訳、無いだろ!」JUMP!
出久は一気にマスキュラーに近づきパンチを放った。しかし・・・
パシッ!
「良い脚力だ。だがパワーがイマイチだな!」SMACK!
「ぐあっ・・・!」
「俺の個性は筋肉増強。皮下に収まんねぇ程の筋繊維で底上げされる速さ!力!!何が言いてえか分かるか!?自慢だよ!つまりお前は俺の・・・・・・完全な劣等型ってことだよ!分かるか俺の気持ちが?笑えて仕方ねえよ!『必ず助ける』!?どうやって?実現不可の綺麗事言ってねえで、自分に正直に生きようぜ!!」
マスキュラーが腕を振り上げトドメを刺そうとしたその時・・・
コン・・・
「ウォーターホース・・・・・・『パパ』・・・『ママ』・・・もそんな風にいたぶって・・・殺したのか・・・!」
洸汰が涙を流しながら小石投げつけた。
「ああ?マジかよ、あん時のヒーローの子供かよ?運命的じゃねぇの。あの2人は俺の
「お、お前みたいな奴のせいで、いつもいつもこうなるんだ!!」
「・・・・・・ガキはそうやってすぐ責任転嫁する。よくないぜ、俺だって別にこの眼のこと恨んでねぇぞ?俺は
マスキュラーはそう言い放ち、洸汰に近寄った。
(このままじゃあ、洸汰くんが・・・っ!)
出久は足に力を込め一気に2人との距離を詰めた。
「っとなったら、やっぱりそう来るよなぁ。ボロ雑巾!!」
「悪いの、お前だろ!!」
(こいつは強くて、スピードも劣るしダメージも与えられない!それに助けは絶望的だ!!・・・・・・なら)
すかさず左手を筋繊維の中に入り込ませた。
「これで速さは関係ない!」
「でなんだ!?力不足のその腕で殴るのか!?」
「できるできないんじゃないんだっ・・・ヒーローは!命をかけてキレイ事実践するお仕事だ!」
(ワンフォーオール・100%!!)
「あああ!!」
(なんだ!?さっきまでと様子が・・・)
SMASH!!
「うわぁ!!」
ワンフォーオール100%で撃った強烈な一撃はとてつもない衝撃波を生み出し、洸太は思いっきり吹っ飛び崖から落ちそうになる。
「わ、うわああ!?」ドサッ!
間一髪のところで出久が体を支え洸太は落ちずにすんだ。
「ごめん、ぶっ飛ばして・・・」
「あ、ありが・・・」
「ハァ・・・ハァ・・・」
変身していて分からないが、出久の体はボロボロで腕もかなりの大ダメージを受けている。
「施設に行こう・・・こっからは近・・・・・・」
ユラユラ・・・
「ウソだ・・・ウソだろ・・・?100%だぞ!?」
(オールマイトの力だぞ・・・!?)
「今のは、効いたぜ・・・!」
「くっ、来るな!」
「やだよ、行くね。俄然」
「ヴィラン連合は一体何がしたいんだ!」
「知るかよ、俺ァただ暴れてぇだけだハネ伸ばして『個性』ぶっ放せばそれで良いんだ。覚えてるか?さっきまでのは遊びだ!俺言ってたよな!?遊ぼうって言ってたんだよ!やめるよ!遊びは終いだ!お前強いもん!こっからは・・・・・・」
「本気の
「洸太くん捕まって!」
「え・・・」
ドッ!
たった1発で地形が変形してしまうほどの威力だった。
(さっきまでと比べものにならない!速さも力も・・・!遊びだったんだ!本当に、遊び感覚で殺そうとしてたんだ)
「おっと、手元が狂っちまったな。次は外さないぜ?」
(どうする?施設に行けば相澤先生がいるはず!先生に消してもらえば・・・いや、今ここで戦って勝つしか道はないんだ!)
「下がってて、洸太くん。7歩くらい・・・で、
「ぶつかったらって・・・おまえ!ムリだ逃げよう。おまえの攻撃効かなかったじゃん!」
「大丈夫」
ワンフォーオール100%!
「デトロイト・スマッシュ!!」
「〜〜〜っってええ、どうしたぁ?さっきより弱えぞ!!」
「だい、じょうぶだから!走れ!!」
「んのガキが、てめェエ。最っ高じゃねえか!!!」
ズン!!!
「ゔゔ・・・っるせえええええ!」
「血ィイイイ!見せろやあ!!」
(ごめん、お母さん!!お母さん!!!ごめん!!オールマイト!!オールマイト!!!オールマイ)
「潰れちまえぇ!!!」
バシャア!
「ア?水?」
「や、やめろォォォ!」
(洸太くん!!)
その時、不思議なことが起きた!
(これは・・・?)
出久の目の前に今まで変身したことが無い姿のゼロワンが見えた。
(けど、今は・・・!)
「後でな!な!後で殺してやっから待っ・・・・・・」
グン!
「殺させてぇぇぇぇ、たまるかぁぁぁ!!!」
(ワンフォーオール1000000%!!さらに!)
ラ
イ
ジ
ン
グ
インパクト
「デラウェア・デトロイト・スマッシュ!!!」
『洸太、あんたのパパとママ・・・ウォーターホースはね、確かにあんたを遺して逝ってしまった。でもね、そのおかげで守られた命が確かにあるんだ』
「・・・・・・何も知らないくせに・・・!」
『あんたもいつかきっと、出会う時がくる。そしたら分かる』
「なんで!!なにも・・・!知らないくせに」
『命を賭して、あんたを救う。あんたにとっての・・・』
「なんでっ、そこまで・・・・・・!」
僕の・・・僕のヒーロー
やっと更新しました。本当に遅くなりすいませんでした!
この後の流れとかは頭の中でイメージは出来ているんです!ただ時間確保が出来なくてこれからも多分めっちゃくちゃ亀更新になると思います汗