そして████になった転生者   作:にわかネット文化ファン

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這いよる暗闇

「・・・ふうん、ずいぶんと名前が売れてるんだね。

さすがは王道唯史くん。いや、今の人生では聖道唯華くんか」

 

青髪の青年がくすっと笑うが、その目は笑ってなかった。

 

「さて、TDNくん。さっそく嫌がらせしに行っておいで」

 

「人生返してください、オナシャス」

 

「あはは・・・!唯華くん、どんな表情するかなあ・・!

ガイドラインに張り付けたせいで、クラスメイトがホモレイプされたと知ったら・・・!」

 

それから数時間後・・・。

 

大東学園男子生徒A「いやー、まさかTDNが学校に襲撃するとは思わなかったよ」

 

「お、おい、大丈夫だったのか?」

 

唯華は危うくミカンをのどに詰まらせるところだった。

 

B「俺たち三人で何とか撃退した」

 

C「三人に勝てるわけないだろ」

 

「ですよねー」

 

淫夢が進出した世界において、三人相手には勝てなくなったのだ。

これは世界の絶対的な規律となり、国連憲章でも認められた。

唯華の蒔いた種が世界中に根を張ったのだ。

 

「それにしても、どうして大東なんかに・・・あっ(察し)」

 

唯華は冷や汗をかいた。身に覚えがありすぎる。

TDNは球団をクビになったのだ。

復讐しに来たっておかしくはない。

しかし、どうやって唯華だとわかったのか?

いや、やっぱりただ劣情に身を任せた行動だったのか?

 

A「それにしても、目は大丈夫なのか?」

 

「大丈夫だ問題ない」

 

B「それ大丈夫じゃないやん」

 

「まあ、目が見えなくても阿見莉愛がいるからな」

 

C「うわ、依存しまくり」

 

「それよりも気になるのは・・・どうして俺みたいなのに構ってくれるんだ。

お前ら、以前結構ひどい事言ってたような気がするんだけど?」

 

それはみたまが帰ってきたときの事。

唯華だけがみたまを庇い、ある言葉を言い放ってしまったのだ。

 

「何も成したことがないお前らのようなミジンコが、みたまを非難する資格なんてないんだよ!」

 

それに対するABCの三人の答えは・・・。

 

A「うっわ、ドン引きだわ」

 

B「さすが天才は言うことが違いますねー・・・死ねよ」

 

C「俺たちのこと見下してたんだな。最低の屑だな」

 

こうしてクラスどころか学校全体から孤立してしまったのだ。

いじめられてないだけ、まだマシだった。

 

A「あー、思い出したら、ちょっとイラっとした。ヨツンヴァインになれよ」

 

B「(黒歴史を思い出すの)やめたくなりますよ」

 

C「当時は若く・・・」

 

「・・・まあ、(俺も若かったから)多少はね」

 

今はそんな過去を乗り越えて、彼らは和気あいあいとしていた。

 

「わけがわからないの」

 

「これが語録の力よ・・・」

 

かりんはホモビを知らないから語録の力を知らないが、

結菜は知ってしまったので復讐心がそがれてしまったのだ。

淫夢語録は人を優しくするって、はっきりわかんだね。

 

(・・・そうだ、あの曲をそろそろ発表するか)

 

そのころ中央区で青髪の青年とTDNが合流していた。

 

「センセンシャル」

 

「いいよ、三人には勝てないのは常識になってしまったから。

まったく、忌々しいよ。彼は世界のルールすら書き換えてしまった。

でも、三人には三人で挑めば実質的に一対一さ」

 

青年が指を鳴らす。すると、遠野が現れた。

 

「淫夢ファミリーが揃ってくれているのはありがたいね」

 

「あなたに付いていけば、もう一度先輩に会えるんですか?」

 

青年はくすっと笑って答えた。

 

「そうだよ。さあ、そろそろ来るはずだよ。

さっそく唯華に最初の絶望を味合わせてあげよう。

転生しても、前世の業からは逃れられないのさ」

 

A、B、Cがホモレイプされたという報せを聞いたのは次の日のことだった。

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