ドラえもん~のびたの逆襲のシャア~   作:Gunninja

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第10話 全員集合

「ここから奥には入らないでください。」

 

 

戦闘区域にいたロンデニオン行きのシャトルは、ロンド・ベル隊のラー・カイラムによって保護され、乗客の受け入れ作業を行っていた。

 

 

「士官食堂からは出ないで。」

 

「靴は、足を床に押し付けるようにして、ほら。ん?」

 

 

士官食堂への誘導は思ったよりスムーズにいかない。大抵の乗客が無重力に慣れておらず、ラー・カイラムのクルーが乗客を抑えながら目的の場所へと流すようにしていた。

 

わたわたと無重力の廊下を進む乗客の行列の中にジャイアン、スネ夫、しずかの3人の姿もしっかりあった。

 

 

「ひえ~っ。ドラえもんと一緒に何度か宇宙に行ったことあるけど、この感覚は慣れねぇなぁ。」

 

「日常的に宇宙にいるわけじゃないんですもの。でも、いつか未来になったら、こういうのも普通になるのかしら?」

 

 

ジャイアンとしずかもラー・カイラムクルーの指示に従い、よたよたと慎重に足を踏みしめながら進んだ。

 

 

「この無重力もほんとは楽しんでるはずなのに……はぁ~あ。とんだ宇宙旅行だ。」

 

 

旅行の想定外のトラブルにへきえきとし、疲れの表情を見せながら行列に紛れ込むように進むスネ夫。

 

その誘導作業の様子を見に、ブライトが姿を見せた。

 

 

「状況はどうか?」

 

「艦長、この分だともう少しかかりそうですよ。」

 

 

進捗の遅さに、見えない程度に小さくため息をつくブライト。そしてもう一度乗客の行列を見ると……

 

 

「……ハサウェイ!?」

 

 

自分の息子のハサウェイの姿が目に入った。

 

 

「父さん!!」

 

 

ハサウェイが父ブライトの呼びかけに反応し、条件反射でブライトの方に向いて行列から離れた。思わず体が動いたからか、ハサウェイの体は廊下の床から離れてしまい、宙を転がるかのように浮いてしまう。宙を舞うハサウェイは天井に衝突、そのままスーパーボールのように反射してうまいことブライトのもとに流れた。そのまま流れてきたハサウェイをブライトは受け止める。

 

 

「お前、どうしてシャトルに乗っていたんだ!?」

 

「隕石が降ってくるからそれで逃げてきて……それに父さんがこの船の艦長だなんて。」

 

「母さんとチェーミンは!?」

 

「……僕だけうまく乗れたんだ……あ。あの人のおかげで。」

 

 

ハサウェイが後ろから来たアデナウアーの方を指す。

 

 

「艦長。感激の対面中、申し訳ないが。」

 

 

アデナウアーはブライトとハサウェイの間を割って入った。

 

 

「……参謀次官殿で?」

 

「そうだ。この船をロンデニオンに向けてくれ。特命を受けている。」

 

 

アデナウアーはそう言って懐から命令書らしき書類をブライトにしか見えないように見せた。ブライトは命令書を受け取ると、”あ~あ、悪い予感が的中したよ。”と言いたげなところを何とか押し殺すような何とも言えない顔になった。

 

実を言うとブライトはこの行列を見に来る前に、アデナウアーがシャトルに乗っていることは知っていた。シャトルの乗客のリストを確認しており、その中にアデナウアー・パラヤ参謀次官の名前が載っているのを目にしていた。そんな軍のお偉いさんが乗っていれば当然優先保護対象となるので、姿を確認しておかなければいけないと思い、ブライトはここに来たというのもあったのだ。

 

ブライトにとってこういったことは正直言って、かなり面倒なことだった。

 

 

「ハサウェイ、食堂に行っていなさい。事情は後で聞かせてもらう。」

 

「は、はい。」

 

 

ハサウェイは、これは自分がいちゃまずい雰囲気と捉えると、そそくさとシャトル乗客の列に戻っていった。

 

そんなシャトルの乗客の待機場所である士官食堂では、シャトル乗客でにぎわっており、これからどうなるのかと不安でどよめいているのが大半だった。

 

そんな中、士官食堂の出入り口のドアが開くと、そこにはのび太とドラえもんの姿があった。出入り口近くのシャトルの乗客は一斉に彼らを見たが、ラー・カイラムクルーじゃない子供だとわかるや否や、出入り口から、なんだ違うのかと言わんばかりに目をそらす。

 

のび太とドラえもんはあたりを見渡すと、奥のほうにしずか、ジャイアン、スネ夫の姿があった。

 

 

「しずかちゃん!!」

 

 

のび太は知っている顔ぶれが目に入るや否や、思わずでかい声で呼びかけ、のび太の声にしずかたち一同は反応し、声の方に顔を向ける。

 

 

「のびたさん!」

 

「「ドラえもん!!」」

 

 

しずかはのび太の姿を見て、ジャイアンとスネ夫はドラえもんの姿を見て、安堵の気持ちを得た。

 

 

「やあやあ、みんな無事でよかったよ。」

 

 

のび太とドラえもんはしずかたちの方に駆け寄った。

 

 

「これでいつものみんなが揃ったわね!!」

 

「ほんと、やっぱこういうパターンになるよな。いくらのび太を入れなくても、ドラえもんのおかげで結局追いついてくるんだもん。」

 

 

しずかがいつもの光景に安心する顔を見せるそばで、はあやれやれとスネ夫は憎まれ口をたたく。

 

 

「おめえその割にはドラえもんとのび太が来た時には”ひゃ~助かった~”っつってうれし泣きしてたじゃねーか。」

 

 

ジャイアンはシャトルに乗っていた数時間前のことをネタにスネ夫を突つく。

 

 

「みんな、積もる話はあると思うけど、ここでそろったのも何かの縁だ。ちょっと話を聞いてほしい。こっちだ。」

 

 

ドラえもんはあえて安心の空気を断ち切り、厳かな声でさらに奥のほうへ4人を誘導した。そこには人は集まっておらず、内緒話をするにはうってつけだった。

 

一同が席に着くと、ドラえもんとのび太は、突然ドラミをはじめ未来とのやり取りができなくなったこと、未来が消え始めたこと、ひみつ道具がいくつか消滅していっていること、その原因がシャアの隕石落としが関係しているのではないかという推測など、今まであったことの顛末を説明した。

 

 

「……それじゃあ、未来がなくなったってこと?」

 

 

スネ夫は声と手を震わせながらドラえもんに確認するのに対し、ドラえもんは無言で頷いた。

 

 

「それじゃあ、このままじゃドラちゃんも消えちゃうってことじゃないの!?」

 

「最悪の場合は……。」

 

「消える!?ドラえもんが!?」

 

 

一番声を張り上げたのはのび太だった。

 

 

「そりゃそうだ!未来が消えてなくなったんだろう?その影響でひみつ道具が消えたんなら、ドラえもんだって消えて当たり前じゃないか。ドラえもんだって未来の存在なんだし。」

 

 

のび太にとってスネ夫の突込みはまさに鋭いものだった。

 

 

「ただ消えるにしても、今まで消えた道具みたいにタイムラグみたいなものがあるから、幸いまだ消えずにはいられるみたいだけど……僕自身もいつ消えてしまうか……。」

 

 

フェードアウトするようにドラえもんの口調は暗くなっていった。

 

 

「そんな!ドラえもんが消えてしまったら、どうすればいいんだよ!!?」

 

「落ち着いてのび太さん!ドラちゃんに当たったって仕方ないじゃない。」

 

 

パニックになりながらドラえもんを揺さぶるのび太をしずかはなだめた。

 

 

「とにかく最善の策としては、まだ僕が消えてしまう前にこの事態を解決することだ。とはいえ……何が原因で未来が消えてしまうのか、はっきりとはわからないけど、このシャア・アズナブルが起こした動乱が何か関係しているかもしれないとみている。」

 

「……ん、まてよ!?ドラえもんは未来から来てるんだよね!?だったらこれから先に起こることだってわかるんじゃないの!?」

 

 

スネ夫は厳かにふるまっているドラえもんを指さした。

 

 

「今話題になってるシャア・アズナブルは、一年戦争のおかげでかなりの有名人になったんだよ?一年戦争は僕らの生まれる前の出来事だから、今ある新聞やニュース、戦争物の資料には大体出てくる。それが未来に歴史の資料としてちゃんと残されていたとしたら、ドラえもんがシャア・アズナブルを知らないわけないだろう!?」

 

「なんかすっげー難しいこと言ってるみたいだけど、ドラえもんが知らないわけなかったら、何だってんだよスネ夫?」

 

 

ジャイアンはスネ夫のマシンガントークに眉間にしわを寄せた。

 

 

「その話題のシャアが今何かやらかそうとしてるんだろう!?だったら未来の歴史の資料か何かに、”シャアが何をやって地球を滅ぼしたか”の情報ぐらいあるんじゃないの!?隕石を落とすならどれくらいの大きさなのか、その隕石の落とし方とか!手掛かりの一つくらいあるんじゃないの!?」

 

 

スネ夫はドラえもんに訴えかけた。

 

 

「……確かにスネ夫くんの言うとおりだ。僕もさっきのニュースでシャアの名前を聞いたときに同じようなことを考えたよ。シャアについてより詳しく知っていれば、この未来が消える事件に何かがつながるんじゃないかって。」

 

「だったら……ああ、そうだ!!歴史書は……消えたんだったっけ。他に、他に何か歴史に関する道具……それかドラえもんはロボットなんだから、そんな情報を検索したら何か出てこないの!?」

 

 

スネ夫の訴えは地球の延いては自分の未来がかかっているためか、だんだんとヒートアップしていく。

 

 

「……それなんだけど、僕がシャアやアムロさんについて……一年戦争などについて知っているのはごく一部だけなんだ。」

 

 

ドラえもんのその告白に、周りは一瞬静寂にかえった。

 

 

「……なに?じゃあドラえもんも歴史については勉強できてないってわけ?」

 

 

静寂を破るかのようにジャイアンが気の抜けた質問をした。

 

 

「それだけならどれだけよかったか……仮に歴史に関する秘密道具が残っていたとしても、調べられないと思う。」

 

「どうしてさ?」

 

 

スネ夫のトークにジャイアンと同じくついていけなかったのび太だが、やっと質問した。

 

 

「歴史上実際に起こったとしても、それが必ずしも嘘偽りなく100%記録されるわけじゃないんだ。」

 

「それは……出来事が起こった時点で、真相の全部が把握されるわけじゃないってこと?」

 

 

しずかは白熱するトークの中落ち着いた口調で話す。

 

 

「今ある歴史の教科書とか資料集でも、江戸時代とか戦国時代、世界大戦のことが載ってあったとしても、全部が全部書かれてるわけじゃないわ。それで不確定要素が何個かあったりして、それが後になって報道されることだってあるわ。だから考古学者の人たちはみんな研究するのよ。」

 

「そういえば、この前のニュースかなにかで昔の遺跡がまた見つかったって言ってたな。」

 

「歴史上人物は実はああだこうだっていうのも、バラエティ番組とかでやるよね。」

 

「じゃあ……恐竜の化石が新しく発見されたってのも一緒?」

 

 

しずかの話題に食いつくスネ夫とのび太とジャイアン。

 

 

「話がそれたね……。しずかちゃんの言う通りそういうこともある。実際は把握しきれてなくて、後になって真相が判明することだってある……でもそれだけじゃない。」

 

 

ドラえもんの最後の一言に、一同はえっ!?という顔つきでドラえもんに目を向けた。

 

 

「意図的に……わざと歴史のデータが消されることもある。」

 

「わざと!?なんで!?」

 

 

詰めかけたのはのび太だった。

 

 

「都合が悪いからさ。その歴史の情報が存在していると。」

 

「なおさらなんでさ!?なんか見せびらかしたらまずいものでもあるの!?実は偉い人がテストで0点ばっか取ってましたとか!?」

 

「そんなのび太じゃあるまいし。」

 

 

白熱するのび太をしり目にスネ夫は乾いた横入れをする。

 

 

「まあ、それもあるっちゃあるけど……(汗)。」

 

「あるんだ……。」

 

「……ひょっとして、危険な出来事を真似しようとする人が存在するから?」

 

 

恐る恐る、しずかはドラえもんに質問した。

 

 

「よく気が付いたしずかちゃん!……そう。人々に害をなそうとする悪い奴らも、先人のやり方を参考にしたり、模倣し、真似することもある。それで同じような手口の犯罪やテロが発生することもある。そういう事態を発生させないためにも、政府辺りが危険な情報と判断した歴史のデータは隠ぺいされて開示されないこともあるんだ。」

 

 

ドラえもんは重い口調で話した。

 

 

「その封印された歴史情報に、一年戦争……引いてはアムロさんとシャア・アズナブルがあった。」

 

 

ドラえもんの一言に一同はざわついた。

 

 

「封印されたのに、なんでドラえもんが知ってるのさ?」

 

「僕が未来にいるときに、ロボット図書館で読んだことがあるんだ。封印される直前の一年戦争の資料をね。その日一日では全部読み切ることができなかったから、続きは次の日に回したんだ。でも次の日にね、その読んでる途中だった資料はもうなくなっていた。」

 

「図書館だから、誰かが持ち出したとか?」

 

「それも考えて他の図書館や本屋を探したよ。それでも見つからないから、ネットでも検索してみた。でも情報の一片たりとも見つからなかったよ。先日までちゃんと存在していた関連サイトもまるっと消えていた。もう、世界からシャアやアムロさんに関する情報が全部消されたような感じだったよ。そのあとぐらいかな。危険な歴史は隠ぺいされるということをドラえもんズを通してうわさで聞いたのは。」

 

「それって、知ってる人も消されたりするんじゃない?」

 

 

スネ夫は恐る恐るドラえもんに質問した。

 

 

「さすがにそこまでは手が回らなかったみたいだよ。書いて残したりするのに規制がかかる程度だったから。」

 

 

ドラえもんは内心ほっとしているような感じだった。

 

 

「そういうことで、アムロさんやシャアに関する深い情報は、調べることができない。そんな感じで闇に葬られた歴史は”黒歴史”って呼ばれているんだ。その中に今回の事件のヒントが隠されていたかもしれないけど……。」

 

「「「「黒歴史ぃ!?」」」」

 

 

・・・

 

 

「ベル……それはいつもの冗談と受け取っていいのか?」

 

「半分……いえ、本気で詰めかけるつもりよ。」

 

 

ラー・カイラムのブリッジでは艦長座席に座るブライトを挟んでアムロとベルトーチカが真剣な表情で向き合っていた。

 

 

「……一年戦争でのアムロ、グリプス戦役でのカミーユ、そして前回のネオ・ジオンのジュドーといった事例があるが、本来ならば年端も行かない子供……民間人を戦場に駆り出すことはあり得ない。」

 

 

二人の間に割って入るようにブライトはコメントした。

 

 

「恥ずかしながら、この戦乱においてロンドベルも人手不足なのは事実だ。」

 

「ブライト、本当にのびた君を……?」

 

「いや、これでもまだ悩んでいる。……ベルトーチカ。本当にこの……百式の操縦履歴データは、のび太君のものなんだな?」

 

「ええ。私がしたのはほんの操縦のレクチャーよ。いわばサポート。基本的な動きは私もいじくったけど、これ見て。」

 

 

ベルトーチカはブリッジの操作盤を操作し、ディスプレイにX式がネオ・ジオンのギラ・ドーガに向けて遠距離射撃をする場面が映し出されていた。

 

 

「これをのび太君が一人でやったってことよ。まるでアムロじゃない。」

 

「確かに当時のアムロみたいなことはしているが……これを実績とみなすには、不安が残るが……アムロ、お前はどう思った?」

 

「俺もブライトと同意見だよ。」

 

「そうじゃない。いわゆる……”ニュータイプとして”の意見だ。こういう場面ならいつもの”アレ”があるはずだ……ニュータイプ特有のプレッシャーみたいなもの。」

 

 

そういうことかとアムロは受け取り、先ほどガンダムを駆っていた時の感覚を思い出していた。

 

 

「確かに一瞬……後ろから感情的な……何か勢いづいたようなものは感知した。」

 

「じゃあ、のび太君はニュータイプってこと!?」

 

 

ベルトーチカは自分のいい予感が少し的中しそうになったのか、少し興奮した。

 

 

「まだ可能性の段階だ。別にニュータイプでなくたって、感情的なプレッシャーならだれでも出せる。それをより敏感に受け取りやすいのがニュータイプさ。もしのび太君が本当にニュータイプなら、彼のほうでも何かしら影響があるだろう。」

 

 

アムロは淡々と答えた。

 

 

「そういえば、まだ目視できない距離でシャトルを察知してたわ。お友達が危ないとか言って。」

 

「それもまたネタだな。」

 

 

ブライトの中ではのび太に関する様々な情報が一つ一つ集まっていき、煮詰まりつつあった。

 

 

「倫理的な話だがベルトーチカ。のび太君がニュータイプであるかどうか以前に、彼の様な戦闘経験のない若者を戦場に出すのは残酷なことだ。それをわかって、担ぎ出すつもりか?」

 

「担ぎだすってそんな、ミネバ・ザビじゃあるまいし。」

 

「ごまかさないでくれ。倫理的なことだけじゃない。民間人を連れ出せば軍としても責任問題がでるし、いろいろな問題が付いてくるぞ。それは承知の上か?」

 

「もちろん。」

 

「じゃあ、何かそれ相応の動機があるというのか?」

 

 

アムロは逃がさんとばかりにベルトーチカを問い詰めた。

 

 

「アムロに死んでほしくない。ただそれだけよ。」

 

 

ベルトーチカの一言でその場が一瞬沈黙した。

 

 

「アムロに不幸になってほしくないという思いは、カラバにいたときから変わらないわ。だったら、のび太君が参戦してくれることで、アムロが少しでも生き延びれるのなら……!」

 

「それは、のび太君を生贄にするということか!?僕の命のためだけに若いものを晒すなら、断固として反対する。そんなバカげたことをせずとも僕だけでシャアを討って見せるさ。そのためにも君もνガンダムに携わったんだろう」

 

「生贄なんてそんなつもりはないわ。どっちも生きて帰ってくる。その可能性を、私はのび太君とアムロが手を組んでくれることで見出しているのよ。」

 

 

少し激高しかけたアムロに負けじと反論するベルトーチカ。

 

 

「……ベルトーチカの言うことを否定もできないし、肯定もできない。こうしている間にもシャアが動いているのに呑気な言い方になるが、しばらく時間が欲しい。」

 

 

ブライトの一言が締めとなったか、ブリッジの空気は落ち着き始め、本来の業務に戻りつつあり、ラー・カイラムの進路はロンデニオンに向かいつつあった。

 


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