銀色の悪魔…1st Stage(頭文字D)   作:SilviaSilvermoon

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成り行き上、秋名で高橋 涼介とバトルする事になってしまったさつき…
やれるだけの事を池谷君達と試行錯誤してみることに…


取り敢えず…1往復終了。

5連続ヘアピンの溝落としの入るタイミングと出るタイミングを入念に打合せした後、

その先の原作では高橋 涼介vs拓海で最後の高橋 涼介がタイヤの熱ダレでインを突く事ができずにラインが交差して拓海の86がインに飛び込んで決着した…あの上下線合わせて3車線分ある複合コーナーについても(※実際の拓海はこの時まだ高橋 涼介とバトルしてないけど、シュミレーションは常にやってるらしく、しっかりと意見を述べてレクチャーしてくれた。めちゃめちゃありがたい。)

 

さっき拓海にアドバイスしてもらった下りの攻略のポイントを自分のものにしようと上りも必然的にペースが上がる。(現在80%位で走っていた)

 

そしたら”人数は少ないけど人がガードレール脇に立ってるなぁ…”と思ってたらRedSunsの連中が

区間タイムを計っていたらしくて…

上りのコースレコードをあっさり更新してたらしく^^;;;その事が頂上の少し離れた所に停めて居たらしい高橋 涼介、啓介に無線で報告がいった様で…

 

啓介「兄貴ぃ~!!大変だ!ケンタからの報告で、S15のアイツ…上りのコースレコード更新しやがったらしい。」

 

高橋 涼介「ほう…上りとはいえ1発目で更新してきたのか。驚いたな。」

 

啓介「そんな呑気な事を言ってる場合かよ!どうする…俺達も出るか?」

 

高橋 涼介「……(啓介の問いかけには答えず考え込んでいるようだった。少しでもデーターを揃えて、シュミレーションを組み立て始めたのかも知れないが…)」

 

おもむろにFCの助手席に置いていたノートPCを開いてカタカタとキーボードで入力し始めた。

 

S15が頂上に到着すると、さっきすれ違い、そのまま頂上で待っていた池谷君達と合流した。

 

池谷「拓海!さつきさんっ!!ちょっとちょっと!」

 

凄い勢いで手をブンブンと振って呼んでいた。車を降りて池谷君のS13の前に集合する。

 

さつき『どした?何かおかしな事でもあった?顔がメッチャテンパってるぞ?』

 

池谷「さつきさん…今上って来る時って全開でしたか?」

 

さつき『へっ?…いや…80%位かな?まだ全開じゃないよ?』

 

健二「ヲイヲイ…マジか。」

 

樹「フツーにこんな記録出るんですね…(orz状態)」

 

何だか言ってる意味が解らず、頭の上で?が大量発生しキョトンとしてる拓海とさつき。

 

さつき『ん?全然言ってる意味わからんけど?ど~ゆ~事?誰でも良いから説明プリ~ズ?』

 

池谷「さつきさんが全開じゃなかったのにこの前の交流戦でRedSunsの弟の啓介が作った上りのタイムアタックのコースレコードを3秒も縮めちゃったんですよ。」

 

さつき『マジでか?んなわきゃ無いっしょ^^;;;拓海君にレクチャー受けてくっちゃべりながらだぞ?無い無い^^;;;』

 

池谷「ありえない事が起きてるからこれだけ騒ぎになってるんですよ。」

 

(ここで拓海が思い出したように言った。)

 

拓海「あっ…でも、途中良い感じでスピードに乗っててさつきさんが楽そうに運転してるのは感じたかも…」

 

さつき『何だ何だ?何かのゾーンにでも入ったかのような…ってか?う~ん、解らん。』

 

池谷、樹、健二「「「だぁああっ!まさに無自覚…無自覚でこんな記録出されたらたまらんわな…^^;;;」」」

 

さつき「じゃあ…とりあえずもう何本か下って上ってをしてみるか…あ!ってかさぁ、より実践的な事…試してみても良い?」

 

池谷「え?今度のバトルに向けた秘策でも思いついたんですか?」

 

さつき『いやぁ、単なる思い付きだからそこまで期待されても困るけどさ…より実践的なシュミレーションをしてみようかなって…』

 

健二、樹「「より実践的なシュミレーションねえ…???」」

 

池谷「解ったぞ!俺のS13か健二の180SXを拓海に運転してもらって模擬バトル…って事ですか?」

 

さつき『まあね…ホントは拓海君の自分の車を持ってきてもらってするのが1番ベストなんだろうけど…取りに行ってる時間もないだろうしさぁ…』

 

健二「それに拓海の86は親父さんと共同で豆腐屋さんの商売でも使ってますからねぇ…」

 

さつき『そうすると尚更親に許可取りとかも絡んでくるじゃん?だ・か・ら…俺が見込んだのは、

拓海君ぐらいのウデの持ち主なら自分の家の車ほどまでは行かなくても、ある程度乗りこなせちゃうんじゃないか…ってね。そうすればここでブロックされるかも…とかここでこうすれば前に出られるかも…とかイメージしやすいんじゃないかなってさ。』

 

話としては納得できる部分はもちろんあるけど、こればっかりは拓海がOK出してくれないと身も蓋もない事だから…と思いつつみんなの視線が思い悩むように上を見上げた後…池谷君が徐に口を開いた。

 

池谷「あ、前に俺、ブレーキングドリフトマスターしたくて拓海にS13…運転してもらったことがあるわ…言われてみれば。」

 

樹「あぁ!池谷先輩、コーナー3つで失神事件!!の…」

 

池谷「だぁああ!嫌な事思い出さすなよ^^;;;キンチョーするだろうが…」

 

さつき『え?そんなエグい運転するの?』

 

健二「さつきさんがそれ言います?気が付いてるかどうかわかんないですけど、さつきさんの運転も結構エグいっすよ^^;;;」

 

さつき『はい?マジですかい?そんなにエグいか?俺の運転って…』

 

健二「エグいなんてもんじゃないですよ^^;;;しょっぱな、俺を乗せて下るとき…初めの方で俺…意識飛んでましたからね?さつきさん、あの時”寝てるみたいだから起こさなかった”って言ってましたけど、あれ…失神ですからね?」

 

樹「あはは。健二先輩、池谷先輩の事笑ってられないじゃないですかぁ!」

 

健二「そ、それ位さつきさんの運転は異常なんだってばぁ!」

 

池谷「多分…健二も俺と同じで初めてだし、そんなのっけから飛ばすなんて事はない…って余裕ぶっこいてたんだよ。そしたらウデの違いで拓海やさつきさんには軽く流してる状態が俺たちの全開より速かった…だからびっくりしすぎて脳みそが付いて行かなかったんだ…」

 

健二「確かに…初めての峠で今、上ってきたところだし…っていうのは確かにあったなぁ。

さつきさんもとっ散らかさない程度に…って言ってたし。それが自分のとっ散らかさない程度に当てはめて余裕ぶっこいちゃったんだよな。2コーナーが迫ってきてギョンってタイヤのスキール音がしたのまでは何となく覚えてるけど…その後全然解んなくなっちゃったし…」

 

樹「ふぅ~んそうなんですね…。」

 

拓海「池谷先輩、車…貸してください。さつきさんの気持ちに応えてあげたいです!」、

 

さつき「『おおっ!やってくれるか!』」

 

拓海「ただし…さつきさん、先輩のS13をちゃんと乗りこなすことができてないかも…いいですか?」

 

さつき『じゃあ…S13には拓海君が1人で乗車。俺は池谷君と樹君を乗せてバトル。

で、健二君はスケートリンクのストレートの真ん中で待機して、2台が見えたら抜かれないように努力して。スタート時に携帯で言うからその位置からスタートのハンデマッチでどうよ?で下り切ったらそのままファミレスに行ってご飯食べようよ^^』

 

池谷「ああ…それなら何となく公平感ありそうな…」

 

健二「俺も…それなら何とかなるかも…」

 

樹「さつきさん、結構重量的なハンデって…パワーもですけど、ブレーキにも影響出ません?」

 

さつき『どれくらいでS15のブレーキがタレてくるのか…実際に走って試すのもいい機会じゃない?明日のバトル中にヤバい事になるよりよっぽど良いんじゃないかなあ?』

 

拓海「じゃ、用意…しますね。」

 

さつき『拓海君、よろしく頼むね。』

 

さつきの言葉にうなづいて池谷のS13に乗り込む拓海…って事で急遽、変則ハンデマッチ開催!

健二も180SXに乗り込んでエンジンをかけ…暖気させつつ携帯で池谷と連絡しあいながらスタート地点を目指して先に降りて行った。こちら(頂上)のスタート地点にS13とS15が並ぶ。

 

RedSunsの連中がストップウォッチで計測してるのは知ってるが…ここは本気で走りたい。

拓海はどうやらさつきの感情に気が付いたようだ。

 

窓を開けた状態で携帯を手にした池谷君のカウントが始まる。

 

池谷「じゃあ、カウント行くぞ~!5・4・3・2・1…GO!!!」

 

ズキャキャキャキャァア~!!!!激しいスキール音と共に全開、フル加速の2台。同時刻スケートリンクのストレートから健二の180SXもスタートを切る。

1コーナー手前でS13が1テンポ前に出た。S15はS13と20Cmの位置で超接近ツインドリフトをかます。

 

池谷、樹「うげっ!こ、こんなにくっついててぶつかってないって…うぇええええ!!マジか!怖っぇええええ!!!」

 

そのままスピードを殺すことなく第2コーナーをグリップでクリア。(※この時後ろに座っていた樹には見えてしまった…この時点で160Km/hを超えていると言う現実が。)

 

樹の心の声「(ひぇえええ!マジでこの人やべぇ!こっちは3人も乗ってるのに…1人乗りの拓海のS13に遅れるどころか逆に煽る位の勢いでくっついて…こんなんで後半ブレーキとタイヤのグリップ力がもつのか?

2台とも事故ってあの世行きとかイヤだぜぇ!まだ女の子とデートもHもしたことないのに!!!(←発想が健二と全く一緒じゃん^^;;;)」

 

そんな心配をよそに…甲高いエンジン音を響かせてどう見ても今日来てすぐのペースじゃない速度で次々コーナーをクリアしていく2台。

 

当然、RedSunsの連中は逐一報告を上げている様子…。

 

(※ここからは現場から届くRedSunsの連中の様子を交えてお送りします。)

 

当然、RedSunsの連中は逐一頂上に居る高橋 涼介、啓介兄弟に向けて無線で報告を上げている。

 

RedSunsのモブ1「1コーナー…うわぁああ!お互いのバンパーが20Cmと離れていない状態でツインドリフトで抜けていきましたあんなの初めて見ました。1コーナーの進入速度…171Km/h!?ちょっと怖くなってきました。報告は以上です。」

 

RedSunsのモブ2「こちらポイント2‼減速せずに突っ込んできてそのまま訳の解らない速度ですっ飛んでいきやがった!!あいつら何者だ?」

 

RedSunsのモブ3「えっと…スケートリンク前のストレート…さっきまでいたスピードスターズの180SXが移動しました。この先の5連続ヘアピンとかでパスするとかで混戦になるかも…あっ!もう2台が来ました。タイムは…この前の交流戦で86が出したコースレコードを15、6秒位短縮しそうです!!」

 

啓介「何だって!じゅ…15秒も短縮だと?一体どうなってるんだ?」

 

高橋 涼介「フッ…どうやらお互いの実力が接近していてよく似たタイプのドライビングスタイルなんだろうな。という事は…今回SILVER-MOONのさつきとバトルすれば86対策が試せて実験の実証ができると言う訳だ…」

 

啓介「そ、それにしてもこの2台…明らかにオーバースピードじゃねぇ~か?」

 

高橋 涼介「それだけどちらも本気だという事だ。お互いをしっかり認識しつつ…さつきは明日に迫った俺とのバトルに照準を合わせているはずだ。こちらはおかげで相手の癖や欠点が丸裸にできるチャンスだ…明日は楽しくなりそうだな。」

 

啓介「兄貴…どうしてあいつのバトルの相手…俺では無くいきなり兄貴だったんだ?」

 

高橋 涼介「はっきり言ってしまおうか…あいつは…さつきは現時点でのお前よりウデがはるかに上だ。そんなに甘い相手じゃない。いきなり今日来てコースレコードを上りを1本目で3秒、下りで15秒も縮めるかもしれない相手だぞ?お前がやって勝てるか?」

 

いきなりの爆弾投下で顔をひきつらせた啓介が固まっている。

そんな時にゴール地点のケンタから非情な報告が入ってきた…。

 

ケンタ「啓介さ~ん!聞こえますか!!!ケンタです。ゴール手前の合計3車線ある複合コーナーで引っかかってたスピードスターズの180SXにラインを阻まれたS13がラインを変える一瞬のスキをついてS15がアウトから前に出て…ラインが交差して逃げ切ったのはS15です。で…タ、タイムがこの前の交流戦で86が出した記録を17秒短縮です!!」

 

 

(―※ここからはNo side(-作者レーション)で進行します―)

 

 

時刻は23時を回ろうとしていた。誰しもお腹の空いてくる時間。

で、現在、走り終わってそのままファミレスに直行し…反省会を兼ねてワイワイやってます…。

 

さつき『でも、思い付きでもやってみるもんだねぇ。どうラインを崩してから立て直してインに食いつけるかとか…頭じゃ絶対考えきれないもん。あんなの。

それと…健二君が良い仕事してたよね^^必死になって抜かさせないようにしてるのが…実際の峠でよくある事じゃない?』

 

健二「そりゃあ…意地もあるけど…追いつけなくても何か爪痕位残したいしさぁ。」

 

池谷「でも、よく咄嗟にそんなこと思いつきましたね?」

 

樹「重量のハンデとか距離のハンデとかも…ぴったりでしたもんねえ…」

 

健二「そりゃ…さつきさんの経験値で感じた事なんじゃないか?」

 

さつき『意外とこの練習法ってみんなにも応用できると思うんだよね。他所から交流会を持ちかけられたら…練習方法として今後役立てられたら俺の自分のためでもあるし、みんなのためにもなる。思いついた事は取り敢えずやってみるっていうのが成功の近道になるかもね。』

 

拓海「あ、ちなみにさっきのタイム…腕時計のストップウォッチ機能で測ってみてたんですけど…(ストップウォッチのモードの表示を出してテーブルの上に置く)」

 

池谷、樹、健二、さつき「「「『ん?どれどれ…どんな感じだったん?』」」」

 

樹「あれ?このタイムって…この前のRedSunsとの交流戦で拓海の出した記録より速いんじゃ…。」

 

健二「えっと前回の時のタイムが…(携帯のメモ機能を開いて探してる)あ、あったあった。これだ…これがこの前拓海が出したタイムだ…。」

 

樹「うぇえええ!じゅ…16秒7速い…」

 

池谷「若干の誤差はあるとしても…15秒以上速いのは間違いないな。」

 

拓海「あの…さつきさん、高橋 涼介が直接走りたいって言ってたんですよねえ?…

(啓介さんじゃ相手にならないって直感したんだ…。やっぱりさつきさん…すごい人だ。)」

 

さつき『ん~まあ…高橋 啓介の名前は出さずに直で…だったね。何かグイグイ来るなぁ~って。』

 

健二「あ、それ…俺も思った。弟に先に対戦させるのかと思ってたのに…いきなり兄貴の方が出てきたからびっくりだったよな。」

 

池谷「上りでいきなりタイムをあっさり更新されちゃったんだし…ある程度は読めてたんじゃないかな。明日…高橋 涼介がどう出てくるかだな…」

 

あの後、高校生組は池谷君の家に泊まったそうな^^;;;

健二君は普通に家に帰り、俺は…泊まる場所がないので朝までコースで練習。今は朝ご飯をファミレスで食べて昨日買った日帰り温泉のチケットで温泉に浸かって仮眠して…

昼前にスタンドに顔を出した。

ブォオオンッ(端っこに停めて池谷君が居るか様子を見てる。)

 

店長「お、いらっしゃい、池谷なら今、配達に出ちゃってるけど…」

 

さつき『あ、店長さん、昨日はどうもすみません。みんな総動員で峠でワチャワチャやってたもんで…今朝はヘロヘロになってたんじゃないかと^^;;;』

 

店長「あはは。まあ…若いんだからそれぐらいしないとなあ?俺たちが現役の頃はよく仕事に寝坊して社長に怒られてたもんさ。」

 

さつき『おおぅ、耳が痛いですね^^;;;俺なんて朝まで結局コースの下見して宿に泊まれなくて日帰り温泉でひとっ風呂浴びて仮眠して…今ですもん…』

 

店長「今夜バトルなのに大丈夫かい?」

 

さつき『まあ…大丈夫かと。あ、ハイオク満タンと、エンジンオイル…交換したくて…池谷君が居ないなら自分で作業してもいいですし。』

 

店長「そりゃ、かまわないけど…普段からちゃんとメンテナンスしてるんだね。エラい!」

 

さつき『いえいえ^^;;;これでも一応整備士資格持ってますし…スタンドのバイト経験もあるんですよ。』

 

店長「そうなんだ。じゃあ群馬に住みたいとか思ったらここで働きな^^歓迎するから。」

 

さつき『えっ?マジですか?ん~悩むなぁ…もし、神奈川でリストラされたら使ってくださいね^^;;;(ん~神奈川戻って家が無かったら最悪ここで働くのもありかも…)あ、とりあえず、ハイオク…入れてきますね。』

 

そう言って給油機に並べ…忙しそうにしてるバイト君達に設定だけしてもらって自分で給油して窓を拭いてる。

 

店長「あ、普通に給油できてるし…窓もちゃんと拭けてるか…(マジでスカウトするかな…週末だけでもどう?ってか。)結構良い逸材かもしれないなぁ。」

 

※さつきは…給油が終わるとルブ室でリフトにセットしてさっさと車を上げる準備してる…

ボンネットを開けてオイルのゲージとフィラーキャップを外してウエスに置き…ジャッキアップポイントに角ゴムをかませてリフトを手際よく上げる…14mmのメガネレンチでドレーンを緩めると流れるように廃油受けを下に置きながらドレーンボルトを外して廃油を抜きにかかる。

 

さつき『やべぇ…結構汚ねぇ。フラッシング必要かな(ボソッ)』

 

さつき『あれぇ~店長!フラッシングオイルとMobil1のRPの10W-50って1缶あります?』

 

店長「あ、ああ…フラッシングオイルがこれだな。RPの10W-50だって?結構固めなオイルだな…

う~んどれどれ…(棚卸の在庫表を見てる)あ、在庫1つだけあるなあ…奥にあるんじゃねぇ~かなあ…(ガサゴソっ)あ、あった!見つけたぞ。それとSR20の後期の黒ヘッド用のオイルエレメントだろ?」

 

さつき『さっすがぁ~(^^♪助かります。じゃあ近いうちにバイト始めるって事で、”従業員価格”でお願いしま~っすw』

 

店長「じゃあ…毎週末はここでバイトだなwよ~し、言質は取ったぞぉ~」

 

さつき『うはっ!マジでハンパなく作業が来そう…^^;;;ってゆ~か交通費出ます?』

 

店長、さつき「『うははははw』」などと話してたら池谷君が帰ってきた。

 

さつき『池谷君、お疲れぇ~居なかったから勝手に作業してるよぉ。』

 

池谷「うわっ!さつきさん…溶け込みすぎ…違和感全く無ぇ~し^^;;;」

 

そんなこんなでオイル交換とかタイヤの空気圧チェックとか水のレベル確認やベルトの張りも確認してメンテナンス終了。取り敢えずみんなでお茶しながらお金を払ってるさつき…。

 

さつき『それにしても店長ぉ~。マジでこれって従業員価格じゃないですか?工賃かからないにしても安くない?マジでラストまでバイトするかなあ?』

 

→この一言がきっかけで”非常勤のバイト”確定しましたとさ^^;;;(少なくともこれで神奈川に帰って家も職が無くなってても大丈夫なはず…)

 

帰ってからの心配も無くなったし、これでのびのびとバトルに集中できそうだ…(さつき注)

 

あの後結局ラストまでスタンドを手伝って…21時に営業終了。

とりあえずスタンドでもらったつなぎから私服に着替えて高校生組も集まったため、

ラーメン屋で軽くみんなで食事して秋名山の山頂を目指す。

昨夜の模擬バトルのせいもあって非常に今日は落ち着いている。

結果がどうであれやるべきことをやり切ったというすっきりした気持ちになっている。

15分前に到着したとき、もう高橋 涼介、啓介は来ていた。RedSunsのメンバーはもう配置についているように見える。すげぇ手馴れてる。

 

高橋 涼介「やあ、ちゃんと来てくれたようだな。感謝してるよ。」

 

さつき『いやいやいや。バトルを申し込まれてぶっちぎるほど性根が腐っちゃいませんって。

それに…たぶん、噂が1人歩きしてるようですから、実際にやってみて幻滅しても噂が勝手に大きくなった…それだけの事…と思ってください。俺は誰も出来ないような凄いテクニックがある訳でもないし。理論がどうのって言う学者肌でもない。感覚だけでやってるもんでね。ありとあらゆることが自己流・・・まあ、自己流なりにベストは尽くして頑張ってはみますけどね。それと…1つ聞いていいですかねえ?』

 

高橋 涼介「質問には誠実に答えるつもりでいるよ。あなたは礼儀を知ってる人のようだからね。」

 

さつき『じゃあ…質問。昨日俺はスピードスターズの人を巻き込んで練習してたのはとっくに知ってると思いますけど…連中とバトル形式の練習をしてた時のタイム…聞いてもいいですかねえ。実際どれ位なのか…前回の交流戦で拓海君のAE86の出したコースレコードをどれ位更新してたのか…

自分で把握していないのも何かいやでね。モヤモヤしてたんです。』

 

高橋 涼介「手元に細かい数字を持ってきていないが…前回の秋名の86の出した記録より手元の時計で17秒早かった。これは昨日1日…と言っても午後から来て…のはずだからな。たった半日でここまで行くって言うのは称賛に価すると思っている。それにまあ…余談だが、あなたに挑むのに弟を先に対戦させなかったのは、弟ではあなたに歯が立たないという事を実感したからだ。

昨日あなたは自分がハリボテにならないように…と言ったが、きちんと実力を備えている。

これは断言しておく。だからこそ弟を出さず自分が直接挑むことにしたのさ。」

 

さつき『はぉ、あのカリスマと言われる高橋 涼介に認めて貰えると言うのは率直に嬉しい事だし、今後の俺の糧になるね。今夜はしっかり全力出し切るんでよろしく。』

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