「唯一手掛かりなのはメイプル率いる楓の木だ。」
「俺たちが一勢にかかればなんとかなるんじゃね?というかクウはどうした。」
「クウさんならメイプルさん対策しに行きました!」
「「「「なるほど…。そういうことか…。」」」」
「…きっとバケモンになって帰ってくるんだろうな。」
その思いが現実となって帰ってくることをペイン達はまだ知らない。
現在俺はギルドホームから離れメイプル対策に何かスキルを身につけようとしてるんだが…。
「なんもねぇな。メイプル対策っていっても1つしかないしそれに速刃は当たればほぼ溶けると思うんだがな。あの盾がなぁ…。」
速刃の唯一の弱点といえば盾にはほぼ効果がないということ。しっかりとプレイヤー本体に当てないといけないのである。
「なにかないものか…。ん?あれは…。」
何か落ちてる?なんかのアイテムかな?
「〔剣士の高み〕?なんだこれ。説明ないしなんかのクエストのキーアイテムか?」
「それ〔剣士の高み〕か?そんなところにあったのじゃな。」
やっぱクエストのキーアイテムぽいな。
「これ貴方のか?」
「そうじゃが、何かの縁じゃ。それをお前さんにやるから使用してみぃ。」
使う?これを?
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〔剣士の高み〕
使用すると【片手剣の心得Ⅴ】【両手剣の心得Ⅴ】【双剣の心得Ⅴ】【短剣の心得Ⅴ】のいずれかを取得している場合【剣聖】を獲得できる。またクエスト『円卓の騎士』を受諾できる。
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よくわからんが取り敢えず使ってみるかな。
『スキル【剣聖】を取得しました。クエスト『円卓の騎士』を受諾しました。』
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【剣聖】
片手剣、両手剣、双剣、短剣のいずれかを使用している際、STR値を50%増加。敵を倒していくごとに10%増加。MPの総量の半分を使うとリセット。
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これは強い。これってMPを節約すれば攻撃力が無限に上がっていくってことじゃね?運営やってんな。
「ここから先にある魔法陣を踏めば円卓会議に参加できるはず。いってご覧なさい。」
「あんた何者だ…?」
「ただの老ぼれじゃよ。ほら若者いけい。」
「わかった。ありがとう爺さん。」
魔法陣を踏めっていってたよな?…ここか。取り敢えず行こう円卓会議とやらに!
「…ここは……。」
「まさか円卓の騎士以外にここへ来れる者がいようとは…。貴様何者だ?」
円卓の騎士…。よく考えたらアーサー王伝説のやつだな。それじゃ円卓会議というのは円卓の騎士が集まって話す重要な会議では?
「…俺の名前はクウ。誰かわからないが爺さんにいけと言われてきた。白髪の。」
「白髪の老ぼれ?………マーリンめ。また欠席したな?まぁいい、クウだったか?その老ぼれことマーリンの代わりにこの会議に参加してくれると嬉しい。」
「…わ、わかった。空いてる席でいいんだな?」
「あぁ。」
「それでは円卓会議を始める!マーリンが欠席した代わりにそこのクウに参加してもらうことになった!異論は認めん!では早速論議に入る!」
周りに11人の騎士と俺のすぐ近くに騎士王アーサーが座っている。へぇ。このゲームの中のアーサー王って女性なんだな。凛々しくかっこいいな。
「今回の議題は『我々を脅やかす存在』についてだけだったんだがこの際『マーリン』のことについても話しておこう。まず『我々を脅やかす存在』についてだが"3層の北の方面にある神殿"を拠点としているらしい。民を守る為、討伐しなければならないが不幸かマーリンがいない。そこでだ。クウにマーリンの代わりとしていって貰えないだろうか。」
「へ?俺?」
「あぁ。本来なら我々が行かなくてはならないのだがこれから他の騎士達も任務なのでな。人手が足らないのだ。無論報酬を渡す。報酬は私の力の一部だ。どうだ?」
アーサー王の力の一部ねぇ。かなり化け物性能かもな。
「わかった。討伐してくればいいんだな?」
「あぁ。よろしく頼む。」
『クエスト『円卓の騎士』の進行度が上昇しました。アーサー王の推薦を受けたことによりクエストクリア後、エキストラクエスト『円卓の騎士王』に挑戦可能になりました。』
これはまた凄いことになりそうだが取り敢えず討伐しに行こう。北の神殿はあそこしかないよな。『常闇の神殿』。ご親切にワープもあるしいってくるかね。
「なんか前来た時より禍々しくなってんなぁ…。中心になんかいる…?」
目を凝らしてみると漆黒に包まれた騎士がいた。かなり強そうな。
「あいつが脅やかす存在か?取り敢えず討伐開始ッ!【縮地】【ブースト】10!【龍星雲】ッ!」
【龍剣】スキルの内の1つ回転斬り【龍星雲】をなんなくと受け止められる。が、体術を使い敵を蹴り飛ばして距離を取る。
「騎士の見た目あってかガードと攻撃が強そうだなッ!【疾風迅雷】【
【
「【
ザシュッ!!!
漆黒の騎士に続々とバッドステータスを与えていく。だが恐らくこれだけではあいつを倒しきれない。
『ガァァァァァ。マダ……マダ………キサマニハ………マケンッ!』
「ッ!喋った!?ちッ!【龍斬刹】ッ!」
ザシュッ!
『ガァッ!円卓ノ騎士ナラヌモノニ………負ケルナド………アリエナイッ!コノ我ガ負ケル筈ナド…………ナイノダ!【漆黒剣】ッッッ!』
「そうか。だがお前はここで円卓の騎士でもないやつに負けるんだよッ!じゃあな漆黒の騎士ッ!」
そういいながら敵の剣を避け間合いに入る。
「【龍嵐】ッッ!」
『ガァァァァァァァ…オノレェ…。』
そういう言葉を残しながらポリゴン片となって消えていった。
『レベルが58に上がりました。』
「よし、これでクエストクリアかな。ステータスポイントはしっかり振ってっと。まぁ取り敢えず戻りますかね。」
「倒してくれたのか!本当に助かった。礼を言う。」
「勝ててよかったよ。」
まじでメダルスキルで【
「約束通り報酬を、っとその前にだ。」
「どうした?」
「先ほどマーリンから連絡があってな。クウをマーリンの代わりに円卓の騎士へと向かい入れることに決定したのだ。まぁ表向きはマーリンなのだが実際はお前って感じだな。」
「…へ?」
ん?俺が円卓の騎士?アーサー王伝説の?mjk(マジか)。
「驚くのも無理はない。だが、ゆっくりと実感すればいいさ。さて。…クウ、お前を13席目の円卓の騎士として向かい入れる。その力を大事な物に使うが良い!」
ここはしっかりとやっとくべきだよな。
「汝から授かったこの力、正しい使い方をすることをここに誓う。ってなんか恥ずかしいぞこれ。」
「うむ。」
『クエスト『円卓の騎士』をクリアしました。称号《
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《
円卓の騎士になった証。STR値が常時1.5倍。また装備に円卓の騎士の証がつく。
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===============
【
絶対的な氷の盾を展開することができる。また味方にも付与可能。また耐久力はSTR値に依存し以下のスキルを使えるようになる。
【
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また馬鹿みたいなスキルねぇ…。アホだな。アタッカーに絶対的な盾与えてどーすんだよ。これやばいだろ。
===============
【
【
【
===============
…………………へ?化け物?バケモノ?………運営さん?なんでこんなスキル使っちゃったんですかねー。これメイプルに渡ってたら俺たち終わってたゾ?
「はぁ…。なんか獲得した俺まで胃痛がしてきた………。そういえばエキストラクエストなんかあったな。取り敢えずそれも受けてみるかね。」
それもまた胃痛を生み出す原因になるとはこの時の俺が知るよしないのである(大体は察せるが)。
「アーサー王さん。」
「お、来たか。円卓の騎士になった実感は湧いたか?」
「いやまだだよ。流石にね。」
「まぁいいさ。それよりもだ。私と戦ってみないか?少しお前の力が気になったのだ。どうだろうか?」
『エキストラクエスト『円卓の騎士王』が発生しました。受諾しますか?』
だと思ったよ。勿論yesっと。
「ありがとう。それではやろうか。その力、私に見せてみろ!」
『スキル【
うへぇ。鬼畜だなぁ。
しばらく距離をとり最強クラスの相手、アーサー王の様子を伺い攻撃を仕掛ける。
「【ブースト】10!【疾風迅雷】【
「【ホーリーセイバー】ッ!」
ガキンッッッッ!!!!!
「軽々と受け止められるかッ!」
「伊達に騎士王は名乗っていないからな。その剣はもしや【七色剣】か。まさか使い手がいるとは。だが私に状態異常は効かん!」
そういってお互い距離をとる。が、アーサー王が詰め寄ってくる。
「【
「ッ!【龍嵐】ッ!」
アーサー王が放った【
「まだ甘かったな。出直してこい!【
これが俺の初めての敗北になったのであった。流石にあの威力を少ないHPで耐え切れるはずもなくリスポーン地点である2層にあるギルドホームへと転送された。
あぁ、【
side運営
「おい!クウが【剣聖】と【
「あの鬼畜難易度の漆黒の騎士を倒したのか!?どうやって!?」
〜映像確認〜
「「「「「あ……。」」」」」
「なるほどなぁ。確かにこの方法なら余裕かぁ…。」
「だよなぁ…。」
「あ!恐らくこのゲーム内トップ5に入る最強キャラのアーサー王にクウが負けたぞ!」
「クウが死ぬことなんて初めてじゃないか?」
「だよな。」
「だが、あそこは状態異常無効化される上にかなりの回避能力、防御力が必須になってくる。さらに高い攻撃力を兼ね備えた俺たちの最高傑作だろ?そんなこんなで攻略される訳ないじゃないか。」
「確かに。」
「メイプルでも無理だろうな。なんたってアーサー王の攻撃は殺傷性の高いスキル沢山詰め込んでる上に全て防御貫通だからな。」
「確かにな。例のスキルを使っても即死は無効にできるし瞬殺されるだろ。」
「まぁこのクエスト受けられるのは1人だけだしな。クウを暖かい目で見守ってやろう。」
「あぁ。まぁもし勝てたとしたら最強クラスのスキル手に入るしな。」
「クウは元々状態異常耐性極もってるし例のスキルでもほぼ即死はしないだろうがな。」
「やってみないとわからんけどな。」
「そうだな。」
なんと今回クウくん負けちゃいましたっと。アーサー王のスキルはFateのアルトリアをイメージしました。あれの火力頭おかしいよなぁ。
主人公のステータス
クウ
Lv58
HP 30/30
MP 42/42《+200》
STR 268(2412)《+165》
VIT 0
AGI 268(1072)《+140》
DEX 0
INT 0
頭装備 (空欄)
体装備 氷龍ノ外装《STR+30 AGI+30》
右手装備 氷龍ノ両手剣《STR+60 AGI+50》
左手装備 (装備不可)
足装備 氷龍ノ下服《STR+30 AGI+30》
靴装備 氷龍ノ靴《STR+30 AGI+30》
装飾品 真価ノ指輪《MP+200 STR+15》
(空欄)
(空欄)
称号 《
スキル
【両手剣の心得Ⅴ】【体術の心得Ⅴ】【気配察知Ⅴ】【殲滅剣】【ブースト】【氷竜】【剣ノ舞】【空蝉】【絶対瞬剣】【
【龍剣】【MP自動回復】【魔力タンク】【七色剣】【
モミジ
Lv43
HP 30/30
MP 60/60
STR 20《+150》
VIT 0
AGI 206(1030)《+330》
DEX 5
INT 0
頭装備 (空欄)
体装備 覇龍ノ外装《STR+30 AGI+30》
右手装備 覇龍ノ短剣《STR+30 AGI+70》
左手装備 覇龍ノ短剣《STR+30 AGI+70》
足装備 覇龍ノ下服《STR+30 AGI+30》
靴装備 覇龍ノ靴《STR+30 AGI+30》
装飾品 覇龍ノ指輪《AGI+100 》
絆の架け橋(フィア)
(空欄)
スキル
【短剣の心得Ⅴ】【超加速】【気配察知Ⅴ】【気配遮断Ⅴ】【暗殺術】【投刃】【影潜】【魔法遮断】【