両手剣はやはり強かった(確信)   作:名無しの冒険者

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両手剣使いと偵察

モミジの超強化の3日後の現在。俺たち『6聖勇者』の上位メンバーは他のギルドの偵察に向かっていった。

 

 

〜数分前〜

 

「第4回イベントに向けて他ギルドの偵察をやろうと思う。」

 

「あぁ。それがいいと思うよ。未知は何よりも恐ろしいからな。」

 

「そんなにか?俺たち上位メンバーが本気でかかれば他のギルドはやれそうじゃないか?」

 

「それが甘いぞドラグ。特に楓の木なんて恐らく一筋縄ではいかないはずだ。メイプルは相変わらず出鱈目な強さを持っているだろうしその周りにいるメンバーはメイプルの影響を受けて爆発的に進化しているのではないか、とかな。」

 

本当にメイプルの進化は図りきれない。目撃情報によると毒竜→羊毛→天使になっているらしい。このままいけば次は悪魔とか鬼とかそこら辺が来そうだけどな。

 

「確かにな。そうと決まれば偵察だな。時間が惜しい…だろ?クウ。」

 

「あぁ。ペインには✝️虹の翼✝️とおさんぽ隊を。ドレットには竹取テラーズとCLEAR CRIMEを。ドラグにはラピッドファイヤとらいんうぉーず!を頼むな。フレデリカには楓の木を。あらかじめ炎帝の国は調べてあるから情報を一応持っていっとけ。サリーのことだ。一瞬で気づいて決闘を申し込んでくるはずだ。」

 

「え?そんなに?ていうかなんでクウがそんなこと知ってるの?」

 

「話してなかったっけ?俺とサリーは幼馴染みたいなものなんだ。ついでにメイプルはリア友だな。」

 

「「「「「ぇぇぇぇ!?」」」」」

 

あれ?真面目に話してなかったっぽい?

 

「そんな話聞いてないぞ!?」

 

「ありゃりゃ。すまんすまん。でだフレデリカ。決闘を申し込まれた時に気をつけるべきことを2ついうぞ。」

 

「う、うん。何を気をつければいいの?」

 

「1つは自分のスキルを制限しながら戦うこと。あまり自分の手札を見せるのは良くないからな。」

 

「それは心得てるよ。もう一つは?」

 

「あいつはゲームについては達人級だ。それに身体能力もな。だから自身のpsでスキルを再現してくる可能性もあるわけだ。」

 

「え!?そんなことできるの!?」

 

「あぁ。見分ける手段は2つある。1つ目はスキル名をいった時の音だ。スキル名を発した時響くような感じになるだろ?それを聞き取れない、聞きづらかったりしたら疑え。」

 

「確かに…。了解。もう一つは?」

 

「"スキルをpsで再現できるなんてすごいね"って決闘が終わった後言うんだ。そうすれば何かと反応するはずだ。」

 

「確かに!わかった!」

 

へまを出さなければいいんだがな。特にフレデリカは顔にでたり意外とドジっ子だったりするからな。

 

「あとはモミジだな。スキルを使ってモミジが気になるギルドを好きに調べてこい。これは1番信用してるって言うのもあるが何気に1番大変な仕事だ。やってくれるか?」

 

「了解ですクウさん!このクウさんの一番弟子の私にお任せください!」

 

「あぁ。頼むぞ。俺も楓の木は気になるからフレデリカと行ってくる。恐らく2つに分かれるだろうが。それじゃ頼むぞみんな!」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

 

 

 

時は現在に戻ってフレデリカと別れ楓の木、クロムやカスミの方を偵察しに来ていた。今回の偵察に置いて俺自身大事なことは2つ。1つは所属ギルドを明かさないこと。2つ目は無闇に決闘などをしないこと。特に2つ目は攻撃パターンが読まれやすくなってしまうことが問題だ。偵察に来ているのに相手に情報を渡してしまったら本末転倒だからな。

 

「ここのレベル上げに必要な経験値上手くないか?」

 

「あぁ。ここに居れば敵モブもかなり沸くし何より効率がいい。レベル上げとかなければ私はただの足手纏いになってしまうから…なッ!」

 

「いやここのギルドにいれば普通ではなくなるかもしれんぞ。俺みたいにすぐになッ!」

 

心底かなり頷ける内容だな。あのメイプルさんは無意識に変なことしますからねぇ…。まぁそれにしても流石第1回イベントのトップランカー達だな。力量はかなり高い。まぁそんな奴らがうちにも楓の木にも、ましてや炎帝の国にもいるんだよなぁ…。このゲームのバランスどーなってんだろうな?まじで。

 

カサッ

 

あ、やべっ

 

「誰かそこにいるのか?」

 

「何もしないから出てきてもいいぞー。」

 

こうなっちゃったら仕方がない。出るしかないよなっと。

 

「すまんすまん。ここでレベル上げしてたら寝落ちしちゃってたんだわ。なんせレベル上げは暇なもんでな。」

 

「クウか。ここにいるモンスターはかなりのSTR値だった筈だが…。よく眠れたものだな。」

 

「まぁ運が良かったんだろうな。クウ、お前に頼みがある。というよりほぼ強制だが。」

 

「…なんだ?」

 

あ、これみてたのバレてた?これ。

 

「いくら寝てたにしろ俺たちのスキルや動きやら少しはみただろ?クウのも決闘かモンスター狩りで見してくれって話だ。まぁ俺たちのギルドにいるわけでもないし何せお前はトップランカーだからな。ギルドに入っていない筈がない。」

 

はぁ…。やっぱりなぁ…。決闘受けるしかないかぁ…。フレデリカに人のこと言えないなぁ…。

 

「…はぁ…。わかったよ。んで?どっちが俺と決闘するんだ?」

 

「勿論吹っ掛けた俺だな。カスミ、ギルドに戻っといてくれ。俺は決闘してから戻るからよ。」

 

「了解した。」

 

さぁ…決闘を受けたからにはちょっとは工夫しないとなッ!

 

 

 

 

「へぇ…。ここが決闘場かぁ…。初めてきたな。」

 

「俺もだ。まぁここには来ようと思えばいつでも来れるし取り敢えずさっさとやりますかね。」

 

「瞬殺してやるよ…クロムッ!"楼影"ッ!」

 

元のAGI値はスキルによって常時4倍されているから俺が分身しているように見える筈。ここで瞬殺して帰るッ!

 

「はぇぇなクウ。流石2位だな。だが、ただ何もせずやられるわけにはいかないなッ!」

 

そう言って剣を振り回してくるが俺はギリギリで避けながらクロムの戦闘スタイルを見る。そうするとクロムから話しかけてきた。

 

「本当に流石としか言いようがないなクウ。」

 

「ありがとうなんだが話している暇あるのか?クロムッ"瞬光"。」

 

「な!?」

 

ザシュッッッ!!

シューン

 

ずいぶんと悪化なかったな。まぁ嘘のスキルをクロムに伝えられてまぁよかったか。さぁて帰りますかね。

 

 

 

 

 


 

side楓の木

 

「え?嘘のスキル?」

 

「そ。"攻撃誘導"は任意の方向に攻撃を逸らすスキルで"流水"は一定の攻撃を弾くって感じで。」

 

「それは凄いな。それってかなりのpsが必要になる筈。」

 

「そうだな。っと忘れていたな。俺からも報告だ。少し前にクウとあってな。決闘してきた。」

 

「え?クウと?どこのギルドに所属しているかは?スキルとかどうでした?」

 

「まぁまぁ落ち着け。1つづつ話していくぞ?まずどこのギルドに所属しているかは聞けなかった。前にも話したと思うんだがクウ自身がギルドを立ち上げた可能性があるということだ。集う聖剣が崩壊した今ペインがクウのギルドに入っているもしくは自身でまた立ち上げたって可能性もある。」

 

「クウと組まれちゃうとほぼ無理ゲーになっちゃうなぁ。」

 

「確かにな。クウがギルドを立ち上げたならモミジもいる筈だ。」

 

「モミジ?」

 

「あぁ。クウが言うには弟子だそうだ。かなり可愛らしかったぞ?それと同時に強そうではあったな。」

 

「それは今度問いたださないと…。武器はなんだったの?」

 

「短剣だったな。サリーと同じスタイルだ。」

 

「余計に負けられなくなっちゃったなぁ…。」

 

「まぁ話戻すぞ?クウとの決闘だが俺はスキルを使っていないというか使わせてもらえなかったな。」

 

「それは安心ですね。スキルを使わなかったのはいい判断だと思います。」

 

「あぁ。俺もそう思う。クウが使っていたスキルは"楼影"と"瞬光"って言うスキルだな。見ていた感じなんとなくしかわからないが"楼影"は分身体を出すスキル、"瞬光"はAGI強化の連撃系スキルだろうな。」

 

「ちょっと待って下さい。分身体を出すスキル?それは幻影じゃなくてですか?」

 

「そう考えてみれば幻影の可能性もある。実際見ただけだしよくわからないな。」

 

「幻影なら【蜃気楼】な筈…。分身体なら厄介だなぁ…。もしくは…私みたいに嘘のスキル…?」

 

「ちょっと待ってくれ。あいつも嘘のスキルを使えなくはないのか!?」

 

「クウはリアルでも知り合いなんですけど彼の身体能力はアホみたいに異常なんです。なのでその可能性はなくはないですね。うわぁ…私と同じような感じにしてきたかぁ…。」

 

「これは実際に戦ってみないとわからないね…。」

 

「取り敢えず"楼影"は嘘のスキルの可能性があるから覚えといて。"瞬光"もわからないから頭には入れといてね。」

 

 

 

 

 


 

「やっぱりサリーのスキルは嘘っぽかったよ。"攻撃誘導"と"流水"って言ってたかな。スキル名を発する時あまりにもノイズというかなんていうか…んっと…。」

 

「なかったんだな違和感。ペイン、その2つのスキルは嘘ということでギルド内で共有頼む。俺も楓の木に嘘のスキルを見せて来たが恐らくサリーにバレてるだろうな。噂で俺とペイン達が同じギルドにいることを悟られそうだからイベントまでは俺はお前たちと別行動を取ることにするな。連絡ある時はメッセ飛ばしてくれ。何か話したい時はギルドホームでな。よし、モミジレベル上げいくぞ〜。」

 

「了解です!」

 

この駆け引きがどう転ぶか…。大賢者4回イベント…絶対1位取ってやるッ!

 

 




主人公のステータス

クウ
Lv62
HP 30/30
MP 42/42《+200》

STR 288(2592)《+165》
VIT 0
AGI 288(1152)《+140》
DEX 0
INT 0
 
頭装備 (空欄)
体装備 氷龍ノ外装《STR+30 AGI+30》
右手装備 氷龍ノ両手剣《STR+60 AGI+50》
左手装備 (装備不可)
足装備 氷龍ノ下服《STR+30 AGI+30》
靴装備 氷龍ノ靴《STR+30 AGI+30》
装飾品 真価ノ指輪《MP+200 STR+15》
    (空欄)
    (空欄)

称号 《円卓の騎士(サーティーン)
 
スキル 
【両手剣の心得Ⅴ】【体術の心得Ⅴ】【気配察知Ⅴ】【殲滅剣】【ブースト】【氷竜】【剣ノ舞】【空蝉】【絶対瞬剣】【氷絶乱舞(ニブルヘイム)】【不可視化(インビシブル)】【縮地】【空気氷結】【状態異常耐性極】【状態異常底力】【魔法神】【速刃】【疾風迅雷】【ヴリドラの加護】【魔法遮断】
【龍剣】【MP自動回復】【魔力タンク】【七色剣】【幻想(ファンタジア)】【剣聖】【氷華盾(アイシクルラード)】【氷王剣(ブリザード)】【12騎士剣(トゥエルブナイツソード)

モミジ
Lv48
HP 30/30
MP 60/60

STR 20《+150》
VIT 0
AGI 212(2120)《+330》
DEX 5
INT 0

頭装備 (空欄)
体装備 覇龍ノ外装《STR+30 AGI+30》
右手装備 覇龍ノ短剣《STR+30 AGI+70》
左手装備 覇龍ノ短剣《STR+30 AGI+70》
足装備 覇龍ノ下服《STR+30 AGI+30》
靴装備 覇龍ノ靴《STR+30 AGI+30》
装飾品 覇龍ノ指輪《AGI+100 》
    絆の架け橋(フィア)
    (空欄)

スキル
【短剣の心得Ⅴ】【超加速】【気配察知Ⅴ】【気配遮断Ⅴ】【暗殺術】【投刃】【影潜】【魔法遮断】【透明化(ファントム)】【空気弾力(エアホッパー)】【絶景風華】【加速化】【魔力タンク】【忍術】【機動術】【韋駄天】【絶閃剣】
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