イベントの翌日学校へ来ていた。
「寝みぃ…。まじで最近眠れねぇなぁ。」
そう。本当に眠れない。あのゲームを始めたのはいいものの、今後のこととか考えてしまうからな。
「おはよう高崎君!」
「おはよ空。」
相変わらずお二人は早いことで。俺はいつも一番に学校へ来るのだがその3分後くらいにくるのだ。
「あぁ。おはよう。」
「そういえばどうだったの?イベントは。」
「俺は5位だったよ。まぁ何処ぞのメイプルさんには負けたけどね。」
あいつ(メイプル)は化け物。VIT値いくつなんだろうな。
「5位でも凄いじゃん!どんなプレイングしてるの?」
「俺はSTRとAGIしか振らないアタッカー型。まぁ防御面に関してはpsで補ってる感じ。メイプルは恐らくVIT極振りだろ?」
「なんでわかったの!?」
「そりゃわかりやすいよな。だってモーニングスターを頭で弾き返すほどの防御力は極振りしか無理だろ。」
「あはは…。」
「ところで理沙。今日からできるんだろNWO。」
「勿論!楓と一緒にやる予定だよ。」
「まぁ俺はスキル取るとかやりたいことが沢山あるから一緒には出来ないけどフレンドにはなっときたいな。」
「そうだね〜。まぁ時間ある時でいいよ。」
「そうだな。また後でな。」
「「うん!」」
またまた戻ってきましたとも。さて、まずは超加速取りに行きますかね。
「えっと…北の森でいいんだよな?」
【縮地】を使って北の森へと進んでいく。そうすると小さな小屋を見つけた。
「ここだろうな…。」
「そこのお方や。」
「ん?」
声を掛けられた為後ろを向くとNPCが立っていた。…さっきいたかなそこに。
まぁいいか。
「私の娘が悪霊に取り憑かれ成仏できないのです。どうかお助けください。」
「『成仏妨げる悪魔の魔霊』ね。勿論yesっと。」
これが超加速のクエストだったかな?まぁ終わったらわかるだろ。
「ありがとうございます。ここの地下に娘がいます。そこにいくと悪霊が襲いかかってくるはず。どうかどうか!」
「ボス戦、だろうなぁ…。それもかなり強い系の。頑張ってみますかね。」
そう言い地下へと向かう。そうすると小さな女の子がベットに横たわっていた。
「お兄ちゃん逃げて…っ!」
グォォォォォォォォォォォォォォォォ!
「やっぱりボス戦か、よッ!【縮地】ッ!【殲滅剣】纏えファイヤッ!」
ザシュッ!
幽霊でも斬撃は効いているみたいだ。そう思っていると幽霊の姿が薄くなっていく。
「次は魔法攻撃です、かッ!」
グォォォォォォォ!
幽霊の鎌から凄まじい連撃が飛んでくる。それを両手剣で受け流しダメージを防ぐ。
「【ファイヤボール】【ウォーターボール】【エレキボール】【ウィンドボール】ッ!そして【アイスランス】ッ!」
お返しとばかりに魔法を幽霊に放つと幽霊は鎌で魔法を切り裂いた。
「え?まじ?これやっぱりやばいやつだったなッ!」
そう言っていると幽霊の姿が濃くなってきた。今ならいけるッ!
「【ブースト】10!【アイスプリズン】ッ!」
【アイスプリズン】で幽霊を閉じ込めた後詠唱を始める。
「…剣に司りし氷よ、我が命に従いその真価を発揮せよ!我が魔力と引き換えに目の前の敵を打ち倒せッ!【
全てのMPを消費し放たれた氷の粒子が水色の光へと変化し幽霊へと当たった。
その衝撃で辺り200mを氷漬けにした。
コォォォォォォォォォォ…
シューン
パキンッ
「お兄ちゃんありがとう…」
『レベルが44に上がりました。"マジックアントの指輪"が壊れた為"マジティックアラントの指輪"に進化しました。』
===============
〔マジティックアラントの指輪〕【MP+200】
1秒にMPを10回復する。
【破壊不能】
===============
「やっと倒せたぁ…。まじで最近ボス戦多くないか?やってんなまじで。てかマジティックアラントの指輪強くね?こんなのスキル打ち放題じゃねぇか。さてとおじさんに話しかけにいくかな。」
小屋の地下から上に上がるとおじさんがいた。
「娘をたすけてくれてありがとう…。わしも未練を無くせてよかった…。お前さんにお礼としてこれを渡そう。それでは…。」
そう言ってNPCのおじさんは空へと昇って行った。
『スキル【火魔法Ⅴ】【水魔法Ⅴ】【雷魔法Ⅴ】【風魔法Ⅴ】が使用不可になりました。代わりにスキル【魔法神】を取得しました。スキル【速刃】を取得しました。』
「…やっぱり超加速クエじゃなかったか。なんで火、水、風、雷魔法が使えなくなるんだよ。てか魔法神と速刃ってなんだ?」
===============
【魔法神】
基本魔法が使えなくなる代わりに上位魔法を使えるようになる。また威力はSTR値に依存する。
【楼火】【龍水】【雷光】【風旋】
===============
===============
【速刃】
MP1使用するごとに剣から斬撃が飛ぶ。またその斬撃は相手のVITを無効化する。また確率でスタンさせる。
===============
「強いなこれ!【速刃】はさっきのボスのやつだろうな。【魔法神】に関しては普通に嬉しい。INT0だから最低火力になってたからな。即戦力だろ。てか超加速取りに来たはずなのにおかしいなぁ…。ん?」
NPCのおじさんが座っていた椅子にスキルの巻物が落ちていた。もしかして…。
===============
【疾風迅雷】
使用すると1分間AGIを2.5倍にする。リキャスト時間は30分。
===============
「…これって超加速の上位互換?…まぁ結果オーライ!ステータスポイント振ってっと。これでよし!まぁあとは次のイベントまでレベル上げかな。何処ぞのペインはもうレベル50超えたって聞いたし頑張りますかね!」
主人公のステータス
クウ
Lv44
HP 30/30
MP 42/42《+200》
STR 228(912)《+110》
VIT 0
AGI 228(912)《+110》
DEX 0
INT 0
頭装備 (空欄)
体装備 氷竜ノ外装《STR+20 AGI+20》
右手装備 氷竜ノ両手剣《STR+50 AGI+50》
左手装備 (装備不可)
足装備 氷竜ノ下服《STR+20 AGI+20》
靴装備 氷竜ノ靴《STR+20 AGI+20》
装飾品 マジティックアラントの指輪《MP+200》
(空欄)
(空欄)
スキル
【両手剣の心得Ⅴ】【体術の心得Ⅴ】【気配察知Ⅴ】【殲滅剣】【ブースト】【氷竜】【剣ノ舞】【空蝉】【絶対瞬剣】【