両手剣はやはり強かった(確信)   作:名無しの冒険者

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両手剣使いと弟子、そして第2回イベント②

イベントは1週間。それまでに30枚のメダルを回収しなければならない。先程地面だったり木の上だったり、河岸の石に混ざってたりして合計メダルが8枚集まっていた。

 

「…?あれダンジョンへの入り口…だよな。」

 

「そう…だと思います。」

 

その時前方から気配を感じ前をみると前回7位のカスミがいたのだ。一瞬で距離を取り合い睨み合う。

 

「…お前カスミだよな。」

 

「あぁ。貴方は5位のクウか。そっちの子は知らないが…。持っておるのだろう?金のメダルを。」

 

「そちらも持ってるんだろ?…やり合うか?」

 

「…いや前回トッププレイヤーだと言われるペインと引き分けたやつと、それに2対1では武が悪い。辞めておくよ。」

 

睨むのを辞めてカスミに提案をする。

 

「カスミ、そこに転移の魔法陣がある。いってくるといいさ。」

 

「いいのか?お前たちも探していたんだろう?」

 

「だがまだ1日目…。俺たちは結構集めることができたがそちらは困っているとみた。だから譲ってやるよ。…モミジもいいか?」

 

明らかに魔法陣みて目をキラキラさせてたからな。こっちはもう8枚も集めてるしな。

 

「はい!困っている人を見過ごすわけには行きませんからね!カスミさん!お先どうぞ!」

 

「…そうか。ありがたく行かせてもらおう。…ここであったのも何かの縁かもしれん。2人がよければだがフレンド登録しないか?」

 

「こちらからもお願いしたいくらいだ。よろしく頼む。」

 

「よろしくお願いします!」

 

そう言って俺たちはカスミとフレンド登録を済ませカスミが転移陣に入っていくのをみ送りモミジに話しかける。

 

「さて、これからどうするかね。」

 

「別のところを探してみましょうか。」

 

「そうだな…っ!?」

 

なんと転移陣が再展開をし再び入るようになっていたのだ。

 

「魔法陣ってたしか1パーティーしか入らないはず。探索系ですぐ終わったんですかね…?」

 

「いや、その可能性は低いと思う。恐らくかなり強い敵がカスミを瞬殺したのだろう。イベント7位を瞬殺するほどの敵がくるとなればかなり大変だと思うが…。行くか?」

 

カスミは物理攻撃型だったはず…。もしそれが歯が立たないならかなり大変になるかもしれん…。モミジがダメージを与えられなくなり俺しかダメージを与えられなくなるということか。

 

「勿論です!」

 

「おっしゃ!今回は流石に俺もしっかりと戦う。チームワークも大事だからな。」

 

「わかりました!」

 

「おし!行こうか!」

 

そう言って俺たちは魔法陣に乗った。

 

 

 


 

転移したエリアは広い暗いエリア。目の前に何かいるのが気配ではっきりわかる。明かりがつきその姿があらわになる。

 

黒いドラゴンっ!地面に足をつけ硬そうな鱗に身をつつみ眼力だけでもかなりの威圧感だ!

 

『貴様らは我を倒しにきたのか?』

 

しゃべるモンスター!?…これはかなりキツくなりそうだ。

 

「あぁ。俺たちはお前を倒しに来たんだ。」

 

『そうか。我が名をヴリドラと言う。我を倒してみせろ!』

 

ネームドモンスター!?これは大変だぞ…!

 

「モミジ!」

 

「はい!【影潜】!」

 

モミジがダメージを与えられるようにスキを作って見せる!

 

「最初から飛ばしていくぞ!【ブースト】10!【縮地】ッ!【殲滅剣】ッ!」

 

ガキンッッ!

 

「硬ッ!見た目通りってか!?【氷竜】ッ!【楼火】ッ!【雷光】ッ!」

 

『グハッ!まさか我にダメージを与えるとはやるなお主ッッッ!!!』

 

そういってヴリドラは俺に対して漆黒のブレス、尻尾を振り回してきたりする。

 

「ちッ!ハッッ!!!」

 

ガキンッッ!

 

尻尾を避け剣で攻撃するにも火花を散らし硬すぎて弾かれる。

 

「鱗がある限り物理はダメっぽいなッ!【縮地】ッ!【アイスランス】ッ!」

 

ズドンッッッ!

 

『グォッ!ならば【魔法遮断】!これで魔法は効かんぞ!』

 

そう言いながらブレスをきっちりかましてきた。ブレスもしっかり避けながらヴリドラを観察してみる。鱗もきっちり健在の中で魔法遮断ですか…。これ無理ゲー?…!あれは!

 

「モミジ!背中にある紋章を破壊しろ!恐らくそこが弱点だ!」

 

「はい!【アサシンダイナ】ッ!【アサシンライズ】ッ!」

 

ザシュッザシュッ!!!!!

スパッスパッスパッ!!!!!

 

『グァァッ!』

 

ヴリドラは苦しそうな呻き声をあげると鱗が落ちていく。

 

「今だ!モミジ、一勢攻撃だ!【縮地】ッ!」

 

「【アサシンヤーガ】ッ!」

 

『グァァァァァァァァ!!!!やるな…だがな。我はまだまだ倒せまい!』

 

ヴリドラのHPが半分きった所で空を飛び口から膨大なエネルギーを溜め始めた。ヴリドラの周りは暴風が吹き荒れ近づくのはかなりきついがモミジには関係ない。

 

「モミジ出来るだけ背中で攻撃!俺もあのエネルギーをどうにかしてみる!」

 

「わかりました!【アサシンライズ】ッ!【アサシンダイナ】ッ!」

 

あれの対処法は…………。口周りを凍らせることができればあのエネルギーはヴリドラの口の中で破裂するはず!

 

「モミジ、作戦変更だ!影に潜ってヴリドラから離れとけ!」

 

「わかりました!ハッッ!!!」

 

モミジはヴリドラの背中を複数回斬りつけた後影に潜りヴリドラから離れる。

 

「さて、と。…剣に司りし氷よ、我が命に従いその真価を発揮せよ!我が魔力と引き換えに目の前の敵を打ち倒せッ!【氷絶乱舞(ニブルヘイム)】ッ!」

 

氷絶乱舞(ニブルヘイム)】を放ったことによりヴリドラの口周りが凍って固まった。それと同時にダメージが貫通して入りHPを多少だが与えることができた。

 

『ぬぅ!?エネルギーをこのまま放出できん!止めることができんぞ!』

 

「自身のエネルギーでお前の身が滅びる。それが運命なんだ!最後の仕上げだ!【縮地】ッ!」

 

『何を…!?』

 

「お前ごと凍らせてやるよ!【氷結世界】ッ!」

 

『この我が倒される…など…ありえ…グハァァァァァァ!!!!』

 

ドッカーンッッッッッッ!!!!!!

シューン

 

【氷結世界】で凍らされたヴリドラは対抗する方が出来ずヴリドラ自身で貯めたエネルギーが暴発しポリゴン片となって消えていった。

 

「モミジ、出てきていいぞ。」

 

「すみません!今回ほぼ何もできませんでした!」

 

「いやいや暴発で相手のHPが半分近く飛んだし俺が与えたダメージは全体HPの二割くらいだ。残りの三割はお前の与えたダメージだよモミジ。」

 

もし暴発がなかったら倒すのはかなり大変だっただろう。実際モミジはかなり活躍した。

 

「そう…なんですね。私クウさんの役に立ててたんですね!」

 

「あぁ。俺が最後に【氷絶乱舞(ニブルヘイム)】を撃てたのもモミジのおかげだ。ありがとな。」

 

そう言ってモミジの頭を撫でるとモミジの顔が緩み笑顔が浮かぶ。

 

『レベルが52に上がりました。スキル【ヴリドラの加護】を取得しました。

スキル【魔法遮断】を取得しました。』

 

「レベル上がったな。あとスキルも。」

 

「私もレベル43まで上がりました!スキル【魔法遮断】も手に入りましたよ!」

 

【魔法遮断】はヴリドラ討伐の報酬らしい。ステータスポイントは振っておくか。

 

===============

 

【ヴリドラの加護】

常時STR値が1.5倍されるが被ダメージが5倍になる。またクリティカルを受ける確率も2倍になる。また貫通攻撃となる。

 

===============

 

===============

 

【魔法遮断】

使用して1分間の間魔法攻撃を受け付けない。リキャスト時間は1時間。

 

===============

 

【ヴリドラの加護】はまさしく脆刃の剣だなこりゃ。まぁダメージ受けなきゃいい話だけどな。【魔法遮断】はなかなかに便利だな。結構楽になりそうだ。

 

「クウさん!こっちに来てください!」

 

いつの間にかモミジが離れて恐らく脱出用であろう魔法陣の近くにある宝箱の近くにいた。

 

「わかったわかった。」

 

そう言いながら近づいてみるとモンスターの卵らしきものが1個とメダルが4枚入っていた。

 

「見た目通りモンスターの卵だな。これはモミジにやるよ。」

 

「え!?でも…。」

 

「いいんだ。受け取ってくれ。」

 

「ありがとうございます!」

 

さてと…魔法陣が2つある…。…何か書いてある?

 

"コチラハ龍ノ住処"とコチラハ出口"の2つ。

 

「モミジ、いくか?先へ。」

 

「勿論ですよ!メダルありそうですしね!私もこの卵を貰った分頑張らないと!」

 

「わかった。それじゃ行こう!」

 

龍の住処へと繋がる魔法陣へと俺たちは足を踏み入れ転移した。

 


 

side運営

 

「……。」

 

「さっきからどうした?そんなに黙っちゃって…。」

 

「俺たちの悪意の塊の最強枠のヴリドラが倒された…。」

 

「まじかよ!?誰が倒したんだ!?」

 

「クウとモミジ!?またこいつらか!」

 

「おい!あそこに置いてあった1つの卵の中身は!?」

 

「…やばい!鳥を持ってかれた!」

 

「ガチでやばいだろ!鳥はモミジの手に渡ったみたいだが…ってこいつの方が渡っちゃいけないやつだ!」

 

「アサシン型と相性抜群の鳥がモミジに渡ってしまうのはクウに使われるよりやばいことになるって!」

 

「殺傷能力が高い隠密兵スタイルだもんなあいつ。」

 

「はぁ。どんどんあの2人が強くなっていってしまう…。」

 

「これは修正いれないとまずいか?」

 

「まだメイプルよりはマシだ。まだマシだよ。」

 

「よく考えろお前ら!」

 

「「「「「???」」」」」

 

「クウとモミジならメイプルを倒せるんじゃないか!?」

 

「そうか!あいつらならメイプルに一泡吹かせることができるかもしれん!」

 

「けれど今度追加されるギルドにメイプルと手を組んだら…?」

 

「「「「「「…………。」」」」」」

 

「そうなると手をつけられなくなるな…。」

 

「そうならないことを信じよう!」

 

「そうだな!」

 

 




主人公のステータス

クウ
Lv52
HP 30/30
MP 42/42《+200》

STR 248(1488)《+110》
VIT 0
AGI 248(992)《+110》
DEX 0
INT 0
 
頭装備 (空欄)
体装備 氷竜ノ外装《STR+20 AGI+20》
右手装備 氷竜ノ両手剣《STR+50 AGI+50》
左手装備 (装備不可)
足装備 氷竜ノ下服《STR+20 AGI+20》
靴装備 氷竜ノ靴《STR+20 AGI+20》
装飾品 マジティックアラントの指輪《MP+200》
    (空欄)
    (空欄)
 
スキル 
【両手剣の心得Ⅴ】【体術の心得Ⅴ】【気配察知Ⅴ】【殲滅剣】【ブースト】【氷竜】【剣ノ舞】【空蝉】【絶対瞬剣】【氷絶乱舞(ニブルヘイム)】【不可視化(インビシブル)】【縮地】【空気氷結】【状態異常耐性極】【状態異常底力】【魔法神】【速刃】【疾風迅雷】【ヴリドラの加護】【魔法遮断】

モミジ
Lv43
HP 30/30
MP 60/60

STR 20《+10》
VIT 0
AGI 206《+10》
DEX 5
INT 0

頭装備 (空欄)
体装備 (空欄)
右手装備 初心者の短剣《STR+10》
左手装備 (空欄)
足装備 (空欄)
靴装備 初心者の靴《AGI+10》
装飾品 (空欄)
    (空欄)
    (空欄)

スキル
【短剣の心得Ⅴ】【超加速】【気配察知Ⅴ】【気配遮断Ⅴ】【暗殺術】【投刃】【影潜】【魔法遮断】
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