T.S.けーね (ロリ) は彼なのか? 作:ただし忠誠心は鼻から出る
かなり大雑把ですが阿礼乙女関係はこんな感じを想定していました
およそ
阿一 830~860 (阿礼の時の記憶は無し)
阿爾 980~1010 (阿一の時の事は薄っすら覚えているけど慧音の事は忘れてる)
阿未 1130~1160 (以降は慧音の事も覚えてる)
阿余 1280~1310
阿悟 1430~1460 (男)
阿夢 1580~1610 (男)
阿七 1730~1760
阿弥 1840~1870
阿求 1990~
前回で最後だったので七百年ほど飛ばしましたが、本来はもう少し刻みながら進める予定でした。具体的には阿一を出してその死後から阿爾までに聖、阿爾の存命中に妖怪の山で鬼退治、さらに進めて幽々子……と言う感じで。これらは全て歴史を喰われて
続いて将来的に重要になったはずの伏線とその詳細について。
先ず阿礼乙女についてですが、阿一が歴史を纏め始めたのは慧音に忘れさせられて悔しかったから、という事になっています。生まれ変わる前の閻魔との契約なので生まれ変わった後はその契約も忘れていますが。
阿一の身体が弱かったせいで元服が十八と遅く、そのタイミングで本来の生きる意味と言う名の契約の内容を思い出すことになります。当然阿礼と閻魔の一対一交渉なので慧音の事は思い出せません。稗田の歴史にハクタクが介入できないというのが阿礼の目指したものです。阿一はただ単純に自分自身で歴史を編纂しただけですが、結果的には阿礼の望んだようになりました。
ちなみに阿礼は輝夜の逃亡の時に巻き添えで死んでいます。普通は閻魔が個人を慮る事は無いですがあまりにも特異な能力とその可能性を考えた閻魔が特別な転生方式を認めました。十王だけで裁判をしていたころであり、さらに大量死によって人手不足気味だった是非曲直庁としては特例中の特例です。と言う設定。使う事はありませんでした。
次に誰も気づいていなかったであろうところでしょうが慧音の父の言葉の中の『全てを跳ね返す物』です。これは三種の神器の鏡でした。剣と勾玉は流石に別の場所にありますが。父親としては価値も知らないし何故あるのかも分からない物でした。
慧音のスペルカードにだけ応用するつもりだった設定です。
最後に最も大きく、最も重要なものである大百足についてです。これは後書きでも書いた通り、モデルは三上山の大百足。この百足と同時に語られるのが白い龍です。本来はその龍がやって来た俵藤太藤太に百足退治を依頼する、という流れだったと思いますが、今作ではそもそも白い龍がいなかった設定にして、百足を白い龍へと変化させるという手をとっていました。
慧音が行ったのは歴史の改変。あの話の最後の方でちょこっと語ってました。元々大百足が信仰を受けた神だったという設定にしたのもそのためです。歴史の改変によって人々が信仰を大百足に向けるように仕向け、またその伝説の内容を書き換えることによって大百足を白い龍だと思い込むようにしたわけです。
神とは元来人の信仰が形となって現れたものです。つまり神であるならば人々の思いによって姿形は容易に変化させられるということです。
結局白い龍を祀った神社はそのまま白龍神社と呼ばれるようになり、時代とともにその呼び名をさらに言いやすい博麗神社に変えていったということになっています。ここの博麗神社の神は人々の思いによって生み出された白い龍、つまり龍神になるはずだったのです。
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虹龍洞のほんのちょっとしたネタバレゾーン
ちなみにどうでもいい裏事情として、このように設定を決めたことによって百々世の存在がそもそも消えることになるので個人的にはここで終わらせて良かったと思っています。
本当に三上山の