いらっしゃいませ、ようこそいらっしゃいましたね
こちらでは、さまざまな恐怖をお客様に味わっていただけますよ
さぁ、料理ができましたよ、どうぞごゆるりとお楽しみくださいませ
〜このお話は僕が高校生の時、友人Aから聞いたはなしである〜
友人Aの友達、友人Bは田舎暮らしだったらしいんだが、その田舎の神社で神隠しにあいそうになったらしい
〜学校〜
「で、その話って本当に神隠しにあったのか?」
友人Bは田舎の学校で、自分が住んでいる所で神隠しにあった話を聞いた
「本当だってば、少し前なんだが、小さい女の子が霧の中神社に入って行って帰ってこなくなったらしいだよで、お巡りさんが探していって暫くすると女の子は帰ってきたのにお巡りさんがまだ帰ってこないだって」
友人Bは話を聞いて席を立った
「よし、今からその神社に行って確かめてくる!」
「おい!よしとけって、お前まで帰って来られなくなるぞ…あいにく今日は霧が濃くなってるらしいし」
(けど、このままじゃ誰がお巡りさんを探しに行くんだよ!)
俺は行くか行かないか考えていると
「私も行く!」
声の方を向くと友達Cが近づいて来た
「私もお父さんを探しに行く!」
彼女の目は強い決意が宿っていた、俺は彼女と一緒に神社に向かうことにした
〜神社へと繋がる道〜
この道は神社へと繋がっていて村の人はみんなこの道を使っている
途中、看板がありその方角通り通れば神社に着く
「よし、じゃあ行くか」
「うん!」
俺達は神社へと歩き出した、
「こっちだな」
最初の看板はすぐ近くにあり看板の矢印通りに通った
〜暫くして〜
「ねぇ、まだ次の看板は無いの?」
「あれ?おっかしいな?もう着いてもいい頃なのに」
俺達が異変に気付いた頃、前方から次の看板が霧の中から出てきた
「あ、やっと見つけたよ…次はこっちだね」
友人Cちゃんが看板の矢印の方に歩き出した時
「待って!こっちに行こう!」
「えっ、どうして、矢印はこっちなのに?」
俺は辺りを見回して行った
「変なんだよ、ココ、霧が濃いし、もしかして誰かがイタズラで看板をずらしたかもしれないし」
「本当にそうなのかな?」
俺はこの時、言った事に確信はなかっただけど、この看板の矢印を信用して行っても神社に着く可能性は低いと歩いていて思ってしまった
「物は試しだ、行ってみよう」
「うん、分かった」
暫く歩くこと次の看板を見つけ矢印の反対を歩き、それを繰り返して行くと、神社に着く事が出来た
「あっ、お父さん!」
神社の狛犬の像の所に寄りかかるようにして座っている人が居た
「もしもし大丈夫ですか?」
念には念を入れて脈を測る
(脈はある、けどどうしてこんな所で寝ているのか?人の気配は無いのに)
「大丈夫、君のお父さんは寝ているだけだから」
俺はお巡りさんを腕を俺の肩に掛けた時、友人Cは不思議な事を言った
「ねぇ、神社の中から念仏が聞こえてくるんだけど」
「えっ、神社の中には人は居ないはずなんだけど」
そう、この神社は少し前に取り壊しが決まっていて、人は居ないはず
「あれ?なんか眠たくなってきた」
そう言い友人Cはその場で座り込んでしまった、
(念仏って俺には聞こえてこないのに…霧がだんだん濃くなってきた、2人一緒には帰れないぞ)
その時だった、おれの耳にも念仏が聞こえてきた
「南無阿弥陀仏…」
何故かその声を聴くと意識がだんだん遠のいてきた
(マズイ、このままだと俺まで寝てしまう)
諦めかけた時、遠い意識の中、俺を呼ぶ声が聞こえてきた
「おい、大丈夫か?」
「って、なんでお前たちがここにいるだ?」
やって来たのはクラスで話した友人達だった
「そんな事より早くここを離れるぞ!」
こうして俺達3人はなんとか神社から帰ることができました。
友人達は俺達のことが心配で来てくれたみたいです。
友人Cは無事、お父さんと再会できてとっても嬉しそうでした。
〜後から聞いた話ですと、あの神社では、神主が昔、自殺してやってきた人達を神隠しにあわせていたのではと言われています
こうして俺達の神隠し事件は幕を閉じました
如何でしたか?今回のメインディッシュの味は絶好の恐怖の味でしたでしょ
次回からも今回のような素敵な料理をご提供させて頂きます
それでは今回は閉店させて頂きます
またのご利用を待ちしています