仮面ライダーディガルム   作:LEGION ONE

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お待たせしました!後編です!
今回はホッパーエインとの決着とディガルムの新たなるフォームのお披露目です!


五章 もう一つの戦う理由……未来を駆け抜ける高速戦士!

「危なかったね〜……板倉君」

 

『ごめんね……助かったよ』

 

とある廃工場……そこにはガブリエルに平謝りをしているホッパーエインがいた。あの落雷はガブリエルが降らしたものであり、ディガルムが落雷を回避している隙にホッパーエインを回収したらしい。

 

「いいよいいよ〜その分取り返せばいいのだから」

 

ヘラヘラ笑いながらそう言うガブリエルを見ながらホッパーエインは板倉という男性の姿に戻った。

 

「それじゃ〜私はこれで〜頑張ってね正義の味方さん」

 

そういい手ガブリエルは板碑に手を振ってその場から去っていた。板倉はそれを見届けると次の獲物を探して廃工場から出て行った。

 

「あのわんちゃん……私の遊び相手になってくれるかな〜?」

 

ガブリエルの手にはコーカサスオオカブト、ケンタウルスオオカブト、ヘラクレスオオカブトのマークと雷が描かれた緑色のエインハートが握られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま……」

 

「おーおかえり坊主。どうした?疲れているようだが」

 

ホッパーエインに逃げられた士郎は教会に帰ってくる頃にはもう夕方になっていた。疲れている士郎を出迎えた藤次郎は少し驚きながら士郎に聞いた。

 

「まぁ……色々あってちょっと疲れた」

 

「色々って……厄介事に巻き込まれるなよ?」

 

もう巻き込まれているけどな……そう思いながら士郎は黒色のロングコートを脱ぐと教会の奥に向かって歩き始めた。

 

「ん?何処に行くんだ?」

 

「……風呂に行って汗を流してくる」

 

「あ!おい、ちょっと待って坊主!今はーー!」

 

藤次郎の呼び止めも虚しく士郎は聞く耳を持たず教会の奥に進みお風呂場につくとそのままトビラを開けた。

 

「は?」

 

「え……?」

 

士郎の目に入ったのは一糸まとわぬ姿のマリアが立っていた。顔を真っ赤にし手で体を隠しているマリアを前に士郎は不覚にも呆然としてしまった……何故ならマリアには二つメロンを持っていたのだ。

 

「あ……あ……い……」

 

「ッ!待て!マリア!確認しなかった俺が悪かったからその風呂桶を置いてくれ!」

 

余りにも刺激的な光景を目にした士郎だったがマリアが風呂桶を持ち投げる体制に入っていることに気づき慌てて弁解し難を逃れようとした。

 

「いやァァァァァァッ!///」

 

「へぶっ!?」

 

しかし、士郎の弁解も虚しくマリアの投げた風呂桶は士郎の顔面にクリティカルヒットしそのまま勢いよく吹き飛んでしまった。

マリアは勢いよくトビラを閉めたと同時に藤次郎が現れ吹き飛んだ士郎の元に駆け寄った。

 

「いや〜悪い悪い。この時間はマリアが入っているんだよ、言うのを忘れていたが」

 

「……そういうのは先に言え」

 

「だってお前俺の呼び止めを全然聞かなかったじゃんか」

 

「そうだけどよ……」

 

バツが悪そうに士郎はそう呟くと士郎は藤次郎に担がれ鼻を冷やすため応急処置をすることにした。

 

 

 

 

 

 

深夜の教会、士郎は眠らずとあるスピリオを取り出し眺めていた。そのスピリオはカリバーとリュウガのとは違いRのマークが書かれたスピリオとカブト虫のマークの真ん中にZECTと描かれたスピリオだった。

 

「ダークドラゴンだけでは厳しくなってきたな……他のフォームも使わないとな」

 

そう考えていると後ろから気配を感じ振り向くとパジャマ姿のマリアが心配そうに立っていた。

 

「なんだマリアか……起きていたんだな」

 

「目が覚めましたので……士郎さんはどうして?」

 

「俺は眠れないから起きていただけだ……」

 

「そうですか……あ、あのお風呂場のことは……その……」

 

顔を赤くしモジモジしながらブツブツというマリアに対し士郎は先程のお風呂場の件だと瞬時に察した。

 

「別お前が謝らなくていいよ。あれは全面的に俺が悪かったから」

 

「いえ!鍵をかけなかった私にも非がありますから……あ!なにか暖かいものでものみますか?私、お詫びに作りますから!」

 

「……じゃあ頼む」

 

「では!暖かいミルクでも作りますので少し待っていてください!」

 

そう士郎に言うとマリアはホットミルクを作りにキッチンに向かって歩いて行った。数分後、ホットミルクを作り終えたマリアが二つのコップを持って士郎の元に駆け寄ってきた。

 

「あったかいものどうぞ!」

 

「あったかいもの、どうも」

 

士郎にコップを渡したマリアは士郎の隣に座り、ホットミルクを飲み始めた。士郎はそれを見ると受け取ったホットミルクを飲み始めた。

 

「そういえば……聞きそびれましたけど結局士郎さんが戦う理由ってなんですか?」

 

「あーそんな話をしていたな……戦う理由ね〜……親父とお袋、兄貴の無念を晴らすことかな?」

 

「家族の無念を晴らす……ですか?」

 

そういえば士郎さんの家族についてあまり知らない……私と出会う前はずっと野宿をしながら戦っていたらしいけどいつからなのだろうか?

そんな疑問を抱きながらも士郎の話を聞くことにした。

 

「まぁな。このドライバーとスピリオを開発したのが親父とお袋でディガルムに変身する予定だったのは元々は兄貴だったんだ」

 

「そうだったんですか……!?」

 

「詳しいことはまたいつか話すけど……とある事件でドライバーを研究していた親父とお袋はエインに殺され、兄貴も俺を逃がすためにドライバーとスピリオを託して囮となったんだ」

 

「その……囮となったお兄様は……」

 

「ほとぼり冷めた後に探したけど……見つからなかった。もしかしたら死んだかもしれないな」

 

士郎の過去を聞いたマリアは驚愕な顔をするとすぐに暗い顔になり、顔を俯かせた。聞くべきではなかった……そう後悔している中士郎は話を進めた。

 

「だから……俺は家族を殺したエインの復讐のため、家族の無念を晴らすためにエインと戦っているんだ。悪いな正義の味方のような理由じゃなくて」

 

「いえ!誰にでも理由はありますから!」

 

少し悲しげな表情をしている士郎にフォローをするマリアだったがある一つの違和感を覚えた。

 

「あの……士郎さん」

 

「なんだ?」

 

「本当にそれだけのために戦っているのですか?」

 

「……どういうことだ?」

 

「二回しか士郎さんの戦いを見たことがありませんが……確かに士郎さんにはエインに対する恨みで戦っている様子があります。でも!それ以外になにかもう一つの理由で戦っているように見えるのです!」

 

マリアの話を聞いた士郎は少しばかり驚くとすぐに平静を取り戻し、ホットミルクを飲み干し椅子から立ち上がった。

 

「……さぁな。お前の勘違いじゃないか?」

 

そう呟き自分の部屋に戻っていた。自分の部屋に戻っていく士郎の背中をマリアは悲しげに見ると自分もまた部屋に戻っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日……学校が終わったマリアは昨日の夜に士郎と話したことを考えながら帰り道を歩いて行った。

 

「……士郎さんって秘密主義なところがありますよね……」

 

そう呟きながら歩いていると目の前にガラの悪い不良達がマリアの元に飛んできた。

 

「ッ!大丈夫ですか!」

 

不良の元に駆け寄ると不良達全員が全身ボロボロになっており全員虫の息になっていた。マリアがスマホを取り出し病院に電話をかけようとした時……狂気の笑みを浮かべた板倉が現れた。

 

「あ〜お嬢ちゃん……そこの悪者をこっちに渡してくれないかな〜」

 

「ッ!貴方は……」

 

「僕かい?僕はそこの悪者達を倒すために戦う正義の味方だよ」

 

そういいながら板倉はマリアをしつこく狙っていた栗原 誠が使い怪人に変貌した注射器『エインハート』を取り出しヘラヘラと笑っていた。

 

「(栗原さんと同じ……!)貴方もエインっていう怪物に変身するんですか?」

 

「怪物なんて酷いな〜……僕は世のため人のために頑張って正義を執行しているんだよ?」

 

「この人たちの意識を奪うまでして何が正義ですか?」

 

エインハートを見たマリアは驚きながらも板倉から守るように不良達の前に立ち睨みつけた。マリアの言葉を聞いた板倉は顔を歪ませながらも話を続けた。

 

「君も僕の正義をバカにするのかい?僕はいいことをしてるじゃないか!悪いヤツを殺し!この街を平和にする!それの何が悪いんだよ!」

 

「その心は確かに立派です……ですが、貴方は考えは間違っています。悪いから殺す、正義の味方だからなんでもしていい……そんなことを考えている時点で貴方は正義の味方を語ることは出来ません!」

 

「ッ〜!なんだよ!なんだよ!なんだよ!!みんな僕をバカにして!正義として行動してるのにみんな否定しやがって!殺してやる!みんな否定する奴は全て殺してやる!」

 

マリアの言葉を聞いた板倉は狂ったように地団駄を踏むと顔を真っ赤にし血管を浮き上がるとエインハートを足に刺した。

 

ホッパー……!

 

エインハートから低い電子音声が流れると板倉の身体にエインハートの中に入りホッパーエインの姿に変貌した。

 

『コロス!コロシテヤル!』

 

ホッパーエインはマリアに標的を定めると飛び掛り襲いかかろうとした瞬間…… 『ホンダCRF250L』に乗った士郎がホッパーエインを吹き飛ばした。

 

『グギャァ!』

 

「士郎さん!」

 

士郎はXR230をマリアの前に止めるとヘルメットを外しそのまま降り、若干呆れた表情でマリアを見つめた。

 

「……お前ってとことんエインに好かれているな」

 

「会ったばかりで酷くないですか!」

 

そんな会話を繰り広げていると吹き飛ばされたホッパーエインがよろよろと起き上がり、士郎を睨みつけた。

 

『貴様……また僕を邪魔する気か!』

 

「邪魔するね〜……アンタが正義を騙るまで永遠に邪魔してやるよ」

 

『なんだと!』

 

「正義正義って言って自分に酔っているうちは、正義の味方なんかじゃない。ただ自分が正義という武器を振りかざしているだけに過ぎねぇよ」

 

『クソが……!』

 

士郎は後ろにいるマリアを見つめるとガルムドライバーを取り出し腰に装着した。

 

ガルムドライバー!

 

「マリア……お前、言っていたな……戦う理由はもう一つあるだろうって……」

 

「は、はい……」

 

「確かにあるぜ……家族の無念を晴らすために戦う以外の理由……」

 

そういいながらカリバーとリュウガのスピリオを取り出し左右の装填口にセットした。

 

リュウガ! カリバー!

 

DARK・REALIZE!

 

.装填を知らせる電子音と共に燃え盛る炎の音と龍の雄叫びのような待機音声が流れ、士郎の姿は骸骨を思わせる姿になり、両隣にリュウガとカリバーが出現した。

 

「俺が戦うもう一つの理由……身近な人達の笑顔と自由を守るために戦うんだ!変身!」

 

CROOSS FUSION!

 

暗黒龍を従えし裏切りの剣士!ダークドラゴン!

 

そう叫びながらドライバーを展開し士郎は『仮面ライダー ディガルム ダークドラゴン』に変身した。

 

「……身近な人達の笑顔と自由のために……」

 

もう一つの理由を聞いたマリアは士郎が変身したディガルムの背中を見ながら嬉しそうに微笑んだ。

 

「さぁ……裁きの時間だ!」

 

『何が裁きだ!僕がお前を裁いてやる!』

 

怒り狂ったホッパーエインは俊敏な動きでディガルムの間合いに入るとヤケクソ気味に蹴りを連発するが、ディガルムは全ての蹴りをいなしカウンターに拳を顔面に叩き込んだ。

 

『グッ!』

 

「ハァァァ!」

 

『グギャァァァァ!?』

 

拳を顔面に叩き込まれたホッパーエインは後退するが、ディガルムはホッパーエインの両手の手首を掴むと方向に一回転させ踵落としを決め、ホッパーエインを地面に叩きつけた。

 

「どうした?そんな程度か正義の味方さん?」

 

『この野郎!舐めるなよ!』

 

地面に叩きつけられたホッパーエインは起き上がると高い跳躍力を活かして跳び跳ね、ディガルムを翻弄し背後から飛び蹴りを繰り出そうとする。

 

「おうらよぉ!」

 

『ゴハァ!?』

 

しかし、ホッパーエインのキックが当たる直前にディガルムは後ろ回転蹴りを叩き込み、ホッパーエインを大きく吹き飛ばした。

このままでは倒されると感じたホッパーエインは高い跳躍能力でその場から逃げて行った。

 

「野郎……今度は逃がさねぇぞ」

 

ディガルムは止めてあるCRF250Lに跨ると同時にCRF250Lのボディが赤から黒色になり、赤と紫のラインが入ったボディに入れ替わりディガルムの専用マシンに『ケルベロストライカー』に変化した。

 

「行ってくる……その不良達を頼んだぞマリア!」

 

そういい逃げ出したホッパーエインを追うためにケルベロストライカーを発進させた。一人残されたマリアは少しの間呆然とすると救急車を呼ぶためにスマホを取り出した。

 

 

 

 

 

跳躍能力で逃げるホッパーエインとケルベロストライカーで追うディガルム…… 周囲の人々も、飛蝗の怪人と仮面の戦士がバイクに乗り怪人を追いかける姿を見て驚きの表情を浮かべていた。ホッパーエインを追いかけ疾走するディガルムの姿を見た人はこう呟いた……

 

「仮面の……ライダー?」

 

 

『執拗いな!ホント!』

 

「さっきも言っただろ!正義を騙るまで永遠に邪魔してやるって!」

 

ホッパーエインは追いかけてくるディガルムにイラつくと途中にあった看板と自動車をディガルムに向けて蹴り飛ばした。ディガルムはハンドルを操作すると自動車を回避し、ドラゴブレードで看板を一刀両断にした。

 

「そろそろ落ちてもらうぜ!」

 

SCAN!PSYGA

 

FINAL・BURST!

 

「セヤァッ!」

 

ディガルムは仮面ライダーサイガのスピリオを取り出すと剣のガードの部分にセットし刀身から青色の光弾を放ちホッパーエインを撃ち落とした。

撃ち落とされ地面に倒れ伏せたホッパーエインの前にケルベロストライカーを止め降りるとホッパーエインを睨みつけた。

 

『この……犬野郎がァァァッ!』

 

怒りがMAXになったホッパーエインは地面から起き上がると触角から放電攻撃を放ち、ディガルムに攻撃した。

いきなりの放電攻撃にディガルムは戸惑ってしまい放電攻撃を喰らってしまい吹き飛んでしまった。

 

「そんな力を隠してたのかよ……いいぜ!こっちも新しい力を使ってやるよ!」

 

そういうとディガルムはRのマークと兜虫に真ん中にZECTと描かれたスピリオ『仮面ライダーダークドライブ』と『仮面ライダーダークカブト』のスピリオを取り出し、ドライバーの装填口にセットした。

 

DARK KABUTO! DARK DRIVE!

 

DARK・REALIZE!

 

装填を知らせる電子音と車のエンジン音とカブト虫の羽音のような待機音声が流れ始め、ディガルムの両隣にダークカブトとダークドライブが出現した。

 

「クロスアップ……!」

 

CROOSS FUSION!

 

未来を駆ける黒き太陽!ソニックアポロ!

 

頭部はダークカブトを思わせる角、ダークドライブを思わせる黒色のアンダースーツに青色のギザギザなライン、黒色と赤の基盤のような装甲に両手、両足にダークドライブを彷彿とさせるタイヤのような意匠が入ったアーマーが装着された。

 

『姿を変えたところで僕に勝てるわけないだろ!』

 

「そうか?なら……やってみるか?」

 

そう言った瞬間……ホッパーエインの目の前から消え、一瞬にしてホッパーエインの間合いに入り込んだ。

 

『なッ!速い……!?』

 

「ハァァァッ!」

 

あまりの速さにホッパーエインが驚く中、連続蹴りをホッパーエインに叩き込み後退させる更に腹部に拳を何回も繰り出し、吹き飛ばした。

 

『ガッ!?』

 

「オマケにもう一丁!」

 

更に吹き飛んだホッパーエインを超高速で追い越すと顔面に蹴りを入れホッパーエインを大きく吹き飛ばした。

 

「これでチェックメイトだ……」

 

ディガルムはダークカブトのスピリオを引き抜くと右側に装備されているフィニッシュスロットに装填し、スロットにあるトリガーを押した。

 

DARK KABUTO!!

 

DARK KABUTO! FINAL・BREAK!

 

ディガルムは蹴りだす体制にはいると、ドライバーからタキオン粒子が頭部のカブトホーンまで行き渡ると超高速でホッパーエインを蹴り上げ、打ち上げられたホッパーエインに連続でキックを喰らわせた。

 

「ライトニングドロップ……!」

 

上空から落ちてくるホッパーエインに対しタイミングを見計らい上段回し蹴り『ライトニングドロップ』を叩き込んだ。

 

『グギャァァァァァァァッ!』

 

ディガルム・アポロソニックの必殺技を叩き込まれたホッパーエインは断末魔をあげながら大きく吹き飛び爆散し、エインハートが板倉から排出され空中で砕け散った。

 

「なんで……僕は……僕は……」

 

「マリアの言う通りお前は立派だ……。その力を貰わなければお前はラインを超えることはなかったかもしれないな」

 

そう悲しげに呟くとディガルムは変身を解き、警察が来る前にバイクに跨りその場から走り去っていた。

 

 

 

 

 

 

マリアと合流した士郎はマリアをCRF250Lの後ろに乗せ教会まで走らせていた。

 

「……なんだ?そんなに嬉しそうにして」

 

「あれ?分かりますか?」

 

「雰囲気で分かる……どうしたんだよ一体」

 

「いえ……ただ士郎さんが身近な人達のために戦うっていうのを聞いて……嬉しかったんです」

 

そういうとマリアは士郎に掴まっている手を少し強めた。その行動に士郎は少しドキッとするがすぐに平静を取り戻し話を続けた。

 

「嬉しいね……俺はただ正義を騙る奴が気に食わないだけだ」

 

「そうですか……」

 

「……あ〜!変身したせいで腹が減ったな〜!今日の夕飯楽しみだな〜!」

 

「ふふふっ……楽しみにしていてください」

 

士郎とマリアは楽しげな会話を繰り広げながら自分達が暮らす教会に向かってスピードをあげた。

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