個性 「テラフォーマーズ」のヒーローアカデミア 作:ポップス
言い訳なんですが、進路の事で色々あったので遅れました。
放置してた割にはそんな書いて無いし、文章も内容もグダグダですがでそこもすいません。勘弁してください。
では、どうぞ。
これは、体育祭前日の話である……。
昨日生物図鑑で見たこの
虫野はこの結果をどうしても解明したくて健闘してるが躓いていた。どうにかゴールに辿り着こうとしているが、壁が分厚く動けないでいた。それを見かねていた緑谷が虫野に近寄り……
「あのー虫野くん、この前の実験結果の謎は解けたの?」
「全然分からん、まさか……緑谷は分かったのか!?」
「そ、そうの言う訳じゃないけど、僕も家に帰って少し考えてみたんだ。これはあくまで仮定だけど『個性』の性質で適合する数が異なるんじゃないかと思うんだ!」
「『個性』の性質?というと?」
「例えば瀬呂くんの個性『テープ』。これに関した生物が適合するんじゃないかと思うんだけど………蜘蛛の力……とか?これで合ってるかは知らないけど……」
それは見逃していたな……
「いや、その説案外当たっているかも知れない。現に緑谷に適合する
「えへへ、ありがとう」
緑谷に感心する虫野。
「良いアドバイスをくれったってことで今日の昼飯奢ってやるよ!」
「え、いーよそんなことしないで!そんなつもりで言った訳じゃないから!」
「いいか緑谷、人は働いた分それ相応の代価を受け取る権利がある。例え当の本人が意図しなくともな。そう言う訳で奢ってやるよ、な~に金の心配はいらん。八百万ほどじゃ無いが金はあるからな。」
嘘ではない。俺は元々『トカリ』を作ろうとは考えていなかった。『トカリ』はあくまで、副産物だったのだ。
まず俺自身が老後必要な物を考えた時、最初に出てきたのは金だった。ただ、いち学生が稼げる額なんてたかが知れてる。今までは、そこら辺の
俺たちは到着して早速仕掛けに行ったのではなく、人静かな夜に決行した。そこからはもう
昼飯時になり、虫野、緑谷、飯田、麗日は食堂に向かった。食堂はいつも通り何処からかは笑い声が聞こえて賑やかな騒音だった。
「ランチラッシュさん、今日は
「「
出てきたのは、普通のサラダ、もやしと豆苗にゴマ油とポン酢を入れた和え物、ここまでは普通だが、一つ歪な料理があった。それは、もやしと薄切り肉の野菜炒めに特製焼き肉のソースをぶっかけただけの料理「スタミナ弁当」であった。
「豪快過ぎる料理だね……」
「もはや……これは料理と言えるのだろうか……」
「男臭い料理やね!」
「俺が料理だと思えば料理なの!第一食ってもないのに勝手に決めつけるなよな!滅茶苦茶旨いぞこれ!」
出てきた料理を持ちながら空いているを少し探し、空席を見つけ、一同座り話をしていた。
「虫野くんは何故ヒーローになろうと思ったんだ?」
飯田が唐突にそう切り出した。虫野は腕をくみ、うーんと声を洩らし悩み、答えた。
「何個か理由はあるが、まず大前提に人を助けたい。弱き者に手を差しのべ、悪には正義の鉄槌を!……だが、悪の基準が何処までなのかがまだ分かっていない。例えば、マスキュラーのような快楽殺人者には容赦は掛けんが、何かしらの事情で悪党になった奴をどうすれば良いのか分からんのだ」
「「………………」」
「だから、それを見つける為にヒーローを目指すというわけ」
「そうだったんやね………」
「少し重かったか?それならすまん。でも、変に濁してたら誤解を生むだけだからな。本当の事を話さないと意味ないだろ。ーーーよし、飯食うか!」
「(いや……食えるか……)」
「………そうだ緑谷、体育祭前日になるがお前……『個性』の制御出来ているか?」
「…………」
「………..。じゃ無いだろ。まさか…毎試合、毎試合あの攻撃する気か?身体ボロボロになるぞ!」
「でも、僕自身この力の使い方をまだ見つけてないんだ……」
「なら、俺と一緒に探そう。体育祭では俺たちはライバルだ。けれど、それは明日の事だ。今は仲間であり友だ。困っている人に手を差しのべるは何もヒーローだけじゃないだろ?」
「ありがとう!虫野くん!」
「じゃ、放課後グラウンドに集合ね!俺は先に相澤先生から許可もらってくるよ」
思いのほか許可はあっさりと取れた。放課後は誰もグラウンドを使う気色も無いとの事だったので自由に使って良いらしかった。その代わり、バカやったら今後二度とグラウンドは使用させないからな、と言われた。じゃ、相澤先生が見てくれと頼んだが、今日中に終わらせないといけない書類があるとかなんとかで断られた。
「来たな……って、何か増えてない?」
「お邪魔だったかしら?ケロ」
そこには虫野、緑谷の後ろに麗日、蛙吹が付いてきてた。しかし、人数が増えてもやることは変わらないのでそのまま続けた。
「さて、特訓に入る前に何個か聞きたいことがある。」
「な、なに……かな?」
「質問は三つあって、簡単……というより別に悩むほどの質問じゃないが二つ、けど最後の一つは重要だけど
では、一つ目…デデン!」 「(自分で言うんだ!?)」
「一番好きな動物は!?」 「……えーと犬かな……?」
「OK!二つ目…デデン!」 「(いちいちやるの!?)」
「好きな女性のタイプは?」
緑谷に女性のタイプを虫野が聞くと、少し離れた所で練習している蛙吹と麗日の動きが特に麗日の方が動きが鈍くなっていた。
「や、優しい……人かな?」 チラッ
「ふーん(-.-)」
緑谷が何処を見ていたのか大方予想出来ていたので、何も言わなかった。
「じゃ最後、三つ目………「(デデンは!?)」(オールマイトから受け取ったその『個性』。いずれそれを巡って大きな戦いになる、それの覚悟は出来ているか?……って言いたいが、まだ緑谷には荷が重すぎる……)自分の目標としているスタイルはあるか?」
虫野は緑谷のことを想って無難な質問しか出来なかった……
「……決める以前に、どんなスタイルが合っているかも分からないんだ……」
緑谷も悩んでいるようだな……それもそうか。なんたって今回の体育祭、オールマイトに期待されているからな。せめて良い順位にさせてあげたいな。
「緑谷!制御方法について少し教える。お前と俺の個性は少し似てる。そうだな……冷凍物をレンチンする時一部じゃなくて満遍なく温かくするだろ、そんな感じでやってみたらどうだ?」
なんだかんだ俺も説明下手だな、まぁ良いや。本当は体育祭終わりに緑谷自身が見つけるはずだが、まぁ早く覚えておいて損はないしな。
「冷凍物を温める時みたいに……ーーーこぅかッ……」
すると、全身に赤い稲妻が走った。
「っっ!はっ……できた!」「動けるか?」「多分…」
「じゃ、二分計る。それで何処まで動けるか試してやるよ」
予めタイマー係り兼医療班として呼び出しといたテラに開始の合図をさせる。
「お願いっっ!」
【
両者共ににらみ合い開始の合図が鳴らないかとウズいている。ーーーそして、『ピッ!』という音が鳴った瞬間、先に仕掛けたのは緑谷だった。が、虫野は片足を半歩下げ体をくるりと回転させて避け、隙だらけの緑谷の横腹に膝を喰らわせる。けれど、その衝撃で緑谷の強化状態も解けてしまった。
ドゴッ!
「グホっっ!」
「動きが直線的すぎる!ーーーそれじゃ躱されるだけだ!」
「っっ!はいっっ!!」
「それに強化状態も解けてる!それも常に意識しろ」
「はいっっ!!」
一分が過ぎ後半になろうとしている時虫野が………
「緑谷、レベルを上げるぞ!今から
虫野が使うのはお気に入りの一つ……【
「残り30秒……全力で潰しに来い!ーーー行くぞ!」
糸を出し緑谷に牽制する。その隙に、指を出せば触れるくらいまでに近づく。緑谷は咄嗟に下がるが周り込まれ殴られ地面に倒れる。
「まだ……終わってないぞっっ!」
緑谷は地面を両手でパンッ!と強く叩き、その衝撃を利用して中に舞い、手をデコピンの形にし、虫野に向けて弾くーーー
ブブォォォンンンッッ!
ーーーが、虫野は間一髪で避ける、虫野にとって意外な攻撃で少しの驚きと嬉しさも感じていた。しかし、そんな虫野とは裏腹に緑谷は反撃のチャンスを窺っていた。虫野に言われた直線的過ぎる動きを辞め、相手の動く位置を予測し反撃に出る。
相手の動くを良く見て……僕はまだ虫野くんの予測、フルガウルも完璧に出来てない。時間も残り僅か……賭けに出るしかない!
突然、地面を強く蹴り砂埃を巻き起こし、虫野の視界を防ぐ。虫野がたじろいている間に懐まで接近し腹部目掛けてパンチをした。
「うぐっ!」 ガタッ
モロに入り、苦しい声と共に膝をついた。この隙を逃さまいと追い討ちを掛け、虫野の目の前に拳が来たところでピピッ!とアラームが鳴り組み手が終わった。
「はぁ、はぁ、どう…だった……?僕の勝ち……?」
「組み手ならな……後ろを見てみろ。」「…………!?」
後ろを見ると針のようなものが緑谷の頭を狙っていた。
「見るからに毒を持つ生物だね……」
「ご名答……コイツは猛毒持ち、それに、元となる生物の針はウェットスーツも貫通する。……しかし、咄嗟に出てしまった生物にしては危険過ぎるものだったな、すまん……そういえば、個性の制御上出来だったぞ。その調子だと本番でも大丈夫そうだな」
「少しだけだけど……感覚が掴めてきたよ」
緑谷は制御方法が知れて、それに、実践でも使えるようになっているのを感じて誰が見ても分かるほどには嬉しがっていた。
「虫野くん……もう一度やろう。後何回かやれば習得できると思うんだ!」
「良いぞ。もう一回やるか……ってその前に、確認……ってほどじゃないが、蛙吹に聞きたい事があるからちょっと待って」
「………あぁ、わかった」
そう言い、蛙吹と麗日の所に行った。
「蛙吹さんの個性は『蛙』だけど毒を使う事はできるの?」
「梅雨ちゃんと呼んで。ーーー一応毒は使えるわ……けど、まだ毒と言えるほど強くないの。ちょっとピリッってするぐらいだわ。」
「ふーん……毒はまだか……他には何が出来るんだ?」
「跳躍力あるわ、それと、舌が長いから敵を捕捉することができるわね。それと……壁を這うこともできるわ。今私が知ってる個性の範囲はそれくらいね」
「聞いててあれだが、まんま蛙だな」
「そうね」
「…………………………………」 「…………………………………」
会話が途切れ、変な空気になりつつある事を察知して麗日が虫野に話しかける。
「さっき!デクくんと何話してたの?何か「デデン!」とか聞こえたけど……」
「いや、単なる質問だよ。好きな動物は何?とか、
好きなタイプは何?だとかね」
「へ、へぇ……そう……」
「因みに、好きなタイプは優しい人らしいよ」
と、
「ふ、ふーん……そーなんや……」
場を変えようとした麗日に意外な一撃が入ってしまう。
「そ!そう言えば!普通科の生徒が来た時、なんで自分のクラスの事を心配しろって言ったの?」
「あぁ……あれね。普通科に俺の友達が二人いるんだ。その内の一人が……少し……いや……かなり面倒くさい性格してるんだよ。あっちこっちに首突っ込んで厄介事を持ち込んで来るんだよ。しかも、俺に後始末任せてそいつはまた別の事に首を突っ込む。やってらんないよマジで。この前も、食堂でご飯食べてる時、後ろの客が喧嘩し始めてさ、俺はうるさいなぁと、思いながらもその友達と飯食ってたんだけど、そいつが急に机をバン!って叩いて「じゃかわしいわっ!喧嘩なら他所でやれ!ってこいつが言ってましたよ」って俺の方指してきよったんだよ。で、しかもそいつ見たら……笑ってやんの!マジで腹立つ」
普通科にいる人の話をしようとしていたのに、いつの間にか一人で愚痴大会をし始めた虫野。
「すまん、すまん、話が脱線した。ーーー多分だけど、アイツ……強いから気を付けろって事だよ」
「強いってどれぐらいなの?」
「個性なしの勝負するなら爆豪と五分五分だけど、個性を使った勝負なら1000%勝てるって言ってた」
「本当に!?」「虫野のちゃんはどうかしら?」
「アイツの事認めるのは癪だけど……言えてる………今の爆豪じゃ絶対に!勝てん」
「「嘘…………」」
「誰にも言うなよ。爆豪は勿論、緑谷にもな」
クラス屈指の実力者が普通科の者にヤられると聞き、少し驚きの表情を浮かべている。
「緑谷!確認し終わったからやろう!」
「分かった!待ってるよ!」
そこから何度か戦い、戦いを終える度に戦闘時の癖、動きなど、修復点を話し合った。
「これくらいで良いんじゃないか?続きは明日………って明日本番だった……でも、俺と当たる場合もあるから実質明日も特訓だな。まぁ、とにかく、今日の所はこれでおしまい。くれぐれも夜更かしなんてするなよ、本番はベストコンディションで挑まなきゃだし」
「そうだね!」
「じゃ、バイバ~イ」
『死柄木の様子はどうだい?』
「はい………右腕と腹部が損傷していますが命に別状は無いかと………少しずつですがと回復しています。」
『ふーむ………無事なのは良いが、その生徒が脳無を追い詰めるとは……余程強かったのかソイツは?』
「………はい。手強い相手でした。手も足も出ませんでした。」
『そしたら……いっそ、あn』コンコン 「誰ですか!?」
「いやはや、何やら不穏な雰囲気を醸し出してるbarがあるので、少し立ち寄らせてもらいました。」
古めかしい言葉を発しながらbarに入ってきたのは、顔に包帯を巻いてる40歳男だった。
『黒霧、客を呼んだのかい?』
『いえ!、呼んだ覚えはありません。』
『………君は誰だ?。ヒーロー……なんて事は無いだろ』
「その通り。私はヒーローじゃない。今日はかの有名な
『提案……?。悪いが、顔を隠している人は信用出来ないんだ。」
「じゃこれでどうだ」 バサッ!
包帯を取り、素顔をオールフォーワンに見せる一人の男。そこには所々刃のもような物で斬り付けられた後がある。しかし、それより目が行くのが、顔中が溶かされたような後があったのだ。
皮膚が垂れ落ちたような後があるのだ。言葉では説明が出来ない絵面になっているのだ。
『君だったか………最近声で判断が出来なくなっていてね……。すまない。それに、最近のニュースでは君の話題が全然出てこないからてっきり死んだと思っていたよ……。』
「それなら無理もない。それに……、実質死んだようなもんだったよ。」
『それより……、君がこんな目に遭うなんて、一体誰と戦ったんだい?確か……近くのヒーロー事務所は全部買収してるはずだったよね?来たのはそれ関係なのかな?』
「正解だ。」
『で、健康報告するためにここに来た訳じゃないだろう?」
「そうだ。あんたの所の脳無、それに非常に興味がある。だからと言って欲しい訳じゃない。脳無を作り出すのは簡単な事じゃないだろう。そこで、私からの提案だ。うちの優秀な部下をお前に譲る。その部下を脳無にするのも良し、『個性』を奪って自分のものにするのも良し。その代わりに探しだして欲しい奴がいる。俺の愛する
『面白い提案だね。因みにその優秀な部下とやらは何人いるんだ?』
「幹部クラス五人、それと、幹部クラスまで行かないが、面白い『個性』を持ってる若い部下二人がいる。占めて7名。どうだ悪い提案じゃないだろ?」
『どうするかいドクター?』
『死柄木が戻る間、暇じゃろ。良い時間潰しなるんじゃないか』
『そうだね。ーーー………乗った。』
「それじゃ、契約成立だな。ーーーおっと、いい忘れてた最悪、ガキ共全員拐えなくてもリーダーさえ居れば良い……アイツが全ての元凶だからな」
『そうかい………それで、そいつらの特徴は覚えていないのか?顔やら体つきとか……そう言うのがあれば嬉しいんだが』
「そうだな……顔は見たが夜だったからうろ覚えだ。けど、一人名前っぽいものを聞いた。名は……『リキヤ』確かそう言っていた」
『わかった……こっちで調べて見るよ』
「何かあったら直ぐに連絡しろ、分かったな?ドアマン」
「ドア……?、分かりました。」
「じゃ、良い報告を待ってる」 バタン
今年書くのはこれで最後です。
これからますます不定期になりますが、そこも宜しくお願いします。
では、良いお年を。