魚屋の留美子   作:平井満理

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第一話

いらっしゃいませー、と、威勢よく、留美子は、魚を売る。

近所では、有名な、親しみのもてるお姉さんで、通っている、留美子であった。

お姉ちゃん、たい、さばいて、と、小学生の、学くん。

お姉ちゃん、いくら?

と、学。

留美子は、800円だよ。という。

学は、留美子に、昨日、健一くんに、いじめられたんだ、と、留美子に、つぶやく。

留美子は、そうなんだ。可愛いそうに、と、学の、頭を、なでる。

学の目に、涙。

お姉ちゃん、ありがとう。また、来るね。

恵子は、留美子の、近くの、団地の、主婦。

留美子さん、今日も、元気ねえ、あじの、開き2まい、いくら?

留美子が、300円と、答える。

恵子は、また、旦那が、仕事を、風邪で、休んでるの。という。

留美子は、お大事にねー、という。

東子は、小学こうの、教諭だ。

夕方になって、東子がきて、お姉さん、カジキマグロ一匹いくら?ときく。

留美子は、400円だよ。さばく?ときく。

東子は、お願いという。

東子には、信二郎という、おなじ、小学こう、教諭の、相棒がいて、時々遊びにくる。

彼がね、カジキマグロの、ソテー食べたいていうの。留美子さん、さばいてくれる?

ときく。

東子は、カジキマグロを、受けとって、留美子さん、彼がね、父兄に毎日、文句つけてくるから、具合わるくなるというの。留美子さん。という。

留美子は、そうねえ、最近の、父兄は、大変ねー、と、答える。

魚屋の店長が、留美子ちゃん、今日は、8じで、上がっていいよ、という。

留美子は、ありがとうございます。といって、服を、着替えて、お疲れさまでしたー。といって、帰る。

帰って、留美子は、テレビをつけて、ジャスミンティーを、飲む。

テレビでは、コロナの、感染しゃの、数が、放送されていた。

留美子は、ため息をつき、ジャスミンティーを、飲む。

留美子が、ハードディスクに、切り替えて、山ピーの、コードブルーを、みることにした。

コードブルーは、山ピーが、外科医として、活躍する、ドラマで、山ピーの、ファンの、留美子には、コードブルーの、録画を、みるのが、日課になっている。

すると、幼稚園からの、同級生の、時子から、電話があった。

もしもし、留美子?元気?

留美子、どーしたの?

時子、彼氏がねー、カレーライスが、焦げてたから、怒って、食べてくれなくて、同僚と、レストランにいったの。帰りに、また、パチンコやに、よるって。

今月の、生活費、あと、5万円しかないのに、たりるかなあ?

留美子、大丈夫よ。足りなかったら、塩むすびよ。

麦茶作って、冷蔵庫いれときなよ、という。

時子が、月末たりなかったら、5千円借りていい?

あたし、それと、夜は、スナックで、アルバイトしようと、思ってたら、コロナで。

留美子は、了解、貯金下ろしとく。25日に、やすみだから、スタバで、ゆっくり話きくよ。という。

時子、スタバおごってくれるのー?

留美子、いいよー、千円利子ねー。

次の旦那さんの、給料がでたら、利子から、綱島のガストで、ばんばーぐらんちと、ドリンクバーごちしてね、という。

時子が、それにしても、留美子、男っけないわねー、という。

留美子が、悪かったわねー、と、笑いながら、答える。

山ピーが、いるから、いいの、デートしてもらえないけど。とこたえる。

時子が、こんど、留美子も、少しおしゃれしたほうがいいから、横浜の、伊勢佐木町BOOK OFFに、コート買いに行こうよ、と、誘う。

 

 

 

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