無職転生二次創作SS   作:早崎いるか

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Web版本編259話「戦いの終わり」と蛇足編の間の話です。
ビヘイリル戦後の日常回です。
ルディがビヘイリルから帰ってきたその日の話です。
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戦いの終わりの後に(259.1話)

初めての4P。

禁欲のルーデウスは凄かった。

誰か1人が休んでいる間も、2人を相手し続けた。

 

愛を囁き、愛を囁かれ、甘い吐息と漏れる声に興奮し、延々と発情していた。

手も舌も、もちろん腰も忙しく動かしていたが、心と身体はこれ以上無いほどに満たされた。

 

もちろん俺だけ気持ちよくなるなんて、そんなことはあってはならない。

俺たちは夫婦なのだ。

当然、彼女らにも腰を抜かすほど気持ちよくなってもらったつもりだ。

焦らしに焦らし、まったりとしつつも時には激しく、何度も絶頂していただいた。

 

シルフィは結婚してすぐの頃よりも激しく乱れていたような気がする。

ブエナ村でルディ、ルディと呼んでくっついていた時のことを思い出し、あのシルフィが今ではこんなに乱れてくれていると何度も興奮した。

防音はしっかりとしておいたが、子供達のドタドタ走り回る音くらいは聞こえる。

音が聞こえる度、シルフィはビクッとしていたし、露出プレイでもしているような気分になってとても興奮した。

 

ロキシーは俺を気持ちよくさせようと今まで培ってきた技術を総動員してくれた。

先生がこんなにもしてくれている。

と興奮し、すぐに攻守は交代したがそれでもロキシーは満足してくれたと思う。

 

意外なことにエリスは複数人でする時、少し臆するようでいつもより攻めっ気が弱かった。

シルフィとロキシーの前で俺も情けない姿を見せたくなかったので、好都合ではあった。

それに、受け姿勢のエリスは新鮮でとても興奮した。

 

俺が満足する頃には、シルフィとロキシーは息も絶え絶えといった感じだった。

エリスはまだまだし足りなかったようだが、今日は4人でイチャイチャしたい気分なので、我慢してもらうことしよう。

 

さて、3人の妻達と愛を育み、甘いピロートークも終えて、彼女らの身体を抱きしめている間に、昼前になっていた。

 

愛の巣から出るのは少し惜しい気もするが、愛しい我が子との触れ合いも大切だ。

愛の巣を出て、4人で風呂に入り、そこでもちょっとイチャイチャし、各々子供達の元に向かった。

 

---

 

風呂から上がり、今はシルフィの疲れた身体を背中から抱き支えながら、ジークが母乳を吸い取ろうとするのをまじまじと見つめている。

さっきまでの俺のようだ。

 

きっと大きくなったら、シルフィみたいな綺麗で可愛い女の子を好きになるに違いない。

ママと結婚する、とでも言うかもしれないが、それは許さない。

ママは俺のものだ。

 

それにしても、

 

「ジークはよく飲むな」

「そうだねー、ルーシーの時よりもちょっと多いかも。男の子だからかな?」

「そうかもな。俺もまだ乳離れできてないし」

「そういう意味じゃないんだけど。あとルーシーも大きくなってきたんだから、昼間からあんまりそういうこと言わないこと」

「あ、はい。すみません。夜だけにします」

「よろしい」

 

注意はしたが、怒ってるような感じでもなく、シルフィはふふっと少し笑っていた。

本当にうちのシルフィは可愛いなぁ。

ささいな会話でも、彼女からの愛は伝わってくる。

 

好きな娘3人と結婚して、子供も出来て、こんなに幸せな生活を送れていることが、未だに夢なんじゃないかと思うことがある。

大変なことも多かったし、悲しいこともあったが、それでも今のこの状況は紛うことなき幸せだ。

 

あの日記の主が目指した場所がここであったのなら、俺は彼の思いに報うことは出来たのかもしれない。

そんなことを考えてやってきたわけではないが、彼が俺のもとに来てくれなかったら、今の幸せは無い。

彼の願いが叶ったのなら、それは俺にとっても彼にとっても喜ばしいことだろう。

 

これからも愛する家族みんなで笑って過ごせるよう頑張っていこう。

そう心に決めて、シルフィとジークを優しく抱きしめた。

 

---

 

ジークがお腹いっぱいになったら、俺開発のベビーカーに乗せて、外食の準備だ。

ルーシーとララはシルフィとロキシーに服を選んでもらい、それを1人で着る。

アルスはまだ1人で着替えられないから、エリスが着せてあげている。

こうして見ると、エリスもちゃんと母親をしていて、元家庭教師として胸に来るものがある。

フィリップとヒルダも草葉の陰で喜んでいることだろう。

 

着替え終わったルーシーは久しぶりの外食が嬉しいのか、玄関前でウロウロしている。

可愛らしい。

愛らしい我が子を眺めていると目が合った。

とたとたとこちらまで走ってくる。

こらこら、そんなに走ると危ないよ。

と微笑ましく思っていると、ルーシーが膝に捕まって聞いてきた。

 

「パパも今日は一緒?」

 

母親譲りの甘えた声と上目遣いに俺の心臓は射抜かれてしまった。

 

「そうだよー、今日は1日一緒に居るからねー、ルーシーィ!」

 

そう言ってルーシーを抱き上げると、ひまわりのような笑顔を咲かせてくれた。

ああ、君が俺の太陽だ。

 

---

 

さて、準備が終わり、みんなで外に出ると街中から少し視線を感じた。

ノルンとアイシャはまだビヘイリルに残っているが、それでもウチは大家族。

1人2人が出かけるところを目にすることはあっても、みんなで出かけることは少ない。

ちょっとした物珍しさがあるのだろう。

 

俺はルーシーと手を繋ぎ、シルフィはジークのベビーカーを押し、ロキシーはララと、エリスはアルスとそれぞれ手を繋いで歩く。

リーリャとゼニスはその後ろから歩き、さらにその後ろをレオが歩く。

そりゃ目を引くだろう。

 

ルーシーはおねむなジークを時々見ながら頭を撫でたり手を触ったりしていた。

ルーシーお姉ちゃんは弟に興味津々だ。

 

お姉ちゃんなんだと自覚してから、初めて生まれた弟だ。

赤ん坊という存在を不思議に思っているのだろう。

ジークが育つにつれて、ルーシーはもっとしっかりしようとするだろう。

俺に甘えてくれるのも今だけなのかもしれない。

そう考えると寂しい気もする。

10歳くらいまでは甘えていて欲しいな……

 

「ルーシー」

「なぁに、パパ?」

「パパにはどんどん甘えていいからね?」

「はーい!」

 

数瞬、きょとんとした後元気よく返事をしてくれた。

頼もしい返事だ。

お父さんとの約束だからな。

ちゃんと甘えるんだよ?

とか思っていると、シルフィに呼びかけられた。

 

「ルディ」

 

甘やかしすぎないようにとか言われるんだろうか。

シルフィの言葉なら甘んじて受け入れるけど。

でも……

 

「良かったね」

 

身構えたが、そんな必要はなかったようだ。

 

「ルディ、あんまり家に居れてないし、子供達との触れ合いも少ないから可哀想だと思ってたんだよ。だから、最近ルーシーがルディに甘えてるの見てちょっとホッとしてたんだ」

 

「ルディは自分の子供のこと大好きですからね。私たちだけがいっぱい触れ合っていて少し申し訳ない気持ちもありました」

 

とこれはロキシー。

エリスも、そうねと頷いている。

 

可愛い嫁たちは、俺のことを本当に理解してくれている。

俺は幸せ者だ。

彼女達の愛に応えるためにも、調子に乗って甘やかしすぎないようにしよう。

 

ーーー

 

歩くのが疲れたララがレオの背中に乗ったり、アルスが街ゆく女性に目を右往左往したり、そんな様子を見てうちの女性陣が俺の方をちらりと見たりしているうちに店に着いた。

 

大衆食堂のような場所だ。

お高いわけでもないが、味はしっかりしているし、ナナホシのお膝元であるせいか料理のレパートリーも多い。

 

大人数だからか、それとも俺が居るからか、入った時に少し視線を感じたが、すぐにそれも無くなる。

 

昼間はそこそこ繁盛しているが、運良く今日は空いていた。

小さい子も多いし、他の客の邪魔にならないよう奥の席につかせてもらおう。

 

注文をしてから、しばらく待つ。

暇そうにしてるララとアルスが席を立って動き出そうとしていたので、大人しくさせるのが大変だった。

ララもアルスも親に似たのだろうな。

ロキシーの好奇心旺盛な所、エリスのお転婆な所。

非常によく似ている。

ララはなんだかんだちゃっかりしてるけど、アルスはこれから先ママ達に怒られることも多くなりそうだ。

 

ルーシーはこの魔法できるようになったとか、ママに頼まれて初めて買い物したとか、最近のことを教えてくれた。

あんまり付いてやれてないパパに色々教えてくれる姿を見ていると、「ルーシーは凄いなぁ」とか「よく頑張ったなぁ」とか、ただただ褒めちぎってしまう。

 

褒める度に、「でしょー」「それでねー」と嬉しそうに話を続ける姿は本当に可愛らしい。

一時期は「だって」と「ヤダ」が口癖だったが、成長は早いものだ。

 

ヒトガミはもう大きく動くことは少なくなるだろうし、子供達と触れ合う時間も以前までより増えるといいな。

ビヘイリル王国での件がもう少し落ち着いたら、オルステッドに聞いてみよう。

 

---

 

料理が来てからは子供達は黙々と食べ、さっさと食べ終わってしまった。

食欲旺盛なのはいいことだ。

健康の証でもある。

しかし、食い気の後は眠気なのだろう。

食べ終わって子供達は全員眠そうにしていた。

 

食後、俺は辛うじて歩けるルーシーの手を引き、エリスは完全に眠ってしまったアルスを背負った。

同じく完全に眠ってしまったララはレオが背負って帰ることになった。

 

ーーー

 

家に着くと、ルーシーも糸が切れたように寝てしまった。

お姉ちゃんとは言え、眠気には勝てなかったようだ。

寝る子は育つと言うし、何も悪いことではないが。

 

「朝から体力使ったからボクもちょっとお昼寝しようかな」

「そうですね、私もちょっと疲れたので寝ようと思います」

 

シルフィとロキシーも眠そうにしていた。

朝から夫婦の営みはやはり堪えたらしい。

 

「それじゃ俺たちもお昼寝するか」

 

子供も妻も寝ると言うなら寝るしかなかろう。

心地いい寝息を聴きながら、彼女らの抱き心地のいい身体を抱き枕にして寝よう。

 

「私も一緒に寝るわよ!」

 

エリスはまだまだ元気そうな声でそう宣言した。

当然エリスだけ仲間外れにするつもりもない。

 

朝、3人の嫁を抱き、昼に子供と話をして、3人の嫁とお昼寝する。

 

なんて贅沢な日なのだろう。

でも問題はあるまい。

今日1日の贅沢は頑張った自分へのご褒美なのだから。

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