無職転生二次創作SS   作:早崎いるか

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Web版本編259話「戦いの終わり」と蛇足編の間の話です。
ビヘイリル戦後の日常回です。
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ロキシーとルーシーと人形(259.4話)

ーーロキシー視点ーー

 

教師にも週に何度かは休日があります。

研究に明け暮れる者もいれば、家でのんびり過ごす者もいます。

 

わたしの場合は後者ですが、休日はのんびりというわけにも行きません。

なにせ、我が家には四人の子供がいるのですから。

 

朝起きて自室から出ると二階には誰もいませんでした。

 

エリスは朝の鍛錬を終えて、もうレオの散歩ですかね。

ルディとシルフィ、ノルンも朝走り込んだり、鍛錬をしたりする習慣があったせいか、朝日が昇る頃には起きて一階にいます。

アイシャとリーリャも、シルフィの料理を手伝っているんでしょう。

まあ、ゼニスまで早く起きる必要はないと思うのですが。

やはり昔からの習慣なんでしょうね。

ブエナ村にいた頃、ゼニスは早起きして、リーリャと一緒に料理をしていましたし。

 

階段を降りると、居間の方からルーシーがステップを踏んで歩いてきました。

 

何故、子供部屋と逆方向から歩いて来たのか。

少し不思議に思いましたが、ルーシーは顔によく出る子なので、悪いことをしていたわけでも無さそうですし、詮索するほどのことでもないでしょう。

 

「ルーシー、おはようございます。ララとアルスは起きていますか?」

「あっ!青ママおはよう!」

 

朝から元気のいいルーシーは、こちらを見て挨拶をした後、すぐに子供部屋へと走っていきました。

 

「二人とも起きてる!」

「そうですか。ならみんなで食堂に行きましょうか」

「はーい!」

 

少しして、ララとアルスは寝ぼけ眼をこすりながら子供部屋から出てきました。

 

「ララ、アルス。おはようございます」

「……ママ、おはよ」

「青ママ、おはよう」

 

二人ともまだ眠そうながらも、ちゃんと挨拶を返してくれました。

 

ララはついこの間まで挨拶をしてくれなかったのですが。

ルディとシルフィとわたしで、ちゃんと挨拶をすることの大切さを、滔々と説くと、嫌そうな顔をしながらもするようになってくれました。

説教されたくないがために、やっている感じはありますが、最初はそれでもいいでしょう。

ルーシーみたいに朝から元気に挨拶できる方が珍しいでしょうし。

 

ーーー

 

四人で食堂へと入ると、ルディがシルフィを抱きしめていました。

 

それほど珍しい光景ではありません。

朝からルディが何かやらかしてご機嫌取りをしているか、はたまた特に何でもなくただ抱きしめているか。

シルフィが頬を膨らませていないので、恐らく後者でしょう。

 

ルディもシルフィも甘えたがりというか、そういう二人だからこそ普段からスキンシップも多いんでしょうね。

もちろん、ルディはわたしやエリスにもよく抱きついてきます。

しかし、わたし達自身が昼間そういう気分になることは少ないので、頻度はシルフィほどではありません。

 

抱きつかれて嬉しそうなシルフィの顔を見ていると少し羨ましくはなりますが。

 

「パパ!ママ!おはよう!」

 

ルーシーの大きな声でルディたちもこちらに気づきました。

ルディはシルフィの身体を解放し、駆け寄ってくるルーシーを抱き上げます。

 

「おはよう、ルーシィー!」

 

そこからはキスの嵐でした。

ルーシーはちょっと迷惑そうにしつつも嬉しそうにしています。

数年前まではこんなにルディに懐くようになるとは思いませんでした

ルディは子供が好きですから、距離を取られたままだと可哀想ですからね。

いいことです。

 

ルディは満足したのか、ルーシーを下ろし、こちらに目を向けます。

 

「ロキシーもおはようございます!」

「はい、おはようございます」

「まだ三つ編みにしてないんですね」

「ええ、先ほど起きたばかりですから。……ルディが結びますか?」

「では、朝食後にありがたく結ばさせていただきます!」

 

ルディは大袈裟に頭を下げた。

なんでしょうね、この神にでも接するが如き態度は。

最近慣れてきましたが、疑問は疑問です。

わたしがルディに重要なことを教えたかどうかはこの際置いといても、それだけでこんな態度をするでしょうか。

 

そんなことを考えていると、ルディはわたしの隣にいたララも抱き上げようとしていました。

いつものようにララは避けようとします。

 

その時。

ルディの片目の色が変わりました。

 

ルディ、魔眼使いましたね……

ララは捕まり、不満そうな顔をしています。

こんなことに予知眼を使うあたりがルディらしいです。

その光景を見てシルフィも少し苦笑いしています。

 

ララは、ルーシーとは違い、あからさまに嫌そうな顔をしていましたが、無駄を悟ったのか、暴れることなく大人しくキスされていました。

 

「ララ、パパのことそんなに嫌いか?」

「嫌いじゃない。でもこれは嫌」

「はっきり言うなぁ」

「赤ママ、見習った」

「そうか。でももうちょっと甘えてくれていいんだよ?」

「ん、分かった。時々甘える」

 

ルディはその言葉に満足してララを下ろしました。

ララの場合は甘えるというより、ルディのことを利用するという感じがしますが、ルディが嬉しいならそれでいいんでしょう。

 

アルスも抱きあげようとルディが目を向けますが、もう既にそこにアルスの姿はありませんでした。

最近はアルスも元気ですから目を離したらすぐにどこかに行っています。

 

「アルスは?」

「さっきまでそこに居たんですけどね。どこに行ったんでしょう?」

 

とは言っても、アルスの行動パターンは非常に分かりやすいです。

 

「アルスくん、もう少し待っててね。すぐ朝食持っていくからねー」

 

後ろを見ると厨房の方でアイシャがアルスを抱きあげていました。

 

アルスは本当に胸が大きい人が好きですね。

なんとも言えない気分になります。

 

アルスを下ろし、アイシャとリーリャが朝食を運び込んで来る間に、エリスはレオの散歩から帰ってきました。

 

そして、みんなで朝食を食べます。

いつも通りの朝です。

 

ーーー

 

朝食を終え、ルディに三つ編みにしてもらったり、ノルンから仕事のことで少し相談を受けたり、ララのイタズラを叱ったりしているうちに、魔術の訓練をする時間になりました。

 

ルーシーはやる気満々です。

ララも面倒がってはいないようです。

無詠唱ができるようになってから、少しモチベーションが上がったのでしょうか。

 

アルスにも初級魔術を教え始めましたが、ちゃんと使えるようになるには時間がかかりそうです。

 

ちゃんと飛ばない水魔術を見て、ルディは昔の自分を思い出すと言っていました。

ルディにもそんな時期があったことが意外でしたが、よく考えればルディも人間です。

努力の果てに3歳にして無詠唱で中級魔術を使えるようになったのでしょう。

それでも驕らず今日まで邁進してきたというのが本当に凄いなと思います。

 

今では水土火風を帝級ですしね。

今も治癒魔術や魔法陣の練習をしているそうですし。

その努力には頭が上がりません。

 

そんなルディから教われば、きっといい魔術師になると思うのですが、毎日教えられるわけでもないからと、ルディは時々アドバイスをするくらいです。

基本的にはわたしとシルフィが子供たちに魔術を教えています。

 

もちろんルディも子供たちに聞かれたら教えるんだとは思いますが、子供たちはあまりルディに聞こうとはしません。

なんででしょうね?

きっと色んなことを教えてくれると思うんですけど。

シルフィやジュリエットさんに教えたのもルディですし。

 

さて、ルーシーには中級魔術を教えているのですが、今日はルーシーが何やらちらちらとルディの方を見ています。

シルフィもルーシーの様子が気になっていたようで、二人で顔を見合わせました。

どうしたんでしょうか?

 

「どうしたんですか、ルーシー?」

 

わたしとシルフィは、ルーシーに近寄ってルディに聞こえないように聞きます。

こういう時はこちらから歩み寄って行かなければなりません。

教師になってから学んだことの一つです。

 

「えっと、人形ってどうやって作ればいいの?」

「人形ですか?」

「うん、パパの部屋にいっぱいあった人形。全部魔術で作ってるって、ジュリエットさんが言ってた!」

「なるほど」

 

聞かれたはいいものの答えることは難しい。

確かに、あれ、どうやって作ってるんでしょうね?

 

かなり細かい魔力操作が必要になることは分かりますが、実際どうやって作ってるのか聞いたことはありません。

 

「シルフィは作り方分かりますか?」

「うーん、作り方自体は何となく分かるけど、ボクもこれくらいしか作れないから詳しくは分からないかな」

 

シルフィはそう言って、少なくとも人の形だとはっきり分かるものを作ってみせました。

 

「十分凄いと思いますが」

「前にルディに見せられてからちょっと練習したからね。ただ細かい作業をすると結構魔力使うから生活にも支障が出るし、練習も辞めちゃったや」

「そうなんですか?」

 

シルフィでも出来ないとなるとわたしが習得するのは難しいんでしょうね。

シルフィはルディから教わってもう王級魔術もいくつか使えるようになっていますし。

わたしも一緒に教わりましたが、やはりシルフィの方が習得は早かったですから。

 

「ちゃんとした人形を作れるようになるには幼い頃から練習して行くしかないと思う。試行錯誤するにも大人になってからじゃ、日常的に大量の魔力を使うのは色々難しいからね」

「まあ確かにそうですね」

 

魔力を使いすぎて日常生活の負担になっていては意味が無い。

 

「ルーシー、すみません。あれはわたし達にも作り方が分からないんです。ルディに聞くのが一番だと思いますよ?」

「……パパに聞くのはヤダ」

 

一瞬空気が凍った。

今はルディにベッタリなルーシーからそんな言葉が出るなんて。

 

ルディの方をちらっと見ると、何話してるのかなーと気になっている様子でした。

 

こんなこと、ルディが聞いたら泣いてしまうでしょう。

ルディは子供に言われることに対してはかなり弱い節がありますから。

 

「何故ですか?」

 

一応理由を聞いておきましょう。

 

「……いきなり作れるようになったの見せて、パパをびっくりさせたいんだもん!」

「ああ、なるほど。そういうことですか」

 

良かったですね、ルディ。

とても可愛らしい理由でしたよ。

でも、どうしましょうか。

シルフィも細かくは作れないようですし、こういう感覚的なところはルディに聞くしかないと思いますけど。

ジュリエットさんに聞くのも手でしょうけど、ルディがいるのにそんなことするのは少し可哀想な気もします。

それにジュリエットさんも最近は忙しそうですし、練習を見てられる時間があるとも限りません。

となると、やはりルディに聞くしかないでしょうね。

 

「ルディにはわたしの方からどんな練習をしたのか聞いておきます。その方法をルーシーに教えるという形でも大丈夫ですか?もちろんルーシーに教えるつもりだということは伏せておきますので」

「うん!」

 

ルーシーは数瞬考えた後、元気よく返事をしてくれました。

賢い子です。

 

それから中級魔術の練習を再開し、ルーシーとララとアルスの魔力が尽きたところで今日の練習は終了した。

 

それにしても、あれですね。

ルーシーの魔力総量は、もうわたしより多そうですね……

いつかはそうなるとは思っていましたが、ちょっとショックです。

 

ーーールーデウス視点ーーー

 

魔術の練習中、俺の可愛い女の子達が地面にしゃがみこんでコソコソと話していた。

時々、こっちを見るし、とても気になる。

 

練習が終わってから、ルーシーにまとわりついてみたが、何も教えてくれなかった。

というか、シルフィに邪魔された。

いや、シルフィが邪魔なわけじゃないんだけど。

ロキシーに聞いても適当にはぐらかされたし、なんだったのだろう。

神が隠してることを暴くわけにも行かないので、大人しく引き下がったが、気になるものは気になる。

 

午後、エリスが子供たちに剣術を教えている間、居間でジークと遊びつつ、何の話をしていたのか考えていた。

 

まさか、ルーシーに好きな子でもできたのだろうか。

母親と娘というのは恋バナで盛り上がるらしいし。

案外、最近ルーシーに抱きついているクライブくんとかかもしれない。

でも、二人ともまだ幼いんだ!

パパは許しませんよ!

 

ただ、少し冷静になって考えてみると別におかしなことでもないんじゃないかと思った。

この年の頃、俺はシルフィと一緒になろうとか考え始めてたし。

シルフィもあの頃には俺のこと好いてくれていたようだし。

 

近い将来、「パパ!わたしはこの人と結婚します!」とか言ってくるかもしれない。

あの元気で可愛いルーシーがだ。

 

それだけでなんか怒りやら悲しみやら混ざって変な気持ちになる。

嬉しいことのはずなのにね。

まだ早いだろうと思っていても、いつかはその時が来る。

 

芸能人が、まだ小さい娘がいつか彼氏とか連れてきたらどうするとか考えているのを見て、あの時は「まだ早いだろ」とか思ってたけど、パパになるってこういうことなんだなぁ、と今更ながら実感する。

 

ララも……

 

…………

 

いや、ララはそういうの無さそうだな。

なんというか、安心感があった。

それでいいのかは分からんが。

 

こうして真相も分からぬまま、色々考えている間に、遊んでいたジークはいつの間にか寝入ってしまっていた。

 

ちなみに幼いジークと遊ぶにはちゃんと治癒魔術を使える人が周りにいなければならない。

この家だとほとんどの人間は治癒魔術を使えるから、大体の場合は条件を満たしている。

 

ザノバのように首を引っこ抜けるほどの腕力では無いみたいだが、これから先、成長と共に力も強くなっていくだろう。

そうなればトラブルも必ず増える。

物心がつきはじめたら、ザリフの義手でも使って力加減を覚えさせないといけないな。

 

そんなことを考えながらジークの寝顔を見ていると、ロキシーがやってきた。

今朝のことが思い出されるが、ロキシーにははぐらかされたので、これ以上詮索するわけにはいかない。

神の可愛いおへそを曲げさせてはならんのだ。

 

「ルディ、ちょっと聞きたいことがあるんですが」

「どうしたんですか?」

 

ロキシーは言葉を選んでいるようだった。

なんだろう。

もしかして5人目の子供かしら?

いや、でも解禁してからまだ1ヶ月くらいだし、違うか?

 

「えっとですね。その……土魔術を使って人形を作るのってどうやって練習していたんですか?」

「人形ですか?」

「はい」

 

意外だ。

ロキシーはフィギュアに興味が無いと思ってた。

フィギュアを見て、なんか恥ずかしそうにしてたし。

だが、わざわざ知りたがっているなら無碍にはすまい。

 

「無詠唱でまず土弾を作るところから始めて、次に少しずつそれを自分の想像通りに延ばしたり曲げたりできるよう、魔力を流す練習をする感じですね。形がちゃんと作れるようになったら実際にあるものを見て真似て練習していました」

 

昔、魔力を効率的に減らそうとしてやっていたことだが、やはり最初は上手く作れなかった。

懐かしい。

 

「それは……魔力を感覚的に操れないと難しそうですね」

「そうかもしれませんけど、無詠唱が出来れば出来なくはないとは思います。それに、ロキシーも詠唱を短縮出来ますし、頑張れば出来ると思いますよ?」

 

詠唱の短縮ができるということは魔力を出し始める感覚は掴めなくとも、魔力を自由に使う感覚は掴めているということだろうし。

 

「いえ、わたしが習得したいわけではないんですが」

「あ、そうなんですか?」

「ええ、その……わたしの生徒がですね。作りたがっていてですね」

「ほう、それなら俺が教えに行ってもいいですよ?今のところ長期出張もないですし、予定を合わせれば可能だと思います」

「あ、いえ、それはダメです」

「ダメなんですか?」

「はい」

 

えーと、どういうことだろう。

よく分からないが、これ以上理由を聞くのはダメなんだろうな。

ロキシーの目がもう聞かないでくれと言っている。

 

「分かりました。じゃあその子に言っておいてください。『 簡単な道のりじゃないけど、練習を繰り返せばいつかできるようになる。もし壁にぶち当たったんなら、ジュリを紹介するから頑張るんだぞ』って」

「分かりました」

 

ロキシーはほっと一息ついた。

まあ誰に教えるのか分からないけど、いつか使えるようになったらザノバ商会の戦力にもなるだろうし、就職先を斡旋してやってもいいな。

顔も名前も分からないのに、どう紹介すればいいかは分からないけど。

 

そう言えば、人形のことで一つ思い出したことがある。

先日、エリスに怒られたことについてだ。

 

「ところで、ロキシー」

「はい。なんですか?」

「ロキシー人形、ザノバが今持ってるんですけど大丈夫ですか?」

「え?ああ、そう言えばパックス王子からザノバ王子が受け取っていましたねあれ」

「はい」

「で、大丈夫とは?」

「いや、ついこの間、妻の人形を他の人のもとに置いておくのは如何なものかと考える機会がありまして」

「ああ、なるほど。別に構いませんよ?ザノバ王子はパックス王子のように舐め回したりしませんし」

「パックスは舐め回していたんですか……」

「さすがの私もあれには引きました」

「それだけ先生のことが好きだったんですね。気持ちは分かります」

 

パックスは俺と同じく変態だった。

ちょっとした仲間意識のようなものが芽生えた。

惜しい奴を亡くしてしまったな……

 

「…………ルディ。もしかして舐めたことがあるんですか?」

「…………いや。そんなこと……ありませんよ?」

 

思わず、キョドってしまった。

ロキシーは「んー?」と眉を八の字にして俺を見つめる。

 

「…………少しだけ舐めたことがあります」

「よろしい。弟子が師匠に嘘をつくなんて許しませんよ」

「…………はい」

 

神に嘘はよくなかった。

 

「ちなみに今も舐めることはあるんですか?」

「ないです!」

「そうですか。安心しました」

「当然です!舐めたい場所はいつも夜、舐めさせてもらってますから!」

 

そう。もう御神体はこの腕の中にある。

何故フィギュアを舐める必要があろうか!

自信満々にそう言うと、ロキシーは顔を赤くしてそっぽを向いた。

 

「…………本当にバカ弟子です」

 

神は神を超えていた。

何を言っているのか分からないかもしれないが、俺にもよく分からない。

 

ロキシーの小さな身体を抱きしめ、そっとキスをした。

 

「可愛いですよ、ロキシー」

「それは……どうも。でも昼はダメです」

 

お尻に回した手ははたかれた。

仕方ない。

夜まで我慢するか。

 

ーーー

 

数日後、子供部屋に埴輪のような土塊が増え始めるのだが、ルーデウスがそのことを知ることはなく、いつの間にか綺麗な人形が立ち並ぶようになったと言う。

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