仮面ライダー鎧武vsGE2 ~神を喰らう者と禁断の果実~   作:ジュンチェ

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あ、この話は

バジュラと表記なってますが正確には『◯ヴァジュラ』でした。

申し訳ありません。


EP02 獣神の襲来

EP02 獣神の襲来

 

 

 

 

「はああ!」

 

「オーホホホッ!甘い甘い!」

 

鎧武は無双セイバーを果敢に振るい、攻め立てる。しかし、ブラーボはドリノコと呼ばれるノコギリさながらの二振りの剣で軽くいなして逆に鎧武を切りつけ鎧武を圧し返してしまった!

 

「ぐわああ!?」

 

「…ハアアッ!」

 

そこをすかさずカバーするのはバロン。バナスピアーを構え飛び出し、ブラーボと鎧武の間に割って入る。

 

 

ガキンッ!!

 

「あらん?バナナの坊や…腕がまた上がったみたいね?」

 

「ふん!貴様に褒められたところで…!」

 

「うふ♪でも、そろそろ黄色くなったバナナは収穫しないと…!ウフフフ♪」

 

「ッ!…気色のわるいことをいうな!?」

 

 

ガンッ!!

 

 

 

一瞬、互いの武器が組み合う形になったがブラーボがかなり気持ち悪いことを呟いたため、一気に離れるバロン。ちなみにこれには後ろにいたグリドンも「きもい……」と思っていたらしい。

 

「戒斗!」

 

『フシャァァ!』

 

「!」

 

一方、弾き飛ばされ倒れた鎧武はすぐに起き上がろうとするが、その隙を狙いインベスが襲う。防御のため、オレンジの切り口のような刀身を持つ短刀『大橙丸』で異形の鋭い爪を受け止め、そこを凌ぐがそこにグリドンが迫る。

 

「おや、隙だらけだね?まさに、チャンスかな?」

 

「やめろ、城乃内!俺達、こんな場所で争ってる場合じゃ……!」

 

「命乞いとは…情けないね!」

 

「くっ!」

 

鎧武は彼に止めるように叫ぶが訊く耳持たず…

ならば、仕方ないと鎧武は自分に乗りかかるインベスを蹴飛ばし大橙丸をグリドンに投げつけ、戦極ドライバーからオレンジ・ロックシードを外す。

 

【イチゴ!!】

 

【イチゴ・ロックオン!】

 

そして、新たにとりつけたのはイチゴが刻印されたロックシード…

すると、オレンジの時みたい同様に次元の裂け目から巨大イチゴが頭上に現れ、鎧武はカッティングブレードを弾く!!

 

【ソイヤッ!イチゴ・アームズ!!シュシュっとスパーク!】

 

「はああっ……せやっ!」

 

同時に鎧武が纏っていたオレンジの装甲……アームズは彼の頭を覆う形で果実形態に戻り、グリドンに向け射出…炸裂し、怯ませる。その入れ替わりにイチゴが鎧武に纏われ、ヘタの部分が左側にくるように展開され『仮面ライダー鎧武・イチゴアームズ』へとアームズチェンジさせた。

 

「くそ!なんで、こうなるんだよ!!」

 

そのまま悪態をつきながら体勢を建て直し、イチゴの意匠をしたクナイ…イチゴクナイを片手に構え、インベスに投げつける。

 

 

ザクッ

 

『グギャア!?』

 

 

「戒斗!!」

 

【イチゴ・チャージ!!】

 

イチゴクナイが突き刺さったインベスは悲鳴をあげ、その内に鎧武はイチゴロックシードを戦極ドライバーかは無双セイバーの銃身を持つ柄の部分にセット。同時にバロンに退避を叫び、エネルギーに帯びた無双セイバーを一気に振り抜く!

 

 

「喰らえぇ!」

 

 

バババババババババババ…!!!!

 

『ギャアァ!?』

 

「ぐああ!!?」

 

その瞬間、無数のイチゴクナイが無双セイバーから放たれグリドンとインベスを直撃。グリドンは防御力のおかげで変身は解除されなかったが、インベスは爆発。よって、グリドンの持っていたロックシードが鎧武の手に渡る。

 

「…どうだ!」

 

「ッッ……舐めるなよ!」

 

 

【マツボックリ!!】

 

それでも、グリドンは諦めず新たなロックシードを取りだし、更なるインベスを召喚しようとスイッチを入れ次元の裂け目を開く…

 

『ギィィ…!!』

 

そして、新たなインベスが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ガゥオオ!!!!』

 

 

ドゴッォォ!!

 

 

「「「「!」」」」

 

出てきた瞬間に、追うように次元の裂け目から現れた巨大な獣。ソイツはインベスに飛びかかると図太く鋭い爪が光る前肢で押さえつけ四人のライダーを圧倒させる。

その容姿もインベスにしては奇妙。インベスが持たない全身を覆うフサフサとした黒毛に赤いマント… 独特な彫刻が入ったような角………

 

 

 

この時の彼等の知るところではないが、この獣の名は……獣神・『バジュラ』と呼ばれている。

 

 

「な、なんだコイツ!?い、インベスなのか!?」

 

鎧武はバジュラの姿を見て驚かずにはいられなかった。姿とサイズもそうだが、まずはインベスゲームのルールとしてロックシード1つにつき、1体のインベスが大抵だ。次にグリドンが使用したロックシードだが『マツボックリ』は高いランクのロックシードではないため、強いインベスは使役出来ないはず。もし、この目の前の獣……バジュラがインベスだとすれば見るからに相当の強さ。ロックシードのランクと不相応なのだ。

 

ただ、驚くべきなのはここからだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

『グルルルル……ガウゥッ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガブゥッ

 

 

 

『ギィエエェェェエエエエエエ!?』

 

 

「な!?」

 

 

 

バジュラは……取り押さえていたインベスを……

 

 

 

喰い始めた……。

 

 

 

 

 

バリバリと肉を裂き、貪欲に咀嚼し……生きたままの獲物が悲鳴をあげようと鋭い牙を突き立て無慈悲に貪る。 やがて、インベスの異様な色をした体液だけがバジュラの口から滴り、インベスは影も形も無くなったのだ…。

 

「ま、マジかよ……コイツ、共食いをしやがった………。」

 

「う、うげえ……」

 

その一部始終に鎧武は唖然とし、グリドンは吐きそうなまでの勢いだ。されど、事態はまだはじまりに過ぎない……

 

『グルルル………』

 

「!……戒斗!!」

 

「成る程……まだ腹を満たすのには足りないというわけか……!」

 

今度はバロンとブラーボに狙いを定めるように横に歩くバジュラ。あの猫が追い詰めた獲物の隙を伺うようなあの独特な姿勢……

 

『グルルルル……ガオッ!!』

 

 

ドンッ!!

 

そして、バジュラが地を蹴り飛びあがるとアーマードライダー対バジュラの戦いの火蓋がきって下ろされた。

 

 

 

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「つまり……この病気はヘルヘイムの森を経由して、この世界に来たと……?」

 

「ああ、ヘルヘイムの森が異世界に繋がったという前例はすでに君が体験しているから解るだろう?」

 

 

 

病棟内で貴虎は凌馬より『黒蛛病』と呼ばれるこの異様な病について報告を受けていた。話を訊くにはこの病気はヘルヘイムの森で赤い雨を直に浴びたものが発症するもので、おまけにそのヘルヘイムの森が何処か異世界と繋がったため赤い雨が起きたのだという。

それが事実かは貴虎にとって定かではないが、異世界が存在することは彼も疑わない。何故なら、ついこの間……仮面ライダーたちが『武神』と呼称され、武将に仕えて天下を巡り争いあうという世界に彼自身がヘルヘイムの森に空いた次元の裂け目……プラックから行ったのだ。そこで、『仮面ライダー武神鎧武』と呼ばれる謎のアーマードライダーと戦う羽目になるは『宇宙キタ………とでも言っておこうか…』とか言う羽目になったり……

ならば、またあの世界関連なのか?

 

「プロフェッサー凌馬……つまり、またあの世界が……」

 

「いや、今回はまた別の世界だと思うよ。何せ、その赤い雨が降る世界の住人が来ているからね。その証言からして間違いないさ。」

 

「何…?」

 

 

 

貴虎は首を傾げた?『来ている…?』。それを見かねた凌馬はパンパンと手を叩き、ある人物の名を呼んだ。

 

「リンドウくん!ちょっとこっち来て!」

 

「ほーい、プロフェッサー凌馬さん。」

 

それに反応してやってきたのは貴虎とそこまで歳が変わらなそうな黒髪の男。ただ、彼に比べれば軽そうなで接しなすそうだが…

 

 

 

服装は何処かの制服っぽいが長いコートのような白いソレ。背部には金色で狼の意匠……

 

 

で、何より目を惹くのはあまりにも刺々しく鋭い金色の右腕。多分、本来の腕ではなく鎧の一部か何かだろうが、はっきりいって趣味が悪い。

 

「紹介しよう、『雨宮リンドウ』くんだ。」

 

「はじめまして、雨宮リンドウです。」

 

「…呉島貴虎だ……。」

 

雨宮リンドウ……この男の名。貴虎はハッキリ言って凌馬が「私の趣味だ☆」なんて呼んだコスプレイヤーかと思ったが、持つ雰囲気がそうではないと物語っていた。

 

「彼のおかげで現状、黒蛛病の被害が最小限に済んでいる。まさに、功労者さ。」

 

「やめてくださいよ。現状、俺達の世界でも治療法は確立していないんで治すことは出来ないんすから。結局、その場しのぎでしかない……。功労者なんて大したものじゃないんすよ俺は……」

 

「いや、その場しのぎだけでも出来るだけマシさ。そんなに謙遜することはないよ。」

 

このリンドウという男……何者なのだろう?貴虎は謙遜する彼を見ながら思考する。何故、彼はここにいてこの奇妙な病気について知っていて、彼自身の世界では何の役割を課せられた者なのか……

何より金色の右腕が意識を惹きつけてならない。

とにかく、察することが出来るのはこの奇病の名と対処法は間違いないなく、リンドウが凌馬に話したのだろう…ということぐらいだ。

 

「さあ、ここで彼には我々の新たな脅威『アラガミ』について説明してもらおう。しっかり聴くんだぞ貴虎。」

 

「……アラガミ?」

 

 

ここで、凌馬は新たな単語『アラガミ』を出し、リンドウに説明するように促す……。貴虎は疑問符を浮かべたが対し、リンドウは軽くも真剣な調子で口を開く…。

 

「あー……そうだな。貴虎さん、アラガミ……っつうのは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B!B!B!

 

 

【大変ですプロフェッサー凌馬!】

 

 

 

 

 

 

 

「んー?どうしたの?」

 

と、したのと同じタイミングで凌馬の所持していたタブレットに警告音が鳴り響き、凌馬がそれをタップし操作。すると、黒髪の女性が画面に映し出された。

 

【大変です!市街地にアラガミが現れ、アーマードライダーたちと交戦中です!】

 

「あらあら……もう、ヘルヘイムの森から出てきちゃったのか……」

 

「!……コイツは!?」

 

その隣に映し出されたのはバジュラと戦うアーマードライダーたち。凌馬はこれを見ても相変わらずな調子だが、リンドウの顔は一気に険しくなるのを貴虎は見た。

 

「バジュラか……!なんだってここに!!」

 

すぐに、彼は飛び出し無機質な廊下を猛ダッシュしていった。貴虎は驚きながらも凌馬の表情を見やり、その後を追う…。

 

「おい、貴様!どうするつもりだ!」

 

「決まってんだろ、倒すんだよ!」

 

貴虎はリンドウにこれから起こそうとしている行動について問うがリンドウはただ『倒す』と一言。そうして、出入口に通路を経由して2人外に……

 

「……そっちか!」

 

すると、リンドウはある報告を向き腰を低く落とすとスタートダッシュの姿勢をとる。まさか、走っていこうといのか?それでは、時間がかかる。

 

そう思った貴虎だったが……

 

 

 

「……ォォオオオ!!」

 

……ドッ!!

 

 

「!?」

 

次の瞬間、リンドウは思いっきり地を蹴り人外のスピードで激走しだした。まさに、風を切るように……

 

遮る建物は脚力による跳躍にモノをいわせて、平然と飛び越え、瞳が赤い閃光の尾を引いていく……

 

「な、なんなのだ……」

 

貴虎はこの時、雨宮リンドウ……彼の『ゴッドイーター』……神を喰らう者の片鱗を見たのである。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

『グオオオオ…!!!!』

 

 

バチチチチチチチ…!!!!!!

 

 

「ぐ…!!くっ!」

 

バジュラとの戦いはアーマードライダーたちがかなり苦戦していた。

バジュラがマントを発行させ放つ雷撃。非常に強力ですでに火事が起きている場所も数ヶ所。威力の高さからして変身していてもかなり危険なソレのおかげで戦況はなお悪く…。おまけに、デカイ図体して速いのだから尚、タチが悪い。

 

【イチゴ・チャージ!!】

 

「……せやっ!」

 

 

ドドドドドドドド…!!!!

 

『グゥゥ…!!』

 

「……あんま、効いてない…………」

 

さっきのグリドンを退けたイチゴクナイバーストを放ってみる鎧武だが多少のダメージはありそうなものの、倒れるどころかバジュラは狙いを鎧武に定め硝煙の合間から睨む。

 

「や、ヤバいですって!逃げましょう!今なら奴の気もこっちに向いてないし……!」

 

ならこの内にとブラーボに撤退を提案するグリドン。しかし、ブラーボから帰ってきた答は……

 

「あら?あんなのを野放しにする気……?もしかして、この近くにアテクシの店が近くにあるのをお忘れ…?」

 

「え?じゃあ……?」

 

「戦うわよ!店を壊されたらたまったもんじゃないわ!」

 

「うそぉぉ~ん……」

 

案の定、戦う。逃げるなんて選択は最初から無かった…。ドリノコをひっさげ果敢にブラーボはバジュラに向かっていった…。

 

(くそ……付き合ってられるか!こうなったら俺だけでも……)

 

もう、この際だ……1人、逃げようとするグリドン。されど……

 

「逃げんなボケェ!」

 

 

ザクッ!!

 

「ぎゃあああ!?」

 

片方のドリノコがその背を直撃。やっぱり、逃げようなんて無理があったのだ。

 

「なら、これならどうだ!」

 

【パイン・アームズ!粉砕・デストロイ!!】

 

一方の鎧武……イチゴアームズで火力不足となればと、新たなロックシード……パインロックシードを取りだしイチゴロックシードと付け替える。すると、先のオレンジの時同様にイチゴアームズが吹き飛び、代わりに次元の裂け目からパインが現れ鎧武のアームズにチェンジ。重装甲なパインアームズへと変身させた。

 

【パイン・スカッシュ!!】

 

「でりゃあ!」

 

そのまま、鎧武はカッティングブレードを弾きアームズの出力を上げジャンプ。紐にパインを模した鉄槌がついた専用武器『パインアイアン』を取りだし、シュートよろしく鉄槌パイン部分を蹴りとばしてバジュラの頭に……。そのパイン鉄槌部分は当たる直前、肥大化し唸りをあげる獣の頭に覆い被さる。

 

「今だ!」

 

 

【ドングリ・スカッシュ!!】

 

「あああ!もう、やけくそのグリドンインパクト!」

 

【バナナ・スカッシュ!!】

 

「はああっ!」

 

それにより出来た大きな隙に自暴自棄になったグリドンとバロンが突撃。グリドンのハンマーがバジュラの後ろ足に当たりバランスを崩し、バロンの黄色い閃光が尾を引くバナスピアーがバジュラの左目をつらぬいた。これは流石にバジュラも悲鳴をあげる。

 

『グガァァ!?』

 

 

「さあ、召し上がれ!」

 

【ドリアン・オーレ!】

 

 

ドガン!!

 

さらに、ここでブラーボがドリアンを模した巨大エネルギー弾を放ちバジュラを転倒させ、トドメにと鎧武が飛び上がりライダーキックの態勢をとる!

 

「これで、どうだ!」

 

 

ズブッ!!

 

『ガアアアアアアアァァァアァァ!?!?』

 

放ったライダーキックはバジュラ本体には当たらず、左目を貫くバナスピアーへ…。それによりバナスピアーが深々と刺さっていきドス黒い血液が飛び散っていく。それでも、バジュラは暴れ鎧武を弾きとばし手当たり次第に放電をする。

 

「うおわぁ!?」

 

「くっ!いい加減、沈め!!」

 

【マンゴー!!】

 

これほどの傷を負って尚、粘るこの獣にバロンは怒りロックシードを新たにとりだし戦極ドライバーに装填。よって、バロンのバナナのアームズが消失。鎧武同様に次元の裂け目から新たな果実が現れる。

 

【ロックオン!】

 

【カモーンッ!!マンゴーアームズ!fignt of hunmer!!】

 

 

【マンゴー・スカッシュ!!】

 

彼に纏われたのはカッティングされたマンゴーを模した果実の装甲に赤い羽織りのマント。

ジャンプしながらアームズチェンジしたこのアームズは『マンゴーアームズ』。武器は鉄槌部分がカッティングされたマンゴーの棍棒『マンゴーパニッシャー』。アームズチェンジしたバロンは間髪いれず、カッティングブレードを弾きマンゴーパニッシャーを振りかぶり……

 

 

「くたばれっ!」

 

 

ズズゥン!!!!

 

 

一撃……

 

 

バナスピアーが突き刺さった頭を容赦なく叩き潰した。

 

「やったか……?」

 

鎧武たちはこれでバジュラが息絶えたと思った…。目玉を貫かれて脳天からぶっ叩かれたのだからインベスどころか普通の生き物だって死んだっておかしない。

 

そう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『グルルル…』

 

 

「!」

 

『普通の』…生き物ならば……の話だが……

 

『グガァァ!!』

 

 

バジュラはまだ生きていた。頭部……生物としての急所にとてつもない傷を負いながらも獲物を狩るため、立ち上がり咆哮をあげる。

「マジかよ……」

 

鎧武はその生命力に戦慄した。バナスピアーが粒子になって消えた目の傷口からさらに体液が漏れる赤く光っている……それすら、この獣は意を介さない。

もう、こうなったら鎧武に残された切札は2つしかない。こんなデカブツ相手用と正真正銘の最後の切札。さあ、どうすれば良いのか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ォォオオオ!!!!」

 

 

ドガッ!!

 

 

その時、突然に乱入してきた影がバジュラを殴りとばした。呆気をとられたアーマードライダーたちを尻目に白衣を翻し、彼は鎧武の前に立つ。

 

「さぁて、今度こそ逃がさねえぞ。」

 

リンドウは……自分の右手をゆっくりと撫でた……。

 

 

 

To be continued…

 

 

 

 

 

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