仮面ライダー鎧武vsGE2 ~神を喰らう者と禁断の果実~   作:ジュンチェ

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いやはや、まさかレイジバースト発売後まで本編更新がかかると思わなかった…うん。
ではでは、どうぞ。


EP20 トランプライダーズの襲撃!!新たな力・オンステージ!

『(0w0)ウェェイ!!』

 

「…武神ブレイド!」

 

極東支部・ラウンジを強襲したブレイド。招かねざる客に戒斗はすぐさま、戦極ドライバーを取りだして迎え討とうとするが……

 

 

【MAGNET】

 

 

「!」

 

ブレイドがスペードの剣…ブレイラウザーにカードを刀身に滑らせたかと思うと戦極ドライバーが見えない何かに取り上げられるように離れてブレイドの手元に……

 

「くっ!」

 

「戒斗!!」

 

「…!よせ!!」

 

流石に危機と飛び出した紘汰…されど、迂闊な行動をすればどうなるか?

 

『ウェーイ!!』

 

「あ!?」

 

答は簡単。二の舞だ…

紘汰もまた、ブレイドに戦極ドライバーとロックシードを奪われて丸腰にされてしまう。これではこの場で戦える者はいない。

 

「何をしている!」

 

「…あ、わりい……」

 

叱責する戒斗…されど、責めるより今は攻めるだ。確かにここにゴッドイーターはいるが神機が無ければ丸腰も同然…

 

後はもう非戦闘員しか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

否!

 

 

「とおおぉう!!!!!!!!!!!!」

)ギュイイィィィイイイイン!!!!!!

 

 

戦える人間なら確かにいる!

 

 

「全く、折角のお菓子に虫がわくなんてナンセンスよ!」

 

「オッサン!?」

 

ブレイドの前に立ちはだかる凰蓮・ピエール・アルフォンゾ……彼のプロの顔は2つある。1つは一流のパティシエ、もう1つは海外での修行時に国籍を得るため手に入れた『軍人』のスキル。生身ならお菓子でも戦闘でも人間相手なら易々と追随を許さない男…いや、《O★KA★MA》!

例え、武神と崇められる相手だろうが神聖な食事の場に入ってきた虫《ブレイド》は叩き潰すのみ。

 

「ハッ!やっぱり素人ね…水瓶座の坊や。アマチュアの甘ちゃんは引っ込んでなさい!」

 

【ドリアン!!…ロックオン!】

 

 

「変…身!」

 

【ギュイイィィン!ドリアン・アームズ!!Mr.Dangerous!】

 

ブレイドの動きを見切り、素早く凰蓮はドリアンアームズを召喚し仮面ライダーブラーボへと変身。ドリノコでブレイラウザーを弾いて一閃……二閃……。淡く青い鎧からは火花が散り、ブレイドは苦悶の叫びを漏らす。

 

『(コイツら……)』

 

その様子を後方から眺めていたアリサ。紅い異形の右腕を顎にあてがい、思考の仕草で肉体の主とは別の意志で動く。ブラーボを見据えながら、彼女…いや、『彼』はそこに至る。

 

『(…使えるかもな。)』

ゆっくりと…それでいて、ブラーボとブレイドを見失わない距離をアリサは測る。期を逃しては大変だ…

 

そう言わんばかりの彼女の目線は猛禽のようであった。

 

「てぇい!」

 

 

斬!!

 

『ヴェ( 0w0)!?』

 

そんな中、着々とブレイドを追い詰めるブラーボ。ドリノコで次々と一撃を叩き込みキックで押し込む。そこから流れを崩さずカッティングブレードを倒す!

 

【ギュイィィン!ドリアン・スカッシュ!!】

 

 

「退店願うわよ、スペードビートル!」

 

 

 

斬!!!!!!!!

 

 

 

『(0w0)ウェェェェイ!!!!!?』

 

十文字に切り裂かれ、ラウンジの窓から落下していくブレイド。流石、プロ…その技は鮮やかなモノであった。クルリと手元でドリノコを回し、自慢げに笑う。

 

「どーよ、坊や!これがプロよ!」

悔しいが、実際のところ戦極ドライバーだけならばブラーボがアーマードライダーの中で1か2に強い。多分、渡りあえるのは麗しのメロンの君こと斬月だけであろう。

 

「たく……オッサンも相変わらずだな。」

 

「ああ……!?、伏せろ葛葉!」

 

 

 

 

ーーーパパパパパパパパパパパパパンッッ!!!!

 

瞬間、何かに気がついた戒斗は紘汰を突き飛ばす。直後、彼のいた場所を弾丸がかすった。アリサもすぐにカウンターの物影に隠れて様子を窺う。

 

『新手か……』

 

『ニゴリエースハ、オレノモノダ!(0M0)』

 

 

現れたのは…言うまでもない、というかこの独自の滑舌と言葉。ある意味で戒斗はブレイドより酷いと思うコイツは……

 

「ギャレン!」

 

ブレイド系列の射撃に特化(したわりには近接主軸な戦い方)の赤きダイヤのクワガタライダー…『ギャレン』。緑の瞳でジー…っとさっきからブレイドとブラーボの戦いを物影から見詰めていた(Σ(0w0;)ナ、ナゼミテェルンデェス!?)が、相棒(?)がやられてやっと姿を現したのだ。

 

 

 

 

(0w0;) オ、オンドゥルラギタンデェスカ!?

 

 

 

 

 

 

 

なんか、悲痛な叫びが外から聞こえてきたが気にしない。いや、気にしたら、敗けだ。

 

 

『((0M0))う、ウアアアアアアアアアアアアア!!!!』

 

 

パパパパパパパパパパパパパパ…!!!!!!

 

 

「くっ!?」

 

直後、乱射されるギャレンラウザーの弾丸のシャワーを浴びるブラーボ。滅茶苦茶な攻撃だが、射程はギャレンが長い…。世には銃は剣よりも強しという言葉がある。まさに、この状況…間合いが詰められないブラーボは届かないドリノコを盾にガードするしかなく、ロックシードは現在使用しているドリアンしかないためにアームズチェンジして戦法を変えるという柔軟な対応が不可能。おまけにギャレンラウザーの弾は非常に威力が高いのでこのままだとジリ貧だ。

 

「オッサン!くそ!!戦極ドライバーさえあれば!」

 

見ていられないと紘汰は助けようとするが、肝心の戦極ドライバーはブレイドと共に支部の外。あともう戦える者はいない……

 

 

 

 

ん?誰か忘れているような……

 

「コラァ!誰か忘れてないかってんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

Never give up…!!あ、駄目だ…嫌な予感しかしない。駄目だって、よせって!お前の飛び蹴りは……

 

「とりゃあああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…( 0M0)))ヒョイッ

 

 

ドングリ)「え?」

 

 

 

 

 

…当たるわけがない。彼はそのまま空いたエレベーターの中に飛び込んでいき、増援にきたであろうゴッドイーターごと退場。何がしたかったんだろう?

 

いや、それよりもこれで本格的に戦えるのは手負いのブラーボだけになってしまった。さあ、どうする?対抗する術は……

 

(あ、そうだ!)

 

その時、ミコノはペイラーより託されたあのアイテム『GESドライバー』を取り出した。本来なら神機と一緒じゃないと駄目だろうし、説明書も読んでない。でも、戦極ドライバーと扱いが同じなら……

 

「紘汰さん、ロックシードを!」

 

「お、おう!?」

 

ロックシードを紘汰から投げ渡され、GESドライバーをベルトとして装着。そして、スイッチを入れて起動。

 

【オレンジ!!】

 

 

 

(運命は……いつも残酷で…)

 

 

 

【…ロックオン!】

 

 

 

 

 

(世界は理不尽な選択を迫る……)

 

 

 

 

そのまま、ドライバーにセットし…カッティングブレードを降ろす!

 

 

(なら、そのさだめは…自分で勝ち取る!)

 

 

 

 

【クロス!オレンジ・アームズ!!花道・オンステージ!】

 

すると、頭上にクラックが出現して展開されていくオレンジアームズが出現してミコノへと装着。同時にブラッド隊員の制服から青く和風の鎧武者といったコスチュームに……

纏うオレンジアームズも彼女の大きさにあったものになり、頭のリボンには花魁のような金の髪飾りが輝く。さながら、姿は仮面ライダー鎧武のライダー少女。その名は…『アーマード・オレンジアームズ』。

 

 

 

ギュオオッ!!

 

「はあっ!」

 

同時にクラックが彼女の手元に出現して、そこから彼女のクロガネ神機が飛び出して主の手におさまる。そのまま、カッティングブレードを弾くミコノ!!

 

【クロスッ!!オレンジ・スカッシュ!!!!】

 

 

「はああ……せいはァ!!!!」

 

 

…斬!!!!

 

 

『ウワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!(0M0 )』

 

 

この流れで神機を振り抜くとオレンジの剣閃が発生し、ギャレンを一撃。今までろくに歯がたたなかったギャレンに大ダメージを与えてなんとロックシードにまで還元してしまった。これで、ひとまず危機は去った。

 

「…はあ、はあ……」

 

ふぅ……と息をつき、機が抜けたのか地面に崩れおちるミコノ。その隣にアリサが歩いてきてギャレンロックシードを手にとる。

 

『ふん、まあこれならコアの代わりにはなりそうだな。』

 

彼女がそれを握りしめるといつの間にか、最初から何も無かったように消えてしまっていた。すると、彼女の髪がいつもの銀色へと戻り性格も普段のものとなる。

 

「あれ?私、なんでこんな所に…」

 

「……うぅ…」

 

「ミコノさん!?いったいこれは!?」

 

いったい何事なのか、目の前で倒れこむミコノに戸惑いながらも、彼女を抱き起こすアリサ。自身の頭の中も朦朧としているがまずは彼女をどうにかしなくては……

 

 

 

 

 

 

刻を同じくして…

 

極東支部の外では落下したブレイドもロックシードとなり、地面に落ちていた。

 

「…」

 

それを拾おうとする黒いフードにローブの者。顔は見えないが、不敵に笑いながらロックシードに手をのばそうとするが……

 

 

 

【ブルーエナジー・チャージ!!】

 

 

バシュゥゥ!!!!

 

「!」

 

直前、鋭い青い矢が空を駆けて飛来し、ローブの者は身を翻してこれを避ける。見れば、あのシエルの窮地を救った謎の鎧武に似たアーマードライダーがソニックアローを構えていた。

「…」

 

「……フッ」

 

アーマードライダーは終止無言だったが、フードの者は鼻で相手を笑うとロックシードを諦めたのか跳躍してあばら家の屋根が連なる向こう側へと去っていく…。そして、アーマードライダーはロックシードを手にとりゲネシスドライバーに手をかけると変身を解除する。

 

 

「渡しませんよ、この世界も……彼等の世界も……」

 

現れた姿は先の刻、サガラと話していた中世風の服装をした青年だった。

 

 

 

 

 

 

極東支部、ついて早々に波乱の幕開け………されど、まだはじまりに過ぎない。

 

 

To be continued……

 

 




さあ、次回から極東支部篇が本格的にはじまります。

感想待ってますよ!



☆次回、鎧武GE2……

ナナ「私のおでんパンが…!?」

???「…ふふ、この腕で俺が極東を支配してわろう!」

凌馬「ふむふむ、なかなか面白い。」

ミコノ「Wコウタじゃないですかぁ!?」

アリサ「私はいったい……」

ギル「こ、コイツは……」

戒斗「新しいライダーか!?」



ペイラー「お前の料理など、豚のエサァーーー!!!!!!」



次回【ナナとおでんパンと料理対決】


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