仮面ライダー鎧武vsGE2 ~神を喰らう者と禁断の果実~ 作:ジュンチェ
待たせて、ごめんね!では、どうぞ!
「はい、どーん!たんと、召し上がれ!!」
先攻……ナナ。やはり、出された料理はおでんパン。審査員はムツキと光実に戒斗……それに……
「ふん、忙しい時間をさいて来てやったのだ。感謝しろよ。」
グレム局長……何故、呼んだし。明らかに人選ミスが窺えるが、ただこの男が問題なわけではない。
「ふっ……良いだろう、この強者を決める戦い見届けてやる。」
「まあまあ、戒斗さん…そう気張らずに……」
相変わらずの強者主義の戒斗も健在。脂ぎったデブとバナナに挟まれるムツキはビクビクと怯え可愛そうである。
「では、どうぞ。」
こうして……ナナは皿におでんパンを並べ、試食を開始する一同。すると、グレムはあることに気がつく。
「ほう……蛸に巾着……俺の好きな具を揃えてあるとは中々の気遣いじゃないか。」
自分の好みの具材が揃えてあることにううむと頷いて、続く戒斗も不遜に鼻を鳴らす。
「ほう……他人の好みにへつらうだけかと思ったら、あえて別口で手を加えた具材で己も主張している。成る程、これは飽きがこさせないな。」
「へぇ…大根とこんにゃくって、正直避けていたんですが…意外においしいですね。」
「…あ、光実さんもそう思います?」
皆に好評で、ナナがおかわりのおでんパンを出す中でミドリヤは静かに戦況を分析。おでんパンやナナの様子を観察しながら考察を組み立てる。
(成る程……予め、審査員どもの好みを調べておいたか。ククク、だが…そんなものは無駄だと知るが良い……)
さて、次はミドリヤの番……と思いきや……
「さて、次は夜にまた!皆さん一度、通常業務に戻りましょう!!」
アカギに唐突に告げられた勝負の中断。仕方ない…それぞれ忙しい身なのである。これまた、ミドリヤは意外であったが、これは彼にとっても好都合なのは誰も知る由は無い。
(ふふ……夜ですか?なら、充分に準備はできる………このミドリヤの美学の体現たる料理で叩き潰してやる…!)
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その後、ゴッドイーターたちは強敵のヴァジュラ討伐の任務へ出ていた。グレムはグレムで局長としての職務に追われてせわしなく過ごす…
最中、ミドリヤは悪魔の笑みでラウンジで下拵えをしていた。
(さあ、はやく夜になるがいい……貴様をひれ伏すのが楽しみだ!ククク!!)
そして……時は過ぎ、夜。再び審査員たちは集まり、ミドリヤの料理を待つ。
「おあがりよ……牛のほほ肉を特別なソースで仕上げました。」
テーブルの上には小綺麗だが圧倒的な存在感を放つ肉。貴婦人のそれのようなオーラに周りが息を呑む中、貴虎は怪訝な顔をする……やはり、あの肉質は上層階級の人間である貴虎には沢芽牛だと見抜けたのだ。よくもまあ、盗品で意気揚々と……
そんなことなど知らず、グレムや戒斗、光実、ムツキは料理を口に運ぶ。
(勝ったッ!ガイムGE2完ッッ!!)
大袈裟である。だが……
「むぅぅ……」
「…うぅん…」
「ふん……」
「…う~ん……」
「…?どうしたと言うんですか…?」
おかしい。審査員たちの様子がおかしい…。馬鹿な、料理は完璧。質も技術も最早、俗物と神のレベルのものに仕上げたのに誰1人として『うまい』と言わない。すると、最初に口を開いたのはグレム局長と光実……
「ふ~む、確かに美味いには美味い…。だがなぁ、新鮮味に欠けるのだ。」
「あ、僕もそれ思いました。不味くはないですが、あまり好みじゃないです。」
そう、この2人……共通点は互いに金持ち。世界は違えど、富豪らしい生活をすれば自然と舌は肥える。故に、強い印象を感じないたのだ。
続けて、戒斗とムツキ…
「ふん、不味くは無いのは同意見だが……何度かお前の料理は口にしているからな。正直、飽きた……。料理であろうともワンパターン戦法など、見苦しい。」
「…う~ん、失礼だけどそうですよね。同系統ばかりだし、正直なところ量が足りないんでお腹が膨れなくて……」
……フルボッコ。
まさか、飛び出すとは思わなかった切札たる料理への酷評にミドリヤは唖然とするが、更に追い討ちをかけるナナ。
「は~い、じゃあお腹が満たされない人たちはこれをどうぞ~!」
「なっ!?貴様、2品目の料理だと!?卑怯な…!?」
「あれ?1品だけってルールにあったっけ?」
「なっ!?」
なんと、予想外の2品目の料理という禁じの一手ならぬ1品。実際、ルールなどただ美味いなら良いくらいしかたてていないため、ルール違反ではない…。だが、端からみればルールブレイカーといっても他言ではない。
そして、ナナが出した料理は……
「「「「これは…!」」」」
「は~い、ナナちゃんがムツミちゃんから預かったレシピを元に仕上げた『スタミナチャーハン』!召し上がれぇ~!!」
「なにぃ…!?!?」
かつてのラウンジの主が作り上げていたホカホカの湯気を醸し……黄金色に色づく大盛の米にみじん切りの野菜たちが香ばしい臭いでそそる、極東支部の者にはお馴染みの料理。すぐに、皆ががっつき平らげると一言……
「「「「美味い!」」」」
「…ば、馬鹿な……!?」
なんと……『量』しか勝っていない料理が、自分の料理を負かした。その事実に動転しながら抗おうとするミドリヤだったが、貴虎が前を立ち告げる。
「ミドリヤ、確かにお前の料理の腕は素晴らしい。だが、料理とはただ自分の技術をいたずらに誇示するものではない………大事なのは食べる人間をいかに満足させるかだ!」
「黙れ……所詮、貴様らなんぞ一流の味がわからんボンクラよ!もっと、もっと、私の料理の善き理解者が……!」
「それが、貴様のエゴか。だがな、独りよがりな美学など……大きな人の流れには置場所などありはしない!人に寄り添う心を忘れた貴様など、最早、料理人とすら呼べまい!」
「…ぐふっ!?」
ついには、完膚なきまで打ちのめされたミドリヤ。そのイメージは……
(あぁ…!?くそぅ、戻れん!戻れんンンンンンンッッッッ…!!)
料理の在り方を見失い、料理の星から追放され……宇宙へ放り出された彼は…ひたすら、自らが頂点であると信じて疑わなかった星に手を伸ばす…。今は巨大な女神と化したナナ(?)に包まれて、もういくら足掻いても無慈悲に勢いで遠ざけられてしまう。
(…戻れない!戻…れんッ!くっそがぁぁァァァァァァ!!!!)
……やがて、ミドリヤは考えるのをやめた。
「ねえ、そんなにジョ●ョネタ引っ張る必要ある?せめて、3部にしなさいよ。」
いや、そういう問題点じゃないよミコノさん。というか、今はそれどころじゃない。
「…ククク……あはははは!!!!!!そうだ、何が料理だ!最初からこうすれば早かったんだ!」
「!」
突然、ミドリヤが発狂したように笑い出すと身体が鬱蒼とした緑に包まれコオロギのような力強い怪人『グラリスワーム』へと変貌。途端に周りで悲鳴があがる!
「…ふむ、凌馬が言っていた通り…化物か!」
「貴虎、加勢するぜ!」
【ソイヤッ!オレンジ・アームズ!!花道・オンステージ!】
【ソーダ!メロンエナジーアームズ!!】
ならば、応戦と貴虎は斬月・真に…紘汰は鎧武に変身。丸腰の者たちが逃げる中、時間を稼ぐために立ち向かうが…
「遅いわ!」
不意に、グラリスワームが目にとらえるのも難しい尋常ならざる速さで動きまわり、アーマードライダーたちを攻撃。文字通りの目にもとまらぬ技に冒頭から大ダメージを追ってしまうアーマードライダーたち。
これに、すかさず戒斗と光実が加勢しようとするが……
「ま、待て!お前たちは俺を護れ!!」
「くっ、離せ!」
「…ちょっと!?」
逃げ遅れていたグレム局長が意図せず変身を妨害してしまう。やはり、生命の危機ともなれば普通の人間はまともに状況を把握できなくなるものだ。だが、この状況では応援が難しいだろう……
「貴様、よくも私をバカにしたなぁ!」
「ぐぅ!?」
グラリスワームの攻撃は特に斬月・真に集中していた。自分のプライドを完全に打ち砕いた存在はやはり許せない。それに、怪人の力で最強クラスに値するパワーもあいまれば凄まじい。
これの前に、斬月・真のゲネシスドライバーが外れて変身が解除されてしまう。
「…ちっ。あの速さ…厄介だな。」
戦況は不利……鎧武もあの次元が違う速さに手も足も出ず、貴虎のゲネシスドライバーも手の届かない所まで弾かれてしまった。取りに行くにはかなり危険……ならばと、万一のために持ち込んでいたもう1つのツールを取り出す。
「…仕方ないか!」
…戦極ドライバー…ゲネシスドライバーより遥か前から愛用しており、斬月になるためのアイテム。その通常スペックだけでも他のアーマードライダーたちより群を抜いた強さがあるのだが、やはり速い相手には変身しても相性が悪いのは確か。それでも、生身でいるよりはマシだろう。
「…っっ!」
【ソイヤッ!メロン・アームズ!!天・下・御・免!】
大盾、メロンディフェンダーに鎧武と同じ無双セイバー……射手たる真とは違う剣士『仮面ライダー斬月』。高い攻撃と防御を兼ね備えたライダーだがグラリスワームにやっと反撃の一太刀を入れるのが限界だった。
『ふん、実に他愛のないことだ。何時の時代も上に立つ者は強大な力をもって民を支配してきた!何が料理だ!!力があるなら、力で蹂躙してこそ真の支配者となれる!』
一方、グラリスワームはアーマードライダーたちを圧倒しながら気が狂ったように自らの新たな世界観を語る。それは料理ではなく、力による支配…そうだ、料理を作るなんて他人にへつらう行為など下僕のソレ。上に立つ者にそんなもの必要は無い……。実にシンプル、己の強大な力で抑えつければいい。
『私が……この世界の真の君主《ロード》となる!』
「ふざけんな!」
その時、背後から無双セイバーで斬りかかる鎧武。されど、これもグラリスワームに止められてしまいダメージには至らない。
『ふざけてなどいない…。強き者が弱者を支配する、それが自然の摂理だろう?』
「…そんなもの、間違ってる!料理も上に立つ人間ってのもそんなもんじゃない!」
『違う?何処が違う?何故、違う!』
ガンッ!!
「ぐあァッ!?」
次の瞬間にはカウンターの一撃を受けてラウンジのカウンターに叩きつけられてしまった。駄目だ、全く歯がたたない…万事休すかと思われた……
『Gii…!!!!』
『ギャオォォン!!!!』
『何っ!?ぬっ!?!?』
この瞬間をみはからかったように現れる2つの小さな影。1つはドラグレッダー……もう1つはなんと、カブトゼクター。巧みなコンビネーションでグラリスワームを翻弄すると、ドラグレッダーが元のサイズになり火球を吐いてグラリスワームを弾きとばす!
「葛葉さん、大丈夫!?」
すると、続けて駆けつけまのは神機を持ってきたナナとミコノ。恐らくは彼女たちが2匹を連れてきたのだろう。これを絶好の機と未だにグレム局長のために動けない戒斗は鎧武とナナにそれぞれロックシードを投げ渡す!
「葛葉!香月!!」
シュッ!!
「うおっ!?」
「…わっ!?」
渡されたのは鎧武に龍騎ロックシード……ナナにはマンゴーロックシード。これに、戒斗の真意を理解したミコノがナナにGESドライバーを渡した。
「ナナ、これを使って!」
「…う、うん! 」
そして、斬月のところにはカブトゼクターが変化した紅のカブトムシのライダーの顔が刻まれたカブトロックシードが……
「それじゃあ、いくぜ!ここからは俺達のステージだ!!」
【龍騎!!…ロックオン! ソイヤッ!!龍騎・アームズ!戦わなければ生き残れない!!】
「うん!やる気、満々でいくよ~!」
【クロス!マンゴー・アームズ!!Fight of hummer!】
いざ、反撃。ドラグレッダーはアームズに変貌して、龍騎アームズとして鎧武に装着。ナナにはバロンのマンゴーアームズをライダー少女と化したような赤い西洋風のマントが印象的である『アーマード・マンゴーアームズ』へと変身。そこから、同時にカッティングブレードを弾く!
【ソイヤッ!ストライクベント!!】
「強火でいくぜぇ!」
【クロスッ!マンゴー・オーレ!!】
「やぁぁ!」
鎧武は再びドラグレッダーを召喚して火炎放射。ナナはブーストハンマーをジェット噴射させて舞い上がる!しかし、グラリスワームは黙って見ているわけではない。
『…クロックアップ!』
ーーギュオォォン!
攻撃が当たる直前…遅くなる時間。いや、グラリスワームの全てが速くなっているのだ。これが奴の持つ能力『クロックアップ』……加速なんて生易しいほどのものではないのに加え、意識までしっかりとついてくるため、人間には捉えられないスピードでも正確な動きが可能になる。これならばと、悠々と鎧武たちの攻撃を避けれ……
「まあ、別に同じフィールドなら問題は無いな。」
『!』
…るはずが、後ろから聞こえるはずの無い声にあわてて振り向く。見れば、斬月が青い複眼を輝かせ深紅に輝くスマートなアームズを纏っている。本来の鎧風な角の間にカブトムシのような角……。そう、戒斗が認識可能なら武神の世界の武神カブト…『仮面ライダーカブト』の能力だと気がついただろう。
『仮面ライダー斬月 カブトアームズ』
光速すらその手におさめれば最早、彼に敵は無い。
(不思議だ、纏うだけでこのアームズの戦い方が頭に流れ込んでくる……)
この時、斬月はカブトアームズがまるで馴れ親しんだ武器のように馴染んでいくのがわかった。高い姿勢から、出された拳を防いで確実にカウンターの攻撃を決めていく……怯んだ時には、強烈な蹴りを一撃してスタイリッシュに戦闘を進め、着実に敵を追い詰めている。
「はああっ!」
ドスッ
『ぐばぁ!?』
同じ土俵に立てば、戦士が料理人に負ける道理は無い。斬月の拳にとうとうクロックアップが解除されたグラリスワーム…。意識のみがクロックアップ空間を認識し、そこへ斬月がトドメと迫る……!
「ミドリヤ、覚えておくといい。人の上に立つということは支配ではない、下の人間たちの命について責任を負うということだ。私欲で人を支配しようなどという貴様に…料理人としても、上に立つ人間の価値も無い!」
【ソイヤッ!ライダーキック!!】
「消えろ!」
ーードゴォォ!!!!
そのまま、斬月の稲妻を纏った回し蹴りライダーキックが炸裂し、グラリスワームはドラグレッダーの炎の中へ。仕上げにナナのマンゴー弾けるブーストハンマーにスタンプされ、戦闘不能となり爆発するのであった。
【CLOCK OVER……】
「…」
戦いは終わった。斬月はお約束と…右手の人差し指を天にかかげる斬月。
……これにて、極東支部ラウンジ事変は終息に向かうのであった。
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それから、数日後……
「は~い、皆さんスタミナチャーハンが出来ましたよ!」
「「「「いっただきま~す!」」」」
ムツミは見事に復帰して、アーマードライダーやゴッドイーターたちに料理の腕をふるっていた。こうして、ラウンジ事変はおさまったのを境にいつもの極東支部の風景が戻ってきたのだ。
「いやぁ~うんめぇぇ!やっぱり、なんだかんだでムツミちゃんの料理が最高!」
「んん、やっぱり変に洒落た味よりこっちのほうがシックリくるわ!」
Wコウタはこれにご満悦で他のメンバーも笑顔で料理をほうばっていく。そんな中、カウンターでナナは珍しく物思いにふけっていた…。
(…おかあさん。)
追憶するのは母の面影……。それでも、傍らにはおでんパン。まだ完全には思い出せないがいつか、ちゃんと見える日が来るだろう。
「ナナ~!はやく来ないとナナの分も食べちゃうよ!」
「うわわわ!?酷いよ、副隊長!?」
…やがて、過去に向き合うことになるのだが……それはまた後日の話。
『ウェェェイ……(0w0)』
ついでに、出番がなかった武神ブレイドが隅っこで泣いてたのはどうでもいい話。
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同じ頃……極東支部のとある一室にて……
「むぅぅ……やはり、うまくいかんな。」
貴虎は激務と連戦が続いたことから久々に休みをもらい、何を思ったのかアップルパイを焼いていた。結果はオーブンから出してみれば不出来そのものといった有り様だが……
「やはり、俺も『彼女』を笑えないな…」
「あら?彼女って誰かしら?」
「…あ、いやっ!?」
つい口走ってしまったことに、ソファーに座るレア博士が純粋な笑みで問う。慌て、取り繕った貴虎だがレア博士はクスクスと笑う。つい、恥ずかしくなりながらも貴虎はアップルパイをテーブルに置き、ナイフで切り分けにかかった。
「…すまない、あまり料理の類いは得意で無くてな……」
「良いわ。でも、貴方がお菓子作りをするなんて意外だったかも……?私もたまにはやってみようかしら……」
こちらは大人の時間…
つい気を緩めてしまった貴虎だが……
……凌馬とペイラーが盗撮してモニター越しでニヤニヤしていたとは知る由も無かった。
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更に、別の場所……
あばら屋が並ぶ、極東支部のとある居住区……
「はぁ……ぜぇ、まだだ!まだ、終わるか!」
なんと、まだ生きていたミドリヤ。ボロボロになりながら、フラフラとさ迷っている中……目の前に影が立ち塞がる。
「やれやれ、少しは期待はしていたんだが…結局はつまらないやり方になったな。」
「!…蛇ぃ!!」
現れたのは民族衣装のサガラにあの謎の青いゲネシスドライバーのアーマードライダー。様子から見て、助けにきたわけではなさそうだ。
「殺すのか!?この俺を…?」
「いいや。俺はあくまで『観客』だ。ま、面白い奴だったらつい手を差しのべたくなるが……生憎、お前には全く手をかす気がおきない。というわけで、脱落者は脱落者らしく退場というわけだな。」
すると、青いアーマードライダーが前に出てきてソニックアローにエナジーロックシードをセット。レバーを引き絞り、哀れな脱落者に狙いを定める。
「…ルーラー……貴様に私を殺す資格があるか?」
「…」
【ブルーエナジー・チャージ!!】
ーーバシュッッ!!!!!!
最後、吐き台詞が聞こえたがアーマードライダーは容赦なくミドリヤを消しとばした。すると、サガラが何かを思い出したようにアーマードライダーに話しかけた。
「そうだ、お前のその名前を決めてなかったな?」
「…名前……ですか?」
「あぁ!せっかくだ、つけたほうが良い。そうだな……『アーマードライダー・ルーラー』ってのはどうだ?」
「裁定者《ルーラー》……」
サガラの突然の提案に面食らったが少し、俯いて考えると彼は答えた。
「良いですね。アーマードライダー・ルーラー……私にピッタリの名です。」
「そうか。気に入ってくれたなら良い。」
彼は『ルーラー』という名を承諾し、仮面の下で笑顔を向けた。そして……彼はアーマードライダー・ルーラー…『仮面ライダールーラー』として名を得たのであった。
……その彼の正体が明かされるのは遥か先である。
To be continued…
☆斬月のロックシード……
・メロン
・ウォーターメロン
・メロンエナジー
・カブト
☆次回『鎧武GE2』…
???「久しぶりじゃんか、ギル。」
ギル「…ハルさん!?」
…再会ッ!?
紘汰「…やっぱり、ちゃんと向き合わなきゃな。裕也…」
ミコノ「ギル…いったい……」
……失った命。贖罪……
白い帽子の男「やれやれ、とんだガキだな。」
… 新な来訪者…
???「なぁ、まだ引きずってんのかケイトのこと……」
ギル「俺は……」
……ギルの悲しい過去 …
白い帽子の男「さあ、お前の罪を数えろ……」
次回『再会のH・上官殺しの男』
料理の話なんてやるものではないな☆
次はギルメインです。そして、作者が大好きなあの人が……!ああ、やっと出せるよ!
あともう少しで100件お気に入り突破だし、これからも鎧武GE2をよろしく!では、感想おまちしてます。
☆おまけ
謎のヒロインX「…ここが、極東支部のラウンジですね。」←ブリテンな青ジャージなヒロイン
ムツミ「え、あっはい……。見かけませんけど、もしかして新しい人ですか?」
謎のヒロインX「ええ、ここのご飯は美味しいと聞きましたので世界の壁を越えてきました。それにしても、お 腹が空きました…何か食べ物を……」
ムツミ「わかりました♪そういえば、紘汰さんとはお知り合いですか?」
謎のヒロインX「…脚本家的に繋がってます。」
ムツミ「?」
……この時、ムツミは彼女が世界の壁ではなく作品の壁を越えていることを知ることはない。by某・麻婆神父
???「セ●バー、どこだ!?」
ムツミ「あ、ジュリウ……誰?」