仮面ライダー鎧武vsGE2 ~神を喰らう者と禁断の果実~ 作:ジュンチェ
更新をしばらくしない間に年があけてしまいましたが、今年も鎧武GE2よろしくお願いします!
前日談、555GEもよろしく。
あと、Twitterもはじめました。
壁の外でのことなど知らず、一行はフェンリルマークが刻まれたテントの中に歩を入れた。中の光景はズラリと並ぶベッド…老若男女様々な患者と思わしき人たちが、点滴をうたれてそれらに寝ており、壁には彼等に触れないようにと注意書。そして、皆の皮膚に浮かぶ黒い蜘蛛のような紋様にシエルは気がついた。
「黒蜘蛛病……」
「ええ、そのとおりです。ここは黒蜘蛛病患者の隔離病棟なんですよ。」
サツキは目を細めて……そして、虚しげに口を開いた。
「…ここサテライト拠点はアナグラにも入れないような人たちが寄り添って生きている場所。確かに、世界中の人口は増えているのはフェンリルのおかげ……でも、彼等のような黒蜘蛛病患者やゴッドイーターにもなれず、身内にフェンリル関係者がいないような人達を放置しているのもまたフェンリルなんですよ。」
まるで、役立たずには用は無いって言うよにね……と付け加えて。そんな言葉にロミオやミコノは表情を暗くするが、シエルは眉をひそめて彼女に問う。
「待ってください。外の対アラガミ装甲壁やフェンリルマークの備蓄食料……ここの施設の支援を行っているのはフェンリルなのでは?」
「…」
すると、サツキはシエルに向きなおると一気に噴き出しそうになった腹のモノを圧し留めて、ゆっくりとシエル…いや、皆に語る。
「ええ、確かにここの支援は極東支部から受けています。でも、そうやって手を差しのべてくれたのは本部からの支援が少ない極東支部とユノのお父さんだけなんですよ?あのフライアとかいう玩具の戦艦みたいなものを創る資金があればこのサテライト拠点のような場所をいくつ造れると思います?なのに、本部はただ見ているだけ…我関せずとね。」
「…っ」
抑えているのは解る。でも、間違いなくぶつけられたのは怒り……せめて、少しでもフェンリルに準ずる身として弁明しようとするシエルだがジュリウスが前に出て話の舵をかわる。
「貴重な意見をありがとうございます。 こちらも、上にかけあってみますので…どうか、うちの部下を責めないで頂きたい。」
「……やっぱり、光実くんの言う通り…悪い人たちではないのね、ブラッドって。実は前々から話は聞いていたんですけど、私自身も昔はフェンリル広報を務めてて本部の汚いところとかよく知ってるから…ついね………ごめんなさい。」
流石、隊長。いざとなれば戦いの場であらずとも頼もしい……まあ、サツキが怒れる人であっても善人であるが故もあるからもしれないが。この話はゴッドイーターのみならず、アーマードライダーたちも思うところがあった。それだけ、重い話だ……
「…」
そんな様子を患者の少女に絵本を読ませながら窺う男が1人。白い帽子にレトロな雰囲気を持つ男……彼のみがこの病棟で異質な空気を醸していた。
「宗吉おじちゃん、絵本のつづき!」
「ああ……」
やがて、去り行く一行を確認しながら……去り際にアカギがウィンクしたのを沈黙で応え、せがむ幼い彼女にまた朗読を続ける…。
それと同時だった………サテライト拠点にアラガミ襲撃を伝えるけたたましいサイレンが響きわたったのは……
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『…ガァァ!?』
馬鹿な……何故、こうも歯がたたない?ハンニバルは理解し難い戦況に混乱しつつあった。弱まる背部の逆鱗の炎…身体に残忍に刻まれた裂傷、凍傷。『炎』『氷』はお互いに特効であり弱点でもある属性相性で、即ち…属性のパワー比べになるということだ。今、ハンニバルはサテライト拠点の壁に叩きつけられ頭は同じ神属である紅き異形の腕に抑えられている。
『…ゥゥウ!!』
相手の空いた腕に灯る絶対零度の槍。明らかに自分の炎を凌駕する一撃……
瞬間、ハンニバルはサテライト拠点の壁ごと肉体・コアを貫かれたのであった。
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轟く粉砕された音……皆が一気に表情が日常から戦場を駆けるものと変わる。
【B23地区にアラガミの侵入を確認!市民の皆様はすぐに避難をしてください…!】
襲撃。荒ぶる神々が抗う牙無き人々を守る砦の壁……装甲壁を破ってきたのである。響く避難を促す放送に無慈悲な脅威から逃げ出す悲鳴。『死』の来訪に、民たちは肉食獣の檻に入れられたモルモットさながらに、ただひたすら反対の方向へと我先に走っていく。
ある種、圧巻すべき光景の中、咄嗟にジュリウスは己の役割から為すべきことを頭の中に弾きだして命令を告げ…いや、下す!
「葛葉、副隊長、アカギ、ギルは陽動を!俺とシエルは避難誘導!ナナとロミオはジープに置きっぱなしの神機をとってこい!!」
「「「「「「了解!」」」」」」
「ユノさんたちは私に任せて下さい。」
「避難民の誘導は俺もやるよ!」
「僕も陽動にまわります!」
勇ましいブラッドの面々の声。アリサとコウタも役割に就き、あえて指示はされなかった戒斗も鼻を鳴らすと陽動組についていく。皆が散り散りになる直前、ユノが『皆さん、頼みます…!』と願いの言葉が耳に届いたが全員が賃もと行動をもって応える。事態は火急……1秒コンマが命の選択を分ける刻…
各々がそれぞれの役割へと走る中、物語のスポットライトは陽動組……その中でもアーマードライダーたちではなくギルに向けられる。逃げ惑う人々を誰よりも軽やかにかわしながら、ゴッドイーター特有の強靭な身体能力を駆使して時には建物の屋根を駆けてアラガミの侵入箇所を目指す。無論、所詮はただの人間である紘汰たちは置いてきぼりを喰らい…経験の浅いミコノは彼のような芸当は出来ず、なおかつ避難する人々に意識をさいていたので出遅れたのは必然であろう。
やがて、現場の装甲壁の前に着地したギルは半壊した建造物群に視線を向ける。
「何処だ……」
開けられた壁の穴は大型アラガミが余裕で出入り出来るほど大きい。鼻に届く木の裂けた独特の臭いはまだ時間がさほど経っていないという証拠……されど、敵らしい敵はいない。落ちていたパイプを拾いあげると彼は警戒しながら前へと進む。
本来の彼なら、ここで無茶をしようとは考えない。神を喰らう牙…神機が無い今では最弱クラスのオウガテイルすらベテランの自分であっても脅威だと得た経験から知っていたから。
………そう、いつものギルバート・マクレインなら…
「!」
まず、微かな心に起こる波紋……
肉を引き裂き、咀嚼する生々しいグチグチャという音に瓦礫の影を見ると……はみ出ていた尾。血で染めて……磨きあげたような強靭な尾。それを見た途端、ギルのゴッドイーターとしての思考はストップする……
次に、噴き出始めた感情に精神が決壊寸前のダムのように亀裂が入る……
斬り裂かれて凍てつくハンニバルの亡骸。覆い被さる深紅のアラガミ。竜人のようであり、風格がありつつもその身体は傷だらけ……やっとありつけた獲物に無我夢中で頭を突っ込み肉を喰いちぎった…。同属であろうと負ければエサとほうばり、黒い球体の部分を引き抜いて呑み込むと『奴』はゆっくりと振り向いた……
…………その瀬には真っ白な神機の刃が突き刺さっていた…。
「…あ、ギル!置いてかないで……って……」
「…コイツは!?」
ミコノと紘汰が到着してきたが、彼は振り向かない。鉄パイプを持つ手の握力が強くなり……まるで、缶を潰すように変形した。武器なんてとても言えるものじゃない………これじゃ、しのぎにすらならない。だが……
………ギルバート・マクレインの理性は……
「ルフスゥ……」
すでに……
「…カリギュラァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」
…ふっ飛んでいたのだから……
「ウガァァァ!!!!」
猪バカ、なんてロミオに言われた時もあったがさながら頭に血が昇った獣のようにして地を走り、紅蓮のアラガミに吼える!神機が無いなど知ったことではない……怒り狂う彼は思いっきりパイプをひしゃげるほど殴りつける。しかし、アラガミにたかが鉄屑の攻撃など意味をなさぬ。
五月蝿いハエがきた程度と手ではらおうと紅い傷ついた腕のブレードが……
「ギル!!」
斬りかかろうとする寸前に、間一髪で鎧武が飛び込んで彼をかかえて離脱。凶刃は惜しくも空を切る……
「何考えてんだ!?」
「ドケェ!奴は……奴だけは俺は…!!」
完全に我を失っているギル。このままにしておくのは危険と鎧武が必死に抑える横でバロンと龍玄が前に出てアラガミに立ち向かう!
突き出したバナスピアー………貫くことかなわず無残に砕ける。ブドウ龍砲の弾……全く効果なし。
「くっ!?ならば、これでどうだ!」
【カモンッ!マンゴー・アームズ!!Fight of hummer!!!】
これを見るや、すぐさまマンゴーアームズに変身したバロン。このアームズの質量なら、あのヴァジュラにも効果はあった……なら…
…と思い、振り回された槌は龍を思わせるアラガミの頬をスタンプした途端にグシャリと変形して勢いを止めた。
『…』
ノーダメージ……世界を侵すヘルヘイムの力ですら荒ぶる神には届かない。次の瞬間………鞭のようにしなった尾にバロンと龍玄は弾きとばはれ瓦礫の山にぶちこまれた。そして、彼らは強制変身解除に追い込まれている…。
「戒斗、ミッチ!!ギル、お前は引いて神機をとってこい!」
【クロガネオレンジ!】
「ここは俺がなんとかする!」
ならばと、クロガネオレンジアームズとなりアラガミと対峙する鎧武。この時、やっと冷静さが少し戻りつつあったギルは歯を食い縛りながら背を向けて一目散に走っていく…。情けない、肝心な時に戦う力が無い。そんな彼を紅の異形が見逃すわけがなかった。
『グルルル……!!』
ダンッ!と地面が踏み砕かれて、鎧武を飛び越え巨体が宙を舞う。金色の爪が命を奪うギロチンのようにギルの背後に迫りくる……!いくらゴッドイーターなれど、アラガミの速度からは逃れられない。無慈悲に背中が斬り裂かれようとしたその時……
……代わりに何かが、弾かれて…鈍い音をたてて落ちる音がした。
確かに獲物を捉えて、振り抜かれていたアラガミの腕。違和感から振り向いたギルの見た光景がソレ…。次に黒金色の神機が盾を展開したまま、地面に突き刺さり…主である少女がボロキレのようにころがっていた。
よく知る彼女が……
「副隊長!!!!」
すぐに理解した。ミコノが神機を先に受けとるや否や、彼の身代わりの盾になったのである。あまりの突然のことに、もう思考云々とかではなく彼女に走りだしていたが…アラガミがそれを見逃すわけもない。
再度、獲物を潰すために口に絶対零度のブレスを……
【ブルーエナジー・チャージ!!】
『!?』
…射つよりも早く、目元が青い矢に撃ち抜かれた。さしたるダメージではないが、怒りに火がつき…アラガミは矢が飛んできた方向にユルリと頭を向けるとそこには『射手』がいた。
そこへ、駆けつけたシエルもその姿を確認して記憶を呼び起こす。
「あれは…!?」
忘れもしない……あの赤い雨の中で彼女を救った謎のアーマードライダー『仮面ライダールーラー』。ソニックアローを構えている姿はあの初の邂逅した時と同じ。
バイザーアイでアラガミを睨むとゆっくりと歩みながら距離を詰めていく様子は明らかに鎧武とは異質なものを感じさせる。
「……誰だ!?あのアーマードライダー!?」
一方で鎧武も驚きを隠せない。ゲネシスドライバーを使うあの見知らぬアーマードライダーは自分たちを助けた。しかし、あの腹に巻かれているのがもし本物ならチーム鎧武らビートライダーズに出回っていないアイテムということから、ユグドラシル側と推測できる。貴虎が応援をよこしたのか…?でも、このサテライト拠点にユグドラシルのいた足跡は無い。
なら、誰だ……?
『…グルルルルル』
「…」
そんな鎧武を憶測をよそに、アラガミは無粋な輩を始末しようとルーラーに襲いかかる。そのタイミングでルーラーが鋭く睨むと複眼が赤く光り、突如として異形の背に突き刺さっていた神機…正確には傷口から血が噴き出してアラガミは苦しみだした。激しい激痛に耐えかねて悲鳴をあげ、ルーラーを忌々しいと睨むとその場から脇目もふらず……さながら、嵐が去るように逃げていった。
「おーい、ギル!神機…」
そこへもう事後ですと遅れてジープで駆けつけたロミオ。手にはギルの槍が握られていた……
「よこせ!」
それを主が乱暴に奪い取ると、ミコノをそっちのけに一目散にアラガミの後を追おうと走りはじめた。だが……寸前で肩を掴んで制止するルーラー。
「ここは怪我人の手当てだ……熱くなるな。」
「どけぇ!!」
「ギル!」
すると、彼は変身を解いた。ライダーの姿が光の粒子になって消え……さらされた素顔にギルは目を見開く。
「……ハル…さん?」
「ああ、そうだ。」
赤のズボンに黒のジャケットのチャラいお兄さん…のようなオッサン。そんな雰囲気であれど、その顔は歴戦の面影がある。すると、ギルはおののき…尻餅をついた。
先の表情から一転して、狼狽える彼に…男は腰を落とし……ゆっくりと視線をあわせる。
「落ち着け、ギル。落ち着くんだ……誰もお前を責めやしない。」
「ハルさん……ハルさん……」
暫くすると、ギルは落ち着くと同時に気を失った。男は彼を担ぎ上げ、ゲネシスドライバーをしまうと鎧武らに向けて口を開く。
「俺は極東支部第四部隊・隊長…『真壁ハルオミ』だ。詳しい事情は後で話す。まずは、怪我人の救助と混乱の収集を優先させたい。」
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「さて、どうしてこうも問題物件ばかり増えるかな……」
ヘルヘイムの森の一角……赤い雨の入らない遺跡の内部を即席の研究室代わりにしていた凌馬。幾つか並ぶディスプレイのひとつには仮面ライダールーラーの姿とクロガネオレンジロックシード……並びにカチドキロックシードの映像があった。どれもこれも、『正体不明~UNKNOWN~』と表示されており…文字通りにライダーシステムの開発者である凌馬にとって未知の存在であった。クルリと椅子を動かし、あーぁとダラリとして頭を抱えているとシドがニヤニヤとしてデスクに腰をよりかける。
「プロフェッサー……コイツはまずいんじゃないのか?明らかに俺たちの情報が洩れてる……こういう時のための大将だろ?」
「ああ、わかっている。貴虎には後で連絡を入れる。でも、不味いね…湊くんには本社で貴虎が留守がちな分のバックアップに専念をさせたかったが……致し方ないか。」
「おいおい、相手は神機使いだぜ?フェンリルにケンカを売るってのかい?」
「万一のためだ。無論、出来るだけ面倒は避ける。あのロックシードとゲネシスドライバーが手に入れば要は良いだけだからね。」
…未知のアーマードライダー。なんにせよ、ロックシードとドライバーが確保できればまず良い。あの真壁ハルオミという男が神機使いなら、確保しての尋問は手続きやら手間がかかるし…その内に証拠隠滅をはかられたら厄介だ。まず、どんな展開と手段になろうと自分の技術を盗んだ足がかりになるはず…。
そう思考を巡らせる凌馬を隣にシドはやれやれと溜め息をついた。
「全く、あの世界で手に入れた折角のサンプルはガキどもの手に渡るわ…こっちのデータは流出するわで散々だな。予定はどんどん狂っていきやがる…。まあ、せめて…俺達の世界にクラックが出にくくなってるのは救いか。帳尻はまだあわせられそうだ。」
「全くだ。たまに、内通者でもいるんじゃないかと嫌でも考えたくなる……シド?」
「言っとくが、俺は違うぞプロフェッサー。あんな仲良しごっこ企業、ゲロが出る。ガキどもも、フェンリルも…手を貸すほどうまみも無い。」
「おやおや、深読みし過ぎだよ。そういうのは、人間関係で損するぞ?」
「はぁ……あんたに言われるようじゃ、俺もオシマイだなこりゃ。」
そして、シドは帽子を被りなおすとその場を後にした。それを確認すると、凌馬はキーボードを操作してクロガネオレンジロックシードの画面を拡大して物思いにふける…。
(これの正体は概ね、検討はついている。ヘルヘイムの果実がオラクル細胞と反応するのは確認済み……そして、それもロックシードへの加工も可能。使用すれば、神機のそれに近い力をアーマードライダーでも獲得できるが……高ランククラスへの加工は今の私でも確立できていない。なら、鍵を握るのはブラッドの神機か……)
「……それとも、君か?」
やがて、画面はミコノの写真が画面に映し出され…首を捻る。気になるところだし、すぐにでも彼女も神機も解剖して隅々まで調べてやりたいが……
「……だとしても、問題はラケル博士か…」
両方ともラケル博士が許さないだろう。いっそ、拉致でもしてしまえば早いだろうがオラクル細胞や神機の知識が無い凌馬ではここでお手上げだ。限度でシドにクロガネオレンジロックシードをかっぱらってもらうくらいだろう。
「……やれやれ。」
さてさて……そろそろ考えるのも疲れてきた。護衛の黒影トルーパーたちにお辞儀を受けながら、ロックシードを使い…彼はそこから姿を消したのであった。
……まだ、物語の核の一端に触れたとも知らず。
To be continued……
はい、ハルオミさんがルーラーの正体でした!
予想どおりでした?違う?ああ、そぅ……
感想お待ちしてますよ!
☆おまけコーナー
・貴虎は見た!
貴虎「…」
アリサ「…」
貴虎「少し破廉恥ではないか、その服は…」←下乳から目をそらしながら
アリサ「ドン引きです。」
ミッチ(いや、初見の人は皆そう思いますって。)←最早、普通になった弟
……弟よりウブな兄
・貴虎は見た!2
貴虎「最近、妙な夢を見る……」
貴虎「部下に崖から落とされて、全裸で尻を出しながら死んでいる夢……」
レア博士「貴虎、きっとそれは疲れてるのよ。」
…うん、きっとそうに違いない。