仮面ライダー鎧武vsGE2 ~神を喰らう者と禁断の果実~ 作:ジュンチェ
真っ白で……清潔な空間の診察室。白衣を纏った彼のこの世界で与えられた役割は医者であった。レントゲン写真を重ねてから見比べて不敵に笑うと彼は椅子に座るホームレス風の男の肩に手をかけた…。
「残念な結果ですが、『鳴滝さん』……もうもって1週間、いや…3日かもなぁ?」
「……そうか。そうなのか…」
今、最高にこの忌々しい患者の惨めさを笑えることが痛快だった医者……『門矢 士』。炸裂しそうな間欠泉のような笑いを圧し殺し、言葉を更に続ける…。
「鳴滝……もう時間もあまりないんだ。これでも、縁の長い好だ……懺悔の言葉ぐらいは聴いてやる。」
「おのれ、ディケイド……しかし、こんなことになるとはつくづく皮肉なものだな。そうだ……今まで全て自業自得なことや森羅万象を全てお前のせいにして罵ってきた。自分を棚にあげて………私は最低な男だ。せめてもの償いに君の手で……」
我慢しろ……まだだ……
まだ、笑うには早い……
「つーかーさーくーん!笑いのツボ‼」
「!?……あははははははははは!?!?ナツミカン、テメェ!?アハハハハハハ!?!?」
唐突に首筋の衝撃と止まらない自らの笑いに覚醒した士。愉快な夢の邪魔をする不粋な輩はやはりと、彼が居座る写真館の娘…『光 夏海』。畜生め……あと少しだったのに…
「もう、ユウスケを迎えにいかなくて大丈夫なんですか!?あの『名無し』に襲われてたりしたら…!」
「平気だ。今のアイツならそんなにヤワじゃないはずだ。」
夏海はユウスケの安否を心配して右往左往していたが、士はというとふてぶてしく椅子にもたれかかっている始末。すると、『ほら……』と彼が告げれば……
「士!夏海ちゃん!」
「ユウスケ!無事だったんですねっ!」
駆け込んできたのはいつ以来かの再会になる仲間。夏海は思わず歓喜の声をあげるが、残念ながらユウスケに余裕は無く、挨拶するなり士へと彼は詰め寄った。恐らく、士なら今回起こったことに何か情報を掴んでいるはず……
「士!」
「よう、久しぶりだな。その顔から見るに……」
「ああ、妙なライダーに襲われたんだよ!何なんだよ、アイツ!?」
すると、士は1枚のカードを取り出して見せる。それは1号に似ているが真っ白にボヤけたシルエットの絵……つまり、士が出会った事のないライダーだと解る。いや、これだけでは何も解らないのだが……
「…お前を襲ったのは恐らくこいつだろ?」
「え……たぶん。」
「やっぱりな。」
士は溜息をつきながら、カードを渡すとさながら探偵のように彼に問う………
「気がつかないか?このカード……明らかに他のカードよりおかしい所がある。」
「?」
…暫し、眺めてみるユウスケ。しかし、いつものブランクのカードなのでは?
そんな首を捻る彼に士は解答を深く考えさせる間もなく与えた。
「よく見ろ。名前だ……」
「名前……あっ!」
名前…そう、名が刻まれている場所が『NO NAME』…つまりは無銘と書かれている。普通なら『MASKED RIDER ~~』というパターンなのだが、ただ名前が無いなんておかしい。
「名前が…無いライダー……?」
「ああ。そんなライダーありえない。とにかく、それじゃ呼ぶのに不都合だから名無し、無銘と呼んでるが……」
「でも、アイツは自分のことをツヴァイズって……」
「そりゃあ、名無しなんて言われてたら本人も都合が悪いだろ。」
ただ、本人はツヴァイズと名乗っていた……。でも、都合が悪いからとりあえずでそんな名前を名乗るだろうか?腑に落ちない所だが気にしても仕方ないとユウスケは頷く。
「ソイツは色々な並行世界…そして、時間を渡りライダー狩りをしている。すでに、かなりの数のライダーがやられた。とにかく、だ…。奴をあのまま放置するのはまずい。できるだけライダーを集めて奴を止める。認めたくは無いが純粋に強いのも事実だしな。これ以上、被害をだすわけにもいかない。既に、1号たち昭和ライダーたちとあと残ってる何人かのライダーたちを集めている。準備がつき次第止めに向かうぞ。」
…久方ぶりの強敵、それでいて組織だっていないのに数を集めてまで対策をとろうとする士は珍しい。普段の彼ならそこまで周到に準備に手間をかけて個人相手
に多くの手を借りようとなしない。ユウスケも士の強さは知っている…知っているからこそツヴァイズと名乗る無銘のライダーが気になった。そこまでさせる彼女は一体………
『ぎゃあああああああああ!?!?』
「「「!」」」
その時、耳障りな悲鳴と共にガシャーン!と窓ガラスが割れた。そこから転がりこんできたのは赤い鬼のような怪人『モモタロス』…悲鳴の主も彼だろう。何事なのか?すぐに夏海が駆け寄って助け起こす。
「モモタロス!?どうしたんです!?」
『くそっ………やっべぇ野郎が来た。強ぇぞ…』
咄嗟に士とユウスケは外に飛び出した。すると、写真館の並ぶ町並みに不気味な白い影………幽霊…否、死神のようで化け猫ともとれる意匠のライダーがひとり。
複眼は文字通り猫のようで、猫耳フードらしき頭は可愛らしさがありそうだが男らしい紫のラインがはいったボディがそれを打ち消していた…。
「…お前は!?」
「ゴースト………ではないな。何者だ?」
腹のゴーストドライバーから仮面ライダーゴーストに準ずるライダーと予測する士。でも、明らかに醸し出す威圧感は味方とは言えないだろう…
見かねたライダーは名乗りをあげる。
「…私は『仮面ライダーキラー』。こんにちは、仮面ライダークウガに仮面ライダーディケイド?」
キラー………殺し屋。ゴーストも大概だがこちらも随分と悪者臭い名前だ。まあ、こっちは十中八九、悪者だろうが………
「モモタロスをやったのはお前か…?」
「ああ、あの電王と契約しているイマジンか………。ふん、何かとこちらのことを嗅ぎまわっているので始末する所だったのだが…?」
モモタロスを攻撃したのは自分だと認め、あからさまに煽るようなかたりくちをするキラー。声からして男……しかも、だいぶ落ち着いている様子からして中々の手練れ。
士は前に出ようとするユウスケを制しながら、ディケイドドライバーを取り出した………
「ユウスケ、ここは俺に任せろ。お前はナツミカンとモモタロスと一緒に集まってるライダーたちの所へ行け。」
「!?待て……」
「…まだ、アマダム直って無いんだろ?」
「!」
彼は察していたのだ…再会した友は決して全快ではないと。友としても、食い下がりたいが今も腹部では先のツヴァイズの戦闘の故か疼きがあるのは事実…ここで無理に共闘しても足を引っ張るだけだろう。
「………いけ。」
「………………無茶すんなよ?」
悔しかった………されど、今はプライドを圧し殺し、友に背を向けて走る。逃走ではない、信じるからこそ友に託すのだ。
それを見届けると士はディケイドドライバーを装着して不敵に微笑む。
「さて、キラーさんよ…ご所望は俺の命かい?」
「如何にも………そして、君が集めているライダーたち全て。これ以上、私の計画を邪魔されては困るのでね。」
「………本郷猛計画か?」
「む?」
本郷猛計画…不意にだされた単語に僅かに戸惑いを見せたキラー。一方で士はやはりな………と、笑う。
「やれやれ、やはり君は真っ先に排除すべきのようだな………仮面ライダーディケイド!」
「全部、吐いてもらうぜ………変身!!」
【KAMEN RIDE…DECADE】
そして、キラーが襲いかかるのを皮切りに戦いがはじまる!これをヒラリと避け、ディケイドドライバーにカードを装填してマゼンタのボディを輝かせ、仮面ライダーディケイドへと変身する士。そのまま、ライドブッカーをソードモードへと展開し、流れるような動きでキラーを斬りつける!
「ぐぅ!?」
「はああっ!」
続けて、一撃二撃。さほど強く無いのか圧され気味のキラーだったが吹っ飛ばされた僅かな隙にゴーストドライバーのアイコンを取り替えた。
【アァァイコン!コッチヲミロォォ!!コッチヲミロォォォォオオ!!!!】
「!?」
すると、キラーのゴーストドライバーから真っ黒なトレーナーに灰色のラインが入った亡霊のようなものが飛び出し、ディケイドに先端のナイフのような爪で襲いかかった。不意打ちに直撃を受けたディケイドだったが大したダメージではない。しかし、決定的なタイミングを得たキラーはゴーストドライバーのレバーを弾く!
【カイガン!ジャック・ザ・リッパー!!夜霧に斬る!斬ッ!斬ッ!KILL!!】
同時に幽霊らしきそれは、予め纏っていたキラーのパーカー部分が消えるのと替わりに彼に纏われた。パッと見は先と黒の色ちがいだが顔の模様もナイフの模様へと変化している。
『仮面ライダーキラー ジャック・ザ・リッパー魂』………19世紀、殺人鬼と人々に恐れられ切り裂きジャックと今も名が残る人物の力が宿った姿。
「いや、ちょっと待てよ?それ、偉人じゃなくて犯罪者だろ!」
ディケイドは思わずツッコミを入れてしまった…。ゴースト系ライダーは偉人の魂をフォームチェンジの要領で利用し戦うのだが、名高いといってもジャック・ザ・リッパーはその凶行が後の世代には伝わっていても犯罪者なのだから。
無論、そんなことを気にしている場合ではないが………
「フフッ…」
「!」
すると、突然立ち込めた濃霧と暗闇にディケイドは視界を奪われる…。ライダーになれば、おのずと感覚が強化されるのは改造人間のライダーでなくとも同じだがそれすら障害をきたすほどの霧と闇………
「………ジャック・ザ・リッパー…確か………」
ディケイドは考える………ゴースト系ライダーなら偉人の力による能力が発現するはず。ノブナガ魂なら火縄銃のようにこのパターンに当てはめると………
ー斬!!
「…ぐっ!?」
闇の死角から斬りつけられる攻撃………やはりかとディケイドは理解した。
「霧の闇夜の殺人………なら、お巡りさんの出番だな!」
【FORM RIDE…FLAME】
ディケイドはライドブッカーからカードを取り出すと、これを装填。金の双角輝く炎の剣士『Dアギト フレイムフォーム』にカメンライド……ゆるりとライドブッカーを構えると………
ーオオッ!!
「そこだ!」
背後からきた気配へ素早く振り向き一閃………!
「ぐわぁぁぁ!?」
直後、キラーの悲鳴と共に霧と闇は晴れ…サバイバルナイフらしき武器を持つ殺人者が地面に転がった。アギトのフレイムフォームは感覚が研ぎ澄まされる上、剣の技が優れる…故、カウンターが狙いやすい。一方でジャック・ザ・リッパー魂はこういったタイプとは滅法、相性が悪い。
そうくるのならばと、キラーはサバイバルナイフを投げつけ、すかさずアイコンを変える!
【アァァイコン!コッヲミロォォ!!コッヲミロォォ!!カイガン!ヴラド・ザ・サード!!串刺し!吸血!!ドラクルキュラ!】
「…って、今度は誰だよ!」
フォームチェンジしたキラーの姿は黒は同様だが、血のような赤いラインに頭は猫耳から後ろに反ったまがまがしい龍の角へとなっている。が、こちらはディケイドも知る人物ではない………
「その血を啜ってやろう…仮面ライダーディケイド!」
その武器は槍…龍の尾と角があわさったようなドラクルランスを振るい、ジャック・ザ・リッパーとは違い真っ正面から勝負を仕掛ける!ディケイドはライドブッカーでこれを受け止めるも、力負けし…ジリジリと圧されていく………
「むんっ!」
そして、僅かな隙に胸をライドブッカーを弾かれ胸を突かれてふっとんでしまう。このタイミングを逃すまいとキラーはドラクルランスをゴーストドライバーにあてがった。
【ヴラド・ザ・サード!!オメガドライブ!】
「…しまっ!?」
Dアギトが気がついた時はもう遅い。地中から突如として、赤黒い槍が突き出て彼を串刺しにして拘束………そこへ、残酷なキラーのライダーキックがトドメを刺した。
「うわああぁぁああああああああ!?!?」
炸裂する爆発!強烈すぎたダメージはディケイドの変身を解くのも容易い…
ボロ雑巾が捨てられるように投げ出され、激痛に士は悶える…
「あ………ぐ………」
おびただしい血…朦朧とする意識。必殺技を防御すらかなわず受けたのだ…戦闘続行は不可能だろう。
「…お別れだ。」
…そんな彼へと………キラーは無慈悲に槍を突き立てた…。
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『…こっちだぜ!』
モモタロスに案内されるがまま、廃工場へとやってきたユウスケと夏海。ここにツヴァイズに対抗するためのライダーが集まっているらしい………のだが……
「……遅かったな。」
「「『!』」」
……そこにあったのは積み上げられたライダーたちの亡骸の山………
…………そこへ座すは黒の悪魔…仮面ライダーツヴァイズ。
「……まさか、そんな…全滅!?なんで…!?」
夏海が眼を見開くのも無理はなかった…。決して、集められたライダーたちは弱いわけではない。束になればショッカーといえど敵ではたいはずの軍団を……暇潰しに座る座布団のように…彼女は平然と尻に敷いていた。
「…どうやら、集められたライダーはお前たちが最後のようだな?」
よっこらせと…彼女は腰をあげ、掌に握る機械槍をクルリと回して地面へストッと降りた。もう戦闘は免れない…今度こそはと変身しようとするユウスケ……
しかし……
「行ってください、ユウスケ!モモタロス!」
「夏海ちゃん!?」
またしても……友が先に行けと前に立つ。
「ここでモモタロスがやられたらもう為す術がありません!だから…!!」
「駄目だ、いくらなんでも夏海ちゃんじゃアイツには…!?」
彼女は確かに戦う力を持つが元々が非戦闘員である…ツヴァイズに勝つはおろか、渡り合うことすら出来ないのは一目瞭然だ。戦ったユウスケだからこそ、士の時とは違い必死に止めようとするが……
「モモタロス……お願いできますか?」
『…』
…彼女のたった一言の問い。これに、モモタロスは僅かに躊躇いながらも…無言で応えた。
「夏海ちゃん?」
ユウスケがその真意を理解するより早く、彼の中に『ナニカ』が入ってきた。ナニカはユウスケから身体の主導権を奪うと静かに呟いた……。
『…死ぬなよ。ぜったいに………』
それが、モモタロスだと気がついた時はもうどうしようもない。ユウスケの身体は意識に反して、彼女から離れるように駆け出していたのだから……
ツヴァイズはこれを追おうとはせず、夏海を見据えていた。
「貴女の相手は…私です!」
「…」
……震えているぞ?
「!」
スッ……と簡単に発せられた言葉は刃となり、夏海の心に刺さる。お約束のように『お前は役立たず』だの何だの言われば、何を!?という勢いで自らを奮い立たせることも出来たというのに………お前は恐怖していると言われ、その事実を突きつけられた。
……勝てるわけが無い。
自分は戦ってきたわけではないから
……勝てるわけが無い。
今度の敵は全て自分を凌駕しているのだから
手は震え、怖いという感情が身体の中で泡立つ。それでも、逃げない彼女は相棒の名を呼ぶ。
「キバーラ!」
その時、ふらりと現れた女の子らしき小さな白い蝙蝠。キバーラ…彼女の相棒であり変身ツール。キバーラは主の肩にとまると最後の確認をとる……
『…夏海ちゃん、逃げるなら今のうちよ?間違いなく、あなたじゃ勝てる相手では無いんだから。』
「良いんです……勝てなくたって!時間稼ぎになれば…」
『そう。なら、付き合ってあげる。』
無粋だったか……半ば、諦めに近い形で従うキバーラ。一方でツヴァイズも問う……
「お前を倒したところで、意味は無い。しかし、邪魔をするなら容赦はしない…」
「何があっても、ユウスケたちのあとは追わせません!」
「……そうか。ならば…行くぞ!」
退かぬ、それが応えならとツヴァイズは地を蹴って夏海に迫る!咄嗟に夏海もキバーラを掴み、叫んだ!
「変身!」
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ゲルショッカー基地の跡地…今は荒れ果てたが、その深部にてディケイドの旅の仲間……海東大樹は仮面ライダー1号と共に目の前の光景に息を呑んでいた。
「そうか……これが『本郷猛計画』か…!!」
時を同じく、トライサイクロンで荒野を駆ける3号……
勝利を手に高らかに笑うキラー………
勇気を振り絞る少女に立ちはだかるツヴァイズ………
さあ、物語の幕は開きはじめた…。結末は必ず痛みを伴うモノ………
タイトルは………
~~~ 3 号 を 受 け 継 ぐ 者 ~~~
…壊されるのは未来か?現在か?
知っている人は知っていたかな?
はい、以前から予告してましたコラボ企画です!
実は作者の作品である鎧武GE2のお気に入り120件突破記念で企画したのがはじまりで…。今回、コラボ募集なら一本の話にしようと思っていたらこんな話になりました。
ええ、3号の映画のあと…4号に分岐しなかったらというifの物語です。
私の既存作品のライダーはとりあえず鎧武GE2は間違いなく出すかと。なんたってこれの記念作品だからね!といっても、GE側の設定はあんまり関係ないけどな!
…とりあえず募集要項は…
・1ヵ月に一度は更新してる作品(完結作品は例外)
・10話以上の連載作品。
・できれば平成ライダーの作品
・先着、4作品か5作品
・更新がある程度、不定期でも容認してくれる方
お断りする方と場合
・本郷、およびディケイド原作キャラ以外(こちらは登場決定しているから)
・完全なオリジナルライダー(作者が書くのが難しい)
・チート過ぎ(世界の壁、ぶっこわすとか…etc.)
・作者が知らない原作のクロスオーバー作品
・他の作者様とライダーや登場人物が被る
・俺のライダーは強くってぇ誰にも負けねぇんだ!
・平成ライダーだと!?甘ったれるな!
・他、作者同士の私情を持ち込む方
・作品の流れを強制しようとする方
・多重コラボ嫌な方
大体、こんなかんじですね。とりあえず希望がありましたらメッセージへ。感想欄はあくまで作品の感想を書く場としてご利用ください。
では!