ホロライブラバーズ トロフィー「夢覚めぬ者」獲得RTA   作:うろ底のトースター

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主人公ロールプレイングが楽しかったので初投稿です。


第2回バトルロワイヤル-2

ほないくど〜。前回は屋上から移動したところで終わりましたね。こいつ全然進まねぇなぁ。

 

ほな今回も戦っていこかー。

 

屋上から校内に降りたので、接近戦が比較的多くなります。が、屋内で扱われる武器のリーチなんてたかが知れてるので、[千景]の圧倒的リーチで刻んであげましょう。

 

 

──「うわぁ、さすがに可哀想・・・」

 

  「マリン」

 

  「はい、後ろの子達は任せてね〜」

 

 

船長も十分エグいんだよなぁ。サーベルのあの短いリーチでよく3人を相手どれるとか。しかもノーダメ。

 

ぬ?体育館側から爆発音・・・。近寄らんとこ。

 

 

──「体育館が騒がしいわね」

 

  「この音は〜、ロボ子先輩かな?」

 

  「・・・誰?」

 

  「3年生のロボ子先輩、機人ですね。

   常にバトロワ上位に名を連ねる猛者です」

 

  「機人てことは、血は通ってないのよね?」

 

  「それがどうかしたんですか?」

 

  「なら興味はないわ、無視でいいわね」

 

  「えぇ・・・」

 

 

ヨシ!レズちゃんも近寄らんようにしとる!

 

ただレズちゃんや、その基準はどうかと思うでさすがに。良い狩人はこうなるんすねぇ。

 

んー、そろそろホロメンと出会いたいところですねぇ。あ、お嬢とロボ子さん以外でお願いします。ろぼさー並びに百鬼組の兄貴姉貴、すまねぇ。

 

 

──「・・・マリン、衣擦れの音、2人分。

   曲がり角の先よ」

 

  「足音聞こえないってことは手練かな〜。

   ・・・待って玲香ちゃん耳良すぎない?」

 

  「会敵まで5秒」

 

  「話聞いてよ!」

 

 

はいちょっとストップ。

 

んーと、レズちゃんのこの反応的に多分獣人ですかね。獣人の一部は奇襲に特化するので隠密スキルを持っている場合があります。

 

しかも2人分、おかころかフブミオかな?

 

おかころは正直負ける要素は少ないです。コンビネーション攻撃は非常に厄介ですが、[加速]による無敵時間を利用することでノーダメで抜けられます。

何より、こちらも2人いるので分断することが出来ますしね。

 

で、より厄介なのがフブミオになります。理由としては個々が強いからです。

かとしょうニキの幸福論者√を見ている方は知っているかも知れませんが、この2人、クッソ強いです。

双方が、膂力、脚力ともに高水準で治まっている上、ミオしゃは狼としての狩猟技術が、フブキは妖術と刀剣術、更には黒上と分裂もできるという、この強さよ。

 

正直この2人ならお嬢と張り合えそう。

 

ま、パリィは効くので勝ち筋はあります。

 

それじゃ、命は投げ捨てるもの、逝くぞ。

 

 

──「3、2、1、今!」

 

  「了解っと!」

 

  飛び出してきた影を、マリンはサーベルで、

  私は、エヴェリンで迎撃する。

 

  「っ!?」

 

  「なんでぇ!?」

 

  黒い獣人と白い獣人が躍り出る。どうやら

  奇襲を対応されたことに驚いているらしい。

 

 

いやぁ、厄介なほうが来ちゃったかぁ。まま、ええわ。策はあります。まずは船長にミオしゃの対応をしてもらって、こちらはフブキの相手をしましょう。

先程も言った通り、白上黒上に別れられると非常に厳しいことになります。なので、別れる前にパリィして倒すのが最善策ですね。

 

それではフブキに斬りかかりましょう。

 

 

──「フッ!」

 

  「うわ!リーチが伸びる!?」

 

  居合切りが避けられた。

  初見でこの一撃を避ける、かぁ。

 

  すごく、いいわぁ・・・。

 

  「奇襲も防がれるしなんかこの子強そうだし、

   あーもう今日は厄日です!」

 

  「あらそう、私は最高の日になりそうよ」

 

 

さらに接近しつつ、血刀状態では銃撃ができないので、解除しておきます。そうすることで、妖術の使用を抑制することができます。

 

剣術しか使えないフブキはパリィピーポーのいいカモです。

 

 

──「そこです!」

 

  「残念ね」

 

  「うわっ!?」

 

 

はいパリィ。後は[当身]で気絶させて、丁寧に葬送して終わりで・・・ん?ちょっと待って?

 

 

──「ッ!?」

 

  「お前、やるなぁ」

 

 

ファ!?うっせやろ!

 

 

──「よぉ、ちょっと遊ぼうぜ?」

 

  「クロちゃーーーん!」

 

 

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

「・・・どういう原理?」

 

玲香は冷や汗を垂らした。

 

目の前の白い狐の獣人、その一撃を弾き、後は気絶させるだけだと思っていたら、獣人の中からもう1人の獣人が()()()()

 

白いほうと似ているが、こちらは全体的に黒く、そして、強い。

 

「原理だとか理屈だとかは、今はどうでもいいだろ?」

 

体の節々を伸ばしながら、黒い獣人はケタケタと笑った。

 

「俺は黒上だ。んでこいつは・・・おい、いつまで惚けてやがる」

 

「はっ!えっと、白上フブキです!」

 

「・・・叶不玲香よ」

 

得物を握り直す。視線は絶対に外さない。外したら確実に殺される。

 

「そんじゃ、挨拶も程々に───()るか」

 

黒い獣人、黒上が消え、目の前に現れる。

 

「くぅッ!?」

 

悪夢の中で鍛えられた反射神経が、咄嗟に銃弾を吐き出させパリィに成功する。

 

このまま首を獲る、そう[千景]を構えて、

 

「ッッッ!」

 

横から放たれた妖術に回避を余儀なくされた。

 

「クロちゃん攻めすぎだよ!」

 

「わりぃわりぃ、ちょっとこいつのパリィってのが気になってな」

 

2人の駄弁を聞き流しながら、玲香は2対1の危険性を再認識した。

 

黒上は速い、が、反応できないほどではない。白上の妖術も同様だ。故に、個々であれば、玲香は負けないだろう。が、ここにチームワークが混ざってくると一気に形成は逆転される。

 

パリィから、次の攻撃(アクション)に繋がらない。

 

かと言って、単純な近接戦に切り替えてもジリ貧だろう。

 

「・・・なぁ、薄々気付いてんだろ?勝てないって」

 

「ええ、そうね」

 

「だったらよ、なんで」

 

黒上が、心底理解できないという風に顔を顰め、白上は生物的な恐怖を覚えた。

 

「なんで()()()()()()()()?」

 

視線の先で、玲香が凄絶な笑みを浮かべていた。

 

「確かにこのままだと私は負けるわ」

 

「なら」

 

「だから」

 

セリフを遮るその言葉には、確かに喜色が混ざっていた。

 

「良い子の私はもうお仕舞い───

───さぁ、獣狩りを始めましょう?」

 

 





愉悦部御用達のホロラバがまた生まれたので疾走します。
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