ホロライブラバーズ トロフィー「夢覚めぬ者」獲得RTA   作:うろ底のトースター

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今週合格発表なので初投稿です。


昏い悪夢の旧市街【蒼い三日月】

おっはー!(クソデカ音声)

 

ホロライブラバーズが始まるよ!

 

前回はバトロワで優勝して終わりました。フーキモチィー!

今回からはまた獣狩りにで、出陣()ますよ。

 

と、その前に、物語の進行上必要なフラグを建てに行きます。これがないと先に進めないとか啓蒙くんもっとちゃんと働いて?

 

まずは学校に行きましょう。そうするとノエルかスバルのイベントが進行します。

 

 

──「玲香ちゃん、ちょっといい?」

 

  登校してすぐ、ノエルに声を掛けられた。

 

 

今回はノエルですね。ここで”はい”を選択します。するとノエルの家へご案内されるので大人しくしましょう。

 

 

──「あ、玲香たんじゃん」

 

  「玲香も呼ばれたんだ」

 

  連れられて来たのは、白銀邸の一室。

  中ではフレアとマリンが待っていた。

 

 

案の定2人も居ますね。つまりは獣関連、狩り関連のお話になります。

 

 

──「全員揃ったみたいッスね」

 

  そう言って、部屋に入ってきた少女は

  何故か警官服を纏っていた。

 

  「・・・誰?」

 

  「2年のスバル先輩。ノエルと同じく自警団の

   トップを務めてる人です」

 

  「こっちは捜査が専門みたいなものッスよ」

 

 

ということで、初登場のすばうになります。バトロワでは出会いませんでしたが、ここでは立派な自警団のお頭です。敬意を表しましょう。

 

 

──「それで、私たちはどうして呼ばれたの?」

 

  これでも私たちは学生だ。

  くだらない内容だったら帰ってしまおうか。

 

  「ちょっと見てもらいたいものがあるの」

 

  そう言ってノエルは、着いてくるよう促した。

 

 

寄り道してアイテムを集めることもできますが、レズちゃんのビルドでは特にめぼしいものはありません。ここではちゃんと大人しく着いていくようにしましょう。

 

行き先は地下室です。(同人誌みたいな展開は)ないです。

 

 

──「エルフの森の先の廃工場、知っちょる?」

 

  「確か、5年前に工場長が逃げたっていう」

 

  「そう、それッス。ついでに言うと、

   金も持ち逃げされていていましたね」

 

  当然と言えば当然ッスねと、スバルが続けた。

 

  「それで、その廃工場がどうしたのよ」

 

  苛立たしげに、その先を催促した。

 

  「その周辺で、ちょっと不可解な死体が

   見つかったんスよ」

 

  「見てほしいのはそれってわけね」

 

  ”死体”、その言葉に、右腕(獣性)が疼き出す。

  バトロワ同様、これを黙らせんとする。

 

  「着いたよ」

 

  そう言って、ノエルが扉を開いた瞬間、

  私は、獣性を鎮めるのを諦めた。

 

  「この臭い、獣の・・・?」

 

  フレアが顔を歪ませた。

  そう、これは、嗅ぎなれた獣の血の臭い。

  けど、少しだけ人の血の臭いも混じっている?

 

  「案の定、知ってたみたいッスね。

   ”それ”の説明はあとでしてもらうとして

   今重要なのは、”それ”の()()()ッス」

 

  1枚の調査書が差し出された。

 

  「死体の調査結果ッス」

 

  血液、内臓、筋肉繊維に至るまで、

  全身が調べあげられた調査書には、

  ありえないことが記されていた。

 

  「やっぱり、人の血が含まれてる」

 

  先程の臭いはこれか。

 

  「その通り。この死体の血中から

   人間の血液が採取されたッス。

   それ以外の血液の成分は一切不明、

   少なくともこの世のものではなかったッス」

 

  そして、と続けて、彼女は言う。

 

  「その血液が、逃げた工場長の物と一致。

   我々はその獣を、工場長と断定したッス」

 

 

わーびっくりだなー。(棒)

 

と言うわけで、我々狩人に依頼が出されます。内容は、廃工場の調査ですね。これでフラグ建築は終了になります。ではさっさと行きましょう。時間は有限です。(RTA)

 

 

──「ノエル」

 

  「・・・なに?」

 

  廃工場へ向かう道の途中、私はノエルに

  声を掛けた。

 

  「あなたが私を危険と言った理由、

   獣の死体を見たからだったのね」

 

  「そう、だね」

 

  「腹を腕で貫き、内臓を抉り出し、血飛沫を

   上げる姿が、まるで獣に、見えたと」

 

  「うん、そう」

 

  「・・・ごめんない。それでも私は、

   あの攻撃をやめることはできない」

 

  「そっか・・・」

 

  「でも、安心して。

   狩人が獣になることは絶対にないわ」

 

  「本当?」

 

  「ええ、本当」

 

  私は、嘘を吐いた。

  その嘘はまるで自己暗示のようでもあった。

 

 

はい着きました廃工場。団長はここでお別れとなります。着いてきても、ええんやで。あ、ダメですかさいですか。

 

では失礼して。オ、アイテンジャーン。

 

中は真っ暗ですので本来なら明かりが必要ですが、道筋は覚えてるので要らないです。

 

ただ歩くだけなので割愛。

 

しばらくすると白い霧が見えてきます。

 

 

──「あの霧、確か旧下水道のときの・・・」

 

  「やっぱり、悪夢が原因ね」

 

 

オッスお願いしまーす。(入場)

 

 

ー昏い悪夢の旧市街ー

 

──「うぇ、また開いちゃった・・・」

 

  「少し慣れてきたなぁ」

 

  「慣れるものこれ?」

 

  「私のほうが1回分多いからさ」

 

 

(啓蒙が)うん、美味しい!

 

ま、ブラボ本編に比べて使い道はほぼないんですけどね。むしろ事故の原因になりかねないから増えていいことはあまりないゾ。

 

さて、ここら辺の獣は厄介なことに[遅効毒]属性を持っているので、攻撃は極力喰らわないようにしましょう。レズちゃんは一撃受けると死ぬので関係ないです。

 

こちらも道中めぼしいものはないのでボスに向けて全速前進しましょう。

 

 


 

 

燃える磔の死体。人の形を残した獣。辺りに散らばる肉片と血。そして、教会。

 

思い出すのは、先に味わった悪夢の聖堂街。なるほど、歴史は繰り返すとはこのことか。旧市街という名前にも納得がいく。

 

「この場合、殺して弔うのが正解よね」

 

せめて苦しまないように、千景を振り抜いた。

 

ああ、本当に面倒だ。

 

何度か獣の死体を転がして、辿り着いたのは一際大きな教会。大聖堂とでも言おうか。例に漏れなく血塗れのそこは、どうしてか、異様な気配を吐き出していた。

 

奥に見えるのは、人。

 

「玲香」

 

「全員、警戒して」

 

悪夢に在る人間など、マトモであるはずないのだから。

 

死闘の予感に覚悟を決め、足を踏み入れた。

 

 

 

「──ようやっと来たね」

 

優しい、可憐な声だった。目を凝らすと、黒いドレスに身を包んだ少女が見える。くるりと回ってこちらに顔を向けるその所作は、いっそ怖気のするほどに美しい。

 

「ずっと会いたかった」

 

敵意は、なかった。その瞳の奥にあったのは、慈愛か或いは恋慕か。

 

どちらにしろ、狩場に持ち合わせるには度し難い感情だ。

 

千景を握る手に力が込もる。

 

「嗚呼、でも、そんな貴女じゃダメなの。狩人の貴女じゃ、ダメ」

 

何を夢想しているのか。芝居がかった様子で悲劇を語る。いや、本当に哀しんでいるのか。

 

調子の狂う相手だ、そう思っていた最中のことだ。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

憐れみの含まれたその言葉に、私は、全速力で駆け出した。

 

「ちょっ、玲香!?」「玲香たん!」

 

敵か味方か、そんなことなど眼中になくただ千景を振り抜いた。

 

まるで知っていたかのように、躱される。

 

「フフフ、ごめんなさい。構ってあげたいところだけど、私も忙しくてね。代わりにこの子に遊んでもらって?」

 

逃がさない。返す刃で腹を絶とうとして、振った千景は、降りてきた”それ”に阻まれた。

 

「その子、毒を持ってるから気を付けてね?」

 

またねと残して奥に消えた少女、その道を塞ぐように立つ”それ”。

 

ギリっと、奥歯が鳴った。

 

「バトロワのときに痛い目見たの忘れたの!?」

 

追いついてきたフレアに叱られる。

 

それもそうだ。あのときも何かに急かされて、攻めすぎて、深い傷を負った。今回だってそうなる可能性は十分あったんだ。

 

分かってた。

 

「それでも、抑えられなかった。ごめんなさい」

 

「玲香・・・」

 

かつて空っぽだった私は、何者か。あの少女が知っている。

 

「秘密は甘いもの。自分のものであれば、尚更」

 

知らなくては。暴かなくては。

 

「2人ともー、お喋りはそれくらいにしときません。来ますよ、あれ」

 

マリンの視線の先、まるで待っていたかのように”それ”は佇んでいた。

 

恐ろしい病にでも罹っていたのか、背から皮膚が裏返り毒素をばら撒く、獣。

 

お前は邪魔だ。だから狩る。

 

上る口角を隠しながら、叫ぶ獣に千景を向けた。

 




血に渇いた獣って血の酒効くのかわいいよね。
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