ワールドトリガー 〜鬼殺の剣士〜   作:シナプス・フィン

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今回からタイトル通り大規模侵攻編になります。
それと、皆様のおかげで当小説は、お気に入り600件を超えました。
拙い文章でありながらご拝読ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。


では、どうぞ。


第2章 大規模侵攻編
第14話 開戦!大規模侵攻


冬休みが終わり、通常通りの学校が始まり登校する紘太達。すると・・・。

 

「「三雲君!綾瀬君!」」

 

「「B級昇格、おめでとう!!」」

 

「え!?な、何でそんなこと知ってるの?」

「サイト見たぜ!」

「サイト?」

 

曰く、ボーダー正隊員の人達は、広報サイトに名前が記載されるのだと話していた。

 

「・・・意外な事実が分かったな、三雲」

「う、うん。正直、知らなかった・・・」

 

その後、教師が入って来たが紘太と三雲は、14時から防衛任務が入るため特別早退をする事になった。

そして、クラスメイトに揉みくちゃにされる2人だった。

 

 

 

 

 

「はあ〜・・・」

「つ、疲れた・・・」

「アヤセも人に囲まれたな。

オサムは、相変わらずだけど」

「マジで大変だった・・・」

 

力尽きる2人だった。

その後、雨取とその友人、夏目出穂と合わせて5人で食事をする事になった。

 

「そういえば、C級隊員にも大規模侵攻の連絡は入ってるのか?」

「一応、来てたよ。戦えないけど避難や救助のサポートには、トリガー使っていいってさ」

 

などと当たり前の日常を過ごしているが・・・。

 

 

 

 

 

その日常は、突如終わりを告げた・・・。

 

「「!!」」

 

雨取、紘太は、何かを感じ取った。

紘太は、視線をボーダー基地に移した。そして・・・。

 

 

ウィーン!ウィーン!

 

 

基地周辺に大量の(ゲート)が発生した。

そして、紘太と三雲の携帯に緊急呼び出しのアラームが鳴った。

皆は、一度、担任に現場に向かうと話すと同時に警戒区域を出る可能性があるから避難して欲しいと話す。

 

「三雲、俺達も」

「ああ、空閑も力を貸してくれ」

「OK、そう来なくっちゃ」

 

そして、紘太達は、学校の外に出て雨取に警戒区域に来ないように示唆する。

夏目にも雨取をよろしく頼むとお願いする。

空閑は、ちびレプリカを渡す。

すると、学校の窓から皆が出てきて紘太達にエールを送った。

 

「・・・負けられない理由が増えたな」

「ああ、んじゃ、行くか!!」

 

 

「「「トリガー・起動(オン)!!」」」

 

 

3人は、戦闘体に換装し、トリオン兵に迎撃に向かった。

 

 

 

 

 

諏訪隊、鈴鳴第一、東隊といったチームが現着し戦闘を開始した。

一方、紘太達も戦闘区域に到着した。

 

「敵が数千対の時と爆撃型と同じ組織の奴なら恐らくボーダー戦力はある程度知っている可能性があるな・・・」

「オサム、アヤセ。心して掛かれよ。

戦いは、基本的に数が多い方が勝つ」

 

空閑の言葉で気を引き締める2人。

その後、トリオン兵を発見し迎撃に入る一同。

すると、紘太はバムスターを見て何かを感じ取った。

 

「どうした?綾瀬」

「バムスターの中に何かいる・・・」

「え?」

 

紘太は、急いで弧月をバムスターの腹部に突き刺した。

そして、安心の表情を浮かべた。

すると、通信が入った。

 

『忍田さん、こちら東!新型トリオン兵と遭遇した。サイズは3メートル強、人に近い形態で二足歩行。

小さいが戦闘力は高い。特徴として隊員を捉えようとする動きがある。各隊警戒されたし、以上』

「まさか・・・綾瀬が今言ったのって・・・!」

「さっきの腹部に新型が隠れていたのか・・・!レプリカ、真史さんに連絡を!」

『心得た』

 

レプリカは、紘太に頼まれ本部に新型の事を話す。

 

『シノダ本部長。その新型はおそらく、かつてアフトクラトルで開発中だった捕獲用トリオン兵、ラービットだ』

『捕獲用?捕獲は大型の役目じゃないのか?』

『役目は同じだが、標的は違う。ラービットは、トリガー使いを捕獲するためのトリオン兵だ』

『なんだと!?』

『心して掛かれ。A級隊員であったとしても、単独で挑めば食われるぞ』

 

新型に警戒しつつ、戦闘を継続する紘太達。

そして、紘太と空閑は、ある違和感を覚えた。

 

「空閑、これは・・・」

「ああ、向こうの手に乗らざるを得ないな・・・」

「だが、そうも言ってられない・・・。とにかく、撃破するぞ!!」

「おう!」

 

お互いを鼓舞し、敵の迎撃に向かう2人だった。

 

 

 

 

 

場所は変わり、とある場所。

そこには、頭に角を生やした人物が紘太達の戦闘の様子を見ていた。

 

「おいおい・・・。もうラービットとまともに戦えるヤツが出てきたぞ」

「いやはや、玄界(ミデン)の進歩も目覚ましい・・・ということですかな」

「大したことねぇよ。ラービットはまだプレーン体だろが」

「いやいや、分散の手にも掛からなかったしなかなかに手強いぞ」

「ハイレイン隊長。いかが致しますか?」

 

すぐに出撃するか論議をしている中、老人が紘太に注目した。

 

「この少年は・・・」

「ヴィザ翁。どうかされましたか?」

「10年程前に私が玄界(ミデン)に降り立った時に対峙した剣士の動きに似ています」

「・・・前話していた、修羅の話ですか?」

 

老人、ヴィザの話によれば三門市の人達を連れ去る際に本人も任務で参加した事がある。

しかしヴィザは、一人の剣士に敗れたのだ。

その剣士は、ヴィザよりも一回りほど歳が離れていたがトリオン体で戦闘を行なったにも関わらず手も足も出なかった。

 

「もしかすると、その親族かもしれません・・・」

 

ハイレインと呼ばれる人物は、少し思案する。

 

「この少年に関しては、ヴィザ翁に当てるとして念の為、動向を注視しよう。

警戒を怠るな」

 

全員が「了解」と返事をしモニターを注視した。

 

「(しかし、この少年に対しての焦燥感は何だ・・・?)」

 

ハイレインは、この時、知らないでいた。

全て、紘太によって狂わされるという事を・・・。

 

 

 




長くなりそうなので今回はここまでとします。
それと、新たにアンケートを作ります。
よろしければ気軽に投稿して下さい。


誤字脱字ございましたら連絡下さい。
では、次回。

月の呼吸は、出しますか? 4/9 0:00まで

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