そして、初めましての方は初めまして。
シナプス・フィンです。
突拍子もなくストーリーを作ってしまいました。
他の小説の投稿の兼ね合いもあるのでかなりバラツキがあるのでご了承下さい。
では、どうぞ。
第1話 三門市に帰ってきた剣士
とある平日。
電車で人が行き来する中、1人の少年が刀剣バッグを携えていた。
「ようやく着いた〜・・・
少年は、背伸びしながら体をゴキゴキ鳴らす。
・三門市
人口は28万人で市の中心を川が流れている。
少年、綾瀬紘太がかつて住んでいた町だ。
「えっと、三門市立第三中学校は・・・」
そう言い貰った地図を確認しながら紘太が次に通う中学に向かうのだった。
「はい、綾瀬紘太君。学校は来週からだから8:30までに登校してきて下さいね」
「分かりました」
「それと綾瀬君」
紘太は、一例しそのまま帰宅という形になる。
すると、先生が紘太を止めた。
「何ですか?」
「その肩に掛けているバッグって・・・」
「ああ、これは実家が道場をやってまして引越しの時に一緒に積むの忘れちゃって」
「まあ、そうだったの。部活に入るなら構わないけど基本は持ってこないようにね」
「分かりました」
そして改めて先生に一例し職員室を出た。
その後、そのまま帰宅してもよかったのだがどうせならということで校舎内を散策している時だった・・・。
「・・・!?」
ウィーン!ウィーン!
『緊急警報!緊急警報!イレギュラー
市民はシェルターに避難して下さい!!』
「イレギュラー門?・・・俺が離れている間に何か妙な事が起きてるな」
紘太は、ゾロゾロと慌てて出てくる生徒と反対方向に移動し始めた。
場所は変わり、中学校の2階。
そこでは、2人の少年が未知の生物と呼べる存在
一人は、三雲修。ネイバーと戦う組織、
もう一人は、空閑遊真。彼は、向こうの世界、ネイバーから来た少年だ。
彼らは、近界民の兵器、トリオン兵、モールモッドと対峙していた。
しかし、そのモールモッドを倒す事ができず戦闘不能になってしまった。
そこに遊真が修の戦闘用具、トリガーを手に取り戦闘を開始した。
現れたモールモッド2体は、遊真の手で倒され事態は終息した・・・と思ったその時。
『ユウマ。新たなトリオン兵が出たぞ』
「「!?」」
またモールモッドが2体現れ標的は、修達に定めた。
遊真が再びトリガーを構えたその時、突如、2人の前に何かが通り過ぎていき・・・。
ザシュ!!
修と遊真は、誰かが1体のモールモッドを切った音が聞こえた。
すると、2体のモールモッドが真っ二つに斬られそのまま崩れたのだった。
「な、何だ・・・?空閑。お前がやったのか?」
「いや、俺は何もしていない。レプリカ。分かるか?」
『どうやら、何者かが
「「!?」」
『先ほどのモールモッドを調べているがトリオンを使用された痕跡が全くない』
2人は、驚愕の表情を露わにした。それもそのはず。トリオン兵は、通常兵器は効かない。
以前、三門市で第一次近界民が侵攻してきたがその時に軍隊の兵器等では、対抗できず一方的にやられるしか無かった。
その敵に立ち向かったのがボーダーのトリオン技術だ。トリオン兵を倒すにはトリガーで倒すしかない。
それが常識だった。
「トリガーなしでネイバーを倒すって、そんな事可能なのか?」
「正直、信じられない。俺たちのいた世界でもトリオン技術は必須だったからな」
この答えは誰も真実を教えてくれる事はなかった・・・。
「しかし、何か校舎ぶっ壊してたからアイツら倒したけどこれでよかったのか?」
そう、先ほどのモールモッドを斬ったのは紘太だった。
彼は、日の光を浴びた特殊な鉱石を刀にした
紘太の剣の腕は岩だけでなく、コンクリートだけでなく鉄板まで切る事もできるほどの実力を持っている。*1
こうして、面倒なことになる前に校舎を出ようとした時だった。
「綾瀬君!!」
突如、誰かに声を掛けられた。
振り返ると先程挨拶した先生が慌ててこちらに来ていた。
「大丈夫!?怪我はない!?」
「ええ。それにしても一体何が・・・」
一先ず何が起きたのか状況を聞き出すため何も知らないフリをした。
紘太は、先生に疑問を答えようとした時だった。
「嵐山隊、現着!!」
突如、誰かがこちらに到着した。
「嵐山隊だ!」
「A級隊員だ!!」
すると今度は、学校の生徒が騒ぎ出した。
「先生。何ですか?あの人たち」
「アレは、ボーダーっていう組織の嵐山隊」
「ボーダー?」
「さっき出てきたネイバーを倒している組織達のことよ。
あの人達は、その組織の部隊なの」
紘太は、なるほどと納得しこれ以上の追求はやめた。
そして程なくして、校舎の屋上に取り残されていた生徒達が出てきた。
その後、銃を持った嵐山隊のやたら爽やかな人が二人の中学生に抱きついた。
「この子達は、俺の弟と妹なんだ」
ということだそうだ。
シスコンとブラコンだったのかと紘太は内心驚いた。
「嵐山先輩。C級隊員訓練以外のトリガーの使用は許可されていません。
彼がしたことは明確なルール違反です。違反者を褒めるようなことはしないでください」
などと規律を重んじるように話す少女。
しかし、その話を聞いた紘太は・・・。
「下らん」
「「「!?」」」
「・・・何ですって?」
「下らんと言ったんだ。
そもそも、訓練生が戦ったのはお前達が現場にいち早く来なかったからだ。
そんな事も分からない奴に規律だの何だの言われる筋合いはない」
「・・・!」
少女は、こちらを睨む。
正論を言っただけなのにと紘太は呆れる。
「下らんプライド引っ提げて人命を守るとかほざくような奴に守って欲しくない」
紘太は、それだけ言ってその場を後にした。
少女は、紘太の言われた言葉に怒りを感じ握り拳を作った。
その日、慣れ親しんだ街を徘徊しながら家に向かっているのだが気づけば夕方になってしまった。
「すっかり夕方になったな・・・」
紘太は、自宅に帰ろうと・・・。
ウィーン!ウィーン!
『緊急警報!緊急警報!イレギュラー
市民はシェルターに避難して下さい!!』
「いつの間にか物騒な街になったもんだ・・・」
紘太は、剣を持ち直し空から現れたトリオン兵の所に向かった。
場所は変わり街の近くの河川敷。
そこには、修、遊真の他に紘太が文句を言った少女、木虎が上空から来たトリオン兵を見て驚いていた。
「あんなトリオン兵、見た事ない!」
「イルガーか。珍しいな」
「空閑。アレが何なのかわかるか?」
「イルガーは、爆撃型のトリオン兵だ」
そんなやりとりをしている間にもイルガーは、街に爆弾を落としていく。
その後、修と木虎は戦闘体に換装するが修は、日中の戦闘でトリオンが切れているのだ。
一先ず、木虎がイルガーを担当し修は、街の人命救助活動を開始した。
場面は変わり街中。
紘太は、イルガーを追跡しながら奴の弱点を探っていた。
「(下にいれば爆弾で上に居れば妙なレーザー砲。
ただ見れば爆弾投下だけの飛んでいる奴にしか見えないがさっきから見える妙な構造は何だ?)」
紘太は、イルガーを透き通る世界で観察していた。
・透き通る世界
相手の状態を見通すことで、相手の初動を潰し一方的に攻め立てる先の先を現実のものとする。*2
発動条件は、39℃を超える体温と200を超える心拍数。
しかし、痣を発言させ自身の身体をコントロールできなくなった場合は、短命となり26歳に命を落とす。
紘太は、その力を完全に習得しているのだ。
すると、今度は誰かがイルガーの上に飛び乗った姿が見えた。
「アレは・・・。今日いたボーダー隊員?」
そんな様子を見ながらイルガーのいる場所まで詰め寄っていき近くまで向かい近くの物陰に隠れた。
すると今度は、イルガーの口が閉じると紫色をした突起物が現れた。
「熱が上がっている・・・!?」
紘太は、そのままイルガーが降りる先に視線を移すと町があった。
「自爆するつもりか!?」
紘太は急いでイルガーの元に向かう。
すると、イルガーの下側から鎖のようなものが現れそのまま川に引き摺り落とした。
そしてイルガーは、爆発し川の水が雨のように水飛沫が飛んだ。
「誰かがあのデカブツを引っ張って川に沈めたのか・・・」
紘太は、状況を冷静に分析して一つの答えを導き出した。
その後、下手に巻き込まれ刀剣バッグのことを指摘されるのは面倒なので自宅に帰った。
しかし、これは、紘太にとって新たな物語の始まりにしか過ぎなかった・・・。
今回は、ここまでとなります。
主人公は、全集中の呼吸・常中も習得しています。
呼吸剣技は、この後とも出てきますので今しばらくお待ち下さい。
では、次回。
月の呼吸は、出しますか? 4/9 0:00まで
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出す
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出さない