では、どうぞ。
ガロプラがボーダー基地にある遠征艇を狙いに襲撃して来た。
しかし、迅の未来視の
更に、数日程不在だった紘太が新たな呼吸剣術・蟲の呼吸を習得し前線に参加。
ボーダーの各隊員と共に連携し敵を撃破していく紘太達。
ガロプラ遠征隊の紅一点・ウェン・ソーを那須、熊谷と共に撃破。
その後、本部の地下で待ち構えていた太刀川、風間、小南、村上が隊長のガトリンとラタリコフと戦闘。
そこに紘太が乱入し、膠着状態を打開させ
そして、敵が最後の賭けで太刀川ごと大砲を放とうとしたがその前に小南が太刀川ごと斬り伏せた。
だがそれでもガトリンは諦めず、
すると、爆発したかの様に舞い上がった煙が現れた。
その煙がなくなると太刀川は、
「・・・本体がいない」
「我々の完敗です」
風間は、ラタリコフがそう話した事を聞くと彼に視線を移す。
「お見事でした」
ラタリコフも体にヒビが入っていきそのまま爆発すると本体が残っていなかった。
「・・・沢村さん!」
『トリオン反応消失!!那須隊、三輪隊が捕らえた
「まさか・・・。
「そう見て間違い無いだろう・・・」
紘太の推測に頷く様に風間が納得の声を上げた。
司令部の根付も同様驚きの声を上げた。
「
「何を驚く必要がある。こちらも
逆があっても驚きはせぬわい」
鬼怒田は、冷静に見解を述べた。
「・・・逃したか」
『そう落ち込むな。今回は俺たちの大勝利なんだからよ』
「太刀川さん・・・」
「何言ってんのよ。予知通り真っ二つに切られた癖に」
『予知を利用して敵を倒したんだから迅の予知に勝ったと言っても過言じゃない』
「ハイハイ」
紘太は、小南と太刀川の話を聞いてこんなので予知に勝ったと言っていいのかと言う疑問を覚えたのだった。
「綾瀬。最後、よく防いでくれた」
「ありがとう。綾瀬」
「お気になさらず。あの位置なら上手く行きそうだったので」
「しかし、数日見ないだけで更に磨きが掛かったな。特訓の成果が出たか?」
「かもしれないですね。トリオン体にならないで体を動かしていたってのもありますから」
「なるほど。土台を作り直したと言った所か」
紘太は、そう言いながらストレッチをして村上は、話を聞いて納得していた。
「敵の完全撤退までは、油断は出来ないが第一の任務は達成だ」
小南も背伸びをしながらこちらに来た。
「お疲れ様」
「お疲れ様です」
紘太は、小南とそのままハイタッチをした。
場所は、地上部隊の警戒区域。
こちらも戦闘が終了し敵部隊が撤退する中、敵のトリガーで遊んでいる人物が・・・。
「あっははは!何これ超滑る〜!!」
二宮隊・犬飼が米屋をクルクル回しながら遊んでいた。
「アレ、敵のトリガーか?」
「そうです。このまま帰って解析班に回します」
諏訪と三輪は、2人の光景を見ながら話していた。
「4人共、よくエース機を抑えてくれた。助かったぞ」
「ありがとうございます」
笹森、辻、木虎、黒江の4人に感謝を述べる嵐山。
その代表で笹森が答えた。
そんな中、嵐山の話を終えたら黒江は、加古の元に向かった。
「加古さん。お疲れ様です」
「お疲れ様、双葉。綾瀬君に稽古をつけて貰った結果が出て良かったわね」
「紘太先輩には、頭が上がりません」
「そうね。今度、ウチの隊室に呼んで炒飯でもご馳走しようかしら」
その事を聞いた数名が思わず戦慄したがこの時の紘太は、知らない。
それはさておき。双葉は、自分の実力が上ったことに確かな手応えを感じていた。
その結果が分かった事に喜びを感じていた。
紘太もこの結果を聞いて喜ぶ事も迅の予知で視えなくても分かりきっている事だろう。
ボーダー基地の屋上でも戦闘終了の様子が見えていた。
そんな中、日浦は、那須と熊谷が人型を倒した事にテンションが上がっていた。
「那須先輩と熊谷先輩が一人やっつけたって!!」
「やっぱ那須さんすげー!」
「綾瀬君も一緒に戦ったって話していたよ。ああ〜戦っている所、見てみたかったな〜」
「いつも一緒に訓練しているって玲が話していたが違うのか?」
「あれ?奈良坂先輩聞いていないんですか?」
「俺は、一緒に訓練しているとしか聞かされてないな」
「志岐先輩の男慣れも兼ねて一緒に訓練しているのと基本3VS1で戦っているんです!」
「「・・・はっ?」」
別役と奈良坂は、聞いて思わず頭に?を浮かべた。
「えっと・・・どう言うこと?」
「だから、那須隊VS綾瀬君の3VS1の対決をしているの!
全く勝ち越せないんだよ〜・・・」
2人が聞いた時に思わず何を言っているんだと言う表情になっていた。
「那須隊が戦闘する時に何かハンデを用いているのか?」
「全くしてません。最初なんて、1分も経たずに負けちゃいましたし」
2人は、この話を聞いた時、これ以上深く追及する事をやめた。
場所は、ガロプラ遠征艇。
任務失敗の所為か船内の空気は、重かった。
「レギー。アンタ何やっているの。
民間人は、狙わないって決めてたじゃん」
「狙っていない。狙ったフリをしただけだ・・・」
「相手もそう思ってくれたらいいけどね」
「まあまあ・・・」
ウェンが話を追及するがそれをコスケロがそれを宥める。
「レギーには、トリオン兵の指揮を丸々押し付けて悪かったよ。
崩されちゃったのは仕方がない。
こっちの動きも読まれていたみたいだし新型で脱出できただけでも良かった」
コスケロがレギンデッツのフォローをするがそれでも表情は、暗いままだった。
「どこから情報が漏れたのでしょうか。
アフトクラトルの捕虜からだとしても情報が正確すぎる」
ラタリコフは、話を変えるかのように話題を先程の作戦に戻す。
「アフトの捕虜は、違うでしょ。
艇に乗るつもりだったみたいだし
「となると後は・・・」
ラタリコフが情報の出所を考えていた時だった。
「隊長。
「どうかしたのか?」
「一つは分かりましたがもう一つは、原因不明です」
「どう言うことだ?」
「まず、左上のアームから」
ヨミは、映像を映した。
「破壊された箇所を見てみた所、同じダメージが2つ重なっています」
「つまり、同じ箇所に2度攻撃を受けたと言う事か」
ガトリンの話した通り、最初は、太刀川が傷をつけて小南が追い討ちを掛け破壊したのだと推測した。
「あの乱戦でそんな事を・・・!」
「それで、もう一つの方は?」
「実の所、隊長が戦闘していた敵の武器を調べてみましたが奇妙なんです」
「奇妙?」
「どう言うこと?」
ヨミは、
「敵の武器も見てみましたがトリオン反応らしきものが一切検知されませんでした」
「「「!?」」」
「そんなバカな?!トリオンでない限りトリオンは、破壊できないんだぞ!」
「
だから、可能性として考えられるのは・・・」
「敵対した剣士だけの腕で
ガトリンの解釈に皆が驚きを隠せない。
「・・・仮にそうだとしたら、簡単に出し抜ける相手じゃないな」
「でも、任務を放棄できないでしょ。次はどうするの?」
ガトリンは、顳顬に手を当てる。
「・・・少し、考える。
それまでは各自、しばらく休んでいてくれ」
こうして人知れず、一つの戦いが終わるのだった。
※オマケ
「警戒が解かれた。もう戻っていいそうだ」
「そうですか・・・。トリガー・
紘太がそれだけ言うと戦闘体から元の体に戻ったら・・・。
「何でそんなにボロボロなの!?」
小南がギョッとした顔で紘太の姿を見た。
同時に風間と村上も紘太の姿を見て小南と同じ表情をしていた。
「特訓からそのまま戻ってきたからそりゃそうなるでしょ」
「て言うか今すぐ医務室に向かいなさいよ!!」
「いや、別にこれk「紘太君・・・?」・・・!?」
紘太は、思わずただならぬ気配を感じ思わず身構えるとそこには、背後に阿修羅が見える程の笑顔という名の怒りを宿した那須がいた。
「れ、玲さん・・・。これは・・・」
「今すぐ医務室に行くわよ」
「いや、でもこれ位なら・・・」
「行くわよ」
「・・・ハイ」
こうして那須に抗えず紘太は、そのまま連行された。
「「「・・・・・・」」」
紘太が連れていかれるのをただ見ていた風間、村上、小南は、唖然とした表情をして・・・。
「・・・綾瀬が無茶をした時は、那須を頼った方がいいかもしれないな」
「・・・大丈夫ですかね?」
「・・・いざという時には、奈良坂と熊谷にも頼むとしよう」
「・・・とりあえず、今見たのは忘れましょう」
「「・・・そうだな」」
風間達は、今見た光景だけを忘れる事にした。
今回は、ここまでとなります。
誤字脱字ございましたら連絡下さい。
月の呼吸は、出しますか? 4/9 0:00まで
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出す
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出さない