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では、本編です。どうぞ。
翌日。
紘太は、とある場所で人を待っていた。
昨日、忍田本部長にボーダー本部で仮入隊の為、トリガーを使用させると話していたので沢村さんが迎えに来ると話していた。
そして、無事に合流し彼女の車でボーダー本部に移動することになった。
ついでに日輪刀を持ってこいと言われた。なんで?
「じゃあ、本部長と最後に会ったのは、君が親の転勤で三門市から離れる前だったんだね」
「その時は、爺ちゃんの弟子ってことで剣術を学んでいたけどうちの流派は学ばなかったみたいですね」
「そうなの?」
「まあ、覚える数が少ない奴を学んだみたいですけど具体的に何をやったのかまでは知らないですね・・・」
などと、本部長談義をしている中、何事もなくボーダー本部に到着した。
後に忍田本部長と合流し、一つの部屋に入った。
そこには、見た事のある顔ぶれが・・・。
「お疲れ様です。忍田さん。おお!君は三門中の!!」
「あ、確か・・・嵐山さんでしたっけ?」
「ああ。俺は、嵐山准。それでこっちが・・・」
「僕は、時枝充。よろしく」
「俺は、佐鳥賢。ポジションは
「貴方は、初めましてですよね?」
「ああ。三門中の時は、ちゃんと話してなかったね。よろしくな」
「はい」
「それで、こっちはウチのオペレーターの綾辻遥だ」
「よろしくね〜」
綾辻さんは、手を振りながらこちらに挨拶した。
「それでこっちが、以前君と話をしていた。木虎だ」
「・・・よろしく」
「さて、これで全員の挨拶を終えたな」
少し離れ、傍観していた忍田本部長が話に入る。
「早速だが、彼が仮入隊するから嵐山隊に面倒を見ていただきたい」
「え!?」
「分かりました」
木虎は驚き、嵐山さんは問題なく了承した。
「では、紘太君。日輪刀を貸してくれ」
「そういえば日輪刀を何に使う気ですか?」
「実物は、無理でもトリガー内に仕舞えるようにしたり武器の重さを日輪刀そのものにコピーするようにも出来る。
その為の実物が欲しかったのだ」
「ああ、なるほど」
「遅くても2日後にはできる計算だが構わないな?」
「終わって連絡くれれば」
「分かった。では、嵐山。後は頼んだ」
「はい!」
そう言い紘太は、日輪刀を忍田本部長に渡し、嵐山さんの元を去った。
「それで嵐山さん。この後はどうするんです?」
「それじゃあ、まずは、トリガーについて話をしよう」
「トリガー?」
「これの事よ」
綾辻さんがお盆らしきものに大量のトリガーを持ってきた。
「全く似た物だらけですね・・・」
「それじゃあ、まずは、武器の種類から話そうか」
その前にボーダーが使用している武器には、距離によって変わる。
まずは、そこから説明しよう。
①
近接戦の戦い方。紘太が日輪刀をしているように剣等を使用して戦う。
②
中距離戦を目的としている。
主に銃を使用している事が多いが
③
長距離戦・狙撃を目的とした戦い方をする。
標的の捕捉設定をされている為、基本的には外れない。
「ざっくりとした解説はこんな感じかな。
何か使ってみたいものはある?」
「攻撃手を」
「悩まず言ったね。他にもあるのに?」
「ウチの爺ちゃんに剣術を習ってたのでどうせならそれに類似するものがいいなって。
使っていた剣が日本刀に近いものがいいですね」
「なら、
「
「日本刀の形をしたトリガーでボーダー内でも一番人気の万能ブレードの事よ」
「・・・なら、俺にピッタリですね」
そして、仮想訓練室に嵐山さんと共に入る。
「綾辻。市街地エリアにしてくれ」
『了解です』
「市街地エリア?」
すると、突如、全くない空間が市街地に変わった。
「何これ!?」
「仮想戦闘訓練室。ここならいくら暴れても問題ない。
それじゃあ、トリガーを起動するんだ」
「はい。トリガー・
紘太の音声認証により紘太の体は、戦闘体に換装された。
紘太は、体を軽く動かす。
「違和感はないかい?」
「何か、普通の体と同じですね」
「あはは。トリオン体は、普通の体を入れ替えているようなものだからね。
そう思っても不思議じゃないさ」
「ヘェ〜・・・」
場所は変わり嵐山隊室のモニター。
そこでは、木虎は「私、不満です」と言う表情をしていた。
「藍ちゃん。ご機嫌斜めだね?」
「・・・正直、色々と認められません」
「彼、結構ズバズバ言ってたもんな」
「正直、忍田本部長に聞いた時、どうして何だろうと思ったけどその答えが今出てるね」
「「「え?」」」
「時枝先輩。どう言う事ですか?」
『綾瀬君!君凄いな!!』
モニター越しで嵐山が興奮しながら紘太を称賛していた。
それは、仮想訓練室でトリオン兵と戦っていたのだが・・・。
「嘘!?」
「マジで!?」
「トリオン兵が・・・。
バラバラになってる」
仰天する一同。
では、何があったのか見てみよう・・・。
仮想訓練室である程度身体を動かして感覚を少しづつ掴めてきた紘太。
「よし。早速、トリオン兵を相手してみようか」
「トリオン兵って学校に襲撃してきたアレですよね?」
「そうだよ。今用意するよ」
嵐山は、そう言い1体のトリオン兵が現れた。
「デッカ。あのトリオン兵は?」
「あれは、捕獲用トリオン兵・バムスター。トリオン兵の中ではメジャーな方だね」
「へぇ〜・・・。じゃあ、早速」
紘太は、弧月を納刀したまま構える。
そして、そのまま走り出し・・・。
ザシュッ!!
抜刀した孤月を再び納刀するとバムスターは、10等分され崩れた。
「う〜ん・・・。やっぱり馴染むのに時間かかるなぁ・・・」
そう言いながら肩を回しながら体の感触を確かめていた紘太であった。
それをモニターで見ていた嵐山隊一同。
「今、何をしたんだ?」
「多分、居合斬りをしたんだよ」
「居合斬りを?」
「・・・しかも一瞬で?」
紘太のやった事を推測ではあるが時枝が解説した。
その後、様々なトリオン兵を居合だけで倒した結果、嵐山と時枝以外のメンバーは引き攣った顔をしていた。
紘太は、何故そのような表情をしていたのか理解できないでいた。
その日の仮入隊の訓練は、かなりいい成績を収めたとここに記載しておく。
帰り道。紘太は、忍田本部長に自宅に送って貰っていた。
「どうだった?今日の訓練は」
「トリオン体での身体の動かし方に慣れるのが時間かかりそうのと弧月が難しい。
ちょっと軽いかも」
「やはり自分の剣でないと難しいかい?」
「そりゃそうですよ。腐っても剣士ですから」
そんな話をしていると自分の自宅前に到着した。
「紘太君」
家に戻ろうとした時、本部長に呼び止められる。
「何です?」
「・・・頼んだぞ」
「・・・アンタは、無茶しないでね」
それだけ話、本部長は車を走らせその場を去った。
紘太は、来る日に備えることにした。
それから数日後。
空閑のブラックトリガーを狙う為、ボーダーの遠征チームが戻ってきた。
紘太の携帯に一通の通知が届いた。
その内容を確認した後、携帯をしまい出かける支度をした。
「いよいよか・・・」
鬼殺の剣士がボーダートップチームに牙を剥く。
今回は、ここまでとなります。
次回からブラックトリガー争奪戦になります。
誤字脱字ございましたら連絡ください。
では、次回。
月の呼吸は、出しますか? 4/9 0:00まで
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