レアキャラ男子オペレーターの望む日常   作:紅葉064

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教習が忙しすぎて書けませんでした。多分この先しばらくそんな感じです。 正直個人的にはずっと誰か助手席でいい…


11話 模擬戦

~ボーダー本部~

ダダダダ

今日は本部にいるのだが

「太刀川ァ !!!」

俺は絶賛ブチギレ中なのである。なぜかと言うと太刀川さんに今日のおやつを持ってかれたから。 そのくらいどうしたと思うかもしれないが問題はその回数だ。何回目だよ。 もう数えるのめんどくさい。 少なくとも30回は超えている。

それはとりあえず置いておいて、どこ行きやがったあの野郎。

怒りをあらわにして歩いていると、

「岸辺先輩何してるの ? 」

声をかけられた。

「あ゛!?」

「ひぇ!!」

「なんだ緑川か」

「どうしたの ? 」

「太刀川さん見なかったか ? 」

「ランク戦のブースにいたよ」

「そうか、ありがとう」

「俺も行こうと思ってたから一緒に行くよ」

緑川はなんで拓真が太刀川さんに怒っているのか知りたかったが、怖いのでやめておいた。後に「あの人絶対キレさせちゃいけない」語った。

 

 

 

~個人ランク戦ブース~

個人ランク戦ブースに着くと太刀川さんと風間さん、出水先輩、あと珍しく迅さんがいた。 俺は太刀川さんを見つけるとリズムよく走ってく。

「岸辺先輩何する気 !? 」

そう緑川が聞いてくる。まぁ見てればわかる。

飛び上がり

「たぁぁちかわぁぁぁ!!!」

ドげしっ !

「ぐふぅ」

高所からのドロップキックを叩き込んだ。

ランク戦以外でのトリガーによる隊員同士の戦闘は禁止だが、トリオン体での殴る蹴るくらいの喧嘩程度なら黙認してくれるだろう…と思ってる。

「てめぇ何度やったら気が済むんだ」

「どうしたんだ岸辺」

「風間さん、また太刀川さんにおやつ食われました」

「またか」

「またです」

「まったくこいつは」

「本当ですよ。 この人結構な糖分摂取してるはずなのでしばらくレポート手伝わなくても大丈夫だと思いますよ」

俺は冷たくそう言う。 こんなやつに与える慈悲などあるわけがない。

「そうだな」

「ええ。 じゃあ太刀川さん、そろそろ…」

顔を下に向けるが、太刀川さんはそこにいなかった。

「あの、あの人どこ行きました ? 」

「さっき逃げて行ったぞ」

「会話を中断してでも教えてくださいよ」

こうなったら致し方がない。

『えー、全ボーダー隊員にお知らせします。太刀川さんを捕まえて個人ランク戦のブースまで連行してください。 最初に連れて来た人には…明日のお昼に俺が好きなもの奢ります』

ふぅ。 とりあえずこれで何とかなるだろう。

「なんだそれ」

「施設内全域に放送できる簡易マイクです」

「なんでそんなもの持ってるんだ…」

「そんなことより風間さんは行かなくていいんですか? カツカレーでも奢りますよ」

「いや、年下、ましてや後輩から施しを受けるつもりは毛頭ない」

「そうですか。 わかりました」

周りを見渡すとほぼ全員が太刀川さんの捕獲に向かったようだ。行かなかったのは風間さんを除き、東さん、堤さんとかくらいだ。

 

 

 

東さんに飲み物を奢ってもらって談笑していると、出水先輩と国近先輩の 2 人が太刀川さんを引きずって戻ってきた。

「これどっちが先ですか ? 」

「「同時」」

「そうですか。 とりあえずこの人ブースに放り込んどいてください」

そう言って俺もブースに入る。 オペレーターはランク戦に参加出来ないのでポイントの奪い合いはないが、俺はトリガーを持っているので模擬戦くらいはできる。

「太刀川さん、模擬戦やりますよ。とりあえず怨みを込めてボコさせてください」

「やられるのは御免だが勝負であるならば受けてやろう!」

「どの口が言ってんだ」

~転送開始~

『転送完了。 ステージ市街地 A 』

太刀川さんとの模擬戦を始める。

とりあえず 2 人とも

「「閃空孤月」」

を放つ。ほとんど様子見だ。俺はすぐさま距離を詰めて孤月を振るう。 刃が短いのでリスクがあるが、近づいてしまえば小回りの良さを利用し連続で振ることができる。

「相変わらず強いなお前は」

「俺は太刀川さんが強いの納得いかない」

連続攻撃を仕掛け隙が出来れば拳か蹴りを叩き込む。

太刀川さんが距離をとると俺はすかさずアイビスを出して撃ち込む。

「うわマジか ! 」

煙が晴れるが太刀川さんはいない。 すると上から声が聞こえた。

「この距離でアイビスは危険すぎだろ」

「太刀川さんグラスホッパーいらんでしょ」

そう言いつつも俺もグラスホッパーで上へ上がる。 太刀川さんよりも上に。 そして空中で身体を回転させ勢いをつけ下へ向かって

「閃空…孤月」

腕を振り下ろした。太刀川さんの左腕を飛ばし、地面に大きな爪痕を残した。

「射程と威力がおかしいだろ ! なんで両立できてんだ !? 」

俺は無視して追撃を仕掛けるが孤月 1 本でもちゃんと渡りあっている。そこへスパイダーでワイヤーゾーンを作り動きの阻害と機動力の向上をする。

「邪魔 ! 」

隙を見逃さずグラスホッパーで上へ跳ぶ。そして

「メテオラ。 メテオラ」

メテオラとメテオラの合成弾を落とし、太刀川はベイルアウト。 つまり、俺の勝ちだ。

 

 

 

太刀川さんを倒したことでちょっとスッキリした俺はブースから出る。 だが、

「うわ何このギャラリー」

模擬戦を見ていたのであろう。 C 級から A 級まで様々な隊員がいた。 視線は負けた太刀川さんに向いているから見つかる前に帰ろうと思ったが

「「「「「ちょっと待(っ)て」」」」」

だめだった…

 

「何ですか ? 」

うわぁー熱がすごい。 すげーやだ。 早く帰りたい。

「お前なんだあの勝負は」

「お前オペレーターじゃねぇの ? 」

「そうですよ」

「いやあれはオペレーターのすることじゃないでしょうよ」

「なんだあの閃空は。 なんで威力と距離の両立ができるんだ」

「ウチの隊に欲しいくらいだわ」

「あー確かに俺イニシャル K ですしね」

「メテオラの合成弾て…」

「あれはやったら出来ました」

「「教えてくれない(か) ? 」」

「別に構いませんが」

「確かにあの合成弾の威力は凄まじかったな。 メテオラだからっていうのもあるだろうが岸辺のトリオン量ならではだな」

全員がこっちを見る。

「まぁ 1 つ言えることは…千佳がシューターじゃなくてよかったですね」

「「「「「………………………」」」」」

「ま、まぁとりあえずこの合成弾の名前はどうするんだ ? 」

「その辺はまたゆっくり考えればいいと思います」

 

こうして太刀川さんがおやつを勝手に食べなくなったなんてことはなく、回数が減ることもなく、たまに蹴り飛ばされる姿が目撃されているという。

「あの模擬戦なんの意味があったんだろう…」




すみません ! 遅くなりました。が、運転免許は無事取る事が出来ました。
さて、いずれ本編でも出てくるか・も知れませんが出てこないかもしれないのでメテオラ同士の合成弾の名前の案を頂けたらと思います。感想などで送って頂いたものを検討してどこかで出せたらと考えています。よろしくお願いいたします。

拓真のトリガー構成(変更後)
メイン
孤月、閃空、メテオラ、シールド
サブ
アイビス、メテオラ、グラスホッパー、スパイダー

この子動けるからシールドあってもほとんど使う機会ないと思います。あとランク戦とかやらないからバックワームとか絶対使わない。
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