レアキャラ男子オペレーターの望む日常   作:紅葉064

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実験ラスト。最後のオリジナルトリガーはなんでしょう


15話 実験 VS米屋

ようやく俺の番だと思ったら秀次から通信が来た。

 

「おう秀次。どうした?」

 

『陽介、どこで油を売っている。そろそろ防衛任務の時間だぞ』

 

「マジで!?もうそんな時間かよ」

 

『さっさと来いよ』

 

「また俺お預けかよ。空閑との勝負もうまだだってのに···」

 

まだやってなかったのかよ。

 

「はいはいそのくらい待ってますからさっさと防衛任務行ってください」

 

「本当に?」

 

悲しそうにこちらを見てくる。なんというか…

 

「気持ち悪い」

 

「ひでぇ!!」

 

「はいはい。行った行った」

 

「わかったよ」

 

「本当にいいのか?なんなら俺が」

 

「それは太刀川さんがただ戦いたいだけでしょうに。いいんすよ。特に俺は今日何も無いから」

 

「まぁお前がいいならいいが」

 

 

 

~~

「終わった~!」

 

「お疲れ様です」

 

「それでは最後のテストを始めよう」

 

『転送開始』

 

転送完了後、目を開けると目の前に米屋先輩がいた。

 

「········あの」

 

「どうした?」

 

「設定いじりました?」

 

「バレたか」

 

「はぁぁぁぁぁ。まぁいいか」

 

「でかいため息だな」

 

「あんたのせいだよあんたの」

 

「悪い悪い···よっ!」

 

「っぶな!悪役かあんたは」

 

「ちぇー。避けられた」

 

「まぁ軌道が素直すぎましたね」

 

「と、思うじゃん?」

 

「············」

 

「········あれ?」

 

「やったと思いました?ざぁーんねぇーん」

 

「どっちが悪役だよ。てかマジかよ。多分トリガーなんだろうが訳分からん」

 

そんな事を言いながらも攻撃の手は緩まない。やっぱ戦い慣れてるなぁこの人たちは。

 

だが俺も懐に潜り込んで連撃を繰り出していく。槍を使っているだけあって入り込まれると脆いところがある。

 

「バイパー」

 

「嘘だろ」

 

最初に米屋先輩がやろうとしたのは幻踊だろう。だが不発だったためにいまいち決め手にかける。そう思い閃空を放つ。だが俺は目を見開いた。避ける素振りも見せずに槍を突き出した。俺の胸を貫き、それと同時に米屋先輩も4等分になる。こうして同時にベイルアウト。

 

 

 

~~

「マジかー。相打ちかー」

 

「槍バカ、それいっちゃんつまらないやつ」

 

「うるせえ弾バカ」

 

「米屋先輩のことだから勝ちにこだわると思ったんだけどなぁ」

 

「まぁ勝ちたかったかと聞かれりゃYesだけどな。それだけだとネイバーに責められた時に対応を出来ないからな」

 

「勝てなくとも倒せるようにですね」

 

「そーゆー事。で?俺の時に使ったトリガーはなんなんだ?」

 

「ハイジャック」

 

「ハイジャック?」

 

「簡単にいえば相手のトリガーの機能を消すことができます。こっちのトリガーだと8つのうちのどれかですけど今回は幻妖にしました」

 

「なるほど。だから使えなかったわけだ」

 

「ただこれは対象とするトリガーの情報がないとダメなんですよねー。おまけにこっちだとまだ技術が追いついてないからハイジャックひとつつきひとつだけなんですよね。仮に向こうで完成させてたら同時に3つくらいいけたと思うんですけど。父さんが開発途中で死んじゃったもんで」

 

「なんか······わりぃ」

 

「大丈夫ですよ。俺だって引きずってるわけじゃないですし。こういうことやってる以上は自分も、身内や仲間の誰かが死ぬ事の覚悟はしているので」

 

「よーしお前ら飯行くか飯」

 

「太刀川さん空気読みましょうよ」

 

「読んだが」

 

「その結果がこれかい···」

 

この後、何故か上層部が出してくれたお金で焼肉に行って仲良く肉を取り合ったという。




作者オリジナルトリガーNo.3 ハイジャック

ボーダーのトリガーだと一つだけ機能を消すことができる。消された側からすればどれか分からないのでめんどくさい。

VS米屋 トリガー構成

メイン:孤月(爪) ・ 閃空 ・ シールド ・ メテオラ(今回特に使ってない)
サブ:孤月(爪) ・ 閃空 ・ シールド ・ ハイジャック
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