レアキャラ男子オペレーターの望む日常   作:紅葉064

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今回は入隊式とその後の訓練です。オペレーターの訓練はあんまり分からないので内容は自分の独断です。ご了承ください。


3話 入隊式と訓練

1 月 8 日 ボーダー入隊式

「本部長の忍田真史だ、君たちの入隊を歓迎する。 君たちは本日よりC 級隊員、訓練生だ。頑張って正隊員を目指してくれ。 君たちと戦える日を我々は待っている。」

忍田さんが激励を掛ける。わぁー、忍田さんが本部長やってるところ初めて見た。

「ではここからの説明は嵐山隊に一任する。」

あ、出番終わった。 にしても嵐山隊って確か中学に来た人達か。

そうこうしているうちに説明終了。

「それではアタッカー、ガンナーを志望する者はここに残ってくれ。 スナイパーを志望する者は佐鳥に、オペレーターを志望する者は綾辻にそれぞれついて行ってくれ。 」

嵐山隊のオペレーターは綾辻さんと言うのか。 綺麗な人だと俺は思う。

「オペレーターはこっちよー」

とりあえず行くか。

「千佳、岸辺、1 人で大丈夫か ? 」

「うん、大丈夫」

「俺も。 男と言う理由で目立ちそうだがな」

案の定顔が向かってくる。他の人の温度が微妙に低い。俺は元々トリオン高いけど情報戦とかも得意だから選んだけど。まぁそういうのは本来女性の方が得意な傾向にあるから仕方ないとは思うけど…やっぱちょっと気まずい。

「ここがオペレータールームよ。 チームに所属している他のオペレーターに手伝ってもらって少し機器の操作をやってみましょう。」

あれ、三上さんがいる。

「では始める前に、オペレーターの仕事ってどういうことをするか知ってる ? 誰かに答えてもらおうかなー? …じゃあ…君」

来た。来ると思った。だって目立つもん。

「主なのは戦闘時の位置情報の解析と処理、感覚共有支援、それとその戦闘データの交信。 あと多分たまにランク戦の…実況…」

全部言われるとは思っていなかったのだろう。目が開いてる。綾辻さんだけじゃなくて三上さんとか他のオペレーター志望も。 温度高い。 赤い。 目に悪い。あとフライング気味に宇佐美先輩から教えてもらっていたから答えられない方がまずい。

「んっ。 そう、正解。 オペレーターの仕事は彼が言ってくれたことが主なの。 では操作をやってみましょう」

そう言って訓練を進める。

正直に言おう。暇だ。 仕方ないだろ。 さっきも言ったとおり既に教わってるんだから。

とか頭の中でぼやいていると、誰か近づいて来た。顔をあげると三上さんだった。 俺の顔を見ると驚いてた。

「きっ」

俺は慌ててすぐさま唇に指をあてる。わかってくれたのか頷いた。危なかったぁ。 いらん詮索は避けたい。そういえばなんで "この人すぐ俺に気づかなったんだろ" と思ったがすぐにわかった。 そういやさっきからずっと誰か確認できるほど顔あげてねえや。

見ると彼女は聞きたいことがあるのか、ちょっとソワソワしている。もはやこれは使わなくても分かる。 なので

「ちょっとここ教えてもらっていいですか ? 」

と会話をする口実を作る。 彼女はわかってるようで、小声で

「どうして君がここにいるの ? 」

と質問してくる。やっぱりその質問か。 訊かれるのは 3 回目で答えるのは 2 回目である。

「そりゃボーダーに入隊したからですよ。」

「そうじゃなくて ! 」

俺はまたすぐに唇に指をあてる。彼女は「あっ」と口を塞ぐ。多分傍から見ればあまりに覚えが悪すぎて怒られたと思われただろうな。もうヤダ。 恥ずかしい。 帰りたい。しかしそうもいかず気を取り直して

「そうじゃなくて」

違うのか。

「城戸司令が近界民の入隊なんて認めないでしょ!?」

「でも俺の他にもう 1 人いますよ ? 」

「あれでしょ ? この間の」

「はい」

「何やったの ? 弱みでも握ったの? 」

「それはまぁ身内贔屓で…」

"訳が分からない" といった顔だ。すると

「歌歩ちゃん」

と呼ばれた。いつの間にか綾辻さんがいた。

「他の子も見てあげてね」

「あ、うん」

「そうだ」

俺は

「"三上さん" と "三上先輩"、どっちがいいですか?」

と訊くと「どっちでもいいよ」と言うので

「じゃあ三上先輩で」

彼女は離れ際に

「今度詳しく聞かせてもらうから」

と言われた。ちょっと恐い。あんまり話せることなんてないんだけどなあー。 それになんか話してる時間が長すぎた。なんか注目されてる。 あの時三上先輩に名前を呼ばれなくても、俺は詮索をされる運命らしいな。さて、どうしたらいいものか。

 

一方この頃、遊真は戦闘訓練で0.4秒というか記録をたたきだし、千佳はアイビスで壁に穴を空けた。

 

 

訓練が終わると綾辻先輩に呼ばれた。あ、余談だけど大体の隊員は先輩と呼ぶことにした。話を戻す。 なんか焦っている様子だ。 話を聞いて見ると千佳に何かあったらしい。すぐに修たちと合流して向かってみると…千佳は鬼怒田さんにトリオン能力の高さを褒められていた。 どういう状況だこれ。

 

翌日本部へ行くと噂になってた。戦闘訓練でタイムを

1 秒切った。アイビスで壁に穴を空けた。風間さんと引き分けた。初日から怒られたけど初日で仕事と操作を完璧に覚えたオペレーターがいる。 俺の噂はせんでいい。 すると 1 人の少年が声を掛けてきた。明らかに歳は下だ。名前は緑川駿と言った。

「風間さんと引き分けたんでしょ ? 俺と模擬戦やろうよ。10本先取で」

 

結果は…トータル10-0で修のストレート負けだった。 そりゃそうだ。 風間さんとは戦闘スタイルが全く違う。と今度は遊真が

「緑川、今度は俺とやろうよ」

「いいよ」

「俺が勝ったら先輩と呼んでもらう」

「わかった。 遊真先輩って呼んであげるよ」

「俺じゃない。 オサムをだ」

遊真と緑川の模擬戦が始まった。

まずは緑川が 2 本先取した。が、その後遊真が残り8本を連続して取りトータル 8-2 で遊真が勝った。

「三雲先輩、他の人の前でボコボコにしてごめんなさい」

「い、いいよ。 僕も実際風間さんには24回負けてやっと引き分けたから。 」

そんな話をしていると

「お、遊真にメガネくん」

迅さんが来た。

「あ ! 迅さん!」

すごい嬉しそう。

「ねぇ迅さん、遊真先輩に勝ったら俺も玉狛に入れてよ ! 」

「いやお前草壁隊はどうすんの」

そんな会話をしながらも、新たなる大規模侵攻が迫っていた。迅さんは俺に

「お前は基地内にいてくれ」

そう耳打ちした。

俺は、この後オペレーターが集まるので(半分もはや女子会)そっちに向かった。




次回は色々すっとばして大規模侵攻の拓真の戦闘を頑張って書きます。オペレーターの集まり(通称オペ会)は番外編的なのでかけたらと思います。
ではそろそろ拓真のサイドエフェクト情報を載せます。
サイドエフェクト: 温度識別視覚
体温、心拍数、トリオン能力、感情などを温度カメラのように見ることができる。


できればラブコメ展開も入れたいです。が、相手はまだ決めていません。次の投稿には決めときます。
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