アザルトリリィ Mechanized Heart 作:渚のグレイズ
亜羅椰ちゃん、ネタにしてごめーんネ♪
それと、3/27は佐々木藍ちゃんと江川樟美ちゃんの誕生日でした。おめでとう!!!(すごい今更感)
結局二人目もダメだった。
まあ、最初からそんなにうまくいくワケがないよねー。
「さあさあ!気を取り直して次にいきましょー」
「はいっ。ではお次は─────」
そこへ、聞き覚えのある声が背後から聞こえてきた。
「貴女達、レギオンのメンバーを探してるんですってね」
「え?あ・・・は、はい」
振り返ると、そこに居たのはアールブヘイムの方々。
「あ!壱さん樟美さん、ごきげんよう」
「天葉様も、ごきげんようですー」
「ええ、ごきげんよう」
「ごきげんよう、梨璃」
う わ で た
「うっ・・・亜羅椰さん・・・も、アールブヘイムでしたよね・・・確か」
「何ですか梨璃ちゃんにちょっかい出す気ですか場合によっては筋力に物を言わせることもやぶさめじゃねーですよ」
「ま、怖ーい。あとやぶさめじゃなくて、吝か、よ」
「うっせーです!余計なお世話です!えーと・・・・」
「・・・・・?」
「・・・えーと」
「・・・・・・」
「・・・・・・えーっとぉ」
なんて名前だったっけ?今さっき梨璃ちゃんが言ってたけど、ちゃんと聞いてなかったわー・・・・
「・・・・・まさか貴女、私の名前・・・」
「えー、いや、覚えてますですよー、ハイ」
「目が泳いでるけど・・・・」
「ぐぅ・・・!」
まさか樟美さんに突っ込まれるとは・・・・
「えーと確か・・・・遠藤!」
「名字をしかも呼び捨て!?せめて名前で呼びなさい!!」
「名前・・・遠藤・・・遠藤・・・・」
遠藤・・・・何さんだったっけ・・・・“あ”から始まるんだったよね、確か。
梨璃ちゃんが心配そうにこちらを見ている。が、ここで梨璃ちゃんの力を借りるのは情けない。自力で思い出してみせますとも!
「遠藤・・・・あ・・・・あら・・・・」
「あと一文字なんだから、さっさと思いだしなさい!」
「急かさないで下さいよー。あら・・・あら・・・あら・・・」
「アラハバキ!」
「亜羅椰よ!!!」
「あー、そうそう!亜羅椰さん!」
「なによアラハバキって!?聞いたことないんだけど!?っていうか“あら”しか合ってないじゃない!あと一文字って言ったのに何で三文字に増えてんのよ!!!」
「でも、遠藤アラハバキって名前・・・・カッコいいと思いません?」
「思 わ な い わ よ !!!!」
亜羅椰さんとそんな漫才を繰り広げる裏では、アールブヘイムのお歴々がお腹を抱えて大爆笑していた。そんなに面白いこと言ったかなぁ、私?
「あ・・・あの亜羅椰が・・・・手玉に・・・とられ・・・あー!お腹痛い!!」
「笑いごとじゃないわよ!!」
「あら、なんだか随分と楽しそうですわね」
再び背後からの声に振り返れば、楓さんが梨璃ちゃんに抱き着いていた。
「ちょっと楓さん梨璃ちゃんになに抱き着いてんスか場合によっては関節技の刑に処することも辞さねーですよ」
「私と亜羅椰さんとで扱いが違いませんこと!?」
「そうよ楓。
「馬鹿ってなんスか馬鹿って」
「ご心配なく。私と梨璃さんは同じレギオンですから、貞操の危機から御守りするのは当然ですわ!」
「むしろ楓さんがいた方が危機的状況なんですけどねー」
「お黙りモブ顔!」
「ンだと尻軽!!!」
「け・・・・ケンカはダメですってばぁ~~~~!!!」
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「さっきの皆さんは中等部時代からアールブヘイムへの引き合いがあったそうですよ」
「へぇぇぇ・・・・」
「紋瑪ちゃんがまた蕩けてる・・・」
ここは足湯場。あの後、楓さんが梨璃ちゃんを引っ張って行ってしまったので、慌てて追いかけてきて、今はここにいる。
「とりあえず楓さんゲットです」
「ちょっと二水さん、リアクション薄すぎません!?」
「そ・・・そんなことないよ。とにかく、これで五人だね」
「へ?四人では?」
「ふぇぇ・・・・?」
「は?」
二水ちゃんが指折り数える。
「夢結様と、梨璃さんと、紋瑪さんと、楓さん」
「二水ちゃんは?」
梨璃ちゃんからの指摘に、一瞬、きょとんとする二水ちゃんだったが、言われたことの意味を理解すると、驚愕の表情を見せた。
「え!?わ、私も・・・!?」
「貴女だって、卑しくも百合ヶ丘のリリィでしょうに」
「というかぁぁぁ、今更、いなくなられてもぉぉぉ、困るのよねぇぇぇ・・・・」
「ふぁぁぁ・・・!光栄です!幸せです!私が綺羅星の如きリリィの皆さんと同じレギオンに入れるなんて・・・・!!!」
二水ちゃんってば、泣いて喜んでる。
そんなに嬉しかったのかな・・・・?次に造る機体は、二水ちゃん専用機にしよう。名前は・・・・ラファエルとかどうかな?
「あと四人だよ、二水ちゃん。頑張ろうね!」
「はいっ!!」
「ふふ・・・・ちびっこゲッ~~ト♪」
「それぇ・・・意趣返し、ですかぁぁぁ・・・?」
「貴女はどうして私にばかり辛辣なんですの!?」
「まったく・・・・とんでもない連中だったわ!」
「にしても、なんで楓・J・ヌーベルみたいな凄腕が、あんなド素人と?」
「所詮、下心だけの繋がりでしょ」
「アラハバキちゃんが・・・ぷふっそれ言う?」
「食うぞ樟美ィ!!!!!!!」
「きゃー」
「ふふっ・・・く・・・食わないの・・・ぷぷぷ」