戦う者達に休息を!ー兵器少女の「未来」は選べないー   作:釣果津抜

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こっからは血界戦線のターン!!


世界の均衡を保つ為の観測者(Observer)編纂者(Editor)の始まり その3

今まさに問題の扉から飛び出そうとしてる『度し難い人間のクズ』の銀発のおサルさんのようね」

 

扉?お客様・・・いや八雲様の口から扉って・・・

八雲様の視線を辿ると全く身に覚えのない違和感しかない扉が一枚反対側の壁に・・・ある?

出現した・・・?よく・・・分かんないけども、お昼頃や夕方にはあんな扉は無かった!!

 

ふと、神薙さんを見ると

「『度し難い人間のクズ』・・・まさか?」

 

と呟いてた・・・

かと思うと扉が勢いよく開き

 

「ぎょわああああああああああああっ?!?!」

 

と、断末魔にも似た叫び声を上げて転がりながら現れたのは・・・青年?

それも銀髪に褐色の肌をした青年だ・・・

 

「痛っテテっテ・・・あの犬女・・・無事だったからよかったモノの・・・

なぁにが!『クソ猿なら殺しても死なないから何があっても大丈夫よ』、だ!!

普通にあぶねぇつうの!!コレが上空一千メートルだったり火山の火口だったらどーすんだよ!!

 

あのアマ・・・つか、ここ何処だ?」

 

そう言うと辺りを見渡し

 

 

「・・・ここは・・・酒場か!しかも!美女ばっかりじゃねぇか!オイッ♪

ツイてr

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぎっしゅぇえええええええええええええええッ?!

 

・・・今起こった事をありのまま話すと

黒いスーツ姿の女性が青年の顔でサーフィンした・・・としか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ぷっ・・・!!」

「・・・は・・・?」

思わず呆然とする自分と笑いをこらえる神薙さんに

 

「おー?酒の席の余興かー?」

「にゃっははははっはははっ!!いいぞ!いいぞ!!人間サーフィンだぁ!!」

「あらあら・・・まぁ・・・」

可笑しいモノを見たという美女三人

 

 

そして、スーツ姿に黒髪のボブカットの・・・でっかい持ち物の女性がホコリを払い

携帯端末を操作し、

 

「ハイ、コチラは無事です「テメェ!ゴラァ!何さらすんだ!!」

ええ、ハイ・・・「テメェ!無視すんなや!ってイデデデデデデデえッ?!

ちょ!放せ!はなせ!耳!もげる!」・・・すみませんコノクソ猿が煩くて・・・

ええ、了解しました。では・・・「ぐげぁ!?」

 

 

端末を操作し、青年を放した後に、

コチラに向かって歩きカウンター席に座り

 

「酒の席でコノ猿が騒いですみませんでした、マスター、何か一杯貰えるかしら?」

 

「つか、世界の危機っつう時に酒飲む奴が何処に居んだよ・・・マスター、適当に一杯くれ」

「そう言う馬鹿猿、アンタも頼んでるじゃないの」

 

「そう言うお前だって頼んでるじゃねぇか!」

「コレは迷惑料よ、お詫びとして一杯貰うだけでアンタと違って下心なんてモノは無いのよ」

 

「すみません、

当店ではチェインさんとザップさんが満足できるような酒類は取り揃えておりません」

 

「・・・あ?んで俺達の名前、を・・・」

「・・・貴方」

 

 

 

「ハロー、チェインさんにザップさん、お久しぶりですね」

 

「テメッ・・・陰毛アタマ!!お前ッてやつは・・・ッ!!」

「レオ・・・ッ!!」

 

「あ、オイ!旦那!・・・ああ、それか番頭に連絡だ!」

「ええ・・・!ミスタークラウス・・・レオが・・・ええ、レオが・・・レオが生きてました!!

・・・はい、ただいま、・・・レオ」

 

『レオ』と呼ばれた神薙さんがスーツ姿の女性から端末を受け取り

 

「・・・ミスタ・クラウス・・・ええ、今は喜びを分かち合いたい状況ですが・・・現実は?

・・・それは、可能ですが・・・式が長すぎます、その式を書き留める為の紙とペンは・・・

 

どうすれば・・、・・・ぁ、

 

 

ふと、神薙さんと目が合う・・・

そういえば前にポロっと零した事があったけ・・・

絶対記憶の事・・・

 

≪≪レオナルド君!!≫≫

≪≪レオナルドくん!!≫≫

≪≪・・・レオ!!≫≫

 

携帯端末から聞きなれぬ男性の声が響き聞こえてくる

 

・・・クラウスさん・・・一つ・・・一つだけ方法がありました・・・

ええ・・・ええ・・・そうです・・・前に一度やり取りできた時に話した彼なら・・・

・・・分かりました・・・彼に変わります」

 

そう言い神薙さんが携帯端末を差し出してきた為、受け取り耳を当てて

「はい、変わりました、椛と申します」

 

≪≪君が椛君か

 

キミの能力、キミの事情、全て了解した

そのうえで取引を申しでたいのだが・・・いいかい?

 

恐らくこの局面を左右するカギになるだろう

ついては我々に協力して欲しい

 

ついては我々もキミの望むモノがあるならそれに対して

出来る限り達成に協力しよう≫≫

 

「それってどういう事ですか・・・?」

 

≪≪キミは我々の・・・ライブラの一員となってもらう

強制的で拒否権が無いのに憤りを感じるのも分かる

 

だが、今、キミの生きてる世界が異界と交わり崩壊する危険がある≫≫

 

「異界と交わる・・・?・・・崩壊?」

 

≪≪もし、そうなった時、全てが崩壊しかねん そこの銀髪の彼に伝えてくれ

『ココが真の修羅場』になる、と・・・≫≫

 

「真の・・・修羅場・・・」

 

そう、呟くと共に謎の扉から霧が溢れて来た・・・?

 

「・・・チッ、チェイン」

「・・・えぇ」

 

銀発の青年とスーツ姿の女性が臨戦態勢を取っている・・・

 

「少々、よろしいですか?」

お客様である、八雲さん?でいいのかな?

 

「その『異界と現世が交わる事はこの世界の崩壊しかねない』というのは本当ですか?」

八雲さんはワザと電話の向こう側にも聞こえる声で話かけて来てる

 

≪≪・・・椛君、ハンズフリーで頼む≫≫

「え?ああ、はい・・・」

 

 

 

「この世界の崩壊は私の世界の崩壊を意味します

それは絶対に許せませんの・・・ッ!!」

 

そう呟いた八雲さんからはただならぬ力の奔流を感じる・・・!!

 

≪≪電話越しでも分かるただならぬ気配・・・そんな御仁の望みをお聞かせ願っても?≫≫

「この世界の均衡」

 

≪≪・・・我々と利害は一致します、ならば協力しませんか?≫≫

 

「ええ、敵対するつもりは今の所ありませんから

我々の理想郷を侵攻する気がないのであれば、の話ですが」

 

≪≪我々の目的にアナタの理想郷を害す事はありません≫≫

「そう、ですか、なら、萃香!摩多羅隠岐奈様!」

 

 

「酒の余興なら楽しまなきゃ損だしな♪」

「神様使いが荒い賢者様だな・・・!!」

 

臨戦態勢を取る二人に鬼と名乗る少女が並び笑い

自らを神様と名乗った少女が後方に構えー

 

「この場に居る全員の【後ろ戸】を開いた!

説明は後じゃ!だが、簡潔に言うと己の能力が底上げされてると思えば速いぞ!」

 

霧が一気に濃くなり強風が吹き荒れだした・・・ッ?!

 

「扉が!!」

「構えろ!!くるぞ!!」

 

 

≪≪レオナルド!彼の援護を!

 

 

 

そして、椛君、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手始めに世界を救うのだ!!≫≫

 

 

 

 

 

【世界の均衡を保つ為の観測者(Observer)編纂者(Editor)の始まり その3】

その4 へと続く




2021/05/09 12:00
・・・coming soon
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