戦う者達に休息を!ー兵器少女の「未来」は選べないー   作:釣果津抜

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異世界不可侵条約、制定 前編

あの後、チェインに連れられてライブラのアジト内を歩いて移動し

一つの一室の前まで案内された

 

そしてチェインさんがドアをノックすると

中から「入ってきてくれ」と電話越しに聞いた声が聞こえてきた

 

すると、チェインさんが「失礼します」と言い中に入るので続くと

部屋の中には円卓と椅子が用意されており、円卓には紅茶とクッキーが用意されてる

そして、円卓の椅子に座っているのは

 

八雲さんと隣の席には・・・大きなリボンを頭に付けた巫女さん?に神薙さん

それと・・・その・・・

 

顔は鋭い三白眼と眼鏡、口を閉じても目立つ下顎の犬歯に加えて巨体な男性・・・

正直、怖い・・・帰りたい・・・

 

「チェイン、席を外してくれないか?」

「・・・ミスタークラウス、分かりました」

 

そう言うとチェインさんが席を外す

それを確認し、「ミスタークラウス」と呼ばれた男性が口を開きー

 

「君が・・・椛君か・・・」

「は、はひ!」

 

「・・・その・・・まぁ・・・とりあえずレオの隣の席に座ってくれないか?」

あれ?自分なんかやらかした?

神薙さんの隣の空いてる席に座ると神薙さんが小声で

 

あの人は『クラウス・フォン・ラインヘルツ』と言ってライブラのリーダーで、

とある人曰く『私たちの最強のリーダーで無類の紳士、獣のごとき生命力で武装した凶悪なまでの頑固者』

そして、ゲーム好きで、プロスフェアーというチェスに似たゲームが趣味でもあり他にも園芸を趣味で

園芸サークルに入っていて外見に似合わず繊細で良識人だから怖がられてちょっとショックだったのかも?

 

滅茶苦茶良い人だった!?・・・悪い事したかな?

 

「・・・レオナルド君?」

「え?!あ、いやぁ~何でもないですよ?あは!あはははっ!!」

やっぱり怖い・・・・

 

「・・・さて、椛君」

「へ?あ?はいっ!」

 

「我々、ライブラは君に非常に申し訳ない事をした」

そう言い机にヒビが入るのではないのかと言わんばかりの勢いで机に額を叩きつけ押し付けている

 

「え?!は?!へ?!ちょ!?」

「世界の均衡を守る為とは言え君をこの様な事態に巻き込んだ事に対しての謝罪の言葉

どう詫びていいか言葉が見つからない事に私自身憤りを覚えてる私が不甲斐ない」

 

「・・・ミスタークラウス、一つ聞かせてください

あのまま、あの状況を放置した場合どうなってたんですか?」

 

「・・・昔、この地で似たような事が起こった

超高層ビルが空を飛び道路は荒れ果て被害による死者数は不明、まさしく天変地異だった」

 

「今回は被害を最小限に抑えられた、と思いますか?」

「・・・まさしく」

 

「・・・そっか、なら良かったです」

「・・・何?我々の存在が君達の世界で発見されたなら真っ先に危険に直面するのはー

「自分達です」・・・なら何故?」

 

「何故って・・・その程度でくたばる程、軟な人生じゃなかったので」

「・・・君はー「早死にするわよ、ま、寿命も残りわずかですけどね」

 

ー八雲殿!!」

 

 

 

・・・。・・・・・、・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「時間が無いわ、本題に入るわよ

 

椛さん・・・貴方、手っ取り早い話『ホモンクルス』に酷似してるのよ

そしてホモンクルスや人工的に生み出された生命は皆一様にー

 

 

 

 

 

ー短命なのよ、むしろよく今の今まで持ちこたえた方ね

でも安心して良いわ、薬は用意してるの」

 

 

「ーっ!!」

「そう焦らないで頂戴、何も今すぐに死ぬわけでもないわ・・・

でも、そろそろ症状が出始めている頃合いね

 

忘れたのかしら?

アナタはベッドで寝た、なのに、貴方は今こうしている」

 

つまり・・・

「ー 夢、もしくは精神のみ、肉体は・・・」

「今頃、肉体は、寝ながら吐血してるかもしれないわね」

 

 

「なら!「待ちなさい」ッ!?」

そう言われ、睨まれ、圧倒され、動けない・・・

 

 

「コレは「対価」よ、

(わたくし)は貴方から「等価の対価」を受け取ってませんわ」

「なにを・・・差し出せば・・・いい?」

 

「ー我々、ライブラの「不可侵条約」ですか、八雲殿?」

「ええ、そうよ、そして、彼も『ライブラの構成員』よ

そして、ミスタークラウス、貴方は彼に

『キミの望むモノがあるならそれに対して出来る限り達成に協力しよう』そう言いましたわね?」

 

「もとより、我々は侵攻するつもりは微塵も無いのですが・・・」

「あら?初対面での赤の他人の言葉を信頼しろ、と?」

 

「・・・むぅ」

「ですから、この契約書にサインをして欲しいのですが・・・」

 

クラウスさんはそう言い取り出した八雲さん契約書に

急ぐように読み進め急いでサインをしてくれた・・・

 

「ああ、それからー

 

「まさか、まだあるのか?!」そう思った刹那、

 

 

 

 

 

「そこまでよ、紫」・・・あら?」

八雲さんの横から刃物を当てる様にお祓い棒が延び首筋にのびてる・・・?

 

八雲さんはホールドアップしながら「霊夢」と呼ばれた巫女さんを睨むけども

霊夢さん(?)は片手でクッキーを「ボシボシ」と食べてる・・・?

 

「霊夢?一体コレはどういう真似かしら?」

「・・・別に、なんか気に入らないのと悪い妖怪(強者)の手で(弱者)が苦しめられてるから、かしら」

 

「・・・。」

「それにもう十分じゃないの?例えコイツらが攻め込んできても全員纏めて退治するだけだから」

そう言いつつジト目でミスタークラウスさんを睨むとクラウスさんが少し押されてる様子?

 

「・・・そうね、この辺りが妥協点かしら・・・もしそうなった時は頼むわよ?霊夢?」

「はいはい」

 

そう言い紅茶を飲み

「・・・咲夜の作るクッキーと紅茶の方が美味しいわね」と愚痴をこぼしてる?

 

「ま、いいわ、コレがあなたの寿命をある程度伸ばす薬よ

その薬の限界点は貴方の番と同じになってる筈よ」

 

そう言うと八雲さんが薬をスキマに投下すると、手中に落ちて来た

そして、その液体状の薬を急いで飲むが変化が感じられない?

 

「今頃、体は激痛が走ってるわね、だって無理矢理、体の寿命を引き延ばすのですから・・・」

 

「っ?!」

「今はまだ帰るべきでは無いと?それなら我々、ライブラから椛君、

君にどうしても頼みたい事があるのだが・・・・その前に10分位休憩を挟むとしよう」

 

【世界の均衡を保つ為の観測者(Observer)編纂者(Editor)の始まり 前編】

後編 へと続く




霊夢って時折イケメンに化ける気がする・・・
普段は酷いけどもw
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