銀河は今、ソロランク戦のロビーにいた。
本当は飛燕と一緒に来たのだが、ロビーに来るやいなやカチューシャでオールバックのお兄さんに連行されてしまった。
故に今一人でロビーどうしようかと悩んでいるところだった。
飛燕の戦闘を眺めるという手もあったけど、いつのまにかすごい人だかりができたせいで見に行くこともできない。
このままじっとしていもしょうがないと、銀河は腹を決め。ランク戦の個室に入る。
個室の中は仮眠室のごとく殺風景だ。
「えーと、今いる人は」
そうやって端末を眺めると。いつもより少ない気がする。
気の所為だろ。銀河はそうすることにした。
今の銀河の点数はレイガスト5703、ギムレットは5920となっている。
本当はアステロイドでB級に来たが、ふざけて使ってみた合成弾のギムレットでの勝率が高いせいか、いつの間にかこうなってた。
正しくは、ギムレットがレイガストのポイント超えた後、物珍しさ目当てに申込みが増えたのだ。
そう振り返りながら検索していると 同じくらいの点数の人が一人いた。
相手は笹森日佐人、狐月のアタッカーだ。
といっても、相手のほうが点数は高いが、まだ行けるはず。
申込みは成立した。ベッドに眠るように横になると。
仮想空間で構成された市街地Aに飛ばされる。
そこには、オーリブ色の隊服を着たソバカスで黒髪短髪の少年が臨戦態勢でいた。
あの隊服は諏訪隊だ。たしか隊として古参に当たる隊のはず。
銀河は先日の一見以来、隊ぐらい覚えろと飛燕とみっちり覚えさせられた。
そのお陰でA級からB級中位までの隊を覚えることがなんとかできた。
銀河もレイガストをシールドモードに左手で、バトルライフルを右手に構える。
「始めまして、笹森さん。光川 銀河です、お手合わせよろしくおねがいしますね」
「こちらこそ、よろしく光川さん」
そうあいさつを交わす。
双方の距離は50m離れている。
一般的な観点なら10秒もかからない。
トリオン体なら、もっと短いだろう。5秒もかかるだろうか。
こちらが何もしなければ、だが。
相手が近接型ならわざわざ切り合う必要もない。
射撃武器を持ってる銀河にとって射程が優位なのだ。
【バトル・スタート】
戦いの火蓋は切って落とされる。
行動はふたりとも対称的だった。
銀河は両脇を締めてスラスターを使い、距離を離しながらギムレットで射撃を試みる。
初手カメレオンに対抗するためだ。
対する笹森はシールドを正面に展開しながら接近を仕掛ける。
ギムレットは容赦なくシールドを削り取り、ダメージを与える。
笹森も仕切り直しのために物陰に飛び込むように身を潜める。
その間に少しでも再装填(リロード)をしておく。
リロードと言ってもイメージとしては水鉄砲のタンクに水を入れるだけだが。水がトリオンなだけだ。
距離は30m幸い旋空の射程ではない。
物陰から旋空はなさそうだ。
今のうちに銀河が距離を離そうと後退を始めると同時に相手に動きがあった。
笹森が姿勢を低くし、全防御(フルガード)で守りながらこちらに接近を始める。
ギムレットで迎撃を試みるが、 笹森の集中シールドを2枚張った全防御(フルシールド)はギムレットを正面から防ぐ。
重量差のせいで距離は縮まっている。もうすぐで旋空の射程に入りそうだ。
それまでにスラスターのチャージはぎりぎり終わりそうにない。
ならばと、あえて足を止めて迎撃する。
銀河の経験則として両防御(フルガード)相手に1秒間当て続ければ全防御|フルガードのうち一枚をを割ることができる。
そうなれば相手は焦って何らかの行動をする。大体は回避、次に多いのは旋空での反撃。
旋空を打たずに接近するならスラスターの充填が間に合う。
逃げにスラスターを使ってもいい。
残ったシールドの上からギムレットとレイガストのスラスター切りで押し切ることも択として有る。
銀河は次の行動を考えながら、接近する笹森に対してギムレットで迎撃する。
10発ギムレットを撃ち込むと、全防御|フルシールドの1枚を割る。
笹森は割れたシールドを収納してお構いなしに接近を続行する。
(肝が座ってる、珍しいな)
スラスターをいつ起動してもいいように脇を締めるように構えを変えて、銀河は射撃を続行して二枚目を割る所存だ。
シールドが割られる直前に、笹森は急に進行方向を左の直角に方向転換をして回避する。
(今変えるのかよ!)
脇を締めるように撃ってるせいで偏差を取った射撃はできない。
つまり、このままでは有効打は与えられない。
脇を緩めて偏差を取ろうとする。
笹森はシールドを解除し、その一瞬のうちに風景に溶け込んだ。
「カメレオン!」
完全に風景に溶け込む直前までで射撃をするが、一発も当たらない。
カメレオン、確かに使うやつは偶にいるが、ここまで接近して使う人は始めてだ。
警戒しながら下がる。
その最中、後ろから足音がする。
後ろへレイガストを向ける。
だが、姿はない。
(確かに足音はした、だがいない――まさか!?)
銀河は上を見上げる。
その隙きは致命的だった。
後方からでなく、上から上段の構えで笹森が現れる。
咄嗟にレイガストで防ぐが、笹森は刃を滑らせて狐月をレイガストから外し、返し刀で二撃目の準備に入る
2撃目の防御は間に合いそうにない。
「スラスターオン!」
レイガストのスラスターでシールドチャージを行い、相手の体勢を無理やり崩し、弾き飛ばす。
銀河は追い打ちにギムレットを打ち込む。
笹森は転がるように体勢を立て直し、急所を防げるサイズにまで縮めたシールドを展開する。
銀河の放ったギムレットはシールドをしていない部位をえぐり取るように貫通し笹森のトリオン体にダメージを与えるが、急所をシールドで防がれてるせいでベイルアウトには叶わない。
体勢を整えた笹森は姿勢を低くして集中シールドで守りながらそのまま切り込む。
相手にとっては最後の攻勢だろう。
後退しても追いつかれる。
だが、打ち込んだ分を合わせればシールドを割れる。
銀河は迎撃にギムレットを打ち込んでトドメを撃とうとするが、弾が出ない。
現在の装弾数は0、つまり弾切れだ。
「しまっ!」
確かにギムレットは非常に強力だ。アステロイドを両攻撃(フルアタック)してるようなもの。単発火力が段違いなのだ。
だが、銃手(ガンナー)で主だった使用者は今の所、銀河だけだ。
なぜか? デメリットも多いのだ。
そして、数あるデメリットのひとつのため勝ちが遠のいた。
普通の銃手なら撃つことはできただろう。
合成弾の装填に手間がかかるため、このようにトリオン切れとは別に純粋に弾切れが存在するのだ。
再装填は間に合わない。
肉薄、相手の距離に入る。
剣戟をレイガストを大剣に変えて防ぐが、反撃に転じれずそのまま笹森の追撃を防ぐのが精一杯だ。
そして、3回目の打ち合いで銀河は体勢を崩される。
咄嗟に銃で防ごうとするが。
狙った一撃と苦し紛れの防御。
どちらの行動が通るか。火を見るより明らかだ。
銀河は銃ごと横一閃に断ち切られる。
【トリオン体、活動限界】
感情のないシステム音が、銀河の敗北を告げた。
それから、本人から了承をもらい総数10戦のリベンジマッチを行ったが6対3、1引き分けでボロボロに負けた。
視界が開けると、個室のベットに寝ていた。
銀河には、悩みがあった。6000点よりも上が高いのだ。
――――
銀河が肩を落としながらロビーに戻ると、そこにはみっちー――清水 泉幸(いずみせ)――がドリンクを両手に待っていた。
光川隊のオペレーターをしている。ボーダーとしては銀河よりも先輩だ。
「おつかれ様、ランク戦はどうだった」
「少し下がった」
テーブルに全身を預けながら銀河は悔しそうに言った。
「焦ってる?」
「正直に言うと、焦ってる。ここ1週間で6000点より上を維持でない」
「でも、B級に上がって2ヶ月でそのポイントはすごいと思うよ」
「そうかもしれんけどさ……」
泉幸の称賛を銀河は素直に受け取れなかった。
「あんまり責めすぎると折れちゃうよ?」
泉幸の言葉に銀河は気まずそうにもらったサイダーを飲む。
「そういうときは先輩に聞いてみたらどう? 飛燕さんとか他の先輩さんとか」
銀河は一気にサイダーを飲み干し、
「まぁ、そうだな。何が壁になってるか自分でもわからないのが今だからな…ありがとな」
「飛燕は?」
「米屋さんと、緑川くん達とやるらしいよ」
その二人って、確か。
まさかと思って巨大なランキンボードを見ると。名前が確かにあった
米屋陽介、アタッカー、狐月:9815。マスターランクだ。
緑川俊、アタッカー、スコーピオン:9968。同じくマスターランクだ。
そこで、ふととあることを思い出す。
「飛燕ってポイントいくつなんだろ」
そう思って探すが、見つからない。
「飛燕さんは、シューターとガンナーのランキングの方だよ」
裕翔に言われた通りにシューターとガンナーのランキングを上から順に見ると。すぐに見つかった。
光川 飛燕、シューター、アステロイド:8916。上から数えたほうが遥かに早かった。
「噂をすれば、飛燕さんと米屋さんの戦闘だね」
モニターの一つが、飛燕と米屋さんと思しきオールバックの男性を写す。
―――
『で、10本勝負か?』
『そりゃモチロンっしょ』
米屋は槍を構えながら言ってのける。
『まぁ、いいさ。乗るぜ』
飛燕はトリオンキューブを出しながら打って出る。
『お、いいねぇ。距離はこんぐらいでいいのか?』
『問題ねぇ、そっちの流儀に乗るさ』
『近すぎた、って文句無しっすよ』
『追いつけなかったって文句言うなよ』
お互いが、戦闘準備を行った後。一瞬の静寂が訪れる。
だが、その静寂は両者の一歩により破られた。
飛燕の一歩、それは跳躍。
米屋の歩みは。弾丸の如く鋭い一歩。
跳躍を見てからの一撃。
槍を如意棒のように伸ばしての飛燕の首を捉えんとしていた。
米屋の鋭い突きは空振りに終わる。
飛燕は準備していたグラスホッパーを展開と同時に踏むことでもう一回ジャンプすることで回避していた。
飛燕の置いたグラスホッパーを加えた跳躍は凄まじく、3階建ての建物などを余裕で飛び越していた。
『いや、飛びすぎっしょそれ』
『だろー?』
トリオンキューブを手に持ち、様子をうかがっていた。
米屋は何かを警戒しながら、道伝いに走っていくことを選択した。
銀河はその行動に不思議に思う。
シールドを使っての最短突破で接近戦に持ち込んだほうがいいように思えたのだ。
飛燕は米屋の行動を空中で監視するように見たあと。
トリオンキューブが黒色に変色し、細かく分裂させる、黒いアステロイドを米屋に向けて散弾のようにバラけさせて打ち込む。
米屋はその黒いアステロイドに対してシールドではなく、左腕で防ぐ。
黒いアステロイドは米屋に何個か被弾した後損傷こそしなかったが、左腕に黒い鱗のように重りが生えてきたのだ。
『うへー、思ったより当たっちまったよ』
『どうだ、気に入ったか?』
『生憎、相棒がよく撃ってるからな見飽きてんだわ』
それに対して、米屋は躊躇なく重りの生えた左腕を切り落とし。
高度が下がりようやく射程圏に収めた空中にいる飛燕に対して攻撃を果敢に行う。
飛燕はそれに対してトリオンキューブを分割しながら、グラスホッパーを2つ作り出す。
一個目を踏み、半分のトリオンキューブをで尾を引くように置きながら斜め上に跳躍。
跳躍中に設置したアステロイドを米屋に打ち込む。
米屋はシールドで自身の身を守る。
無傷で飛燕の迎撃を突破した米屋は屋根を踏み台に飛燕を追う。
飛燕が2つ目のグラスホッパーを踏む直前に残ってたトリオンキューブをばらまきながら、腰に下げていた狐月を抜刀。同時に左側でトリオンキューブを生成する。
何かを察したのか米屋は飛燕がグラスホッパーを踏む前に首目掛けて素早い突きを放つ。
飛燕は狐月で突きを弾くように防ぐ。
だが、空を切ったはずの槍は飛燕の首を掠めるように切っていた。だが、勝敗を決するには至っていない。
飛燕がグラスホッパーを踏む直前に左側のトリオンキューブを円環状に展開してから飛燕はグラスホッパーを踏み、米屋の左側を飛びこむような形で接近する。
米屋は槍を即座に引き戻し、迎撃の一突き。
飛燕は左腕ぐらいくれてやると言わんばかりにを左腕を大きく損傷しながらも狐月で米屋の突きを離すように防ぎながら接近する。
だが、ただでは済まなかった。
胴体に大きく切り込みが入り、トリオンが大量に放出される。
防御を終えるや飛燕は狐月を捨て、トリオンキューブを生成し、一切分割させずに米屋に打ち出す。
米屋はシールドを集中させて防ぐ。
その一撃は、米屋の集中シールドを割るが、まだ届いていない。
『勝負あったな』
『ホントっすよ』
飛燕は確信するよう言ってのける。
残っていたトリオンキューブが曲線軌道を描きながら米屋に殺到する。
防ぐまもなく、猟犬は米屋の全身を穿ち、米屋はベイルアウトをした。
そして、後を追うように飛燕もトリオン切れでベイルアウトした。
結果としては相打ちだが後にベイルアウトした飛燕の勝利だった。
それから残り9戦行われた。
結果としては飛燕が5勝1引き分け、米屋が4勝の結果だった。
勝敗を分かったのは機動力の差だった。
確かに、米屋さんはいままで見たアタッカーと比較してもかなりの速さだった。
だが、飛燕はグラスホッパーと併用した空中機動の優位による射撃で有利を取って、近接では機動性とハウンドでの搦手を組み合わせでなんとかしていた。
それでも、純粋な近接戦に持ち込まれたら米屋のほうが優位を取っていた。
ただし、追いかけっこ中に低速で持続する黒アステロイドを置いたりして最短ルートを潰されるなどもされて、接近には一苦労していた。
結論から言えば、飛燕は機動性と射程で優位をとり、勝っていた。
その後緑川との10本勝負を行っていた。
緑川とは飛燕が4勝緑川が6勝と負け越していた。
理由は簡単、あっちのほうが速く、動きが鋭い。
飛燕も十分速く鋭いが、緑川はそれ以上だった。ただし、空中戦で射程を使った戦いができれば優位に持ち込んでいた。
米屋と緑川の10本勝負を終えて3人揃ってこちらの席に歩いてきた。
清水はいつの間にかドリンクを3つ持っていて、3人にコップを渡す。いつ持ってきのだろうか。
「飛燕って、あんなに強かったんだね」
「失礼だな、てか前に言わなかったか?」
ちびちびとジンジャエールを飲みながら言った。
「キオクニゴザイマセンー」
「ソイツが飛燕の言ってた弟か?」
米屋さんが指を指しながらいう。
「ああ、弟の銀河。B級に上がりたての新米だよ」
「ん、じゃあ噂のギムレットを使う新人って飛燕さんの弟だったんだ」
「まあ、そうなりますね」
緑川は少しコケるふりをしてから。
「自分のことなのに他人行儀なんだね」
「オレが噂されているのがピンとこない感じですね」
飛燕はそんなことはよそに。
「で、銀河。ランク戦はどうだった?」
「ボコボコでした」
「まぁ、だろうなぁ」
特に呆れるも怒るも、笑うもなく。それが普通とばかりに飛燕は言った。
そんな態度に銀河はムスッときた。
「むぅ、わかってるなら。なんで教えてくれないんだ」
「そりゃあ、なぁ。わかることと教えれることはぜんぜん違うからな」
「お、戦闘の悩みか?」
米屋がうれしそうに食いつく。
「ええ、6000ポイント超えた人と戦っても全然勝ち越せないんですよ」
「ははーん、さてはあれだな」
米屋は何かに気づいたようだし、飛燕も同意するように頷く。
銀河と緑川はなんの事かわからず首をかしげる。
でも、言い方からして、よく起きることなのかな?
そう考えがよぎる。
「飛燕の弟さんのえーと」
「銀河です」
「銀河、もしかしてだけどさ。トリオンに自身がある」
「はいオレのトリオン量は同期と比べて上位にいたそうです」
「やっぱしか、どうしよっかねこりゃ」
米屋は頭をかきながらどうするかと考えてるようだった。
「そうだ、銀河。今のトリガーってどんなんだ? ログもあると、なおいいな」
「トリガーですか? だったら――」
銀河のトリガーについて説明する。
メイン:ギムレット(アサルトライフル)、ギムレット、Free、シールド
サブ:レイガスト、スラスター、シールド、Free。
米屋と緑川は顔を見合わせる。
「珍しい装備のオンパレードだね」
緑川の感想は率直の一言だった。
「そーいえば、なんで銀河さんはギムレットを使ってるんだい?」
「ええと、そのB級に上がってすぐにランク戦を一回したのですが、アステロイドでシールドを抜けなくて悩んでいた時期にギムレットを知って。装備したら成績が良くなったからそのまま」
緑川は少し呆れ気味の表情になる。
「んじゃ、レイガストはなんで装備してんだ?」
今度は米屋からの質問だ。
「近接とシールドより硬い防御が欲しかったからですね。とっても便利で好きですよ」
「重くはないか? レイガストって」
「確かに重いですけど重さに恥じない頑丈さで頼りにしてます」
「まぁ、たしかに硬いもんな」
米屋は冷や汗をかきながら相槌をうつ。
「なぁ、飛燕」
「なんだ?」
「兄弟で戦闘スタイル違いすぎっしょ」
「だろー?」
「それで、何がオレの6000ポイントの壁になってるのでしょうか?」
米屋は困ったように言った。
「そりゃだな、立ち回りだな。もっと言うと基礎の差ってヤツ」
あれから、3人にいろいろと聞いた。
結論として銀河は今、一人ではどん詰まりしている状態だ、抜け出すには師匠がいるといいだろう。
ボーダーでは主に腕を上げるには2通り。
独学か、誰かに師事をしてもらう。
そこに3人は頭を抱えていた。
トリオン体での戦闘は基本速さが命だ。
なのだが、銀河の戦闘スタイルは高火力と高防御だ。
立ち回りの改善ならどうにかできそうな人は多くいるが。
技術的指導となると銀河の戦闘スタイルは邪道と言っても差し支えはなかった
矯正も提案されたが、模擬戦をして銀河の運動能力を見て現行のトレンドに追いつかせる方針は一旦あきらめることにした。
「いや、待てよ。もしかしたら。あの人ならできるかもしれん」
ただ、飛燕は一人だけ、銀河の戦闘スタイルでも師事ができる人がいるかもと言い出した。