今回はちゃんと嫁と一緒なので喜べ、咽び泣き、僕ちゃんを崇め讃えろぉ!!
レ:嫌です。
「準備できたか?」
黒いコートを着た男性は、後ろにいる女性に問いかける。
「ん、平気…いつでも行ける」
雪の様に白く、長い髪の女性は男の問いに、そう返す。
「そうか…それじゃあ行くか」
男がそう言うと、二人はその場に、元からいなかったかの様に消えた。
残されたのは、森の真ん中に建てられ、陽の光を浴びているログハウスのみだった。
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ここは駒王町。
天使や悪魔、堕天使などの人ならざる者達が集う町。
そんな町で、誰もが寝静まっているであろう時間に、何やら一波乱起こっているもよう。
とある場所にある廃倉庫、その中に黒いコートにフードを深く被り、顔には黒い狐面を身につけた男性とズタボロのボロ雑巾になっているはぐれ悪魔という異形の者がいた。
「ハァ…ハァ…テメェ、何者だ!ただの人間じゃねぇな!悪魔祓いか!?」
はぐれ悪魔は男を睨みながらそう言う。
「おいおい、このなりで悪魔祓いなわけないだろ?強いて言うなら、ボランティアってところか?」
「ふざけんじゃねぇ!」
はぐれ悪魔はそう答える男に襲いかかるが、軽くいなされ、地面に叩きつけられ、抑え込まれる。
「ガァァァァ!どういうことだ!?欠片があれば最強になれるんじゃなかったのかよぉ!!」
「ハァ、アホかお前」
はぐれ悪魔の言葉に呆れたのか、ため息を吐きながらこう答えた。
「ただ持ってるだけで強くなれるわけねぇだろ、力の引き出し方がちゃんとあるんだよ。それすらわかってないのに最強とか笑わせんな」
そう言いながら手に持つ刀をはぐれ悪魔の首に当てる。
「や、やめろ…そ、そうだ!手を組もう!俺とお前が手を組めb」
はぐれ悪魔はみっともなく男に命乞いをするが、全て言い切る前にその首を落とされ絶命し、その身は消滅した。
はぐれ悪魔が消えた場所には小さな欠片が一つ残されていた。
男はその欠片を回収すると、急いで廃倉庫を後にした。
廃倉庫から少し離れた森の中、一番高い木の上に先程の男が、駒王町を見下ろしていた。
(この世界に来て数週間…欠片の回収を目的として訪れたが、一向に減る気配がない。裏に誰かがいるのかあるいは…)
そんなことを考えていると、背後から声をかけられる。
「黒、終わったよ」
そう言われ、振り向くと、そこには白いローブを羽織り猫耳の付いたフードを深く被った女性がいた。
「お疲れ様、白」
「何か考え事してたの?気難しい顔してた…」
「まぁ、考えてたには考えてたが…そんな顔に出てたか?」
「ん、すごい出てた」
そうか…と言わんばかりに再度駒王町を見下ろす。
これ以上考えても仕方のないことだと思い、思考をリセットした。
「それじゃあ、帰るとするか…」
「ん…」
そう言うと二人は、夜の闇へと姿を消していった…
久しぶりだからいつも通り駄文
更新ガンバルガー