彼女は医務室へ連行される中、レオナは殺気を放つザラに戸惑う。
ザラが怒っているのは、リリコの報告が原因のようで……。
着陸脚を出し、ハルカは高度を下げキ109を滑走路へと下ろすと、格納庫のあたりへ誘導しエンジンを切った。
「ふう……」
内圧を下げるように息を吐き出すとベルトを外し、胴体横の扉を開けたクラマ市長に続いて機体から降りた。
「ハルカ!」
聞きなれたユーリア議員の呼び声が聞こえたと思うと、また腕の中に抱きしめられる。
せめて人前では控えてほしいものだが、今回はかなり心配をかけたことは想像に難くないので何も言えない。
議員の背後には、微笑ましいものを見つめる隊長と弟さんの姿があった。
「ユーリア議員、議会はいいんですか?」
ユーリア議員は少し腕を緩めると、彼女と視線を合わせる。
「いいのよ。トドロキは撃墜して、もう町への脅威はなくなった。今は、ポロッカの責任追及という名のつるし上げの場になっているから」
今回の一件で、ポロッカはトドロキに乗せる予定だった飛行隊を失い、他都市を爆撃して被害をもたらし、その捜索に他都市の議員と用心棒を狩りだした挙句、奪還にこだわってガドールが攻撃されるかもしれない瀬戸際まで至った。
この件で、おとがめなしとはいかないだろう。
「今は、あなたが帰ってきてくれたことの方が大事よ」
右手で頭をわしゃわしゃと撫でられる。
議員の手のひらのぬくもりを感じて、ようやくかえってきたのだと実感することができた。
「にしても、いつの間にナガヤに連絡をしていたの?」
「捜索の途中です。ガドールに接近してからだと、間に合わないかもしれないと思って。万一の保険です」
「こちらとしても、実戦で使えるいい機会だったからね」
ユーリアは、ハルカの後ろに立っているナガヤの市長に頭を下げた。
「クラマ市長、今回の件、感謝します。おかげで、ガドールは助かりました」
「お礼ならハルカ君にいってください。私たちは、必要な道具を提供しただけですから」
「ええ。ですが、機体の提供に加えて、ナガヤから格安で機体を融通させることになって、申し訳ございません」
形はどうあれ、ガドールを守るため、撃墜許可を得るために、他都市を巻き込んだのだ。機体の融通に、試作兵器の提供。
ナガヤには頭が上がらない。
「誰が格安で提供するといったかな?」
笑顔で、クラマ市長は言い放った。
「僕はあくまで、割引で、としか言ってないよ。今需要が伸びて、中古市場でも価格が高騰しているからね。それよりかは、値引くだけだよ」
「嬢ちゃんにあそこまでさせた市長に、そんないい話振るわけないだろう」
クラマ市長も、ナオト工場長も怒っている。
忘れそうになるが、イケスカ動乱以降、空賊被害が増加の一途をたどり、飛行機の需要は増加。部品も手に入りにくい状況が続いている。
そんな中、コトブキ飛行隊やユーリア護衛隊が、適正価格で特に苦労なく部品を手に入れることができているのは、あくまでハルカがお世話になっていることに対する、ナガヤからのお礼でしかない。
その彼女を、今回は危機に陥らせることをしたのだ。
彼らなりの、ある意味のお礼というところだろう。
「まあ、そうね……。にしても、初めて見る機体ね」
ユーリア議員や降りてきたコトブキ飛行隊の隊員たちの視線が、駐機されたキ109に向けられる。
「ケイト、この機体なに?」
「ケイトも見たことがない。……未知の機体」
「ナガヤで作った、爆撃機を迎え撃つための、特殊防空戦闘機です。まだ試作段階ですがね」
「この機首の筒は?」
「対空砲さ。これを撃つために作られた機体だからな」
「すごい威力だったわね」
「間近で見ると、すごかったな」
リリコにレオナは、あの砲弾が発射された瞬間の、一瞬機体が止まったように錯覚するほどの音や振動を思い出す。
「これを含め、いくつか開発を行ってましてね。そのテストパイロットとして、最近ハルカ君にナガヤに時折きてもらっていたんですよ」
最近、時折ナガヤに彼女が依頼で行っていたのをユーリアは思い出す。
実家や故郷が恋しくなったからと思っていたが、そういう理由があったのだ。
「ハルカって、零戦と隼と九七戦と、赤トンボ、一〇〇式輸送機しか乗れないんじゃなかったの?」
「キリエ、それはしかとは言わない。十分多いと思われる」
「嬢ちゃんはユーハング機、ほぼすべて乗れるぞ。輸送機や爆撃機もな」
「だから、テストパイロットを頼んでいたのね」
彼女の以外な一面がわかった。
「む~」
チカが頬を膨らませ、ハルカを見つめる。
「チカさん?」
「ハルカずるいよ!あんな大砲、私も撃ってみたかったよ!」
「チカ、これは遊びじゃないんだぞ」
「わかっているけど、ちょっと羨ましいじゃん!誰も乗ったことがない機体を最初に乗れるのって!」
「ケイトも興味がある。なぜあのような巨大な砲を、飛行機に積もうと考えたのか」
「悪いけど、まだ試作機だからね。詳しいことは秘密なんだ」
「……残念」
機首から延びる巨大な75mm砲の砲身は、飛行機の装備としては異形な姿だ。
ケイトは興味をひかれたのだろうが、なにせ試作機なので詳しいことはまだ話せない。
「それより、ハルカ君」
護衛隊長が、ハルカの背中と膝裏に腕を通すと、その場で持ち上げた。
とっさのことに、ハルカはスカートの裾を押さえた。
「傷だらけじゃないか、医務室へ行こう」
「ちょ!隊長下ろしてください!歩けますから!」
「こんな傷だらけの人間に、自分で行けと言えると思うか?いいから静かにしてなさい、英雄殿」
「ちょっと~!」
護衛隊長に連行されていくハルカの姿を見送りながら、レオナは考えた。
あの元エリート興業の人事部長、自由博愛連合の頭脳労働が担当だったヒデアキがまだ生きていた。
彼らがトドロキの奪取にかかわっていたということは、あのイケスカ動乱のお礼参りが目的だったのかもしれない。
それとも、かつて手を組んだユーリア議員とゴドロウ市長の間に溝をつくるためか。
それだけじゃない。
最近遭遇する遺産を戦力化した兵器、桜花、銀河、橘花。
どれもイケスカが作ったものだろう。
それらを使用する作戦の実行にあたって、あのヒデアキが関わっていた可能性は高い。
となると、彼らはあのイケスカ動乱で終わっていない。
いずれまた、このイジツの覇権を握るべく動いているのは間違いない。
それにあたって、遺産の戦力化をしつつ、脅威になりかねないトドロキを奪取。利用してこちらに被害を与えた、ということだろうか。
だが、レオナには1つ気がかりなことがあった。
ヒデアキは、ハルカが遺産の情報を持っていることを知りながら、なぜ彼女を殺さなかったのか。
彼女をいずれは味方に引き入れるためか。
いや、かつてラハマをはじめ色んな都市を富岳で爆撃する計画にかかわっていた彼のことだ。
いずれ、という希望的観測に従って見逃すとは考えにくい。
何より、これまでイケスカの新兵器が使われた場所では、いずれのあの蒼い翼が舞った。
ヒデアキたちは見てきたはずだ。
自分たちの目論見を悉く邪魔し、新しい遺産に対処してきた彼女の姿を。
放っておけば脅威になりかねない彼女の逃亡を許し、挙句放っておいたのはなぜか。
その気になれば、トドロキの中で捕まえて処分することもできたはず。
それができなかったということは、彼の意志ではないのだろう。
気になるのは、ハルカと以前話したとき聞いた、気になる言葉。
イサオ氏の後継者が現れた。
あのイサオ氏と違い、今の後継者は遺産の戦力化に積極的だ。
だが、イサオ氏と違うのは、その後継者はまだ存在が公に知られておらず、飛行機に乗って現れたわけでもない。
一方戦力化されたのは、桜花のような無人で攻撃できるものや、新たなエンジンを試験するために作った橘花、少人数で運用できる銀河のようなものだ。
少ない人数、または無人で使え、自分たちの被害を抑え、相手に損害を与えられるもの。
それだけでも、イサオ氏と違い、空戦にこだわるつもりはなく、戦いに勝つためという考えが透けて見える。
その後継者が、恐らく遺産の価値を知っており、まだ知られていない遺産の知識を少しでも知っている可能性はある。
価値を理解しているから、まだどんな情報が眠っているかわからないハルカを始末するのは最も避けたかった。
―――約束通り。情報管理はしっかりする必要があるな。
先日、ハリマでカスガ議長、シズネ市長とした約束を思い出す。
このことが広く知られてしまえば、彼女をめぐって争いごとの火種になるのは目に見えている。
だが、状況はそれを許してくれないかもしれない。
レオナは、駐機されているキ109を眺める。
ナガヤが実用化しようとしている、ユーハングの遺産の1つ。
ほかにも、いくつも開発が進んでいると言っていたが。
ナガヤが彼女にテストパイロットを頼んだのは、彼女が祖父から知識や技術を継承している、もっといえば遺産の情報を持っているからではないか。
つまり、ナガヤは知っていたのだ。
彼女が未知の遺産の情報を持っていることを。
今にして思えば、クラマ市長もナオト工場長も、彼女が生まれたときから知っているそうだから、そこは不自然ではないだろう。
つまるところ、新しい遺産に対抗できるのは、その知識を持ったものだけだ。
「……遺産を巡ってどこまでも、か」
かつてレオナが駆け出しのころに参加した、リノウチ空戦。
後から聞いた話だが、あれは当時、ユーハングの遺産を巡って各都市が動いていた中、参加した勢力が遺されたの遺産を少しでも多く手に入れるため、周囲に戦いをしかけ、一発逆転を狙うためだったという話もある。
あれから時がたち、落ち着きを見せたと思ったら、イケスカ動乱。
そして、また覇権をめぐる争いが水面下で始まっている。
―――どうすれば、おわるのだろうな。
先日、ハルカが言っていた台詞を思い出す。
『イケスカ動乱のおかげで、この世界は余計に構図がややこしくなった。かつては都市ごとに生きていたのに、イケスカ派、ユーリア派、中立派に孤立派、空賊、マフィア等、勢力図がややこしくなった。だったら、この世界を更地になるまで壊して、そんな歪な構図、ゆがんだパズルなどぶっ壊して、すべてをゼロに戻してしまえばいい!どうせユーハングが来なければ滅んでいた世界!早いか遅いかの違いでしょう!?』
認めたくないが、彼女の言っていたことは間違っていない。
イジツをめぐる構図が複雑さを増した今、すべてをゼロにしてしまえば、それで終わりだ。
だが、それは滅亡と変わらない。
そうわかっていても、イケスカは、他の勢力は、ここまでしなければ止まらない可能性もある。
そう考えると、遺産というものは考え物だ。
繁栄と混沌をもたらした、ユーハングの遺産。
だから、イサオ氏は自分たちが管理し、他の都市に共通の利益の名のもと分けようといったのか。
真意がどこにあったのかは、今となってはわからない。
自分たちは、色んなものを失いながら生きている。
でも、その先の出口は、行きつく先は見えないまま。
終焉に向かっているだけだ。
少なくとも、失うものが、自分や仲間の命でないことを、レオナは祈る。
「レオナ~」
聞きなれたザラの声が、背後から聞こえ、レオナは振り向いた。
「ザラ、ただい……」
そこにいたのは、笑顔を浮かべながらも、両腕を組み、ちょっと肩を怒らせ、背後にまとう殺気を隠そうともしない副隊長の姿だった。
「……どうかしたのか?」
「レオナ……。レオナって、年下が好きなの?」
「何を突然……」
「聞いたわよ。トドロキに潜入したとき、ハルカさんと密着したり、彼女の太ももやお尻を見つめたり、挙句スカートの中覗いたんですって?」
レオナは否定しようとするが、ザラの背後にリリコの姿が見えた。
彼女は、小悪魔のような笑みを浮かべていた。
おそらく、宣言通り隠し事をした報復として、ザラに報告したのだろう。
「副隊長に隊を任せるとかいいながら、依頼の最中に隊長さんは隊員をそんな目で見ていたわけ?最近、あの子を連れていくことが多いから、何かおかしいと思っていたのだけど……、あの子の身体が目的だったの?」
「ザ、ザラ聞いてくれ!そ、それは誤解だ!あれは、不可抗力で……」
「見つめたことや覗いたことは否定しないのね?」
「……私は、ザラの前で嘘はつかない。信じてくれ!」
機微に疎く、何に対してもまっすぐに取り組むレオナ。
だが、この場ではせめてごまかしをした方がよかったのは明らかだ。
「そう。嘘はつかないのね。……なら、ちょっとお話しましょうね」
すると、ザラはレオナの首根っこを掴んで引きずっていく。
「ちょ!ザラどこに行くんだ!」
「マダムが羽衣丸に乗ってやってきているの。私たちの部屋で、レオナには床に正座してもらいながらゆっくり話してもらうわ」
「ザ、ザラ!誤解しているぞ!」
「何が誤解というのかしら?何にしても、隊員をいかがわしい目で見る隊長さんは、副隊長として粛清が必要だと思うの」
「注意とか更生じゃないのか!」
「あら、私ったら。……処刑の間違だったわ」
「そこは冗談だといってくれ!」
「まあいいわ。詳しいことは時間をかけて、ゆっくり話してもらうわ。私とレオナの仲だもの。……いいわよね?」
「……わかった」
レオナはそのまま引きずられ行き、ザラの誤解を解くのに数時間を要したという。
イジツの覇権をめぐる戦いが起こる中、レオナにはどんな敵より、怒った副隊長の方がよほど恐怖に見えたのは、仕方ないことかもしれない。
ちなみに、その副隊長に余計なことを吹き込んだリリコをレオナが問い詰めようと追いかけたものの、のらりくらりとかわされてしまったのは、別の話である。
トドロキを離れ、イケスカに向かうヒデアキたちは、事の顛末を聞いていた。
「トドロキを破壊しましたか。しかも、ナガヤの試作兵器で」
「あの小娘でしょうか?」
「可能性はあります。もっとも、あの小娘に加えて、小娘の爺さんの遺産かもしれませんがね」
かつては、イケスカが飛行機の研究で他都市より先を行っていた。
だがイケスカ動乱でイサオ氏が行方不明となった今、かつてほどの力はない。
ナガヤの工業力に、ナガヤを救った技術者タカヒト、彼の知識や技術を受け継いだハルカ。
これだけのものがそろっていたから、ナガヤはその試作兵器を作れたのだろう。
もっとも、試作兵器が他にもあるかもしれない。
時間をかけて迎撃態勢が整えば、ナガヤの爆撃は今後簡単にはいかなくなる。
イケスカの力がかつてほどではないからこそ、ナガヤやハリマは何としても弱体化させておきたい。
ふと、機上電話が鳴った。
「もしもし」
『どういうことだ!?』
「……何がでしょうか?」
ヒデアキは、電話の向こうの人物がわかった。
『何が、じゃない!今回の件で、ユーリアとポロッカの間に亀裂を入れ、ついでに厄介な小娘を始末する予定だったのに、小娘を含め潜入した3人は皆無事!何1つ達成できていないじゃないか!』
「そうはいいますがね。見た目は小娘でも、中身は猛獣ですね。あなた方と違い、伊達に長い時間、裏の世界で生きてきたわけではないようで」
『言い訳をききたいわけではない!』
「なら、あなたが彼女を排除すればいいのではないですか?ガドールの評議会内でのあなたの立場を利用すれば、理由をこじつけることなど、容易いことでしょう?……今回のように」
『それができれば苦労はない。ユーリア派が次第に支持を得てきている今、旧イケスカ派の議員は動きづらい』
「ならば、黙って結果が出る日を待つことですね。こちらも準備を進めていますし、あのお方が直接手を下せば、あの小娘でも落とせます。……そのための機体も、完成に近づいております」
『……わかった』
「ええ、じっくりお待ちください。それと、資金援助の件、お忘れなく」
『……ああ』
電話が切れた。
「どうでした?」
「ガドール評議会の協力者からです。目的が達成できてないじゃないかという苦情ですが、今は放っておきましょう」
とはいえ、トドロキに潜入してきた、コトブキ飛行隊隊長のレオナ、オウニ商会のリリコ、評議会護衛隊のハルカ。
この3人が生存しているとは、少々意外だとヒデアキは考える。
そもそも、落下傘は1つしか残さなかったし、彼らが来るのに使った屠龍は強行着陸した際に損壊しているし、状況を伝えようにも無線も使えなくしてきたはず。
たった1つの落下傘をめぐって醜い争いでもするかと思ったが、3人とも生存しているというのだから、どうやってガドールへ戻ったかが不可解だった。
1人がガドールへ戻り、機体に乗って帰ってきたのだろうか。
それでも、ガドールまで行く必要はある。
船内には、誘導弾と無人化した桜花しかなかった。
それで、どうやって脱出したのだろうか。
もっとも、トドロキが燃えた以上、いくら考えたところで、答えは出ない。
わかっているのは、彼らが生きているという事実だけだ。
内通者には文句を言われはしたが、所詮我々が動くときまでの金づるだ。
考え事をしていると、また電話がなった。
「もしもし」
『ヒデアキ』
「はい、ヒデアキでございます」
声の主がわかり、彼は口調を正す。
『今回の件、どうだ?』
「まあ、彼女の引き入れには失敗しました。捕まえはしたものの、逃げられてしまいました」
『逃げた?』
「ええ。大人しそうな見た目して、あれは猛獣です。あの程度で死ぬような輩ではなかった。生存は確認しております」
『……そうか』
電話の向こうの主は、しばらく黙りこむ。
『それで、戦果は?』
「トドロキを使って都市を1か所爆撃。ガドールに攻撃する前に撃墜されました」
『そうか。ポロッカとユーリアとの間に、少しは溝ができただろうか』
「おそらくは」
『わかった。あとは帰ってから聞く』
そういうと、電話が切れた。
「まったく、大人しそうな見た目して、とんだ化けの皮をかぶったものです。まあ、味方になってくれるというなら迎え入れますが、あのお方が動けば彼女もおしまい。それまで、精々この世を謳歌してくださいね。……ムフッ」
イジツの覇権をめぐる戦いが水面下で繰り広げられる中、かつての同盟関係に溝をつくる、という彼らの目的は一応の達成を見た。
あの悪魔が生きている以上、これからも邪魔が入るのは確実だが、彼女を排除するための戦力も整いつつある。
最後に勝利を掴むのは自分たちだと、彼らは信じて疑わない。
たった1人の凄腕で、戦局を左右することなどできない。
だが、次はどんな戦力をぶつけようか。
この新兵器は攻略できるか。やれるものならやってみろ。そんな考えがわいてくる。
彼は主人に提案する内容を考えながら、イケスカへの航路を進んでいった。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
第8章はここまでとなります。
今回は話の流れから空戦場面が少なく議会での言い合いが多かったので、
少し退屈気味だったかもしれません。
面白く書けているか不安ですが、面白く読んで頂けたら幸いです。
次の章がいつになるかはわかりませんが、次章が始まり
ましたら、またよろしくお願いいたします。