今回から戦闘シーンになります。
余り得意ではないですが、暖かい目で見て頂ければ幸いです。
それでは、本編どうぞ!
~あらすじ~
扶桑のウィッチである宮藤芳佳はヘルウェティアで医学学校への短期留学をしていた。そんな中彼女の学友であるアルテアに対して自分が第501統合戦闘航空団通称「ストライクウィッチーズ」のメンバーである事を告白した。更に坂本美緒少佐が20歳を超えたことによりストライクウィッチーズを除隊する旨を伝えた。
そんな中アルテアの父カルロ・グリマーニ率いるヴェネツィア海軍が「氷山に襲われている」との連絡を受けたのを最後に通信が途絶えてしまった。危険を察知した宮藤軍医少尉は単身ドージェがいるアントウェルペンを抜けて海上に居るドージェに向かうのであった…
そこには、氷山型ネウロイとアルテアの父が乗っている戦艦「ドージェ」がいた。しかし、ネウロイは芳佳に攻撃を集中させてきた。
「このままじゃあ、いくらネウロイの攻撃を防いでも私の魔法力がなくなっちゃう…」
ウイッチ化には魔法力がある。それが尽きると動け無くなってしまう。それはシールドやユニットを動かす力になる。そんな芳佳を援護するかの様に戦艦「ドージェ」は氷山に砲撃を行っていた。そして、後方のデッキから芳佳はドージェに着艦した。
「あのウイッチは回収したか?」
「ハイ」
「よし、我々は引き続き氷山型ネウロイの攻撃を行う。あのウイッチを艦橋へ連れて来てくれ」
「了解です」
後方のデッキに着艦した芳佳は整備兵にストライカーユニットを任せると、アルテアの父が待つ艦橋へと行くのであった。
「貴女がウイッチですか?」
「はい。第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」所属。宮藤芳佳です」
「ヴェネツィア海軍 リットリオ級戦艦「ドージェ」艦長 カルロ・グリマーニです」
「アルテアちゃんのお父さんですか?」
「アルテアを知っているんですか!?」
「はい、お友達なんです」
「そうなんですか…」
「アルテアちゃん心配していましたよ。突然連絡がつかなくなったって」
「すみません。あの巨大なネウロイによって、通信が出来なくなったので…」
「そうでしたか…」
アルテアとの通信が出来なくなったことはわかったが、予断を許さない状況には変わりない。その時、状況が一変した。何とネウロイがドージェに対して攻撃をして来た。
ドコーーーン!
「至近弾!右舷後方に着弾!」
「キューーーーイン!!」
「くっ!取舵一杯!最大船速でアントウェルペン港には近づけるな!それと、付近のウイッチーズに連絡をしろ!」
「了解です!」
「あの!私が出ます!」
「しかし、宮藤軍医少尉殿はさっきまで戦っていたのでしょう。そんな身体では無理です」
「けど、じっとしていられないんです!皆さんを守りたいんです」
「お気持ちは嬉しいですが、私達はウイッチを、ましてやアルテアの友達を失いたくないんです」
「…」
「おい、宮藤軍医少尉殿を格納庫へお連れしろ」
「はっ!」
「ならせめて、シールドでガードだけでもさせてください!」
「…わかりました。しかし、無理はしないでください」
「了解です」
そう言って、扶桑皇国海軍式の敬礼をして艦橋を出て行った。外に出た芳佳はドージェに着弾しそうなビーム光を自慢の巨大なシールドで防いでいた。
ドージェは対ネウロイ装甲をしているとはいえ、全てを防げているわけではない。芳佳のシールドでも防ぎきれない物がありそれが着弾し小規模ながら爆発した。
「左舷損傷!」
「第一主砲損傷!付近より火災発生!」
「消火急げ!」
こんな状況を見た芳佳はやっぱり自分が注意を引かないといけないと思い、ボロボロのストライカーユニット(ヘルウェティア製ストライカー)を装着しに後方のデッキに向かうのであった。しかし、整備はまだ終わっておらず、とても飛べる状況ではなかった。
「やっぱり私が注意を引かないと…」
「すみません!出ます!」
「このボロボロのストライカーユニットでかい!?」
「はい!」
「馬鹿野郎!今出て行ったら君はやられてしまうぞ!」
「じゃあどうしたらいいんですか!」
「…あと5分くれ。その間にできる限り整備をしておく」
「分かりました!」
そして、5分後。整備班の必死の整備により、いくぶんマシになったストライカーユニットを履いて芳佳は出撃するのであった。
「中央エレベータ作動!」
「なに!誰だ出撃するのは!」
「宮藤軍医少尉です!」
「何だと!」
そこには、ボロボロのストライカーユニットと九九式二号二型改13mm機銃を手にした芳佳がいた。
「発進!」
上手く発進は出来たが、やはり付け焼き刃程度の整備では、直ぐにバランスを崩してしまう。
「うわっとっと!」
あわや海面と激突する時に何とか立て直しすぐさま攻撃を開始した。
「行かせない!」
しかし、九九式二号二型改13mm機銃では心もとない。そんな時、港湾基地からの砲撃音が鳴り響いた。
ドコーーーン!ドコーーーン!
だが、ネウロイに変化が現れた。触手と思っていた箇所が離れ、一つ一つの飛翔体となって港湾基地を襲撃し機能を停止させた。周囲の要塞や戦艦からの攻撃をものともせずに向かってくる強力なネウロイを、芳佳は倒すことができるだろうか?
「こんな時あの人達がいてくれたら…」
芳佳が絶望になりそうになった時、突如として10基分のストライカーユニットの回転する音が響いた。
「あ、あの人達は!」
そこには、9人のウイッチと1人のウィザードの姿があった。彼女達こそ第501統合戦闘航空団通称「ストライクウィッチーズ」と孤高のウィザード「ヨハネス・鷹野」その人だった。
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芳佳の救出に向かう40分前。
ヨハネスはガリア共和国で優雅にティータイムを済ませた後、ネーデルランドへ向かう蒸気機関車に乗ってた。その途中誰からか通信が入って来た。
「うん?秘匿回線?はい、こちらヨハネス・鷹野。貴官の名は?」
『相変わらず硬い言い方ね。ヨハネス・鷹野。それとも「孤高のウィザード」さんとでも言った方がいいかしら?』
「…その声はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐でお間違えないでしょうか?」
『いかにも、私は501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」所属ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケです』
「それで、中佐殿がわざわざ私に連絡して来た理由は?」
『単刀直入に言います。現在、ベルギカ王国のアントウェルペン海上にて巨大な氷山型ネウロイが出現。501統合戦闘航空団のメンバーである宮藤軍医少尉が交戦していています。我々501統合戦闘航空団は、急遽部隊を再編し宮藤軍医少尉の援護及び氷山型ネウロイの撃破殲滅を行います。』
「それで、その作戦に私も加われとでも仰るのですか?」
『話しが早くて助かります』
「はぁ…やれやれ、もう少しゆっくりとしていたかったのに仕方ないねミーナ。了解したよ」
『ありがとう。ヨハネ』
「気にするな。大切な幼馴染の頼みだ」
『た、大切って///』
「それで、現在のネウロイの場所は?」
『ええ…』
そう言ってミーナは氷山型ネウロイの場所を連絡し他のウィッチにも同様の連絡をしていた。ヨハネスは機関車の貨物車両に行くとストライカーユニット『フォッケウルフFw190飛行脚』両脚に装着する。
ヨハネスの使い魔である「ジャーマンショートヘアード」の垂れ耳と短いブラウン色の尻尾が出てきた。
「コンタクト!!(エンジン始動)」
そう言うとバババババとフォッケウルフFw190特有のプロペラ音が鳴り響いた。そして、13mm MG131機関銃を2挺、懐にナイフ2本と護身用の愛銃「モーゼルC96」を装備して、ミーナが連絡して来た場所へと飛び立った。
「いい動です。それじゃあ行きますよ!」
その頃ミーナから連絡を受けた元501統合戦闘航空団メンバーはポイントα52地点で集合していた。
「ねぇトゥルーデ。ヨハネの奴来ると思う?」
「知らん。ただミーナが連絡をしている所を見ていたから、恐らくは来るだろう」
そんなぶっきらぼうな態度に対してハルトマンはニヤニヤしながらバルクホルンを見るのであった。
「ふ~ん」
「?何が可笑しい?」
「いゃトゥルーデってよくヨハネの事心配しているんだと思ってね」
「な!///」
少しだけ図星な事を言われてバルクホルンは黙ってしまった。更にハルトマンは続ける
「そう言えば昔ヨハネが扶桑に行った時、ずっと泣いていたのはどこの誰だったけなぁ~」
「ハルトマン!///」
「アハハ!トゥルーデ顔真っ赤!」
「この~!」
2人が遊んでいる時に他のメンバーもそろいつつあった。
「悪い!遅れた!」
「ルッキーニ少尉参上!」
「ごきげんよう!ピエレッテ=アンリエット・クロステルマン参上いたしましたわ」
「リネット・ビショップ着きました」
「サーニャ大丈夫カ?」
「…ありがとうエイラ。大丈夫よ」
「これで全員かしら?」
9人のウイッチがそろったがミーナは動こうとしなかった。なぜならあと1人のウィザードを待っていたらだ。
「おい、ミーナ。これで全員なんだろ。早く宮藤を助けに行こう!」
「落ち着いてトゥルーデ。もう1人来るはずなんだけど」ピーピー
ヨハネスを待っている時にミーナへ連絡があった。ヨハネスは少し時間がかかるといい、先に行くように指示していた。
「はい、こちらミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐…え?先に行ってくれ?わかりました」
ヨハネスから連絡を受けたミーナは皆を芳佳の元へと向かうように指示した。その事にいち早く気付いたのはバルクホルンだった。
しかし、ミーナは悟られないようにはぐらかす素振りをした。
「ミーナ。今の連絡は誰からだった?」
「何でもないわ。それでは氷山型ネウロイの撃破殲滅及び宮藤軍医少尉の援護に向かいます」
『了解』
ミーナを先頭に皆は芳佳の元に向かうのであった。そして、氷山型ネウロイを肉眼で確認できた距離に来た時、もう1人のプロペラ音が聞こえて来た。
「何だこの音は?」
「新手ですか?」
「はぁ…全く遅すぎよ」
そこには、愛機『フォッケウルフFw190飛行脚』を履き13mm MG131機関銃を2挺抱えてカールスラント軍服に身を包んだヨハネスが現れた。全身黒色のコートに覆われて頭には灰色の将校用制帽をかぶり胸には騎士鉄十字章が輝いていた。
「遅参。すみませんでした」
最初に驚いたのはペリーヌであった。リーネに関しては「っひ!」と小さく悲鳴を上げていた。
「だ、誰ですのこのウィザードは!」
「私はカールスラント空軍 第1戦闘航空団「ヨハネス・鷹野」と申します。以後お見知りおきお」
「久しぶりだなヨハネス」
「お久~ヨハネ~!」
「お元気そうで何よりです。バルクホルン少佐。ハルトマン中尉」
「ナンダ知り合いナノカ?」
「ええ、昔馴染みと言いますか、何と言いますか…貴女達は?」
そう言って、軽い自己紹介が始まった。
「エイラ・イルマタル・ユーティライネン。階級は中尉ダ」
「…アレクサンドラ・ウラジミーロヴナ・リトヴャク中尉です」
「シャーロット・エルウィン・イェーガー!大尉だ!」
「フランチェスカ・ルッキーニ!少尉だよ!」
「ピエレッテ=アンリエット・クロステルマン。中尉ですわよ。ヨハネス・鷹野大尉」
「…リネット・ビショップ曹長…です」
「なるほど、あなた方が聞きしに勝る第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」メンバーでしたか。会えて光栄です」
「お喋りはそこまでにしてちょうだい。ヨハネス・鷹野大尉」
「了解です。ミーナ中佐」
そう言って、ミーナとの会話を終了するとサーニャが1000m先で交戦している芳佳を発見した。
「…十二時の方向。目標まであと1000m」
「了解。それでは作戦開始します」
「目標を肉眼で捕捉。それではいきますか。『Es ist Zeit zu jagen!(狩りの時間だ!)』
ヨハネスは一気に魔法力を増強させ、プロペラを更に回転させる。両手に持った13mm MG131機関銃のトリガーにかかる指に力が入る。そして、ネウロイに対して攻撃を行うのだった。
そこからは芳佳も加わった11人で交戦をするのであった。芳佳には親友であるリーネが駆け寄り励ますのであった。
「芳佳ちゃん!!大丈夫?」
「リーネちゃん!!うん!大丈夫だよ」
「よかった」
「お喋りはそこまでですわよ。先ずはあのネウロイを撃破しませんと」
『はい!』
そう言うとリーネ、ペリーヌ、芳佳の3人で1組のチームとなり、側面より攻撃を行うのであった。
対するネウロイは触手を一つ一つの飛翔体に変えて、飛ばされた。それを確実に処理しているのがミーナとヨハネスだった。
ミーナの〔三次元空間把握能力〕とヨハネスの正確無比の射撃により次々に撃破されていく。
「やるわね。ヨハネス!」
「伊達に腕は鈍っていませんよ」
そんなカールスラントの2人に負けじと同じバルクホルンとハルトマンも続くのであった。負けず嫌いのバルクホルンだったがそれをハルトマンが飄々とした気分で躱すのであった。
「やるな2人共…私達も遅れを取るわけにはいかないぞハルトマン!」
「え~トゥルーデ熱すぎだよ…」
「なにおう!大体だな…」
そんなやり取りをしていると、2人の所にネウロイの触手が一つ飛んできた。それに全く気がつかない2人。あわや撃破されそうになった時ヨハネスが防いでくれた。
ドコーーーン!
『あ!』
「2人ともよそ見禁止ですよ!」
「す、すまん…」
「ごめんなさい…」
「はぁ~私で良かったものの、ミーナだったら鉄拳制裁ですよ」
『ひっ!』
思わず2人は頭を押さえるのであった。だが、それで許すヨハネスではなかった。
「まぁ私も許しませんからね。帰ったらオ・シ・オ・キですからね…」
『は、はい…』
そんなやり取りをしているとルッキーニとシャーリーのコンビがネウロイの正面に立ちコアを探していた。しかし、巨大な氷の壁に阻まれてなかなか難しい。
「うにゃ~~~!固いよシャーリー!」
「確かに私達じゃあ無理だ…エイラ、サーニャどうだ?」
『…こちらサーニャ。ダメ右側面にはない模様』
『コチラエイラ。ダメだナ左にもないナ…』
「ちくしょう…ミーナどうなっている?」
「落ち着いてシャーリーさん。今考えているわ」
「でも、そんな事をしているとアントウェルペン港に着いちまうぞ!」
「分かっています。コアは何処に…」
ミーナが探している中、芳佳とリーネはある部分に注目していた。そこの部分だけ赤く発光していた。
「うん?」
「どうしたの芳佳ちゃん?」
「あそこだけ赤く光っていない?」
「え?…あ、ホントだ!」
「ねぇ、リーネちゃんあそこ攻撃できない?」
「うん。やって見るね!」
そう言うとリーネはボーイズMk.I対装甲ライフルを構えてその部分を狙撃した。
そして、見事氷を貫通させコアを露出させることに成功した。
「あ!コア発見!」
「芳佳ちゃん!」
「うん!うぉぉぉぉ!」ダダダダダダ!
九九式二号二型改13mm機銃をフルオートで発射させ、見事コアを打ち抜いた。
そして、ネウロイは四散し白い結晶となった。
「やったー!」
「お見事よ。宮藤さん!」
「はい、ありがとうございます。ミーナ中佐!」
しかし、喜びもつかの間。ネウロイは倒したがそれを覆っていた氷山は港に向かっていた。
それを止める様に全員が氷山に向かって攻撃をしていた。
ドドドドドド、バシュー!
サーニャのフリーガーハマーが当たるが効果なし。ついにアントウェルペン港の目の前まで来てた。これ以上の攻撃は無意味だと判断したミーナは退避するように呼び掛けた。
「くっそー!」
「総員退避!」
ウイッチ達の攻撃虚しく氷山はアントウェルペン港に激突。「戦いに勝って勝負に負けた」と言う結果になってしまった。
そんな中芳佳のユニットは限界を突破しついにユニットから火花が出て脱げてしまった。当然空中に居た芳佳はそのまま海へと落下してしまった。
「うん?」バ…バババ…ババ…
ボン!
「う、うわぁぁぁぁ~」
「芳佳ちゃん!」
「落ちる~~」
そこをヨハネスがお姫様抱っこの様に受け止めて間一髪のところで助かるのであった。
「よっと!大丈夫ですか?」
「あ、はい…」
「このままアントウェルペン港まで運びます。少しの間ですが、辛抱してくださいね」
「は、はい///」(男の人だよね…)
そして、アントウェルペン港に着くと氷山の被害によって港の機能は完全に麻痺していた。そんな中501メンバーはある場所に集まっていた。
そこには、第二種軍装の坂本美緒少佐もそろっていた。そして、ミーナが今回の招集と今後の作戦について説明するのであった。
「皆揃ったようですね。まずは、501統合戦闘航空団ですがカールスラントの首都ベルリン解放を目的として再結成が連合総司令部より連絡がありました。今後はネーデルランドの基地に戻りオペレーション「ロード トゥ ベルリン」を発動します!」
ベルリン解放を目的とした501の再結成。そして、新たに加わるメンバーの紹介となった。
「また、坂本美緒少佐の除隊に伴い、2名の501に加わります。先ずは、この人です」
そう言ってミーナは第一種軍装に身を包んでいる、少女を紹介した。キリっとした目に黒髪のポニーテール。如何にも扶桑皇国海軍っぽい出で立ちの彼女は、緊張しながらも自己紹介をするのであった。
「は、はい!扶桑皇国海軍兵学校所属、服部静夏(はっとり しずか)と申します!階級は少尉!誠心誠意努めて参ります!」
「服部はこう見えて私が指導した中では、ピカ一だからな。大いに期待しているぞ」
「は、はい!」
そう言って扶桑皇国海軍式の敬礼で返礼するのであった。そして、もう1人の紹介をするはずだった…
「そして、もう1人は…あら?」
「ああ、奴なら荷物を取りに一旦帰ると言って、出て行ったぞ」
「そう…彼にはネーデルランドの基地で自己紹介をしてもらいます」
そう言って、皆ネーデルランドの基地へと向かうのであった。しかし、芳佳だけは明後日の方向を見ててぽーっとしていた。
「芳佳ちゃん大丈夫?」
「リーネちゃん…うん大丈夫だよ」
「そう、ならいいけど」
「うん!」
こうして、アントウェルペン港の攻防戦は終わったのだった。
(かっこよかったなぁ///)
□□□□□□
ヨハネスは隠れ家としていた家にいた。ここにある全てをネーデルランドの基地に持って行くために荷造りをしている所であった。
「はぁ~ゆっくり出来ると思っとたらネーデルランドに行く羽目になるとは…」
トランク5つ分になる荷物をどう持っていくか思案している中ある疑問が頭の中をよぎった。
(それに、いつまで飛べるかわからないからな…)
そう、彼は19歳になったばかりだが20歳になるとウイッチやウィザードは徐々に魔法力が低下していく。最悪の場合ストライカーユニットを履くのも無理になってくる。
「まぁ、飛べなくなった時はただの人間になるだけですね…」
いつか言われた師匠の言葉を胸にヨハネスは荷造りをするのであった。
分かりやすくあらすじを付けてみました。
当面はこれでやっていきたいと思います!
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