喪失少年はこのセカイのキャラとの絆を結ぶ   作:エム3

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20話目。とりあえず、ハロウィンショーなんだが、オリジナルストーリー。次の話も、オリストの予定。ニーゴとワンダショ。

この二グループを交えた後日談の予定。


破壊者vs創造者

類と仲直りして、ハロウィンショーへ向けての練習をし続け、数週間後、ハロウィンショー本番の日。今、ショーの開始する時間まで、俺と類は機材チェックをしている。司達には、軽く喉を慣らしてもらってる。

 

霊斗「・・・っと、これでよし。こっちの機材は特に問題はないな。類、そっちは?」

 

類「こっちも問題ないよ。ネネロボの充電も終わってるし、演出用の機材にも問題なく動いてるからね。」

 

霊斗「そうか。・・・にしても。」

 

俺は幕を少し開くと、そこには最初にショーをした時以上のお客さんが入っていた。

 

霊斗「・・・ネネロボ達の効果があるとはいえ、来すぎじゃね?こんなに来ると思ってなかったんだが?」

 

類「そんな事ないんじゃないかな?前のショーでもお客さんはすごく喜んでいてくれてたし、これだけ来ていても、不思議じゃないよ。」

 

霊斗「そんなもんか・・・?って、あれは・・・」

 

お客さんの方を見ていると、見知った人物達がいた。奏達だ。人が多い場所が苦手なのか、表情は少し悪い。そんな奏を連れている絵名と瑞希。そしてまふゆの姿。ちゃんと来てくれたんだな。

 

霊斗「こりゃ、失敗できないな。コンテストの一番最初のショーだし。」

 

類「そうだね。スタートは大事だし、後々のショーでお客さんの増減にも関わってくるからね。」

 

霊斗「けど、俺達ならできるだろ?最高のショーってやつ・・・だよな?類?」

 

類「ふふっ、当然だよ。霊斗くん」

 

あの出来事があってから、類との仲はより深くなったような気がする。・・・司とおんなじ位の仲には俺はなったと思ってる。っと、そろそろだな。

 

霊斗「おーい!司!えむ!寧々!こっちの準備終わったぞ!そっちはどうなんだ?」

 

司「こっちも終わったぞ!俺はいつも通り、最高の状態だ!」

 

えむ「うん!今日もいいショーができる気がするよっ!」

 

寧々「私も大丈夫。」

 

霊斗「うし、なら公演の準備OKだな。そろそろ時間だし・・・いつものあれ、やっとくか。えむ。頼むな」

 

えむ「うん!みんな、今日もお客さんを笑顔にして楽しいショーにしようね!

 

 

ワンダホーイ!」

 

司 寧々 類 霊斗

 

「「「「わんだほーい!!」」」」

 

 

俺達専用の、掛け声をしたあと、ハロウィンショーの幕が上がる。

 

奏Side

 

私達は霊斗からもらったチケットで、フェニックスワンダーランドに来てる。霊斗からショーをする場所の事は教えてもらってたから、色んな場所を回ってから、来ている。

 

瑞希「ここじゃない?霊斗先輩が言ってたステージって?」

 

絵名「初めて来たけど、たしかに楽しいけど、無駄に広いから歩くの疲れるのよね。それに、霊斗がショーをするステージって更に離れた場所にあるから余計に疲れる」

 

まふゆ「そうかな・・・?私は大丈夫だけど・・・?」

 

瑞希「あ、あはは・・・まふゆは大丈夫かもしれないけど、奏が大変そう・・・大丈夫?奏?」

 

奏「だ、大丈夫じゃない・・・人が多いところは苦手・・・・・・」

 

こんなに人がいるなんて・・・人気な場所なのは知ってはいたけど、ここまでとは思ってなかった・・・すると、ブーっ!と言う音が鳴り、ステージの幕が上がると、お客さんは拍手や歓声を上げる。

 

瑞希「あ!始まるよ!」

 

私達は、幸運にも、見やすい場所の席を確保できたので、座りながら、ショーを見始める。演目はどうやら、ハロウィンを題材にしたショーみたい。遊園地の園長が、墓地から蘇ったゾンビから逃げている。

 

まふゆ「・・・ショーってこう言う物なの・・・?」

 

絵名「さあ?私もみた事ないからわからないわよ。けど、破茶滅茶な感じがするわね。」

 

奏「けど、周りの人たちは、笑ってるよ・・・?臨場感があるからなのかもしれないけど・・・」

 

そう。このショーは臨場感がすごい。ショーの物語を体験してる・・・って言うのかな?そんな感じがする。すると。

 

『おーい!園長!』

 

聞き慣れた声が聞こえてきたのは。ステージに目を向けても、いるのは園長役の人だけ。すると。

 

『ワァァァァァ!』

 

という歓声が上がり、歓声の上がった方へ視線を向けると。そこには・・・園長に襲い掛かろうとしていたゾンビを退けながら、向かってくる、霊斗の姿があった。

 

瑞希「あ!霊斗先輩だ!」

 

絵名「あいつ、本当にショーの手伝いしてたのね・・・」

 

まふゆ「意外・・・」

 

奏「・・・」

 

霊斗が出てきてから、周りの人の歓声がより大きくなった。多分、霊斗はお客さん達に人気なんだと思う。そうじゃなかったら、こんなに大きな歓声が上がるはずがない。

 

絵名「なんていうか・・・セカイであった時とはまるで別人みたいよね。どっかの誰かさんみたいに」

 

まふゆ「・・・?誰の事・・・?」

 

絵名「あんたの事に決まってるでしょ!!何よその、そんな人もいるんだぁ。みたいな顔!」

 

奏「絵名、静かにしてた方がいいよ。」

 

絵名「あっ・・・ごめん・・・」

 

絵名を指摘した後、私はもう一度、霊斗に目を向ける。

 

『園長!ここはもう危険です!逃げましょう!お客さま達も全員の避難が終わりましたので!』

 

『そうか、よし!私達も逃げよう!』

 

金髪の髪の人と霊斗がゾンビから逃げている。四方八方からゾンビが溢れていて、とてもストーリーに、入り込める感じがする。けど、その時だった。

 

バンッバンッ!!と音が鳴り、周りから悲鳴が上がる。

 

奏「な、何・・・!?」

 

私達は音が鳴った方を見ると、男の人が拳銃を持って、発砲している。

 

絵名「あ、あいつ何!?拳銃、持ってるけど!?」

 

瑞希「言ってる場合じゃないよ!これ絶対、ショーの内容じゃない!!」

 

『おい!ここにいる奴ら!動くなよ!!動いたら、撃つ!!』

 

男が脅迫をすると、お客さん達は一斉に黙り動きが止まる。ここから恐怖は始まった。

 

 

 

霊斗side

 

何だよあいつ?拳銃・・・さっき撃ってたから本物だよな・・・下手に刺激して撃たれたらやばいし・・・

 

霊斗「司、下手に動くなよ・・・?なんかあったら、お客さんに銃が撃たれるからな。」

 

司「あ、ああ・・・くそ。何でこんな事に・・・!」

 

ほんとだよな。最初のショーの時みたいになってるし・・つーか、あいつの目的何・・・?すると、奴は近くにいる奴らを人質にするらしい・・・1人か・・・?それとも・・・いや、複数人だな選んでる感じ・・・・・・って。

 

霊斗(よりにもよって奏達かよ・・・!!)

 

何でよりにもよって奏達選んでんだよ・・・!いや、ちょっと待て・・・あいつ、笑顔になってるよな・・・最初、驚いてたけど今は笑顔・・・嬉しい誤算ってか・・・?つーことは・・・

 

霊斗(なるほどな・・・あいつ、転生者か・・・しかも、他の奴らと同じ・・・いや、それ以上のイカれ具合か・・・)

 

すると、奏達を連れて、ワンダーステージに上がってくる男。

 

『おい!お前!』

 

霊斗「・・・ん?俺?」

 

『そうだ!お前だ!お前は何で司達と一緒にいるんだよ!!』

 

霊斗「はぁ・・・?何でって・・・俺、ワンダーランズ✖️ショウタイムの一員だし。」

 

『はぁ!?嘘言ってんじゃねぇよ!!テメェが勝手に入ったんだろ!!』

 

霊斗「いや、嘘言ってないけど・・・つか、人質離せよ。それとも、人質いないと話すことすらできない奴か?弱い奴だな・・・」

 

その瞬間、バンッ!と音が鳴り、俺の頬に痛みが走る。ツーっと何かが流れる感覚がする。どうやら、頬を掠めて、血が流れているみたいだ。その瞬間、悲鳴が軽く上がる。奏達は、少しだが目を見開き驚いている表情だ。

 

『黙れよ!お前!俺の指、一つで誰か死ぬこと忘れんなよ!!』

 

司「霊斗!!」

 

霊斗「・・・あっそ。んで?お前の要求は?」

 

『・・・簡単だ。ここにいる草薙寧々と鳳えむを俺によこせ』

 

寧々「・・・っ!?」 えむ「ええっ!?」

 

霊斗「寧々とえむを・・・?」

 

『お前が気安く呼んでんじゃねぇよ!この世界の女性キャラ達は全部俺のもんだ!俺はこの世界でハーレムを築くんだよ!!』

 

・・・欲望だらけの転生者だな。他の奴らの方がまだマシに見えやがる。

全員って事は、寧々達だけじゃなく、奏達も連れてくわけだな。めんどくさい奴。

 

『なのに・・・!!テメェみたいなしらねぇ奴がワンダショの仲に紛れてて、しかも、寧々達と仲良くしてやがる・・・!!俺の計画にテメェは邪魔なんだよ・・・!!だから、テメェだけは殺してやる・・・!!」

 

類「・・・その為だけに、君はこのショーを楽しみにしていたお客さん達を悲しませているのかい?」

 

霊斗「・・・類?」

 

類の奴、どうしたんだ・・・?

 

『・・・それがどうした?神代類?』

 

類「僕たちが必死に準備をしてお客さんを笑顔にするためのショーを台無しにされ、あまつさえ、親友の霊斗くんを殺す?ふざけないでほしいな?」

 

『そんなのどうでもいい!俺がハーレムを築ければそれでいいんだよ!他の奴らの笑顔なんか知ったことか!!』

 

類の奴、マジで怒ってやがる・・・類だけじゃなく、司もな。表情に出てやがるし。まあ、これ以上、奴のヘイトが類達に任せるわけにもいかないし・・・本題に入るか。

 

霊斗「つまり、お前はお前の目的の為にここにいると。んで、その目的に俺は邪魔だと。そういうことでいいんだよな?」

 

『・・・ああ!そういうことだ!もうこいつらも必要ねぇ!』ドンッ!

 

男は奏達を突き飛ばし、俺を見据える。俺は寧々達にアイコンタクトを送る。それに気づいた寧々達は、奏達に駆け寄る。

 

『テメェだけは俺が殺す・・・!!俺が殺すんだよ!!』カチャ!

 

すると、男は俺の知らないベルトを腰につける。どうやら奴も俺と同じような特典をもらっているらしい。

 

『さぁ・・・テメェを殺す実験の開始だぁ!!!!』

 

男は両手に、赤と青のボトルを持ち、軽く振って、何かを回し、ベルトに装着させる。

 

『rabbit!!』『tank!』

 

独特な音声が鳴り、奴はベルトについているハンドルを回し始める。すると、奴の周りに現れる謎の機械。なんだあれ?実験器具かなんかだよな?

すると、奴はポーズを取り。

 

『変身っ!!』

 

『are you ready!? 鋼のムーンサルト!!ラビットタンク!!YEAH!!』

 

奴は、俺のように変身した。初めて会ったやつとは違い、赤と青のカラーリングをした・・・確か、仮面ライダー・・・になった。

 

『ははは!!この力で・・・ビルドの力で!!俺は夢を叶えるんだよ!!』

 

・・・自分の夢を叶える・・・ねぇ。

 

霊斗「・・・お前は夢を叶えられねぇよ。」

 

『・・・はぁ?』

 

霊斗「夢っていうものは、力が有れば叶うんじゃない。夢を諦めず、必死に努力して、自分の力で何かをしてそれを達成した時、夢っていうのは叶うんだ。司やえむがそうだ。」

 

司「・・・霊斗?」

 

霊斗「司は全員を笑顔にするスターになるって夢を叶えようとしてる。突拍子もない夢だと言われても、こいつは諦めずに努力してる。こういう奴が夢を叶えるんだ。えむも、このステージを笑顔いっぱいにするって夢を持ってる。寧々や類も。お前が人質に取った奏達にも、ここにいるお前以外の全員が夢を叶える為に努力してる。その努力が大事なんだ。お前はその努力をしてないだけだろ。テメェが夢を叶えるなんて言葉を言う資格はねぇ。」

 

えむ「霊斗くん・・・!」

 

こんなふうに言えばいいか・・・?まあ、反論がないんだし、別にいいんだろ。すると、男は怒りの表情をしていて、俺に向かって怒声を上げる。

 

『ウルセェ!!知った風な口、しやがって!!何なんだよ!!テメェは何なんだよ!!』

 

霊斗「俺か?俺は・・・・・・」

 

なんて言えばいい・・・?普通に名前言うのもいいが・・・・・・

 

 

そういや、あいつ言ってたな・・・俺が変身した時の姿、仮面ライダーディケイドだって・・・しかも、これは特典でもらった力だから、このセカイには存在しない者・・・なら。こういうのがいいよな。

 

 

 

霊斗「鬼灯霊斗・・・そして。」

 

俺は、腰にベルトを装着、開き、カードを一枚を手にとる。そして。

 

 

 

 

 

霊斗「通りすがりの・・・仮面ライダーだ・・・!変身!!」

 

『KAMEN RIDE DECADE!!』

 

俺はもう一度、変身する。奴と対峙する為に。仮面ライダーへと。

 

『ディケイドだ!仮面ライダーディケイド!!』

 

俺の姿を見た子供達は、なぜかキャッ!キャッ!と騒いでいるが、正直、心配だ。こんなに騒いでると、そっちにヘイトが向くかわからん。

 

寧々「え・・・!?か、仮面ライダー、ディケイド・・・!?」

 

えむ「わぁ〜♪ディケイドだぁ!」

 

類「霊斗くんがディケイドに・・・これには、僕も流石にびっくりしたよ」

 

寧々と類は驚きの表情、えむは目をキラキラさせながら、俺を見てる。司は言葉が出ないのか口を開けて固まってる。

 

奏「やっぱり・・・この間の事、見間違いとか夢じゃない・・・霊斗がディケイド・・・」

 

絵名「そ、それもおかしいでしょ?仮面ライダーなんて、空想上の存在じゃないの!?」

 

まふゆ「けど・・・現に霊斗が変身してるわけだし・・・」

 

瑞希「そうだよ?絵名?霊斗先輩が変身して、この男の人を止めようとしてくれてる・・・それだけわかれば充分じゃない?」

 

・・・意外と、冷静なのな。奏達。人質にされてたのに。すると、奴がなぜがプルプルと震えている。・・・なんぞ?

 

『そうかよ・・・!!テメェ、俺と同じか・・・!!おもしれぇ!!やっぱり、テメェは俺が殺す!!オラァ!』ブンッ!

 

すると、突然、奴は俺に目掛けて拳を振るう。俺は最小限の動きで回避して、軽く反撃。なるべく、周りの奴らに攻撃が飛んで行かないようにしながら、奴と戦っている。

 

霊斗(奏を襲ってたやつよりかはやるな・・・けど、勝てないわけでもねぇ)

シッ・・・!!ラァ!!」ドゴッ!!

 

『・・・ごっ・・・かっ・・・!おえっ・・・!!』

 

隙を見て奴に渾身の力を込めた拳を奴の腹部に叩き込む。腹を押さえながら怯む男。・・・意外といいの入ったのか。ラッキー。

 

霊斗「まだ・・・やるか?威張ってた割には、弱えし、これ以上変な事すんな。お前、マジで取り返しがつかなくなるぞ?」

 

俺は奴を諭す様に話しかける。正直、クズが変わるとは思ってないが、一応、言っとく。

 

『ふ、ふざけんなよ!テメェを殺せば万事解決なんだよ!!そんなんでやめるわけねぇだろうが!!』

 

霊斗「・・・わかった。なら。次で決める。」

 

俺は・・・確か、ライドブッカー・・・だったか?そこから・・・多分、ここに入ってるカードに写ってる奴らも仮面ライダーだよな?一枚のカードを取り出す。

 

霊斗「折角のハロウィンなんだ・・・ハロウィンらしいライダーで行こうか。

 

 

変身」

 

『KAMEN RIDE GHOST!!

 

 

 

Let's go! 覚悟ー!!ゴ、ゴ、ゴ、ゴースト!!』

 

俺は新たな姿へと変身する。多分、声的に・・・仮面ライダーゴースト・・・って名前なんだよな?

 

『ゴースト・・・!てことはやっぱり、テメェのそのベルト、ネオディケイドライバーか!!』

 

霊斗「そんなもん知るかよ。このベルトの名前なんてどうでもいい。お前を倒して、ここにいる全員が楽しめるショーを再開する。それだけでいいんだよ。だから・・・とっとと、くたばれ」

 

ライドブッカーから、黄色のカードを取り出し、ベルトに差し込む。

 

『FINAL ATTACK RIDE Gho Gho Gho Ghost!!』

 

音が鳴り、俺の右足にエネルギーが溜まっていく。空中へと浮かび、奴に向けて、技を放つ。

 

霊斗「せやぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

エネルギーが溜まった右足を前に突き出し、飛び蹴りを繰り出す。

 

『っ・・・!!そんなもんに負けるわけねぇだろ!!』グルグル!!

 

『Ready GO!!! ボルテックフィニッシュ!!!』

 

奴も右脚にエネルギーが溜まり、奴も飛び蹴りを繰り出してくる。俺のわざと奴の技、二つの技がぶつかり合う。

 

霊斗「・・・っ!負けるか・・・!せやぁぁぁ!!」

 

『・・・テメェに負けるわけねぇだろうが!!』

 

・・・ちっ・・・!しぶとい・・・!すると、その時だった。

 

『がんばれ!!ディケイドー!!』

 

霊斗「・・・?」

 

なんだ・・・?視線を声が聞こえた方へ向けると、そこには、えむがいた。

 

霊斗(何やってるんだ・・・?えむのやつ・・・?)

 

えむ「みんなぁー!私達と一緒に、霊斗くんを・・・ううん!!ディケイドを応援しようよー!!」

 

司「えむ・・・ああ!そうだな!!お客様!俺たちと一緒に、みんなを守ってくれているディケイドを応援してくれ!」

 

寧々「みんなの力が必要なの・・・!だから、お願い・・・!」

 

類「ここにいるみんなの応援が、ディケイドの応援になるんだ。また、ショーをみんなで楽しむ為に、僕達と一緒に応援しよう!」

 

霊斗(あいつら・・・)

 

『頑張れーー!!ディケイドーー!!!!』

 

奏「・・・すごい。みんなが霊斗を・・・ディケイドを応援してる」

 

まふゆ「・・・これって、私達も応援した方がいい・・・?」

 

瑞希「この流れなら、僕達も応援しようよ♪みんなだって、勝ってほしいでしょ?」

 

絵名「当たり前でしょ?あいつが勝ったら、私達、好き勝手にされるんでしょ?絶対に霊斗に勝ってほしいわよ!頑張りなさい!」

 

瑞希「頑張れー♪霊斗先輩♪」

 

まふゆ「・・・頑張れ」

 

奏「頑張って、霊斗・・・!」

 

今ここにいる全員が、俺を応援してくれている・・・何もない俺を。全てが壊れてる俺を。そんな俺を応援してくれる・・・なら。

 

霊斗(負けられるかよ・・・こんな奴に・・・!)

 

霊斗「おおおおお!!!」

 

俺の技が奴の技を徐々に押していく。

 

『な・・・!?』

 

霊斗「こいつらの夢の・・・邪魔すんなぁ!!」ドッガーン!!

 

奴の技を押しのけて、奴に蹴りを叩き込む。奴は吹っ飛び、地面を転がり、数秒後、止まる。俺は地面へ着地し奴の方を見ると、どうやら気絶しているらしい。ピクリとも動かない。

 

 

 

 

霊斗「・・・終わったな。」

 

俺は変身を解こうとしたが・・・今ここで解くのは流石にまずいよな・・・?多分。けど、このままショーを続けるわけにはハロウィン関係ないし・・・、なら。司達には悪いとは思うが、こうするか。

 

霊斗「みんな、応援ありがとう。みんなの声が俺に届いた。だから、勝てたんだ。」

 

この襲撃を、ショーの内容にしちまうか・・・結構、無理矢理感あるけどな。

 

その時、お客さん達がわぁー!歓声を上げる。

 

『ありがとう!ディケイド!』

 

『かっこいいよ!!ディケイド!!』

 

子供達も、大人達も、笑顔で拍手してくれている。あんな危険な出来事の後なのに、みんな笑顔になってる・・

いや、いいのかそれで・・・?司達に、顔を向けると、全員が笑いながら、頷く。おまえらもかい。仕方ねぇな。

 

霊斗「さて・・・俺はもう行く。・・・このステージで行われる別のショーを見たい奴は、明後日の休みにここにくるといい。また、ショーをやってる。それじゃあな」

 

俺はゆっくりと歩き、ステージから退出する。変身を解除した後、司達が感謝の言葉をお客さんに向けて話し、退出し、幕が下ろされる。その後、お客さんの1人が警察に通報して、襲撃した転生者は警察に連れて行かれた。そして、俺はと言うと。

 

 

霊斗「・・・なぁ、こんなの平気だから、お前も行けよ。ナイトコード、今日もやってるんだろ?」

 

まふゆ「駄目。怪我の治療しないと。」

 

何でか知らんが、まふゆが俺の頬にできた傷の治療をしてくれている。

 

いや、なんでや・・・?と思っていると、何やら視線を感じて、そちらを見ると、えむと寧々が少し羨ましそうな表情をしていて、奏達も俺を見てる。・・・嫌だな。

 

 

そんな視線を浴びながら、治療が終わるまで俺はただ、まふゆの治療を受け続けたのだった。

 

 

 

 

 




ご愛読ありがとうございます
コメントと評価も是非是非よろしくお願いします。

オリ主を絡ませる次のグループは?

  • Leo/need
  • モアジャン
  • ビビバス
  • ニーゴ
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