今回も駄文注意。
あ、それと、書いていない時に思ったのですが、前回のアンケートの結果があると思うのですけど、票の多い順番で、ストーリーを書いていこうと思っております。ですが、何かご意見が有れば、気兼ねなく、コメントしてください。
俺は、フェニックスステージを偵察した時の動画を司達に見せた・・・なんか、動画の時間長かったのが気になるが、気にせず、携帯を司に渡した後、あいつらが動画を見てる間、機材チェックをしている時だった。
司「な、何様なんだー!!この女は!!!!」
司の怒りの声が響く。・・・なんかあったのか?
霊斗「なんかあったのか?司?」
司「霊斗!!この女は一体なんなんだ!!何様なんだ!!」
霊斗「この女・・・?あ。」
司が見ている動画には偶然にも櫻子さんの姿が映し出されていた。・・・やべぇ。録画止めるの忘れてた・・・やっちまったな。
霊斗「いや、まあ、彼女はこう言える程の実力があるからなぁ。他の人達もすげぇ演技だったし、1位の実力はすげぇって事だよ」
司「むむむ・・・!た、確かに、中々の実力はある・・・!だが、ここまで言われるのは納得いかーん!!!」
類「けど、彼女の実力は本物だよ。いや、彼女だけじゃない。フェニックスステージのメンバー全員の実力が高い。機材も高性能な物だし、一位の実力は伊達じゃないと思うよ」
類の言う通りだ。櫻子さん達の実力は俺たちより何倍も上だ。現状では俺達が勝てないのは当たり前だろう。
司「た、確かにそうだが、人を見下した態度が気に入らないんだ!!それに、霊斗が野蛮人だと!?俺を馬鹿にするのはいいが、仲間を侮辱されるのは納得いかーん!!!」
霊斗「落ち着けっての。別に気にすんなって。そんなの言わせとけばいいんだよ。俺達は俺達のショーをやればいいんだって。」
寧々「・・・」
霊斗「・・・?寧々、どした?」
寧々「・・・負けない・・・」
霊斗「は?」
寧々「あいつにだけは・・・!負けたくない・・・!」
なんか・・・寧々が燃えてる?なんでだ?燃えるような要素あったか?
寧々(霊斗は・・・野蛮人じゃない・・・!)『寧々が燃えているのは霊斗が馬鹿にされたからである』
霊斗「だから、落ち着け。俺達の目的はお客さんを笑顔にするショーをすること。フェニックスステージに、対抗する為じゃないし。白黒つける為じゃねぇ。頭冷やせよ。寧々も司も。」
司「むぅ・・・・・・!!」
・・・うわぁ。納得いってない顔してんなぁ。司のやつ。
霊斗「それに、ここにいる全員が思ってる事だろ?次のショーで見返してやればいいんだよ。フェニックスステージを超えるショーを。」
類「そうだね。ショーにはショーで対抗しよう」
司「そ、それもそうだな!よーし!早速練習再開だ!最高のショーを目指して頑張るぞ!」
えむ「みんなで頑張ろワンダホーイ!」
それから、俺達はクリスマスショーへ向けて、今日一日練習を続けた。・・・だが、練習の最中に気になったが、寧々の表情が暗い。・・・そういや、櫻子さんがいってたな。寧々に練習を見せれば実力の差を理解するって・・・まさか、気にしてるとかじゃないよな?そんな事を思っていながらも、時間は過ぎていき、すっかり夕方になってしまう。
司「よーし!今日の練習は終わりだ!また明日にするぞ!」
えむ「はーい!お疲れ様でした!」
霊斗「おつかれ・・・といっても、軽く台本合わせしただけだしな。本格的な練習は明日からだろ?」
寧々「・・・」
類「おや?寧々、どうしたんだい?浮かない顔をしているけど・・・」
寧々「・・・みんなに聞きたい事があるんだけど・・・」
「「「「???」」」」
寧々「私ね・・・自分の歌が、あいつの歌に負けてるって思ってる」
司「あいつ・・・?霊斗の撮ってきた動画に出ていた、あの高飛車女か?」
寧々「うん・・・あの人の歌はすごかった・・・ただ上手なだけじゃない・・・うまくいえないけど・・・あの人の歌と、私の歌は全然違う・・・」
類「そんな事無いと思うよ?寧々は櫻子さんにも引けを取らないさ」
司「類の言う通りだぞ!寧々の歌はあの高飛車女には負けておらん!」
寧々「みんなはそう思ってくれてるのかもしれない・・・けど・・・」
類「寧々・・・」
寧々「・・・私、もう少し練習していくから、先帰ってていいよ」
寧々の目に強い意志を感じた俺達は何も言う事が出来ず、ワンダーステージを立ち去った。帰路の道中。
霊斗「実力の差・・・か。」
櫻子の歌と寧々の歌・・・何が違うと言えば・・・・・・
霊斗「気持ちの問題・・・なんだろうな。寧々は過去にミュージカルショーで主役をやって・・・類と同じなんだろうな。無意識に、気にしてんだろうな。また、自分の所為で失敗したら・・・って。考えてるのか?過去のトラウマ・・・か。」
こればっかりはどうしようもないだろう。彼女自身で答えを見つけて、乗り越えてもらわなければならない。何かしてやりたい気持ちはあるが・・・
霊斗「俺達ができる事は・・・無理をさせないことぐらいか。」
マジでそのくらいしかできないからな。俺がなんか言った所で、寧々の決意は硬いものだ。そんな事で揺らぐ事はないだろう。まあ、類にも気にしておけって言っておいたし、大丈夫だろう。
霊斗「・・・そういや、まふゆの事はどうなったんだろうな・・・」
あんな事言った手前、気にするのも変な話だが・・・ぶっちゃけると気になる。相談されたしな。あいつらが作った曲であいつの心を救えるのか・・・
その時だった。俺のスマホが突然と輝きだす。あまりの眩しさに、目を瞑ってしまう。・・・あれ?これ、なんかデジャヴだぞ?そして、目を開けると、あの真っ白な世界に来ていたのだ。
霊斗「・・・何?俺、再生してないんだけど?何で?」
「霊斗・・・!」
困惑している状況で、畳み掛ける様に、俺を呼ぶ声。振り向くと。
霊斗「・・・ミク?」
このセカイのミク・・・よし、長ったらしいし、白ミクでいいか。白ミクが俺を呼んでいた。
白ミク「霊斗・・・!まふゆに会って・・・!お願い・・・!」
何か・・・縋るような勢いで、俺の服を掴み、俺に懇願する白ミク。・・・何があったし?
霊斗「・・・えっと、とりあえず落ち着け。何があった?まふゆに会えって・・・どういう事なん?」
俺は白ミクを落ち着かせて、改めて説明してもらった。あれから、奏達は、まふゆを救う為の曲を作り続けているが、今日、まふゆに異変があったらしい。何でも、まふゆの母親が、まふゆが大切にしているシンセサイザーを捨てたらしい。それを知ったまふゆは、壊れた。今まで心の支えになっていたものを捨てられて、崩壊した。その異変に気づいた白ミクが、俺を強制的に連れてきたらしい。
霊斗「・・・事情は分かったけど・・・肝心のまふゆがいなくね?」
ミク「奥にいる・・・」
霊斗「・・・まあ、俺がなんか言って変わるかわからんが・・・まあ、会うだけ会ってみるか。案内してくれ。」
すると、白ミクは俺の手を引き、まふゆの元へ連れていってくれた。確かに、奥にまふゆはいたが・・・前にあった時と、違うのは分かった。けど・・・
これじゃあ、壊れたとはいえない。
まふゆ「霊斗・・・何でここにいるの?ミク?」
ミク「私が連れてきた・・・」
霊斗「一応、ミクから話は聞いてるけど・・・聞いてもいいか?まふゆ、お前、どうなりたい?」
まふゆ「・・・どうでもいい。もう・・・どうでもいいの。」
霊斗「・・・は?どうでもいい?」
まふゆ「私ね・・・見つけられなかったんだ。何も。けど、本当の想いだけは・・・わかった。私は、ただ、消えたいんだ」
霊斗「・・・そんで?自分を見失ったから?見つけられなかったから?どうでもいいって?消えて楽になれればそれでいいって?」
・・・やっぱ、俺は少し変わったのかもしれない・・・司達と会って・・・あいつらと過ごして・・・多少なりとも変わったのかもしれない。
まふゆ「うん。だから・・・もう、いいよね。一人で消えたい。だから・・・霊斗もミクも・・・放っておいて。私を」
ミク「まふゆ・・・・・・!」
俺より酷い目に遭ってないのに、ここまで壊れてるからか??こいつにはまだ・・・こいつ自身を救おうとしてくれる奴がいるからなのか?理由はわからないが・・・・・・
霊斗「・・・るな。」
ミク「・・・?霊斗・・・?」
ここまでイラつく事はなかったはずなのだから。
霊斗「ふざけんなよ?何一人で絶望して、苦しんでる?消えれば楽になれるって本気で思ってんのか?」
まふゆ「・・・・・・っ」
まふゆは俺の言葉に、俺を睨みつけるようにみるが・・・知ったことか。
霊斗「一人で全部抱え込んで、相談するわけでもなく、ただ親の言いなりになって、自分自身を見失って、あまつさえ消えれば万事解決ってか?
・・・何くだらねぇ事考えてやがる?」
まふゆ「・・・あなたに何がわかるの?あなたに私の・・・何がわかるの!!」
まふゆが大きな声で、俺に問いかける。・・・こいつ、こんな声も出すんだな。
霊斗「何もわからねぇよ。ただ、知ってるだけだ。お前が・・・ニーゴの全員が何かしらの理由で闇を抱えてるってだけだ。詳しくは知らん。」
まふゆ「・・・」
霊斗「けどな・・・お前らがどんな闇を抱えていようと・・・消えていい理由にはならない。お前が消えたいって思っていても・・・お前以外の人達は、お前が消えてほしくないって思ってる。少なからず、俺も。知り合いが目の前で消えたいって言ってて見捨てるほど薄情じゃねぇぞ?俺?」
霊斗「お前が、もし、深い闇の中・・・いや、消えたいって思いの中にずっといたとしても、俺が、引っ張り出してやるよ。少なからず、俺は・・・
今のお前・・・『朝比奈まふゆ』が消えてほしくないってそう思ってるよ。瑞希から聞いた優等生のお面をかぶってるお前じゃなくて・・・今、俺の目の前に存在している『朝比奈まふゆが』。」
その瞬間、彼女の心の中に、一筋の光が照らす。
まふゆ「・・・霊斗は・・・そう思ってくれてるの?」
霊斗「当たり前だろ?つか、俺は今のまふゆしか知らないし、優等生のまふゆとか知らん。俺は、今、俺が見てる朝比奈まふゆしか、知らん。」
・・・イラつきが無くなってきた。けど、言いたい事は全部言った。後は知らん。
霊斗「つか、奏も俺の知り合いもそうだが・・・誰かを頼るって事覚えろよ。一人で抱え込む必要ねぇだろ?誰か頼れる奴がいるなら頼ればいいんだよ・・・あ、まふゆの場合は本当に頼れるやついなかったんだよな。普通は両親に相談するのが普通だし・・・まあ、無理にやれってわけじゃねぇし・・・急に変われるもんでもないし・・・」
まふゆ「・・・霊斗でもいいの?」
霊斗「いや、何でそこで俺が出てくんの?」
まふゆ「霊斗しか・・・本当の私を見てくれてないよ?」
霊斗「いやいや、奏達だって、お前の事ちゃんと見てるだろ?そうじゃなきゃ、まふゆを救おうなんて考えないだろ?」
まふゆ「・・・けど、霊斗が・・・いい・・・。よくわからないけど」
・・・おい、さっきの怒りが混じった声はどうした?消えたいって思ってたんじゃねぇの?え?もしかして、もう思ってないとかそんな感じ?
霊斗「まあ、ミクにも頼まれてるってのもあるし、お前の事気にしてたのも事実だし・・・特別何かできるわけじゃねぇが、俺でいいならいくらでも頼ってくれ。」
まふゆ「・・・わかった。」
ミク「霊斗、ありがとう・・・まふゆが、少し、変わった気がする。」
霊斗「ん?え?マジで?俺から見たら大した変わったようには思えねぇけど・・・・・変われたんなら良かったんじゃねぇの?」
変われなかった俺と違って、こいつにはまだ間に合う。こいつの変えれる何か・・・それがあれば、まふゆはまた、自分を取り戻せるはずなんだ。
その時。
「まふゆ・・・!!」
俺やまふゆ、ミクでもない声がその場に響く。・・・来たみたいだな。
声の方へ振り向くと、奏、絵名、瑞希が勢揃いしていた。
奏「霊斗・・・?霊斗もいたの?」
霊斗「まあな。ミクに呼ばれたんだよ。俺の話は終わったから、そっちはそっちで話せよ」
俺は、彼女達の話を離れた場所で聞こうと思い、動こうとするが・・・何故か動けない。何故なら、まふゆが俺の手を握り、行かせないようにしているからだ。
霊斗「・・・あのー、まふゆさん?手を離してくれないですかね?」
まふゆ「・・・ここにいて。」
霊斗「・・・はい?」
まふゆ「話終わるまで、ここにいて。」
霊斗「いやいや、奏達はまふゆに会いに来たんだろ?それに、これはニーゴの問題だろ?部外者の俺は引っ込んでなきゃな。」
と言ってみるが・・・何故か、更に俺の手を握るまふゆ。そして、無表情ながらも俺を見ている・・・
霊斗「はぁ、わかったよ。ここにいてやるから。」
よし、諦めよう。これ以上は多分無駄な気がする。そして、彼女達は、朝比奈まふゆという少女に対しての想いを話す。奏は自分の過去の出来事を。そして、まふゆを救いたいと言う決意を。絵名はまふゆに感じていた嫉妬を。瑞希もまふゆに消えてほしくはないと伝えた。そして、彼女を救うための曲を作ってきたらしい
(この場面は、ニーゴの名シーンです。詳しくはうまく書けないので、気になる方は是非、アプリをインストールして、自身の目で見てください。
by作者)
まふゆ「・・・みんな、自分勝手だね。私に勝手に嫉妬して、私に消えてほしくないって。」
絵名「そうよ。勝手に思ってるわよ。けど、あんただって、勝手に消えようとしてたじゃない。お互い様よ」
瑞希「あはは・・・けど、よかったよ。間に合って。これも、霊斗先輩のおかげかな?」
霊斗「いや、なんで俺?さっきも言ったが、俺はあくまでミクに呼ばれただけだ。そんで少し、話しただけ。それだけで変わるもんかよ」
実際、俺が話した事は、大したことではない・・・はず。
奏「・・・雪。私、絶対に作るから。いつか、雪を救う曲を。」
まふゆ「・・・うん。期待はしないけど・・・もう少しだけ、待ってみようかな。」
彼女の言葉と共に、スマホが輝く。そして、司の時と同じように、untitledと書かれていた曲の名前が変わっていく。そして。
霊斗「『悔やむと書いてミライ』・・・か。これが・・・ニーゴの想いの曲・・・ってわけか」
これで・・・とりあえずはOK・・・か?まあ、少なからず、奏達の想いは、まふゆには伝わってるはずだ。それだけでも・・・収穫はあったはずだ。
霊斗「話はこれで終わりか?それなら、俺、戻ってもいいのか?」
ミク「うん。ありがとう。霊斗」
霊斗「おう。役に立てたならよかったわ。そんじゃ・・・」
奏「あっ・・・!待って・・・!霊斗・・・!」
俺が悔やむと書いてミライを止めようとすると、何故か奏に呼び止められた。
霊斗「ん?」
奏「私・・・頑張るから・・・!雪を救える曲を・・・!作るから・・・!」
霊斗「お、おう・・・?」
・・・え?急に何?なんで俺にそんな宣言するの?
奏「それに・・・!
霊斗も救える曲を・・・作るから・・・!!待ってて・・・!!」
霊斗「・・・は?」
その言葉を最後に、俺は、セカイから出てしまった。戻ってきた後も、俺はその場に佇んでいる。
霊斗「俺を・・・救う・・・曲?」
奏は確かにそう言った。俺を救う曲を作ると。
霊斗「・・・はは。奏のやつ、何言ってるんだろうな
俺を救う事なんて・・・誰もできやしないのに。」
零れたように発した言葉は、誰かに聞かれるわけもなく響き、俺は再び、自分の家への帰路を、歩き始めるのであった。
オリ主を絡ませる次のグループは?
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Leo/need
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モアジャン
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ビビバス
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ニーゴ