さて、前回の後書きにも書きましたが、霊斗くんの妹キャラ・・・さて、誰になるのやら。(作者の中では、もう決まっています。というか、自身のレオニの中での推しです)
星に集いし、少女達
クリスマスパーティーの数週間後、俺達はセカイで、新しいショーの練習をしている。なんだが・・・
司『さあ!みんな!歌おう!そして踊ろう!素晴らしいこの日の為に!』
寧々「うるさ・・・」
いつもより司のテンションが高い・・・いや、いつも高いんだが、いつもの何倍もの元気があるみたいだ。
霊斗「司のやつ、やけに元気だな・・・なんかあったのか?」
類「さあ?僕も分からないな・・・けど、あれだけ司くんの気合いがすごいんだ。何かあるのかもしれないよ。」
まあ、確かにそうだよな・・・おし。聞いてみるか。
霊斗「おい、司。やけに張り切ってるけどなんかあったのか?」
司「ん?ああ。実は今日、咲希・・・あ、俺の妹が幼馴染と一緒にフェニックス✖️ワンダーランドに遊びに来るんだ。それで、妹達に最高のショーを見せたくてな!!」
霊斗「ああ。そういや、バイト休んで、病院行く時とかあったな。ほんと、妹思いのいい兄貴だな。お前。」
司「ふっ!当然だ!そして、俺達のショーを見た咲希達は疲れが吹き飛び、新しく練習に励むことが出来るだろう。」
寧々「練習って?」
司「咲希は今、その幼馴染とバンドをやってるんだ。」
バンド・・・って、咲希ちゃんって体が弱かったんじゃないのか?大丈夫なのか?
「へぇ〜、司くんの妹さんはやっぱり、司くんに似てるのかなぁ?」
と、会話に入ってくるのは、クリスマスショーの時には居なくて、つい最近来た、鏡音リンだった。
霊斗「どうなんだろうな・・・まあ、会ってみればわかるんじゃねぇか?練習が終わったら、迎えにいくつもりなんだろ?」
司「ああ!それまでは全力で練習をするぞ!みんな!」
えむ「お〜っ!!」
それから、練習を続けて、俺達はセカイから退出する。そして、フェニックスワンダーランドの入り口前で待機している。なぜかと言うと、俺たちを妹に紹介したいからだそうだ。一応、服は私服だぞ?
すると、正面から手を振りながらこちらへ向かってくる金髪の少女。その後ろから3人の少女が付いてくる。どうやらあの子達が司の妹さん達らしい。って、あれ?あの子は・・・?望月さんじゃないか?
「お兄ちゃーん!」
司「お!咲希!」
えむ「ほえ?」
霊斗「ん?」
司「咲希!そしてLeo/needの諸君!ようこそ!我がフェニックスワンダーランドへ!!」
寧々「フェニックスワンダーランドはあんたのじゃないでしょ・・・」
司「おほん!咲希、紹介しよう。こいつらは俺が率いるワンダーランズ✖️ショウタイムのショーキャスト達だ。」
咲希「あっ!」
穂波「あっ・・・」
・・・なんだ?咲希ちゃん・・・だっけか?驚いてねぇか?
司「そして、みんな!ここにいるのが、今日招待した、我が妹の・・・[
えむ「わぁ〜!!咲希ちゃんだぁ〜!!」
司「なぬっ!?」
えむが咲希ちゃんに近づき抱きつく。はい?まさかのお二人とも知り合いな訳ですか?いや、それよりも・・・
霊斗「久しぶり、望月さん。アップルパイの一件以来か?」
穂波「れ、霊斗さん!?霊斗さんも、司さんと一緒にキャストをやってたんですか!?」
望月さんも一緒なのが意外だった。あの一件から会ってもなかったからな。まさか、司の妹さんの幼馴染だとは・・・
類「おや?霊斗くんの知り合いもいたのかい?」
霊斗「ん?まあ・・・そんなところだな。」
類「これは・・・世間は広いようで狭いってところかな。」
寧々「折角紹介するぞって張り切ってたのにね」
まあ、出鼻をくじかれたって意味では司には合ってるのかも知れない。あんだけ意気込んでたからな。
霊斗「・・・ん?」
「「・・・・・・」」ジーッ
不意に視線を感じて、顔を向けると、二人の女の子が俺を見つめている。咲希ちゃんの幼馴染の一人で、黒髪でロングの子、そして、銀髪のショートの髪をした女の子。・・・気にはなるが。
霊斗「というか、案内するにしても、軽く自己紹介しとくか?名前もわからずにいんのもなぁ」
司「っと、そうだったな!まあ、えむは全員知っているらしいから、省くぞ!さて、この人見知り全開なのが、ワンダーランズ✖️ショウタイムの歌姫、草薙寧々だ!」
寧々「よ、よろしく・・・!」
司「こっちが、神代類。ワンダーランズ✖️ショウタイムの演出家だ!いろいろな発明で貢献してくれてるぞ!」
類「初めまして。神代類です。」
司「そして、こいつが、俺の最高の親友!鬼灯霊斗だ!」
「・・・え?」
霊斗「そんな風に紹介するのか・・・?まあ、いいか。望月さんは知ってるだろうけど、改めて。鬼灯霊斗。よろしく」
咲希「あ、はい!わたしは、お兄ちゃんの妹の天馬咲希です!霊斗さんの事は、お兄ちゃんから聞いてます!」
霊斗「あ、やっぱりか。俺も咲希ちゃんの事はよく聞いてるよ。司がすげぇ自慢してたからな。」
「じゃあ、私も。日野森志歩。よろしく。」
日野森志歩・・・ん?日野森?・・・気のせいか。
霊斗「おう。んじゃあ、咲希ちゃんに志歩。よろしく。後は、そこの黒い髪の子だけだな」
俺が視線を向けるのはLeo/needと呼ばれた彼女達の中で、まだ名前を知らない。黒髪の子だ。だが、彼女は固まって何故か動かない。
咲希「??いっちゃん。大丈夫?」
穂波「一歌ちゃん、大丈夫?具合が悪いの?」
霊斗「おい、その子、大丈夫なのか?風邪とか引いてるんじゃねぇのか?」
俺は少し、心配するような素振りはしておく。その一歌と呼ばれた少女に対して。
一歌「あ、い、いいえ!だ、大丈夫です!」
霊斗「・・・?なら、いいけどよ・・・体調悪くなったら言え。無理しても楽しめるもんじゃねぇからな。」
一歌「あ、は、はい・・・」
・・・なんかモジモジしてるな。黒髪の子。どうしたし?
司「よーし!自己紹介は終わったな!それじゃあ、早速・・・」
えむ「あ、そうだ!!折角だから、みんなで遊ぼうよ!!」
寧々「え?」
えむ「私達はショーは夕方だし、それまでは暇だから、咲希ちゃん達ともっと仲良くなりたいから!どうかな!」
類「僕は構わないよ。リハーサルは今朝済ませたしね」
寧々「まあ、いいんじゃない?」
霊斗「俺も構わねぇよ。折角きてくれたわけだし、特別招待なら、案内も兼ねて、遊ぶのもいいんじゃねぇか?」
司「まあ、そうだな。折角だから、俺が案内をしてやろう!」
俺達は満場一致で、遊ぶことに賛成した。Leo/needの人たちも賛成のようだ。それから、俺達は様々なエリアを回っている。
えむ「次は、夢のようなワクワク感を感じられるドリーミングエリアでーす」
霊斗「一応、夢の中がテーマのエリアだな。飛んだり、カートに乗ったり、お化け屋敷があったり・・・色んなアトラクションがあるのがこのエリアの特徴だな。」
咲希「わぁ〜!わたし、トランポリンのアトラクションが大好きなの!」
えむ「よーっし!それじゃあ、咲希ちゃん達ともっと仲良くなる為に!ドリーミングエリアにあるアトラクションをあそびたいと思いまーす!」
咲希「やった〜!どれをやろうかな?やっぱりトランポリン?」
志歩「この歳になって、トランポリンは流石に恥ずかしいんだけど・・・」
寧々「同じく」
咲希「え〜?」
・・・まあ、俺達みたいな高校生が、子供達に混じってトランポリンをする光景って考えるとな・・・
一歌「あ、あの!草薙さんは何か、やりたいアトラクションとかないんですか?」
寧々「わっ!?わ、わたしは・・・その・・・」
司「なら、あのお化け屋敷はどうだ?」
司が指を刺した方向にあるのは一つのお化け屋敷だった。
霊斗「フェニーくん・イン・ザ・ナイトメア?」
えむ「怖ーい夢がテーマの、ちょっとダークなお化け屋敷なんだよ!」
穂波「こ、怖いの?」
司「いや、全く怖くないぞ。小さな子供からご老人まで、色んな人たちが入って楽しめるお化け屋敷だな。」
霊斗「いや、お化け屋敷で楽しめるってどういうことなんだよ・・・まあ、色んな人が楽しめるってのはちょっと興味あるな」
・・・こんな俺でも、楽しめるのか気になるしな。
司「よーし!それなら、入るぞ!俺に続けー!!」
えむ「おーっ!!」
司が先導して、俺たちも後に続く。中に入ると、雰囲気がある・・・とは思う。時々、女性陣が叫んだり、驚いたりしていたが、楽しんでいたのだろう。数分後、なんとか脱出できた。
咲希「はぁ〜・・・思った以上に怖かった・・・おでこに当たったのが、まさかこんにゃくだったなんて・・・」
類「古典的だったけど、シンプルで面白い演出があったね。ショーにも使えそうかな。」
司「そうか!あれくらいなら、いつでも応えられるぞ!」
類「そうかい?それじゃあ熱々こんにゃくを用意しておくよ!」
司「何故、熱々に!?」
霊斗「ある意味で、伝統的なリアクションが取れそうな仕掛けだな。まあ、シンプルで面白いとは思うが。」
類「霊斗くんもそう思うかい?」
すげぇ、イキイキしてるな。類のやつ。
咲希「お兄ちゃん、楽しそう!!」
一歌「そうだね。お友達も面白い人ばっかりだし」
志歩「けど、霊斗さんは比較的・・・普通な感じだよね。」
それぞれがお化け屋敷のリアクションを取っている。まあ、楽しんでいれば何よりだな。その後は。
ギギギギギギ
霊斗「おおっ・・・結構高いんだな。」
類「落ちる寸前まで焦らして期待感を煽る。そして」
寧々「・・・っ!!」
類「落ちる時にはフェニックスワンダーランドの全貌を見ながら、超スピードで落ちる!これぞ緊張からの解放。爽快感があっていい演出だね。」
穂波 一歌
「「きゃああああああっ!!!」」
ジェットコースターに乗ったり。
グルグルグルグルグル!!!
司「回せ回せ回せ!!うおおおおおっ!!」
えむ「わー!!司くん!すごーい!世界がぐるぐる回ってるよー!!」
一歌「ちょ、ちょっと司さん!いくらなんでも回しすぎじゃ・・・!!」
司「いいや、まだまだ行くぞ!俺はこの程度で満足するような男ではない!!」
霊斗「おおーっ・・・なんだあれ。めちゃくちゃ回ってるなぁ。えむのやつなんか、目が漫画みたいにぐるぐるしてんぞ。」
類「司くんが張り切ってるみたいだね。」
志歩「まあ、こっちは張り合わなくていいんじゃない?ゆっくり回していこう。」
咲希「あははっ♪」
コーヒーカップで遊んだり・・・まあ、司の方は、めちゃくちゃ回転してたけどな。ベイ○レードかよ。
霊斗「おー、さっきのジェットコースターより、高いな。」
一歌「あ、もうすぐ頂上ですよ。」
志歩「ジェットコースターも遅く見える。」
咲希「あれくらいなら、何回でも乗れちゃうよ♪」
穂波「わ、私はもう、いいかな・・・」
Leo/needメンバーと一緒に観覧車に乗ったり・・・時間の許す限り遊び尽くした。そして、太陽は沈んでいき、夕方へとなっている。
司「ふぅ・・・だいぶ遊んだな。どこかで休むか。」
えむ「じゃあ、フェニペンまんじゅうを買って、みんなで食べようよ。ドリンクセットもあるし。」
そう言い、司とえむは饅頭を買いに行く。後に続くように類と寧々もだ。だが、俺はLeo/needのメンバーの近くにいる。男が一人でもいた方が、変な奴には絡まれないと判断したからだ。
霊斗「だいぶ、遊んだんだな。こんなに暗くなってるとは。」
一歌「そうですね。もうこんな時間・・・けど、こんなに楽しく、時間を気にしないで遊ぶのは、小学生以来かもです。」
霊斗「そういや、Leo/needのみんなは、幼馴染・・・なんだよな?確か、今はバンドをやってるって。」
穂波「はい。一歌ちゃんがギターボーカルで、私がドラム、咲希ちゃんがキーボードで、志歩ちゃんが、ベースです。」
霊斗「ほぉ・・・幼馴染ガールズバンドってところか。全員が一つのことに取り組めるのはいい事だと思うぞ?」
そんな話に夢中になっていると。
「うわぁぁぁぁぁん!!」
霊斗「・・・ん?」
どこからか泣く声が聞こえてくる。声の方へ顔を向けると、ひとりの女の子が泣いていた。俺はすぐさま駆け寄り、声を掛ける。
霊斗「っと、どうしたんだ?」
「ぐすっ・・・・・・ままぁっ・・・」
迷子か。珍しいな・・・っと、とりあえずは泣き止ませなきゃな。こういう時は・・・
霊斗「〜〜〜♪」
落ち着かせるなら歌かな。取り敢えず、綺麗な歌声をイメージして・・・っと。
一歌side
その人と会ったのは今日が初めてだった。今日、フェニックスワンダーランドの招待券をもらって、みんなと遊びにきた。司さんのショーキャストの人達を紹介してもらった時にあったんだ。鬼灯霊斗さん。
最初はあの類って人と、司さんのお友達って私の中ではそう思った。何というか・・・雰囲気でそう思ったんだ。優しい先輩・・・みたいな感じで。
けど、泣いている迷子の子を見つけてから、彼はその子を落ち着かせる為に、歌を歌い出した。その歌を聴いて、私の心は惹かれた。すごく心に響いて、綺麗な歌声で・・・何より、自分よりも凄い歌を歌ってる事がわかったから。悔しくて・・・けど、それ以上に・・
・・・・この人みたいに歌いたいってそう思ったんだ。
霊斗side
霊斗「〜〜〜♪・・・落ち着いたか?」
俺は歌い終え、泣いていた女の子に声をかける。少し、涙目だが、首を縦に振る女の子。
霊斗「よ〜し。いい子だな。」
俺はゆっくりの子供の頭を撫でてあげる。こういうのが確か良いとか、聞いたことがある。それから数分して、子供の母親が現れて、無事。合流した。めちゃくちゃ頭を下げられたけど。
霊斗「ほっ・・・良かった。」
類「相変わらずの歌声だね。霊斗くん。」
霊斗「・・・見てたんなら手伝ってくれても良かったんじゃねぇの?類?」
類「いや、あそこで僕が入ってもね。霊斗くんだけでも充分だったさ。」
霊斗「・・・まあ、良いけどな。」
類も類なりに、気を使ってくれたんだろ・・・さりげなく泣き止ませるように、用意もこっそりしてたみたいだしな・・・
霊斗「んで?類がきたって事は、そろそろ時間になるのか?」
類「そうだね。開演の時間までもうすぐだよ。咲希さん達を案内したら、すぐに開演しよう」
霊斗「OK。なら、こっちで咲希ちゃん達を案内しとく。類達は、準備しといてくれ。」
そう言って、俺はもう一度、Leo/needのメンバーの元へと戻る。
霊斗「さて、みんなそろそr『霊斗さん!さっきの凄かったよ!!』・・・what?」
咲希ちゃんが何故か興奮したような感じになってる。何があった?
咲希「さっきの歌!すっごかった!なんていうか・・・!凄かった!」
霊斗「いや、語彙力崩壊してない?取り敢えず、凄かったってのはわかったけど。」
志歩「私も凄いと思った。さっきの歌、歌うのが難しい曲だから。音程も全然外れてなかったし。」
霊斗「あ?そうなの?ショーの休憩中とかに聞いて、覚えたから歌っただけなんだけど・・・」
穂波「そ、それだけで覚えられるものなんですか?」
霊斗「うん。歌だけなら余裕。後は、自分らしく歌えるかどうかじゃない?」
・・・って、普通にただ歌ってるだけのやつのセリフだけどな。気持ちを込めるとか、自分らしくとか全然わかんないし。
一歌「自分らしく・・・歌えるかどうか・・・」
霊斗「って、それよりも、そろそろショーの時間になるから。俺達のステージへ案内させてもらいますよ。お嬢様方。」
そうして、俺達は自身のステージへと案内する。今日行われる、俺達だけのショーを見てもらう為に。
ご愛読ありがとうございます。
さて、レオニ編スタートという事で・・・今回は志歩バナーのイベントストーリーを織り交ぜてつつ、オリスト・・・で書けていけたらなぁと思います
オリ主を絡ませる次のグループは?
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Leo/need
-
モアジャン
-
ビビバス
-
ニーゴ