喪失少年はこのセカイのキャラとの絆を結ぶ   作:エム3

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みなさん!新年明けましておめでとうございます!!

挨拶が遅れてしまい申し訳ありません!!

新年早々、体調を崩してしまい、投稿が遅れておりました!

これからも、無理なく投稿し続けるつもりですので、何卒、よろしくお願いします!!


幼馴染との再会

 

ストーカーにナイフで刺され、病院に運ばれた俺はその後、傷が完治するまで入院していた。そして今日、傷が完治したと言う事で、退院する予定の日だ。俺は今、病院のエントランスにいる。

 

霊斗「・・・まあ、案の定、奏からまふゆ達にも広まったわけですが・・・」

 

ついこの間、奏と共にまふゆ達も来てくれた。まふゆは無表情だったが心配され、絵名には怒鳴られながらも心配され、瑞希はいつもと変わらないような感じだったが、心配してくれていたようだ。

 

霊斗「・・・改めて考えると、随分な数の人達と関わってるよな?」

 

今で・・・メインキャラだと思われる一歌達全員で・・・12人くらいか?まだ増えるのか?

 

霊斗「まだ増えてくって事なら、そいつらの所に転生者がいるわけでして・・・後2〜3人くらいはいるって思っとくか・・・。具体的に、何人転生者がいるのか、聞いときゃ良かったかね?」

 

それなら、クズの奴らと、柳瀬みたいなやつがいるかもと思ったのにな・・・。そもそも、柳瀬が信用できるかどうかがわからねぇけどな。

 

霊斗「・・・・・・。」カチャ

 

・・・。あの時の子供がよこしたこの機械・・・。一体なんなんだ・・・?今まで使った仮面ライダーのマークが色々写ってるんだよな・・・。強化アイテム的な・・・?

 

霊斗「司達に聞けばわかるかね?あいつら、仮面ライダーに詳しかったしな・・・。」

 

すると、後ろから誰かが来る気配を感じる。視線を向けると、俺の担当の医者さんが後ろに立っていたのだ。

 

「鬼灯くん、今日で退院だよ。傷も完治してるしね。」

 

霊斗「はい。お世話になりました。先生」

 

「いやいや。僕はお仕事だからね。当然な事をしただけだよ。それに、君が感謝して、謝罪しなきゃいけないのは僕じゃないだろう?」

 

霊斗「・・・はい。見舞いに来てくれたあいつらには、ちゃんと話はしますので。」

 

「よろしい。あ、それと、僕から一つ言っておく事があるけど、いいかい?」

 

霊斗「・・・?」

 

 

「これは医者としての言葉じゃなく、僕自身の言葉だ。

 

 

『鬼灯霊斗くん。君が本当にそう思っていても、君の周りの子達がそうはさせないよ。君の抱えている闇以上の、君を救ってくれる光をあの子達は持っているよ。だから、諦めずに生きてみるといいよ。』

 

なんだ・・・?こいつ、ただの医者じゃない・・・。それに、今の声は先生の声じゃない。別の男・・・・いや、それだけじゃない。女の声も混ざってた。

 

霊斗「あんたは・・・一体・・・?」

 

「霊斗ぉぉー!!!」

 

・・・はぁ。病院の中でも、外から聞こえるあいつの声。外を見てみると、いつもの様に、あいつらが走ってくるのが見えた。言ってた時間よりも早くきたんだな。

 

「ははは。君のお友達は、いつも元気だね?君の治療をしていた時も、彼の大きな声が聞こえてきたよ。」

 

霊斗「まあ、あの元気なとこが、あいつの・・・司の良いところですから。」

 

俺は、先生に頭を下げて、病院を出る。その直後、司達を見つけて、手を振った。

 

霊斗「おーう。みんな。」

 

司「ついに退院だな!待っていたぞ!」

 

類「ふふっ、無事に復帰だね?霊斗くん。」

 

寧々「良かった・・・。ストーカーに刺されたって聞いた時、すごく心配したんだから・・・ね?」

 

えむ「うん!霊斗くんが無事で良かったよぉ〜」

 

霊斗「心配かけて悪かったな。今日・・・は無理だから、次の日からちゃんと練習に復帰するから、そこんとこよろしく頼むわ。」

 

司「いーや!今日は練習は無しだぞ!!」

 

霊斗「ん?なら、お前ら何するんだ?今日はなんもしないのか?」

 

司「今日はな・・・霊斗の復帰祝いをしたいと思う!!」

 

・・・復帰祝い?俺の?

 

霊斗「・・・何故に?」

 

司「なんだ!!その『なんでそんなことを?』みたいな目は!!お前が入院してから、どのくらい経ってると思ってるんだ!!」

 

霊斗「ん・・・?1〜2週間くらいか?」

 

司「そうだ!!その間、俺達はお前を心配していたんだぞ!?それでも、練習を続けてたんだ!」

 

類「それで、ようやく今日、霊斗くんが退院するんだ。それなら、復帰というより、退院祝いをしようという事になってね?」

 

寧々「ちなみに、提案したのは、えむだからね?」

 

霊斗「えむが?」

 

えむ「うん!!霊斗くんが戻ってきてくれるって聞いたから、私、わんだほ〜い!!って気持ちになったから!!」

 

・・・相変わらず、『わんだほ〜い』の意味がわからん。とりあえず、上機嫌な事はわかった。いつもの事だとは思うが。

 

霊斗「まあ、復帰祝いをするのはいいとしてだ。どこでやんだよ?セカイでやるのか?」

 

司「そこは安心してくれ!実は、後輩からここの店がお勧めだと教えてくれたんだ!!ここでみんなでするぞ!もちろん割り勘だ!」

 

司はスマホを操作して、俺に画面を見せる。そこに映し出されていたのは・・・喫茶店か・・・?雰囲気的には悪くない。名前は・・・?

 

霊斗「『weekend garage』か。まあ、祝ってくれるのはいいんだが・・・」

 

寧々「ていうか、霊斗の復帰祝いなのに、割り勘で霊斗にも払わせるの?」

 

司「むっ!!た、確かにそうだな・・・。よし!!霊斗の分も俺が払うから安心してくれ!!」

 

霊斗「お、おう・・・。」

 

類「それなら、早速向かうとしようか?もう直ぐお昼だからね。お店も混んでしまうだろうから。」

 

類の言葉に、俺達は了承して早速、司の見せた店に向かう・・・。あ、そういや忘れてたけど、俺、味覚ねえから味わかんねえ。美味いかどうかわからん。・・・まあ、適当に言っとけばいいか。

 

それから店に着くまで、類とのミーティング、全員と雑談をしつつ店に向かった。時間からしたら数分くらいだと思う。司の言ってた店に着いたのだ。

 

霊斗「へぇ、司に見せてもらった時から思ってたけど、雰囲気いいな、この店。」

 

寧々「うん、悪くないんじゃない?司と仲がいい後輩が勧めたお店って聞いたから変なお店だと思ってたけど・・・」

 

司「おい!!その言い方はなんだ!?俺はともかく、冬弥はいい後輩だぞ!!」

 

いや、俺はともかくって言ってる時点で、自分が変だって認めてるぞ?司?

 

類「まあまあ。それより、お店の前にずっといたらお邪魔になってしまうから、入ってしまおうか?」

 

えむ「うんうん!!レッツゴー♪!!」

 

えむが、扉を開けて中に入り、俺たちも後に続く。中に入ると、お客さんがたくさんいる。人気なんだろう。すると、一人の女性が近づいてくる。おそらく、この店の店員さんなのだろう。

 

彼女の接客を受けながら、俺達は席に着く。そして、各自好きなものを頼み、今は料理待ちという感じだ。うん?俺?適当に決まってあろう。

 

司「それじゃあ、霊斗の退院祝いを始めるぞ!!」

 

霊斗「店の迷惑にならないようにな。他にもいろんなお客さん達がいるんだし。」

 

寧々「まあ、そう言っても、えむと司の声は響くから、意味ないと思うけど。」

 

類「ふふ。確かにそうだね。えむくんと司君の声は、ステージ上でもよく響いているからね。」

 

司「どういう意味だ!?俺が騒がしいと言いたいのか!?」

 

寧々「ネネロボに調べてもらったら、掃除機と同じくらいって言ってたし、うるさいんじゃない?」

 

司「そんなこともできるのか!?というか、勝手に測るな!!」

 

霊斗「ネネロボってそんなこともできるのか?別の意味で高性能になってきてないか?」

 

・・・なんか懐かしいな。この感じ。騒がしい感じが・・・こいつらって感じなんだよな。

 

大声で騒ぐ司、冷静にツッコむ寧々、笑いながら楽しそうにしているえむ、薄く微笑み二人を見ている類、この感じが、こいつらの感じなんだよな。

 

司「と、それよりもだ。霊斗、お前に渡したいものがあるんだ。」

 

霊斗「ん?」

 

渡したいもの?一体何だ?すると、司は持っていたカバンから何か袋を取り出し、俺に渡してくる。俺はそれを受け取った。

 

霊斗「・・・なんだ?これ?」

 

司「ふっふっふ・・・!!俺達からの退院祝いのプレゼントだ!!受け取ってくれ!!」

 

えむ「み〜んなで、選んで買ったんだよ〜♪」

 

類「最初は意見がバラバラだったけど、寧々のお陰で、これにすることができたんだ。」

 

寧々「そ、そんな事、ないけど・・・//と、とにかくみんなからのプレゼントだから、受け取って・・・?」

 

霊斗「・・・おう。ありがとな・・・。開けてもいいか?」

 

俺が聞くと、全員が頷いたので、俺は袋の中の物を取り出す。それは。

 

霊斗「・・・おお、いいな、これ。」

 

中に入ってたのは、新品のワイヤレスヘッドホンだった。色のベースは黒、細部は・・・何だこの色?紫・・・なのか?多分。そんなカラーリングのヘッドホンだった。

 

司「どうだ!?寧々が選んだヘッドホンは!?なかなかいいと思わないか?」

 

類「ふふ、本当は黒に赤もいいと思ったんだけどね?」

 

えむ「霊斗くんは、ディケイドになれるから、せっかくならディケイドカラーにしようってなったんだよ!!」

 

寧々「偶然だけど、色々お店を回ってたらそれを見つけたから、霊斗に似合いそうだなって思って。」

 

霊斗「・・・おう。ありがとうな。これ、1番の愛用にするぜ。」

 

・・・、こいつら、本当にいい奴らだよな。俺に昔、何があったのか知った上でいつも通りに接してくれてるんだ。

 

すると、さっきの店員さんが、頼んだ料理を運んでくれた・・・。なんだか、その店員さんが、チラチラと見てきたような気もするが気のせいだろう。

 

司「おお!!美味そうだな!!」

 

類「メニューを見て思ってはいたけど、確かに美味しそうだねぇ。寧々達の方も、美味しそうだね。」

 

寧々「うん。みんなのも、美味しそうだね。」

 

えむ「じゃあ!早速食べよう!!私、お腹ぺこぺこだよ〜」

 

霊斗「そうするか。冷めちまうし。」

 

そして、俺達は各々自分の頼んだ料理を食す。相変わらず、味がしないので、無言で食べることにしたのだが、その様子を見て司が『霊斗がそんなに夢中に食うなんて、それはすごくうまいんだな!!やはり、冬弥が選んだ店に間違いはなかったな!!はーっはっはっは!!』と、勘違いしてくれた。まさか、そう捉えられるとはな。食事中も、これからのショーの事や、プライベートの事を談笑したりもしたぞ?

 

そんなこんなで、食事を終えたんだ。

 

司「ふぅ〜!美味しかったな!!」

 

霊斗「だな。コーヒーも悪くない。カフェって感じだな。」

 

えむ「みんなでお話しするの、とーっても楽しかった〜♪」

 

類「そうだね。ここで、ショーのミーティングをするのも、悪くないんじゃないかな?」

 

寧々「それ、いいかもね?たまにはこういうのも、悪くないかも。」

 

確かに、セカイや、ワンダーステージ以外でもミーティングできる場所を探せたのは悪くない。ここならゆっくりできるし、司達の英気を養えるな。

 

司「よし、まだ時間があるな。霊斗、どこか行きたいところはあるか?」

 

霊斗「あ、それならCDショップ行きたい。最近聴いてる人達のアルバムが出るんだよ。」

 

司「なら、CDショップに向かうぞ!!」

 

そう言いつつ、会計を済ませ、俺達は店を出る。その時、俺が一番前にいたのだが、店に入ってきたお客さんとぶつかってしまった。

 

霊斗「っと、すみません。」

 

「い、いえ。私の方こ・・・そ・・・?」

 

俺はぶつかった相手に謝る。すると、相手も謝ってきたのだが・・・何故か俺の顔をじーっと見ているのだ。何やら、驚いたような顔をしながら。

ぶつかった相手は、茶髪のツインテール、青い瞳の少女だった。服装は・・・なんと言えばいいのだろう。ストリート系の服・・・だろうか?

 

霊斗「えっと、俺の顔に何かついてますか?」

 

 

「え、えっと・・・あの・・・」

 

霊斗「・・・・・・?」

 

 

「もしかして・・・・・・レイ君?」

 

 

霊斗「・・・・・・は?」

 

司「うん?霊斗、どうしたんだ?」

 

類「入り口で固まっていたら、他のお客さんの迷惑になってしまうよ?霊斗くん?」

 

えむ「ん〜?霊斗くん、このお姉さんとお知り合いなのー?」

 

寧々「・・・・・・霊斗?」

 

レイ君・・・だと?なんでその呼び方を知ってる?その呼び方は・・・

 

 

 

 

 

『俺がこの世界に来る前に呼ばれてた名前だ』。しかも、俺が親しかったやつにしか呼ばせたことのない名前だ。それか・・・

 

霊斗「お前・・・・・・なんでその呼び方を知ってる?お前・・・誰だ?」

 

少なくとも、俺の記憶にこいつの顔はない。忘れただけなのかもしれないがな。名前を聞けば、思い出すのかもしれない。

 

 

 

「わ、私だよ?上川那月だよ?幼馴染の・・・覚えてない?レイ君?」

 

 

霊斗「・・・上川那月・・・」

 

 

・・・。ああ、思い出した。そうだ、こいつは、確かに俺の幼馴染だ。俺がこの世界に来る前の、幼馴染の一人。そして。

 

 

 

 

 

霊斗「・・・ああ、久しぶりだな。『俺は会いたくなかったけどな』?」

 

 

 

 

俺が、2度と会いたくないと思っている人物の一人でもあった。

 

 

 

 




ご愛読ありがとうございます。

次から、ビビバス編に入っていければと思います。

次回をお楽しみに。

オリ主を絡ませる次のグループは?

  • Leo/need
  • モアジャン
  • ビビバス
  • ニーゴ
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