今回の話の内容を簡潔に話すなら、シリアスかと思ったら、ギャグでした・・・という感じでしょうか?
誤字、駄文、注意!
『この小説はあくまで、主の設定で書いてあります。このキャラはこんなんじゃないだろ?と思う人は、あまりいい気はしないかもしれません。ご了承ください。ということです。』
『ん?おお、那月、おっすー。』
いつからだったろう。
『だーっ!疲れたぁ。体育しんどすぎだろ!』
あんなに元気に、楽しそうに話していた彼の声が。
『〜〜〜♪ん?あ、悪い。全然気づかなかったわ。』
歌っている時の、あの時の彼の声が、楽しそうな表情が。
『・・・ああ、那月か。』
『〜〜〜♪、全然ダメだ・・・。これじゃ、何にもならねぇ。もっと・・・もっと上手くやらないと・・・。じゃないと・・・』
全てがなくなって、彼の全てが変わっていって・・・
『・・・なあ、那月・・・。俺ってさ、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎なんだって。親父と、お袋に言われた。俺って・・・・・・生きてる資格、あんのかな?』
黒く濁った瞳、全てを諦めた様に笑っていた。それを見て、私は彼が怖くなり、連絡も取らなくなり、彼を避けていた。彼と向き合わず、逃げ続けていた。だけど、ある事がきっかけとなり、私は彼と向き合って、支えようと誓った。
そう決意したその日に、彼が家で自殺していたことを知ったんだ。
私がもっと早く、彼の事を支えていたら?
私が彼から逃げなかったら?
私が・・・私が・・・私が・・・。見捨てたから?だから・・・彼は死んだ?私が、彼を自殺に追いやった?
周りの友達やお母さんは、私のせいじゃない。そう言ってくれたけど、私は耐えられなかった。私の罪から。だから私も、彼の後を追う様に死んだ。
死んだら、地獄に行くものだと思っていた。だけど、私は地獄に行くことはなかった。目が覚めたら、私は高校生で、同じ名前で、宮女と呼ばれている学校に通っている。新しい友達もできて、楽しい生活だった。
小豆沢こはねちゃん。私の友達。ビビバスって呼ばれているストリート系の・・・アーティスト?ダンサー?なのかな。多分。たまに、チケットをくれて、何回か見に行った事があった。
それをきっかけに、杏ちゃん。東雲くん。青柳くんの3人も友達になった。杏ちゃんのお父さんが経営しているカフェで、いろいろお話ししたり、どんな事をしているのかを話したりした。こんな風に、楽しく話をしたのは久しぶりで、楽しかった。
けど、ある日の出来事。また、みんなで話した時、杏ちゃんがある映像を見せてくれた。
フェニックスワンダーランドのショーの映像。なんでも、今一番人気の動画らしい。みんなで見てみたけど、確かに凄かった。こんなショーは見た事がなかった。すごくキラキラしていて、みんなが笑顔。
本当にすごいショーだと思った・・・。見に行きたい。だけど、私のその考えはある人物を見て、一転することになる。
目を疑った。杏ちゃんにもう一度、動画を見せてもらっても、目を擦っても、そこにいた。この世界にいるはずのない『仮面ライダーディケイド』の姿。ありえない。この世界に絶対にいてはいけない存在。
なんでディケイドが映っている?そもそも、何故ワンダショのメンバーにやつがいる?そもそも、これに変身している奴は誰?
けど、私の頭の中にある事が浮かび上がる。それは、この世界に来る前。変わる前の彼が言っていた。
『俺さ、仮面ライダーディケイド、好きなんだよな。あいつってさ、敵みたいな動きするし、よくわかんない奴なんだけどさ。やる時はやるし、仲間とか大切にするじゃん?ああいうのがいてもいいと思うんだよな。』
・・・まさかと思った。彼なのか・・・?いや、そんなはずない。彼のはずがない。絶対。だから、私は確かめたりはしなかった。
だから、なんだろう。今日、みんなでお話しするって聞いて、ウキウキしながら、集合場所に向かったら、出てきたお客さんとぶつかってしまった。ぶつかった相手が、謝罪をしたので、私も悪かったので、謝罪をしようと相手の顔を見た時、私の思考はフリーズした。
赤い髪、毛先は少し黒く、眼帯をしていたけど、彼だった。鬼灯霊斗。彼が、今、目の前にいる。どうすればいいのか、私はわからず、自分を覚えてくれてるのか聞くと。帰ってきた言葉は。
『・・・ああ、久しぶりだな。俺は会いたくなかったけどな』
とてつもなく冷たい声色で、目で、私を見ていた。あの時以上の、暗く濁った目で私を。
霊斗side
那月「え・・・あ・・・」
俺は目の前の女、上川那月を見据える。俺の発した言葉に動揺しているのか、わたわたしてるな。
霊斗「・・・どけ。店から出るから邪魔なんだよ。」
俺がそう言うと、ハッとした表情になった那月はスッと横によける。俺達はそのまま店を出て、CDショップに向かおうとしたのだが。
那月「ま、待って!!レイ君!」
那月が俺を呼び止める・・・。振り返りたくもなかったのだが、俺は振り返り。
霊斗「・・・なに?」
那月「レイくん・・・なんだよね?」
霊斗「だから、何?俺が鬼灯霊斗で、昔レイって呼ばれてたなら何?」
司「霊斗、この女性と知り合い・・・なのか?」
霊斗「ん、おう。正直知り合いなのも嫌なんだけどな・・・。
上川那月。俺が神高にくる前の学校で・・・、友達『だった』やつだ。」
寧々「だったって・・・今はそうじゃないの?」
霊斗「少なからず俺はそう思ってる。そっちがどうかは知らねえけどな。んで何?」
那月「わ、私、レイくんに謝りたくて・・・」
霊斗「・・・謝る?何を?」
・・・今更何を謝るってんだ?本当に今更・・・
那月「わ、私・・・レイくんをずっと独りにして・・・辛かったはずなのに、寄り添ったりしないで・・・本当にごめん・・・!!」
霊斗「・・・」
那月「みんな、レイくんの事を避けてて・・・私が1人だけレイくんと仲良くしてたら・・・みんなから嫌われると思ったから・・・!!私も便乗してやったの・・・!!そのせいで・・・!」
霊斗「自分にヘイトが向くのが怖かったから?だから、便乗して、俺にヘイトを集中させたって?」
俺の言葉に、那月はコクンと頷く。・・・んだろうなぁ。前までの俺なら・・・怒り狂ってたのかもな。けど、今は・・・
霊斗「・・・で?」
そんな事なんて・・・もうどうでもいい。
那月「え・・・?」
霊斗「自分が嫌われるのを避ける為に、俺を生贄・・・って、考えは間違えてんのか?まあ、身代わりにしたとして、それが何?謝って・・・それで何?」
那月「だ、だから・・・レイくんに償いをしないと「いらないし、うざいだけ。」・・・っ!」
司「れ、霊斗、その言い方は・・・「司、悪いけど、黙ってろ?」・・・っ」
口を挟もうとした、司を黙らせて、俺は那月の目の前へと立つ。こいつの目には、恐怖しているのか、目が潤んでるのがわかる。けど、
霊斗「お前がどう思ってんのかしらねぇし。興味もない。俺は今、ワンダーランズ✖️ショウタイムの一員として、過ごしてんだよ。司達とショーしてな。テメェらがどう思ってんのかとか、何したいとか、どうでもいい。ショーの邪魔だけすんな。それに、俺への償い?
ただ、テメェが、俺に対して償いをしたって、テメェが思いたいだけだろうが?」
那月「ち、ちが・・・!」
俺が那月を問い詰める形で話していると。
「すみません。お店前での言い合いはやめてもらえます?」
店の中から、先程の女性の店員が俺達の話し合いに入り込んできた。
少し、話しすぎたか。迷惑になっちまったか。
那月「あ、杏ちゃん!!ご、ごめんね・・・?」
霊斗「すみません、知り合いがいたので少し話をしてただけなので。すぐに、帰りますんで・・・。行こうぜ、みんな。」
司「え・・・?れ、霊斗、いいのか?」
霊斗「何が?」
寧々「那月さんとまだ、話し合い終わってないんじゃないの?」
霊斗「さっき言ったじゃん?興味ないって。俺はこいつが何したいとか本当にどうでもいい。俺達の邪魔さえしなければどうでもいい。」
えむ「で、でも、霊斗くんのお友達なんでしょ?仲良くしなきゃ駄目だよー?」
・・・お友達?こいつが?
霊斗「・・・友達なら・・・こうなる前に・・・」
えむ「ほえ?」
霊斗「・・・悪い。みんな、CDショップは、なしにしよう。プレゼントはサンキュー。俺、帰る。」
司「何?れ、霊斗!?」
俺は、その場から逃げる様に家へと足を歩を進める。何故かはわからない。知りたくもない。だが・・・俺は無性に、あの場から離れたかったのだ。
何か、みんなが何かを言っていたが、俺はヘッドフォンを耳にかけ、音楽を鳴らし雑音を遮断する。そして、店から離れた公園のベンチに腰をかける。
霊斗「・・・なんであいつがいんだよ・・・」
他にも転生者がいるのは、神様から聞いてたから知ってた。だが、俺が前世で死ぬまで、あいつや、あいつ以外の友達だったやつは生きていた。それは間違いない。なら、なんであいつがいる?
霊斗「あいつも、死んだから・・・なのか?なら・・・もしかして、他のやつも・・・」
(レイ!こっち来てサッカーやろうぜ?1人でいても、つまんないだろ?)
そんな時、昔の・・・前世で友と呼べる人達の、記憶を思い出してしまう。
霊斗「・・・違う。あいつらはもう、そんなんじゃない・・・」
(レイくん、クッキー焼いたんだ。みんなと一緒に食べよう・・・?)
2度と聞きたくもないと思った声が、耳に響く。
霊斗「ざけんな・・・。優しくすんな・・・」
(レイ!歌の本だけじゃなくて、漫画とかアニメみようぜぇ?おすすめ教えるからさ?)
霊斗「そう言って・・・結局離れんだろうが・・・」
先ほどよりも、音楽の音を上げても、ヘッドフォンを外し、耳を塞いでも、聞こえてくる。
(レイくん・・・レイくんの好きな、お菓子あるよ・・・?食べる?)
霊斗「・・・っ!!!」ブンッ!
その声が聞こえた時、俺は寧々達からもらった物とは違う、昔からつけてたヘッドフォンを地面に向けて投げつける。何度か跳ねた後、ヘッドフォンは地面を転がり、遠くで止まってしまった。
霊斗「雑音が・・・響いてんな・・・。雑音風情が・・・。」
どうすれば、この声・・・雑音は聞こえなくなる・・・?どうすれば・・・・・・あっ。
霊斗「アハハッ。そうだよ。耳を壊せば・・・音も声も・・・聞こえなくなるよなぁ・・・?聞こえなくても・・・いいよなぁ?
耳がなくなったって・・・声さえ出せれば歌えるんだからなぁ・・・俺には歌さえあればそれで・・・・・・?」
『歌さえあればそれで』?それって・・・司達や、一歌達・・・奏達の事は・・・
霊斗「・・・いや、そんなんじゃない・・・。あれは俺の作ったあいつらに対しての顔なんだよ・・・。本心じゃねぇんだよ・・・。そう思うはずなんかねぇんだよ・・・。俺は・・・」
と、その時だった・・・。
「あ、あの・・・大丈夫・・・ですか?」
誰かに声をかけられた。顔を上げると、そこにいたのは、少し心配そうな顔をした少女・・・。なんか、那月に似てる感じの服着てるな・・・。っと、さっさといつもの感じで・・・。
霊斗「・・・ああ、平気だ。」
「ほ、本当ですか?体調が悪いとかは、ありませんか?」
霊斗「大丈夫だ。そんなに心配しないでくれ。」
「それなら、いいですけど・・・あ、これよかったらどうぞ。それと、これ。」
そう言って、彼女は俺に水のペットボトルと、先程、投げたヘッドフォンを渡してくれる。優しい子なんだろうな。
霊斗「ああ、ありがとう。えっと・・・?」
「あ、私、小豆沢こはねって言います。」
霊斗「俺は鬼灯霊斗、小豆沢さん、水、ありがとうね?」
こはね「い、いえ、心配でしたから・・・。って、鬼灯霊斗・・・さん?」
霊斗(・・・なんだろうな。どっか・・・この子も、司達と似た様な感じがする。主要人物・・・なのかね?)
小豆沢こはねさん・・・か。なんか・・・小動物みたいな感じだな。なんでなんだろうか?
すると、なんかキラキラした目で、小豆沢さんがこっちを見てる・・・。なんだ?
霊斗「え、えっと・・・小豆沢・・・さん?どうかしたの?」
こはね「も、もしかして・・・フェニランのショーの動画に出てた・・・お兄さんですか?」
霊斗「・・・はい?」
こはね「え、えっと・・・『仮面ライダーディケイド』に変身してた、あのお兄さんですか・・・?」
霊斗「えっと・・・確かに俺はその『ディケイド』に変身できるけど・・・?」
こはね「・・・っ!や、やっぱり!!」
なんかすごい嬉しそうだな・・・?なんぞ?
こはね「あ、あの!!もし、よかったらサインもらえませんか!?」
すると、小豆沢さんはそんな事を言いながら、俺に色紙とペンを渡してくる。
霊斗「・・・は?」
サイン?司のじゃなくて、俺の?なんで?
霊斗「えっと・・・俺のがいいの?もっと他の人の方がいいんじゃないk『お願いします・・・!』あ、はい。」
俺はサラサラと色紙にそんな風に見える様に描き、小豆沢さんに渡すと、更にキラキラした様な目になった。
こはね「あ、ありがとうございます!」
霊斗「まあ、俺のでいいなら、まあ・・・」
・・・っと、そろそろだな。帰って自主練しないと・・・日課だし。
霊斗「えっと、俺、そろそろ帰って自主練するから・・・また会えたらいいね?」
俺はそう言い、家へと帰路に着こうとしたのだが。
こはね「あ、ま、待ってください!鬼灯さん!」
また、小豆沢さんに、呼び止められ、俺は足を止める。
霊斗「っと、な、何?まだ何かあった?」
・・・正直、これ以上誰かと関わりたくないんだけど・・・?あまりの小豆沢さんの変化に気にしてなかったけど、最初心配されたって事は、さっきの言葉を聞く限り、さっきの聞かれたみたいだし・・・。変な事聞かれないよな?
先に、みんなに話しておくが、俺は結果、変な事は聞かれはしなかった。聞かれはしなかったのだが。
こはね「あ、あの!!わ、私と・・・・・・!!お・・・!」
霊斗「・・・お?」
誰もが予想しなかっただろう。だって・・・
こはね「お、おお・・・!!お付き合いして・・・くれませんか・・・・・・!」
霊斗「・・・・・・・・・・・・・・・は?」
初対面の女の子に『告白』されるなんて、誰が予想できるんだよ?
ご愛読ありがとうございます。
まさかの小豆沢こはねさん、爆弾投下笑
さてさてさーて?この先はどうなってしまうのでしょうか?次回をお楽しみに!!
オリ主を絡ませる次のグループは?
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Leo/need
-
モアジャン
-
ビビバス
-
ニーゴ