喪失少年はこのセカイのキャラとの絆を結ぶ   作:エム3

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5話目?かな?
こっちはサクサクかけるのに、リリカルなのはの方はマジで書けん・・・・・・どうしてだ?


奇妙な演出家

司「それならまずはメンバー集めからだな」

 

えむ「めんばー?」

 

霊斗「確かにメンバー集めは必要だな。今の人手だと、俺、司、えむ、そしてこの着ぐるみの先輩の4人だけ。ショーをやるなら・・・・・・一人、いや二人ぐらい欲しいところだよな」

 

えむ「そうだね!それじゃあ!早速、探しにレッツゴー!!」

 

そう言い、駆け出すえむ。慌てて俺達も後を追い、フェニックスワンダーランド内を探すが、当然の事ながらそう簡単に見つかるわけがない。色々な人に声をかけたりするも、断られた。

 

司「・・・やはり、そう簡単には見つかりはしないんだが・・・」

 

霊斗「まあ、当たり前だよなぁ・・・って、ん?おい司、あれ見てみろよ」

 

司「どうしたんだ?霊斗・・・?あれは・・・?」

 

えむ「うわぁ〜♪すごい!すごい!小さなロボット達がいっぱいいるよ!」

 

司「ロボット?また意味のわからない事を・・・・・・ん?なんだ、あれは・・・?」

 

俺たちが見たのは、たくさんのロボットに囲まれる一人の青年。髪は紫色、服装はまるで、ショーをやるような服装だった。

 

「フフ、今日の彼らは上機嫌だね。何故って?もちろん、ここでショーができるからさ。さあ、機械仕掛けの名優達!ショーの始まりだ!」

 

司「あれは、なんだ!?」

 

その青年は、周囲のロボットや、空中に浮かぶドローンを操作して、ショーを開幕し始めた。巧みにロボ達を操作して、ショーを続けていく。だが、それ以上にその青年の演出だった。

 

霊斗「あのロボットや、ドローンをショーの役に見立ててんのか。それに、あいつの口上や、動きも良い。何より演出がすげえな。」

 

司「ああ・・・・・・あいつを、演出家として、引き入れたいな・・・!!」

 

そして、彼のショーがクライマックスに突入する。その時だった。警備員がやってくる・・・いや、まさか。あいつを追っかけてきてんのか?ここのキャストじゃねぇのかよ?

 

「おや、どうやら今日はここまでのようだね。この続きはまた今度にしようか。それじゃあみんな、次のショーまで想像して待っていてくれたまえ!」

 

そして、その青年は駆け出して、警備員から余裕で逃げ切ってしまう。

 

「待てー!ハァ・・・まったく、毎度逃げ足が早い・・・!」

 

霊斗「えーと、すみません。あいつって、ここのキャストじゃ・・・?」

 

「いや、彼は、この辺りで勝手にショーを始めるんだよ。注意すればすぐいなくなるんだけど、度々ここにきてね・・・」

 

えむ「さっきの人のショー!続き、どうなったのかな?街の人にショーを見せたら、どうなったのかな?」

 

司「・・・霊斗」

 

霊斗「言わなくてもわかる。多分、司と同じだからな」

 

えむ「?司くんも霊斗くんも、どうしたの?」

 

司 霊斗

「「えむ、あいつをメンバーに加えるぞ!!」」

 

そして、俺たちは、さっきの奴を探し出す。だが、あれから園内では見つからず、そのまま解散となった。そして、翌日、俺達は、学校に登校して、変わらず授業を受けた。ちなみに今は、放課後である。ちなみに、えむは女学院だかに登校してるらしい。

 

司「はぁ・・・あれだけ探しても見つからないとは・・・」

 

霊斗「警備員さんの言ってた通り、逃げ足は速いよな・・・せめて、なんか情報が有れば良いんだけどな・・・」

 

フェニックスワンダーランドでたまにショーをしに来るって事くらいしかわかんねぇし。すると、同じクラスの一人の女子生徒が話しかけてくる。

 

「何?霊斗くん、誰か探してるの?」

 

霊斗「ん?ああ。紫色の髪で、ロボットとかドローンとか連れてる奴を探してるんだけどよ・・・」

 

「ロボットとドローン?・・・それって、隣のクラスの神代類くんの事?」

 

霊斗「知ってんのか?」

 

「うん。名門校から転校してきた男の子で、頭はいいけど、変なロボット触ってたり、時々、道端でパフォーマンスしてるみたいだから」

まさか、こんな身近に情報があったとはな・・・灯台下暗しとはまさにこの事だな。

 

霊斗「悪い!恩にきる!司、行くぞ!」

 

司「ああ!感謝する!!」

 

俺達は、急いで、隣のクラスの教室に向かい、ノックした後、扉を開ける。

 

霊斗「急に押しかけて悪い。A組の鬼灯霊斗だ。神代類って奴、探してんだけど、いるか?」

 

「神代?さあ?あいつ、この時間はふらっといなくなるからな・・・」

 

どうやら、教室にはいないらしい。

 

司「入れ違ったか?すまないが、神代が行きそうな場所を知らないか?もしくは、伝言を頼んでも・・・?」

 

「え・・・?悪いけど、俺達もあんまりあいつとは関わりたくないんだよな・・・授業中もボソボソ喋ってるしよ・・・」

 

司「話を聞く限り、そいつも中々の変人だな・・・」

 

・・・いや、俺達が言えた義理ではないと思うが・・・って言いたいが、心の中に閉まっておこう。

 

霊斗「しょうがねぇ。少し、探してみるか。悪いな。急に来て。」

 

その後、俺達は、神代を探し始めた。学校内を見て周り、中庭や購買も隈なく探したが、見つからず、最後に屋上を探そうとしていた。

 

司「中庭にも購買にもいないとは・・・」

 

霊斗「後はこの屋上だけだな。ここにいなかったら・・お手上げだな」

 

司「しかし、放課後に屋上にいるやつなんか、カップルか変人ぐらいしか・・・おや?あれは・・・!」

 

司の視線を追うと、そこには・・・探していた本人が、神代類がそこにはいた。

 

類「やあ!やっと来たんだね?天馬くん、霊斗くん。待っていたよ。僕に何か用があるんだろう?」

 

司「何?俺達が探していた事、なんで知ってるんだ?」

 

霊斗「・・・ああ。そういや、神代はドローン持ってたよな?大方、俺達がお前を探してる時、ドローンで観察してたんだろ?」

 

類「正解だよ。霊斗くん。僕を探して、動き回る君達を見ているのはとても面白かったよ」

 

霊斗「あのショーに使ってたロボットと言い、ドローンと言い・・・お前本当、すごい奴だな?」

 

類「おや?僕のショーを見ていたのかい?君達もどうやら、僕のファンみたいだね?」

 

まあ、確かに、神代のショーは凄かったと思う。感情が乏しい・・・いや、ほとんど無いような俺でもすごいと思えたから。

 

司「いや、俺はお前を勧誘しに来た!」

 

類「勧誘?」

 

司「単刀直入に言おう。神代類!俺とともにショーをやるぞ!」

 

類「君と・・・ショーを?それは、なかなか面白そうな提案だね」

 

司「そうだろう!そうだろう!よし!そうと決まれば・・・!」

 

霊斗「ていっ」

 

俺は司の頭を軽く叩く。

 

司「いたっ!おい!霊斗!何をする!?」

 

霊斗「まだ、類の返事を聞いてないのに、勝手に決めんなって。神代どうだ?司と一緒にショー、やってくれないか?」

 

類「・・・とても興味深い提案だけど、君とのショーの上演はないだろうねぇ。僕は自由気ままにショーを、するのが好きなんだ。僕は僕なりに、見てくれる人が心から笑ってくれるショーを作っていければそれで良いんだよ」

 

 

司「心から楽しめるショーを・・・?それならば、なおさら俺とやるべきだろう!」

 

るい「・・・へぇ。それは何故だい?」

 

司「決まっている!俺が、世界一のスターになる男だからだ!!」

 

類「・・・うん?」

 

神代の奴、困惑してるよな・・・まあ、当たり前だろうな。司の言ってる事は、理由になってねぇし・・・

 

司「俺は、スターになり、必ず客を楽しませてみせる!お前のショーを見たが、お前の演出家としての腕は最高だ!」

 

霊斗「それは同感だな。神代のショー、見てて楽しんでた奴。多かったし、それも神代の演出がいいからだろうな」

 

類「おや、どうもありがとう」

 

司「そして、オレなら神代のどんな演出にも、12000%の結果で答えてみせる!」

 

類「これはまた、なかなかすごい数字を持ち出してきたね。その数字にはどんな根拠があるんだい?」

 

司「根拠?そんなものはない!あるのは、俺自身に対する自信!そして、俺の親友!鬼灯霊斗への信頼だけだ!!」

 

霊斗「・・・っ」

 

司「お前の考えた演出で、俺と霊斗が最高のショーを見せる!どうだ?楽しくなると思わないか?いや!断言しよう!オレ達とやるショーは絶対に楽しいぞ!!」

 

類「・・・フフ、君は面白い人だね。一緒にショーをやるのはとても楽しそうだ。でも・・・・・・」

 

やっぱり、断られるよな・・・そう考えていたが、途中で言葉を止めた類。視線を俺たちから外し、下を見ている。

 

司「なんだ?下に誰かいるのか?」

 

類「これも、いい機会かもしれないな・・・」

 

霊斗「ん?なんだって?」

 

類「天馬くん、霊斗くん。二人が探しているのは演出家だけかい?」

 

霊斗「え?いや、役者も探す。できれば、神代にも演出家と役者の両立をしてもらいたいって思ってるが・・・?」

 

類「それなら、僕の推薦するメンバーを加えてもらえるなら、協力するよ。」

 

司「おお!・・・だが、そのメンバーは実力はあるのか?」

 

類「ああ。実力は保証する。僕と一緒に、子供の頃からショーに触れているからね」

 

司「素晴らしい!一気にメンバーが二人も増えたぞ!」

 

類「一緒にみんなが笑顔になるショーを作ろう、天馬くん、霊斗くん」

 

司「司でいい!よろしく頼むぞ!類!」

 

霊斗「よろしくな。類・・・って、そういや、さっきから気になってたんだけどよ。」

 

司「?どうした?」

 

霊斗「類、なんで司は苗字呼びで、俺だけ最初から名前呼びだったんだ?」

 

類「さあ、どうしてだろうね?霊斗くんと呼びたくなったのさ。初めからね?」

 

霊斗「・・・そうか。」

 

類「ああ。そうだ。霊斗くん、少しお願いがあるんだけど、聞いてくれるかい?」

 

霊斗「うん?おう。いいぞ?」

 

類「君の写真を撮ってもいいかい?」

 

霊斗「・・・は?俺の写真?別に構わないけどよ・・・?」

 

類「ありがとう。それじゃあ早速・・・」

 

類はスマホを手に取り、俺にカメラを向けて写真を撮る。

 

類「うん。ありがとう。それじゃあ、僕は帰るよ。今日、フェニックスワンダーランドで会おう。」

 

司「ああ!また後でな!」

 

霊斗「んじゃあ、俺達は先に行くか。類、後でな」

 

俺と司は、一度帰宅し、フェニックスワンダーランドへ向かったのであった。

 

場所は変わり、フェニックスワンダーランド。俺達は衣装に着替え、ワンダーステージに集まっていた。

 

司「というわけで、演出家を連れてきたぞ!」

 

えむ「わぁ〜☆昨日のショーの人だ〜!ようこそわんだほーい!」

 

類「へぇ。こんなステージがあるなんて知らなかったな。古いけど、しっかり手入れされている。君が司くんの言ってた子だね?神代類だよ。よろしく」

 

えむ「よろしくねっ!!ねえねえ類くん!あのショーの続きはいつやってくれるの!?」

 

類「おや、君も見てくれていたんだね?いつか必ず、やる事を約束しよう」

 

えむ「本当?約束だよ?」

 

類「ああ。もちろんさ」

 

えむ「えへへっ!わたし、鳳えむ!よろしくねっ!」

 

類「・・・鳳?」

 

えむ「そうだ類くん!あのビューンって飛ぶ奴!私達のショーにも使ってみたいな!」

 

・・・ビューンって飛ぶ奴・・・ああ。ドローンの事か。

 

霊斗「確かに、あれを使うのは面白いかもな。あれで星・・・あのスピードなら流れ星とかも再現できるんじゃねぇか?」

 

類「っ!・・・それはなかなか面白そうだね。秒速40キロメートルで起きるプラズマ現象をドローンで再現しようとする・・・うん。面白そうだよ。本当に」

 

えむ「あ、でもファラファラ〜って飛ばすのも面白そうかも?」

 

霊斗「ファラファラ〜・・・・・・蝶みたいな感じか?」

 

類「ああ。ルリタテハの動きだね?確かにあの蝶の動きは芸術的だね

 

霊斗「それなら、他の虫の動きとかも再現できるか?トンボとか?」

 

司「・・・あの二人の間に、霊斗が入ってくれるだけで、ここまでわかりやすくなるものなんだな・・・」

 

司、意外と大変なんだぞ?まあ、感覚でわかるようになってきたけどな。

 

司「そういえば、類、推薦したいもうひとりのメンバーはどうしたんだ?」

 

類「ああ。そこまで一緒に来てたんだけど、彼女は人と話すのが苦手でね。呼んでくるから、少し待っていてほしいな。」

 

類はその人物を連れてくるため、行ってしまった。

 

えむ「どんな子なのかなー?とっても楽しみ!」

 

霊斗「まあ、とりあえずショーができるくらいの人は揃ったよな?」

 

司「ああ。これでショーはできるのも同然だ!」

 

類「3人とも、おまたせ。連れてきたよ。」

 

戻ってきた類が連れてきたのは・・・大きな一人・・・いや、一体のロボットだった。

 

司 えむ

 

「「ロボット!!??」」

 

霊斗「・・・・・・本当、退屈しないな。ここ。」

 

 

 

 

 

 




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