喪失少年はこのセカイのキャラとの絆を結ぶ   作:エム3

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6話目です。
今回は、最後のワンダショメンバー登場回!
ちなみに私のワンダショメンバー内での1番の推しです。
(全員ならば、奏一択なり。)


新たなメンバー、その名はネネロボ

俺達は、類の連れてきた新たなメンバー候補・・・のロボットを観察していた。

 

えむ「このロボット大きいねぇ〜!私の腰くらいまであるよ〜!」

 

霊斗「そうだな。それに細かい所まで作られてるし・・・類、これもお前が作ったのか?こいつがメンバーか?」

 

類「ああ、そうさ。僕がショーに使っていた自立型とは違ってこれは遠隔操作型でね。1日の充電で3日はフルの稼働に耐えられるし、ショーに適した複雑な動きにも耐えられるように設計されているんだよ」

 

司「ええい!自画自賛などどうでもいい!それより、操作している人間はどこにいるんだ!?」

 

「・・・・・・」

 

類「ああ。少し離れた所にいるよ。大丈夫。彼女のコントロール技術には、僕が太鼓判を押すよ。」

 

霊斗「だろうな。類が放課後、保証するって言ってたし、心配はしてねぇよ。・・・・・・にしても、このロボットの姿、どっかでみたような・・?」

 

えむ「霊斗くん、このロボットの事、知ってるの?」

 

霊斗「いや、このロボットには初めてあったけどな。けど、なんか見覚えがあるんだよな・・・?どこだ・・・?」

 

『・・・・・・久しぶり』

 

すると、俺達が観察していたロボットが喋り出した。

 

えむ「わっ!喋ったぁ〜!!』

 

類「うん。会話もできるし、コントローラーにはディスプレイがついているからこっちの様子もわかるよ」

 

霊斗「マジでハイテクノロジーだな。他の機械が霞んで見えやがる・・・ってか、久しぶり?」

 

『・・・あの時、助けてくれて・・・ありがとう』

 

霊斗「あの時・・・・・・って、まさかお前、あの時、変な奴に絡まれてた女か?」

 

ロボットは首を縦に振る。まさか、操縦してる奴が、あの時の女とは・・・世間は狭いというかなんというか・・・

 

霊斗「そうか。あれから、絡まれたりされてないか?」

 

『大丈夫・・・あいつも来てない・・・から・・・』

 

霊斗「そうか。なら、安心だな。なんかあったらいつでも頼っていいからな?俺は、鬼灯霊斗。よろしくな」

 

えむ「私、鳳えむ!よろしくねロボちゃん♪」

 

『霊斗に、鳳・・・・・・鳳?それって、もしかして・・・・・・』

 

えむ「ロボちゃん、名前はあるの?教えてっ♪」

 

『名前?え、ええっと・・・・・・」

 

霊斗「・・・?なんも無いのか?類、このロボットに名前とか無いのか?」

 

類「そういえば、ロボット自体には名前をつけていなかったね。この際、君の名前を教えてあげたらどうだい?」

 

『・・・・・・草薙寧々』

 

えむ「寧々ちゃん!よろしくね!」

 

霊斗「草薙寧々・・・か・・・・・・なら、安直だけどよ。ネネロボなんてどうだ?呼びやすいし。」

 

・・・我ながら、ネーミングセンスのなさよ。

 

えむ「ネネロボちゃん!いいと思うよ!どうかな!?」

 

類「そうだね。ネネロボ・・・・・・いい名前じゃないか。寧々はどうだい?」

 

寧々『ネネロボ・・・れ、霊斗がつけてくれたならその名前で・・・いいけど・・・』

 

・・・なんか、会話が苦手な割には意外と話せてるな・・・まあ、別にいいか。

 

司「会話ができるなら、その草薙寧々とやらに一言言わせてもらおう!いいか!俺達は歌もダンスもやる!オレというスターにふさわしい、ハイクオリティでな!そんなロボットじゃ、ダンスもままならないだろう。残念ながら、メンバーには・・・・・・」

 

寧々『へぇー。自称スターのくせに、見る目ないんじゃないの?』

 

司「な、なんだと!?」

 

霊斗「俺もそう思うぞ?司。見た目で判断したら駄目だろ?ロボットだからって解釈はやめろ。それは、草薙にも、それこそ連れてきた類にも失礼だ。ロボットだから踊れないなんて言った奴なんていないだろ?」

 

司「・・・うっ!・・・す、すまなかった。」

 

霊斗「・・・そうだ。草薙、何か今ここで踊ったりできるか?」

 

寧々『できる。こいつにも踊れる所見せたいし』

 

霊斗「なら、一回、やってみるか。類、いいか?」

 

類「ああ。見せるのはいいと思うよ。技能と技を見てもらおう!えむくん、音楽をかけてもらえるかい?」

 

霊斗「なら、提案したのも俺だし、少し付き合うか。代役として出るかもしれんし、えむ、いいぞ!」

 

えむ「はぁーいっ!ネネロボちゃんと霊斗くんのショー!スタートっ☆」

 

司「ふん、やれるもんならやってみろ!霊斗は未知数だが、いくら類が作ったロボットとはいえ・・・」

 

えむが音楽を再生すると、リズミカルな音楽が流れてくる。直後、ネネロボは巧みに足を動かして・・・・・・って。

 

司「た、タップダンスだとー!?あの短い足で!?」

 

霊斗「予想外のダンスだな・・・・・・それなら、こっちも合わせるか。」

 

俺は、ネネロボの音に合わせるように、足を動かし、音を奏でる。

 

類「いいねぇ。二人とも、とてもいいダンスだ」

 

えむ「うわぁ〜♪二人ともすごいスピードで足がバタバタしてるよ〜☆」

 

すると、タップダンス特有の音が止み、ネネロボの動きが変わった。

 

司「からの・・・滑らかなジャズダンスだと!?ウソだろ・・・・・・!!あんな頭身でできるはずがない・・・!」

 

霊斗「やっぱ、類が保証するだけはあるよな・・・」

 

司「いや、それよりも霊斗!お前は何故そんなに踊れるんだ!?」

 

霊斗「いや、だって、いざ本番って時に代役頼まれるかと思って・・・」

 

・・・って言ってるが、全部、特典のお蔭なんだけどな・・・

 

えむ「すごいすごい!!ネネロボちゃんも霊斗くんもダンスじょうずだねぇ〜♪」

 

寧々『・・・・・・どう?』

 

司「い、いやまだだ!ミュージカルショーは歌こそが最も重要!ロクに与えない奴は、ステージにあげられん!」

 

寧々『ふーん。歌えばいいの?』

 

司「へ?」

 

寧々『・・・霊斗。い、一緒に歌ってくれない?」

 

霊斗「は・・・?まあ、ダンスも付き合ったし、別にいいけどよ・・・」

 

寧々『それなら・・・〜〜〜♪』

 

霊斗「〜〜〜〜♪」

 

寧々が歌い出し、俺もそれに合わせて歌う。寧々がメロディを歌い、ハモリを俺が歌う感じだ。知ってる曲で助かった・・・

 

えむ「わ、わわわ〜〜っ♪すっごく綺麗な歌!声もキレイ〜!」

 

類「霊斗くんも、凄くキレイな歌声だね。」

 

司「そんなバカな・・・はっ!録音したプロの声を流してるんじゃないだろうな!?」

 

えむ「さっきのネネロボちゃんの声と同じだし、もしそうなら、霊斗くんに一緒に歌ってなんて言わないんじゃないかな?」

 

司「うっ!」

 

霊斗(まあ、ただ歌うだけなら、こんなもんでいいよな・・・・・・)

 

寧々(なんでだろ・・・霊斗と歌うのが・・・自然みたい・・・楽しいって思えてるのかな・・・)

 

歌い終えた俺達は、ステージを降りる。その後ネネロボは司を見つめていた。

 

寧々『・・・それで、次は何をすればいいわけ?』

 

司「ううっ・・・!」

 

霊斗「司、草薙を入れてもいいんじゃねぇか?」

 

司「霊斗!?」

 

霊斗「草薙と踊ったり、歌ってみたが、こいつのパフォーマンスは一人前だ。これほどの逸材はいない。条件は満たしてるし、ロボットの見た目だから、子供からの人気が出るかもしれない。こんな人材をお前はロボットだからっていう、くだらない理由で捨てるのか?」

 

司「うう、確かに・・・俺のステージに立つレベルには到達しているが・・・」

 

霊斗「・・・まさかとは思うけどよ。自分より目立つかもしれないから入れないなんて理由じゃねぇよな?」

 

司「!?お、オレは世界一のスターになる男だぞ!!そんな理由があるわけがない!」

 

霊斗 寧々

 

『『ふ〜ん?』』

 

司「なんだ!?二人のその顔は!?」

 

寧々『気づいた?流石未来のスター』

 

司「おい、何故こいつはこんなにも好戦的なんだ?オレの才能に嫉妬しているからか?」

 

類「あはは、3人とも仲がいいみたいだね。特に・・・寧々くんと霊斗くん。二人の相性はバッチリみたいだね」

 

えむ「司くん!私、ネネロボちゃんとショーがやりたい!」

 

えむ「こんなにダンスも歌も上手なんだよ?きっと、ショーが大好きで、たくさん練習したんだよね?すごいよっ!」

 

寧々『・・・・・・』

 

こんだけな物、見せられたら、流石の司も納得するだろ・・・

 

司「くっ・・・確かに、歌と踊りの出来は認めるしかない・・・」

 

えむ「ええっ!?じゃあ?じゃあ?」

 

司「わかったわかった!あいつが4人目のメンバーだ!」

 

霊斗「決まりだな。よろしくな。ネネロボと草薙」

 

寧々『・・・・・・寧々』

 

霊斗「え?」

 

寧々『・・・・・・寧々って・・・呼んでほしい・・・』

 

・・・司の時とのギャップが激しいな。

 

霊斗「わかった。よろしくな。寧々」

 

えむ「よろしくね!ネネロボちゃんと寧々ちゃん!」

 

寧々『ま、よろしくね』

 

司「寛大な俺に感謝するんだな。」

 

寧々『アンタこそ、足引っ張ったら、ビームの的にするから」

 

司「ビーム!?そいつ、ビームがついてるのか!?」

 

霊斗「・・・やっぱ、類の作るロボットってオーバーテクノロジーだよな。お前の凄いとこなんだけどよ」

 

類「フフ、褒められるのは悪い気がしないね。」

 

・・・やっと、フルメンバー・・・か?これから騒がしくなりそうだな・・・

 

霊斗「と、いけね。大事なこと忘れてた。司」

 

司「ん?なんだ?」

 

霊斗「類と俺で演出とか必要な材料とか出すからよ。ショーの脚本、司が作ってくれないか?」

 

司「・・・へ?」

 

えむ「え?司くんが考えてくれるの!?」

 

霊斗「リーダーはお前なんだし。プロとかを雇う金もなし。時間もなし。なら、俺達でどうにかするしかないだろ?」

 

司「た、確かにそうだが・・・いや・・・しかし・・・」

 

・・・後一息だな・・・よし、なら・・・

 

霊斗「寧々・・・ゴニョゴニョ・・・」

 

寧々『・・・うん。わかった・・・やっぱり、アンタは自称スターね。頭のレベルを露見したくないだけじゃないの?それだけ低いの?』

 

司「なっ!?くっ・・・!そこまで言うなら、このスターである俺に任せろ!!スターである俺にふさわしい脚本を描いてくるからな!!」

 

寧々『はいはい。期待しないで待ってる』

 

霊斗「頼むぜ?司。」

 

その後は、現地解散をして、俺は帰路についた。この後に待ち受ける、突然の出来事を知らぬまま。

 

 

 

 

 




ご愛読ありがとうございます。

オリ主を絡ませる次のグループは?

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