メモリーガチャ転生~1日一回ランダムに変わるメモリで生きていく~ 作:ユーザーU
さーてと…昨日の……いや、最近の出来事をざっと整理しよう…。
俺は暗く、周りは石造りの城の地下への道をランタンを灯しながらそんな事をふと考えた。
まったく…ほんと最近大変な事ばかり……殺人鬼の吸血鬼捕まえたり、リルアの襲撃を守ったり……そろそろ癒しが………ほのぼのが流石に欲しい。
この世界、暇潰し出来そうなのがあまり無いからな…。
考え事をしているともう地下の独房が見えて来た。
独房の前ではリルアが中を眺めている。
真田「どう?」
独房の中を見ると吸血鬼が魔法で強制的に眠らされ、ボロボロの服のまま地面に伏せていた。
リルア「あっ、サナダくん」
なんでリルアが居るのかと言うと俺が捕まえた吸血鬼の様子が気になるらしい。
真田「これ特別製なんでしょ?、じゃあ脱走とかは無理だよ」
リルア「まぁ…心配だったから」
ガリーさんからリルアの事頼まれてるからなぁ…出来るだけ危ない所には行かせないようにしないと。
真田「そういや、もう尋問はしたんだよね?」
リルア「うん、終わったらしいよ」
真田「
リルア「うん、ただね…あの魔物、ガリーが言うには本来は炎の力も喋る知能も無い筈なの…それでどっちの力もあの後無くなっちゃって話は結局聞けなかったって」
リルアは目を細めながら首を傾げていた。
この前のってのはリルアを襲撃した魔物…あれだけ爆発したんだから死んだかと思ったら単純に遠くへ吹っ飛ばされていたらしい爆発で魔物はこっちから見えなかったから死んだかと思ってた、まぁそれでも瀕死だったらしいけど。
真田「戻ろっか」
リルア「うん」
城の廊下へ二人で移動し、リルアの部屋へ取り敢えず向かった。
真田「あっ」
リルア「?」
さっき考えていた
真田「図書室ってある!?」
リルア「えっ?、まぁ…有るけど?」
少し勢いよく聞きすぎて驚きながらも教えてくれた。
リルア「一階の左側の別館にあるけど…場所分かる?」
真田「分かんないけど探検代わりに行ってみたい」
リルア「うーん…まぁいいよ、場所が分かんなくなったら周りの人に聞いてね?」
真田「分かった!!」
あー…やっと何か娯楽に浸れるのか……。
ちょっと感動してきた。
早歩きで一階ホールに降りて左側の扉を開けた。
扉をあけると別館に繋がる廊下があり、ここからは中庭が見える。
廊下を渡って奥の扉を開けて別館へと着いた。
道が真っ直ぐ続いていて右側には二階への階段が有り、少し進んだ所の右側には大きめの扉が有る。
あそこが図書館か?。
扉に近づき開ける。
上の窓からの光が地味に部屋を照らし、中には古そうな本がパンパンに詰まっている木製の大量の巨大な本棚が並んでいた。
真田「うわぁ…すげぇ」
大量の本に圧巻されながらある光景を連想した。
仮面ライダーダブルの二人の主人公、
そのフィリップってキャラの頭の中に地球で起きた出来事や情報全てと言っていい程の知識が集中すると白い背景の中にちょうどこんな感じで大量の本棚と本の形で現れる。
そしてキーワードで
以外と便利な能力だが、残念ながら俺のスキルには入ってない。
そこで思った、見た通り古そうな本ばかりで娯楽系は絶対無い。
なら、本家
そもそも、この世界の事を俺は知らなすぎる…。
だから、
まぁ、言うなれば勉強も含めた仮面ライダーごっこだな。
俺は部屋の中へもっと踏み出しもう一度見える限り部屋の全貌を見渡した。
本棚にばかり気を取られて居たが左側には人が何人か座って本を読めるようにか木製の横長の机一つと椅子が4つあった。
真田「さてと…検索を始めよう」
そう呟き、両手を少しだけ外側に開く動作をすると同時に目を
次はキーワードだ。
まず知っておかないといけない事。
相違点
本やら小説でよむ異世界との違い…これは知っておかないと。
常識
魔法やスキル…これがどういう物かも知っておかないと、いや、よく考えれば相違点を調べる内にそういうのも勝手に出てくるか…。
常識
後は…なんだ?。
ここで次が思い付かず無意識に目を開けた。
真田「他には………あ」
思い付くともう一度目を閉じてキーワードを思い浮かべる。
戦闘
…これはまぁ、護身術程度だな。
また戦う事になる事なった時に少しはマシになるはず。
真田「よし」
思いつく限り探す本のジャンルは決まった、後は歩き回って探す。
俺は本棚方面へ歩き出した。
真田「これでいいかな?」
俺は片手に魔法術基礎と書かれた分厚い国語辞典ぐらいの本を持っていた。
真田「これで基礎…」
文句を言ってからさっきの机に向かい、本を置いて椅子に座った。
本へ向かって読む為に手を伸ばすと有ること気づいた、頭がすんなり理解しすぎて逆に気づかなかった事だ。
表紙の文字は日本語じゃない、なのに普通にわかる。
真田「スキル欄に出ない特典か?」
なら、他にも有る?。
本へ伸ばそうとした手を空中で止めたまま数秒間止まっていた。
とりあえず、本を手に取りページをめくる。
数分後
内容を要約するとこんな感じだった。
魔法は魔力を消費して放つ。
魔法には、様々な属性があり使用者によっては基本属性に加え特異な属性の魔法が使える場合も有る。
魔力量の初期値は生まれた時に決まるがその後、訓練等によって伸ばせる。
それと、魔力の使い方も初期値は生まれた時に決まって頑張れば伸ばせる。
これが、序盤の序盤…10ページぐらい読んで理解出来た所。
これ以上はこの本は読まない、理解出来ない所が多すぎる。
椅子から立ち上がり元の場所に戻して周りを歩いた。
真田「おっ」
今度は戦い方の本を探しているとちょうど良く本の側面に格闘という文字を見つけ直ぐにその茶色の本を取った。
表紙方を見てタイトルを良く見るとラルム・クローホ式魔力格闘術と書かれていた。
真田「魔力って事は魔法系か?」
そのまま立ち読みを始める。
最初のページは目次で章のような者がかなり細かく分けられていた。
真田「う~ん…」
やっぱりめんどくさく感じて黙って本を閉じて元の場所に本を戻そうとする、しかし有ることに気づいた。
ビビってつい目を思い切り見開く、さっきの本を取った事で出来た本棚の隙間から丸くて大きめの眼鏡越しに綺麗な青い瞳がこちらを覗いていた。
???「…どうですか?」
女の声だ、どうですかってどういう事だ意味が分からない。
真田「誰?」
俺は驚きで目をパチパチさせながら言った。
???「その本の…作者なんですけども……」
真田「えっ?」
なんで作者本人が居んだよ、と無理にでもツッコムべきか…正直に困惑するか……。
???「やっぱりそれダメダメですか?」
真田「えっ…えーと、内容は読んでなくて…分かんないです」
???「やっぱり可笑しいですよね」
真田「?????」
どゆこと?、普通に困惑した。
???「魔法と格闘の融合…そしてそれを書いたのは
真田「えっあの…「可笑しいですよね…」
かなり…いや異常か?それぐらいネガティブすぎてこっちの話を聞いてない。
真田「……………」
本を黙って開く。
???「え?」
不思議そうな声が聞こえたが何も言わず本を読む。
ふと、チラッとさっきの目を見ると驚いているのか目を見開いて必死にこちらを見ていた。
目を本に戻し分厚い本のページを進めた。
意味の分からない単語がたくさんだ。
もう一度目線を移すと目がもうなかった。
真田「えっ?」
だが後ろから足跡が聞こえた事に気づき振り向いた。
そこには背が少し小さめで茶髪で髪型は…確かボブって名前の髪型だった。
その人は丸眼鏡をかけて瞳は青…多分さっきの人だ。
???「…………」
なんだか魔法使いというか何というか…藍色のローブ?を着ていた。
彼女はこっちをまた弱々しく見つめている。
???「なんでその本を選んだんですか?」
そう言われ目線を本にまた移し考えた。
真田「まぁ元々、戦いがどうのこうの本を探してたんだけどさ……」
そこまで言うと両手で本を強く握った
真田「なんか凄そうな感じがしたんだ」
???「凄い感じ…ですか?」
真田「そうそう、なんか気になったって言うかカッコいいっていうかロマンっていうか…うーん…分かんないな……なんて言えばいいかなぁ」
ちゃんとした表現が言えずに首を傾げながら本を眺めると彼女が口を開いた。
???「…ありがとうございます」
俺の所に早足で近づくと持っていた本を右手で取られた。
真田「あっ」
彼女がさっきとは違い強い目で俺の顔をじっと見てきた。
ラルム「ちゃんと名乗ります……私の名前はラルム・クローホです」
この時は、まさかラルムが俺の師匠ポジションの一人になるだなんて思っていなかった。
「」の前に名前付けるのいらないですか?
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要る
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いらない