メモリーガチャ転生~1日一回ランダムに変わるメモリで生きていく~ 作:ユーザーU
真田「さて、そろそろ行くか」
あの後、事件現場を出来るだけ周った後に宿で休憩していた。
ちなみに今日はここで寝るつもりだ
真田「よいしょ」
ふかふかのベッドの上で休ませていた腰を上げて立った
そしてドアから外に出ようとする前に一回止まった。
そして横の壁に掛けてある全身が見れる鏡でコルが選んだコーデを見た
白い帽子のつばの上に黒い線があり白いシャツに茶色の縦線が入っているネクタイも茶色だそして白いスーツに白いズボンからの黒いベルトというセットだった、やっぱコルの服選びは好きだ
自分の格好に満足した俺はドアに手を掛けて開けた
二階の部屋から階段で一回の受付に行った
宿屋の娘「あれ?、お出掛けですか?」
そこには頭に茶色いスカーフ?を巻いて元気そうなTHE宿屋の娘的な子がいたちなみに17歳らしい
真田「うん」
宿屋のおばさん「あんた気をつけなよ?、最近危ないからね」
この子のお母さんが言った、多分娘さんの元気オーラはお母さん似だろう
真田「それじゃ行ってきます」
そう言って美しい月の光に照らされつつも暗い夜道が広がる外に出た
数十分後
真田は周りの夜道をキョロキョロしていた
真田「……相手の方から来てくれると思ったんだがな…」
真田の作成はなんとも脳筋な物で襲って来た犯人を返り討ちにしようという作成だった
真田「そう上手くいくわけないか…」
落胆しているとピピピっとスタッグフォンから着信音が鳴り響いた
真田「えっ?」
これを持っているのはリルアだけ、つまりリルアからの電話だ
スタッグフォンのボタンを押して耳に当てた
真田「どうした?」
リルア「え~と、今宿屋だよね?」
しかし、なぜそんなことを聞くんだろう?と困惑したが直ぐに答えた
真田「いや、あの住宅街の間の道だよ、それでどうしたの?」
リルア「今サナダくんの所に向かってた所だよ」
はっ?
思わずそんな声が出た
真田「えっなんで?、外に出ていいの?」
リルア「う~ん、サナダくんが心配だからこっそり来ちゃった」
てへぺろっ(・ωく)見たいなテンションで言われたがきっとネタが通じないからてへぺろテンションについては何も言及しなかった
真田「……それ絶対怒られるからね?」
リルア「あはは…まぁ大丈夫だよ」
自信無さげに言った
真田「まあ、それならいいんだけどさぁ…」
リルア「ええと、そこの道なら路地言った方がいいかな」
ある事にオレは不思議がった
真田「あれ?、なんかここら辺に詳しくない?」
周りに響く足音が聞こえる、多分路地に入ったからだろうと思っていたらリルアから質問の答えがすぐに返ってきた
リルア「まぁ…よく窓の外から街を見てたりお父さんにこっそり連れていってもらってたりしてたから
真田「そうなんだ」
リルアの過去をちょっとだけ垣間見ることが出来た気がした
リルア「それにしても暗いなあ…」
真田「大丈……「ひっ!!」
大丈夫?と聞こうとした時、声が聞こえた
そのケータイ越しに聞こえる声は完全に固まっている
真田「!?」
そして、もうひとつケータイ越しに聞こえるぐちゃぐちゃとした生々しい音、真田の脳裏に嫌な予感がよぎった
真田「リルア!!」
リルア「ハァ…ハァ…ああっ…」
激しい恐怖で明らかに声や呼吸が安定していない
リルア「なん…なの……」
真田「っ!!…リルア!!どうした!?」
リルア「人が…襲…われてて……こっちに…来て…る…」
震えた声で途切れ途切れに説明している
真田「っ!!」
スタッグフォンを握りしめた
真田 (クソッどこの路地だ!?)
今のリルアは答えられる余裕なんて有るわけがない、土地勘のない真田には場所を当てるなんて事も不可能、その事実がさらに真田を焦らせた
リルアside
数十分前
リルア「よしっ!!抜け出し成功!!」
サナダくんが心配だった私は今なんとか城から抜け出した所だった、どうやったかは長くなるから割愛するけど
リルア「えーと、」
街中の道に立ち止まってまだ操作が不慣れな携帯を操作し始めた
真田「どうした?」
こんな凄い物をちゃんと操作が出来て優越感に浸りながらも暗い夜道の中、真田くんの声に安堵感も感じていた
それはそうと今何処に居るのか聞かないと
リルア「えーと、今宿屋だよね?」
真田「いや、あの住宅街の間の道だよ、それでどうしたの?」
少し困惑したように言われた
リルア「今サナダくんの所に向かってた所だよ」
真田「はっ?、えっなんで?外に出ていいの?」
リルア「うーん、サナダくんが心配だからこっそり来ちゃった」
私は元気そうに言った
真田「…それ、絶対怒られるからね」
別に何か言いたい事が有りそうに言った
リルア「あはは…まあ大丈夫だよ」
自信なさげに言った
真田「まあ、それならいいんだけどさぁ…」
リルア「ええと、そこの道なら路地言った方がいいかな」
私は路地に向かった、暗さに拍車がかかり不気味だ
真田「あれ?、なんかここら辺に詳しくない?」
普通、王女だとかが知ってる訳がない事に対してのごもっともな疑問にすぐ答えた
リルア「まぁ…よく窓の外から街を見てたりお父さんにこっそり連れていってもらってたりしてたから」
真田「そうなんだ」
本当に…優しいお父さんだった…だから、早く
リルア「それにしても暗いなあ…」
ここまで暗いとホント嫌になる、まあ夜だから当たり前だけど
真田「大丈…
その言葉か最後まで聞こえる前に、見ただけで体が動かなくなるような恐怖に襲われる光景が有った
リルア「ひっ」
人が、襲われている
襲っているのも人間なのだろうか?
恐怖でおかしな思考をしていた、人間に決まっている、どう見ても人間の姿だから
しかし、次の瞬間その思考を一蹴する光景に変わった
良く見えなかったが30代くらいの男性を壁に押し付け何かしている、押し付けられている男性は口から血を吐き何も無いところを虚ろな目で何も無い空を見ている、つまり恐らく死んでいると言うことだ、ならば襲っている男はもう相手は死んでいるというのに何をしているのだろう
さっきから鳴り響いて目の前の光景に対する嫌悪感を促進させる音の正体と共にその答えがわかった
襲っているみすぼらしい服装の男が血で濡れた口元を晒しながらこちらを振り向いた
リルア「ハァ…ハァ…ああっ…」
真田「リルア!!」
彼の声が恐怖で固まった体に少しだけ動きを戻した
それでも目の前のあり得ない光景に震えていた
リルア「なん…なの……」
震えた声でふと呟いた………呟いてしまった
真田「っ!!…リルア!!どうした!?」
呟いた瞬間のらりくらり不気味なスピードでこちらに歩き、襲われていた男は力無く倒れた
リルア「人が…襲…われてて……こっちに…来て…る…」
こんな震えた声で伝わっているかは分からないが必死に私は説明した
真田「っ!!」
私は段々男が近づいて来る度に動いて逃げなければいけないのに動けなくなっていた、さらにここ一帯の土地に慣れていないサナダくんが助けに来てくれる可能性も少ない
本気で死を覚悟した時に希望とも言える言葉が聞こえた
真田「スタッグフォンに茶色いやつを入れて!!」
リルア「えっ?」
一瞬言葉の意味が分からなかったがあの日、これの説明を受けた時に護身道具という言葉を思いだし、その言葉を信じた
真田「下の所!!」
良く見ると携帯の下の所に茶色い道具が入りそうな穴が空いていた
男との距離は残り1メートル、もうこれしかない
リルア「お願い!!」
携帯に茶色い道具をいれると
スタッグ
という淡々とした声が聞こえて直ぐ様携帯が変形し男に向かって行った
男「がっ!?」
男が後ろに退きリルアが空中の電話を良く見ると形がわかった
クワガタだった
そう、それはクワガタの形だった
そして次は後ろから聞き慣れた声が聞こえた
真田「リルアアァアア!!」
後ろから全力疾走してサナダくんが来た
それと同時に空を飛びながら青いコウモリのような物も一緒に来てい
コウモリのような物から眩しい光が出てきてその光で男が怯み、その瞬間、サナダくんの回し蹴りが男へ炸裂した
真田「早く!!」
リルア「うん!!」
男が怯んだ隙にサナダくんは私の手を取り逃げた
真田side
数分前
真田(時間稼ぎにしかならないけど、これしかない!!)
真田「スタッグフォンに茶色いやつを入れて!!」
リルア「えっ?」
真田「下の所!!」
そして、さっきから頭の中のスキルツリーで探し物がやっと見つかった、今の状況を打破できる可能性を掛けるにぴったりな代物だ
真田「よしっ!!」
コウモリが書かれた青いガイアメモリと少し大きめのカメラが空中に現れそれをキャッチし、直ぐ様カメラ…バットショットの横にある挿入口にギジメモリを入れた
真田「リルアを探せ!!」
そういってバットショットを空へぶん投げると空中でコウモリの形へ形した
周りを少し見回すと
バットショット「カシャカシャ」
何かを見つけたのか俺の方へ向かってフラッシュを二回焚いてこちらに近づいてどこかへ案内し始めた
真田「見つけたのか!?」
俺はバットショットを追って走りだした
現在
真田「ハァハァ…」
真田(どこにいるんだ…)
二人で走って街中まで逃げたがあの男は一向に追って来ない
それが逆に不安感を煽るように感じるが良いことでもある
真田「撒いたのか?、リルア、怪我はしてない?」
リルア「うん…大丈夫」
怪我してない事に少し安心した、もし俺一人だったらこっちからあいつに仕掛ける所だけど戦闘に巻き込まないように今はリルアを城まで送らないといけない
真田「一旦、城まで帰ろう」
リルア「うん」
目の前にある少し急な坂を歩きだした
真田「さっきのやつは取り敢えず明日、衛兵さん達に報告しに行く、それともう勝手に外に出たりしないでね」
リルア「うん…」
真田(さっきからテンションが低い、まあ人が死んでたからそりゃそうか……)
俺ははさっきの事を思い出して冷や汗をかきながら心臓の鼓動が激しくなった
真田(さすがに人が死ぬのは慣れない…、我ながらこの前の襲撃の時、あれだけ血気盛んな行動が出来たな…)
俺は不安な心を誤魔化す為手の握る力を強くした
坂を登りきる時、近くの屋根から何かが目の前に降り立った
それが何なのか直ぐに分かって冗談だろという心境だった
真田「…チッ、あーもうめんどくさい」
愚痴を溢しながらも内心どうしようと軽くパニックを起こしていた
リルア「……!!」
俺は手を握りながら前に出た
男「殺す」
男は冷淡に告げた
真田「お前…吸血鬼だよな?、衛兵さんの話によると結構凄いやつらしいじゃないか、一つ教えろ、なんでこんな堂々と街中に居るんだ」
男はゆっくり近づきながら言った
吸血鬼「そりゃ…ここに住んでるからな、人間のふりをして」
リルア「えっ!?」
男はもう1メートル程の距離まで近づいていた
吸血鬼「だから証拠は残しておけない」
真田「っ!?」
一瞬浮遊感に襲われ直ぐに頭で何が起こったのか考え始める
男から何をやられたのか頭の理解が一瞬追い付かなかったが俺とリルアは吹き飛ばされたという事が空中でやっと分かった
真田「ぐっ!!」
直ぐにリルアを抱き寄せそのまま坂の下まで転がり落ちて行った
真田(痛っ!!)
ゆっくりと痛みで瞑っていた目を開けると男がもう直ぐそこまで近づいていた
このまま来れば確実に殺されるだろう、
しかし不自然に男の足取りは急に止まった
その顔にはある事に気づいたせいで焦っている事が簡単に分かった
吸血鬼「…チッ」
機嫌が悪そうにこちらを睨むと物凄いスピードで何処かへ逃げていった
リルア「えっ?」
怯えつつも不思議そうな声を出した
真田「多分…リルアに気づいたからじゃない?…」
リルアを抱き締めていた腕を離すと仰向けになった
リルア「確かに…私を襲うと全面的に捜査が始まって兵士から追われるから…」
真田「そういう事…俺、思うんだけどさ」
リルア「何?」
俺は立ち上がりながら言った
真田「あいつ…この前の襲撃と何か関係があるのかな?…」
俺は男が逃げた方向を見ていた
リルア「追うの?」
疲れを感じさせる声で言った
真田「うん、今日中にカタをつけといた方がいいと思うし…」
リルア「ちょっと待って」
真田「?」
リルアは俺の背中に手を当てると緑の光を出した
とても心地よくて、暖かい魔法だ
真田「ありがとう!!」
数秒経つと今度は走りながら勢い良く言った
もうリルアの方からは見えない
リルア「大丈夫かな…」
少しだけ不安を抱えながら真田が向かって行った方向を見据えていた
今さら設定に無理があると気づいた作者です。
「」の前に名前付けるのいらないですか?
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要る
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いらない